まっしゅ★たわごと

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イタリア紀行☆2013☆【62】~ローマ《20》~

2013年08月03日 10時29分55秒 | イタリア



フィウミチーノ空港の外観の印象は『ちょっとごちゃごちゃしていて古臭い感じがする』と言ったところだろうか。





ターミナル3と鉄道駅とは古臭いデザインの空中廊下でつながっている。





イタリア鉄道(トレニタリア)のマークを見るとフジッコや藤沢薬品工業のマークを思い出す。

藤沢薬品工業:http://ugsato.com/jpn/ci_htm/ci-fujisawa-j.html
ふじっこ:http://www.fujicco.co.jp/index.html





薄暗い天井。ここでまず機内預け用のスーツケースを預かってもらう。エコノミークラスの重量制限は23kgらしい。余裕余裕!!って思っていたら、





めっちゃギリギリやった!!今回はスーツケースの中にワインもジャムも石鹸も入れていのに・・・きっと一度も使わなかった三脚が大きいのだろうと思う。次回から三脚を持っていくかどうか見極めなければならんねと思った。





それから出国審査をパッと済まし・・・いや、パスポートすら開きもしないし。。。というか、入国のハンコも出国のハンコも押されていないことに気がついた。日本の出入国のハンコはあるのに、これじゃあどこの国に行ってきたかわからんやん!!(押してもらっとけば良かった・・・押されていないのも旅の思い出か??)





ターミナルの窓には解体中のようにも見える建設中の建物が、あれ?ここ確か一週間前に到着したときにバスで通った道のような気がする。







ターミナル3からシャトルトレイン“スカイブリッジ”に乗ってゲートGに向かう。







トンネルは意外に長いし、出たトンネルの建物を見ても野暮ったいし、全体的に観光都市の空港らしからぬデザイン。やる気ないんか?





しかも、線路の下には何やら職員用(?)の連絡通路が適当な感じで張り巡らされている。





すれ違うシャトル列車。ローマはバスもタクシーも真っ白でこれまたスカイシャトルも真っ白である。何というか全体的にデザイン性というものに関して無頓着な気がする。トラムはデザインされていて格好良かったのになぁ・・・。





自動運転の新交通システムは一般の鉄道と違ってレールの構造から集電の方法までが全くみんな異なっているので、特に分岐器のところの造形なんかを、どのように処理しているのかとその機構を想像するのが楽しいと思う。





ゲートGに到着。





車内はこんな感じ。ローマに降り立った時は、ターミナルからほど遠いところに下ろされてバス乗り換えやったけど、ナショナルフラッグで、しかも国際線ならばフツーこういうものに乗せられるようにしないのかねぇと思う。それともわざと我々観光客に貴重な体験をさせてやっているのか?いや、たぶんターミナル整備や機体のやりくりのためだけなのだろうなぁ。。。





ゲートGは上から見る尾正八角形か正十角形みたいな形になっていて迷うことがないので、添乗員氏は解散をすみやかにゲートGに向かうことをオススメされていた。こちらの方がトイレも綺麗だとのこと。そういう情報もまた有難い。そしてゲートGのデザインもまた。。。







窓の向こうに(たぶん)建設中のターミナルのようなものが見えるけど、





どう見たって、フランスのシャルル・ド・ゴール空港のような美しいターミナルが新造されるようにはとても見えない。見えないのだけれどもそれはそれで、どんなんが出来上がるのか楽しみではある。





最後のお土産屋で自分たち用にワインやらバルサミコ酢やらオリーブオイルを調達。乗り継ぎがあるとこんなところで液体製品買っても途中で消費するか捨てるかしかできない。そんなことになっているなんて想像もしていなかったけど、直行便なのでその心配はなく良かったなあと思う。搭乗口からブリッジへ向かう位置ってたいていの場合は建物の外周側にあるものなのに、ここは建物の奥側からいったんエスカレーターで下の階に下りてブリッジにアクセスするという構造を取っている。この方式は初めてで新鮮に感じた。これでとうとうイタリアともお別れである。

つづく


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