まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

イタリア紀行☆2013☆【37】~ローマ⇒ヴァチカン~

2013年07月22日 20時43分14秒 | イタリア



ティブルティーナ駅からミニバスに分乗してヴァチカン美術館方面に向かう。





城壁の外周エリアには割と近代的な建物が建っていたりする。







道路にはたまに出っぱなしの蛇口が建っている。これは一体なんのために?





城壁沿いにローマの街を反時計まわりに進む。





トラムとの併用軌道に到達、トラムの軌道の位置はグーグルマップとことりっぷの付録の地図(この地図がいちばん使いやすいと思う)でだいたい頭に入っているからここまできてやっとどこを走っているのか把握することができた。





ヴァチカン美術館の入り口に到着。のっけからすごいスケール感と、ものすごい人混みである。更にバチカン美術館だけはイヤホンマイクを使ってのガイドを行う場合、専用のイヤホンマイク(有料)をつけなければならない。しかも性能はというと、旅行会社が日常使いしているイヤホンマイクと比べて「一世代前のでは?」と思うほどに性能は遥かに悪い。。。





ヴァチカン美術館も空港の保安検査場と同じような検査を受けなければならない。一般入館する人の列は、ヴァチカンの城壁の外まで延々と続き、館内はどこもかしこも人だらけでごった返している。





巨大で不思議なスロープの横に長ーいエスカレーターが一台だけ設置されている。高低差は建物にして4-5階分はあるのだろうか、当然スロープを進む人はほとんどおらず、エスカレーター待ちの長蛇の列ができる。何とかエスカレーターに乗り込み半分ぐらいまで昇ったとき、いきなりガックンという衝撃と一緒にエスカレーターが停止した。これについてアナウンスもなければ誘導もなく、しかも再開する兆しも全くない。まあイタリアっぽいといえばイタリアぽいのだが、次に想定される恐怖は何のアナウンスもないまま運転が再開されることであるが、前の人が昇り始めたので我々も歩いて昇り始めることができた。半分よりも上の方にいたのが不幸中の幸いと言うべきか。。。





エスカレーターを昇りきったのに何故か、また3階分くらい階段を下り、その先で一度建物を出て何かの屋上庭園のようなところに出る。





『おお!美しい庭であることかぁ!!』と思い、そして、





『この庭のどこかから、かの有名なシスティーナ礼拝堂のある建物へ続く建物の入り口があるのだろう!』と思ったのだが、しばらく歩くと様子がおかしいことに気付いた。。。





え?もしかして、ここで説明するんすかぁ!!





すると残念ながら予感は的中。現地ガイドさんによるシスティーナ礼拝堂内の作品の解説が炎天下のもとで開催された。システィーナ礼拝堂内は撮影はおろか作品の解説も私語も禁止という荘厳なところなので、システィーナ礼拝堂に至るまでのどこかで「作品の解説をする」と聞かされていたが、まさかこんなところだったとは驚きである。「夏はジリジリとした日差しに目を細めながら聞き、冬は冷たい風の吹きつける中で聞き、雨の日は傘をさしながら聞け!!」ということである。本当にひどい話である。





説明が終わると元来た建物に入り、階段を2階分あがって、さっきエスカレーターをのぼり切ったところまで戻り、更に大きな階段を昇り始める。中は冷房がほとんどきておらずなかなか暑い。





進んでも進んでも人しかおらん。ヴァチカンの混みようはある意味異常。まあ、キリスト教の総本山で信者のみならず、信者でないどこぞの馬の骨かもわからない日本の観光客まで来ているのだから仕方あるまい。





いろいろな時代に書かれたローマの地図がたくさんある回答が面白かった。





特に古い地図を見るとドラクエのアレフガルドの荒野を思い出す。





窓の外にあるアンテナのある建物はヴァチカンの放送局であると添乗員氏より教えていただく。なるほど、( ..)φメモメモ





地図でみるとヴァチカン市国の敷地の半分は緑地のようで、城壁の外にあるイタリア国とは全然違う環境にあるように思える。

つづく


最新の画像もっと見る

コメントを投稿