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【dairy】『炎上』鑑賞 @市川雷蔵祭(感想は後日)

2019-09-19 00:47:44 | dairy

【dairy】『炎上』鑑賞 @市川雷蔵祭(感想は後日)

 

 

 

予告編の記事(コチラ)で予告したとおり行ってきました! タイムスケジュールを確認して行けそうな作品ピックアップしてたのだけど、ちょうどいいタイミングで「伊集院光とらじおと」のプレゼン対決コーナーで、市川雷蔵映画祭が取り上げられ、その中で紹介されていたのがこの『炎上』だった。気になってた作品だったし、4Kデジタルリマスターということで、これは見に行かなくちゃと予定入れてた。ということで行ってきた!

 

 

ロビーに旅姿の雷蔵いた! もちろん激写したけど、後ろのモニターに映ってるのウィレム・デフォーかな? ゴッホだよね? これも見たい!

 

 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UPしたいと思っているのだけど、映画も4本分書けてないし、他にも書きたい記事3本たまってるし😣 どうする💦💦

 

そうそう! ロビーにはポスターなども飾ってあったのだけど、上手く撮れてなくてアップできない😅 ということで一部のみご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これねー💦 余白にキレイに4つ並べたかったのだけどなかなか難しい😣 眠狂四郎の円月殺法が失敗てしまう痛恨のミス! あと1、2本見たいと思っているので、ポスター撮影含めてリベンジしてみる!

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【art】「みんなのミュシャ」鑑賞@Bunkamuraザ・ミュージアム

2019-09-18 00:52:51 | art

 【art】「みんなのミュシャ」鑑賞@Bunkamuraザ・ミュージアム

 

 

アルフォンス・ミュシャ(Wikipedia)の作品と、影響を受けた作品たちを紹介する企画展。「ぶらぶら美術・博物館」(記事はコチラ)を参考に見て来た!

 

 


 

「ジズモンダ」


サラ・ベルナール(Wikipedia)主演公演のポスターを、休暇中の同僚の代わりに急遽描いたことで有名だけど、展示説明によると雑誌の特集の挿絵を依頼されており、スケッチを描きためていたため対応できたのだそう。それでもこの出来はスゴイ!

 

「椿姫」

 

何度も見てるけど素敵✨ 星と文字がキラキラしている。サラ・ベルナールの当たり役で、これはリバイバル版ポスターなのだそう。

 

 

 

「黄道十二宮」

 

カレンダー用にデザインされた作品で、上部両隅に群葉、下部にひまわりと太陽、アザミと月を配置。円形のモチーフが見られる。

 

「ジョブ」

 

ミュシャの髪の表現はアール・ヌーヴォーの女性の表現の一つで、今作ではタバコの煙と連動させている。

 

「夢想」

 

「夢想」アップ

 

 

「絵画 -連作<四芸術>より」

 

「絵画 -連作<四芸術>より」


「詩 -連作<四芸術>」

 

四芸術となっているけど「絵画」と「詩」のみ撮影可能。ポスターは「舞踊 -連作<四芸術>より」で「音楽」の展示はし。「絵画」が一番好き。おぱいが出ちゃってるのに美しくて清らか。でも色気がある。

 

 

「「ルフェーヴル=ユティル」ビスケット社 :1897年用プロモーション・カレンダー」

 

 

 

ルフェーヴル=ユティルというのはLUのロゴでおなじみの老舗ビスケットメーカー。販促品かな? ビスケットが乗ったお皿を持ってる。女性の表情が好き😍

 

 

「エメラルド -連作<四つの宝石>より」

 

「ルビー -連作<四つの宝石>より」

 

「アメジスト -連作<四つの宝石>より」

 

「トパーズ -連作<四つの宝石>より」

 

こちらも連作。宝石をイメージした女性と花が描かれている。パーツデザイン集を出版しているので、花などもデザイン化しているのだと思う。それを配置しているという印象。尾形光琳(Wikipedia)の「燕子花図屏風」みたいな。

 

 

「浜辺のアザミ」

 

「崖に咲くヒース」

 

2作で1組の作品「浜辺のアザミ」がブルターニュ、「崖に咲くヒース」がノルマンディをイメージしているそうで、女性はそれぞれの民族衣装を着ている。とても素敵✨ 

 

 

「トラピスティーヌ」

 

 

 

 

 

今回一番好きだったのがこの「トラピスティーヌ」 これはラ・トラピスティーヌというリキュールのためのポスター。珍しく肌の露出が少ないけど艶めかしい。この表情! 美女にしか許されない表情。好き😍

 

 

「磔刑図」

 

8歳の時の作品。故郷のイヴァンチッツェの教会の芸術空間に影響されたのではないかとのこと。8歳でこのクオリティ😲 陰影をつけて立体感を出してるのスゴイ!

 

 

1963年ヴィクトリア&アルバート美術館とロンドン市内の2つの画廊でミュシャ展が開催された。当時のアーティストたちに衝撃を与えた。

 

ハプシャシュ&ザ・カラード・コート「ジミ・ヘンドリックス・エクスぺリンス・コーンサート」

 

コレめちゃくちゃカッコイイ! 左下のガーゴイルや円形のモチーフ、文字のデザインがミュシャだけど、めちゃサイケなのがスゴイ!

 

トム・ウィルクス「ザ・ローリング・ストーンズ:フラワーズ」

 

コチラもサイケで素晴らしい✨ 一見するとミュシャっぽくないけど、文字のデザインとか花モチーフかな? 文字のデザインはデザイナーとしてのミュシャの一番の功績だと思う。

 

 

ミュシャはアカデミー・コラロッシ(Wikipedia)という美術学校でミュシャ講座を持っていたそうで日本人留学生もおり、彼らにより1900年代初頭の文芸誌にはミュシャ風の表紙が多く見られたのだそう。 

 

藤島武二「みだれ髪」

 

代表的な作品が藤島武二(Wikipedia)の「みだれ髪」(Wikipedia)で、これは与謝野晶子(Wikipedia)の歌集の表紙デザイン。この女性の横顔や髪の毛の感じや、文字のデザインはミュシャの影響だけど、女性の顔など見事に日本的なデザインになっている。

 

 

1970年代から主に少女マンガのマンガ家かにミュシャの影響が見られるそうで、この頃活躍したマンガ家を"花の24年組"と呼ぶのだそう。気に入ったのは山岸涼子の「黒のヘレネー」だったのだけど画像が見つけられず😢 

 

天野喜孝「ファイナルファンタジー ⅩⅠⅤ 嵐神と冒険者」

 

ミュシャの影響はゲームの世界へも。お目当ては天野喜孝(Wikipedia)の「ファイナルファンタジー ⅩⅠⅤ 嵐神と冒険者」個人的にアーサー・ラッカム(Wikipedia)の影響もあるかなと思っていて、ご本人も影響を受けたと語っているらしい。ゲーム全然やらないの詳しくないけどとても好きだった。

 

 

 

 

 

 

結構混んでた。作品の点数が多く見応えあり。ミュシャだけに特化するのではなく、その作品が伝承していき広がりを見せる展示はおもしろかった。

 

 

 

みうらじゅん×山田五郎対談が掲載されている「ぶらぶら美術・博物館」のムック本は美術館向かいの書店で購入。

 


🎨みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ -線の魔術:2019年7月13日~9月29日@Bunkamuraザ・ミュージアム 

【公式】みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ -線の魔術|日本テレビ

 

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【tv】ぶらぶら美術博物館「高畑勲展」

2019-09-16 13:58:27 | tv

【tv】ぶらぶら美術博物館「高畑勲展」

 

 

現在開催中の展覧会を紹介する番組。今回は国立近代美術館で開催中の「高畑勲展」を取り上げていた。近々行く予定なので録画しておいた。メモ取りながら鑑賞して備忘メモとして残しておこうと思ったのだけど、雷雨によるアンテナ不良で途中までしか入ってなかった😣 

 

今回画像があまり貼れないと思われる。そもそもが絵画展というわけではないので、絵コンテとかメモ書きなどは画像自体がネット上に上がってないだろうし、例え上がっていたとしても番組で取り上げられた物と同じかどうか分からないし🤔 一応、断り書きとして入れておく😌

 

出演者が登場する前に、高畑勲(Wikipedia)についてナレーションでの紹介が入る。高畑勲は作品ごとに新しい演出やアニメ制作を生み出し、日本のアニメーションを変えた人物。例えば1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999年公開)は、日本美術を研究して辿り着いた究極のアニメーションで、ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに選定されているのだそう。

 

今回の講師は主任研究員の鈴木勝雄さん。鈴木さんによると、実は今回の展覧会は高畑勲が存命のうちに立ち上がった企画で、生前の高畑勲とも打ち合わせをしていたのだそう。その段階では美術品など高畑勲が好きな物を混ぜて、創造力の中身を表現することを提案していたけれど、昨年(2018年)に亡くなってしまったため、高畑勲が日本のアニメーションに遺したものを考える回顧展にすることにしたのだそう。

 

最初の展示は年表から。遺品から大量のノートとメモが発見されたのだそう。絵コンテは書くけれど絵は上手くない。絵を描かない演出家であった。美術と文学の総合芸術としてのアニメーションを目指したとのこと。

 

アニメーションの世界に進んだきっかけは、1955年に日本で公開されたフランスのアニメーション映画『やぶにらみの暴君』に衝撃を受け、映画館に通い詰めアニメーション監督を目指したのだそう。この映画の脚本を担当したのは詩人で脚本家のジャック・プレヴェール(Wikipedia)で、挿入歌を担当した作曲家のジョゼフ・コズマ(Wikipedia)と組んだ「枯葉」というシャンソンが有名。実は高畑勲は東京大学仏文科でプレヴェール作品を研究しており、卒論の題材でもあった。実は『やぶにらみの暴君』もプレヴェールがきっかけで見に行き、アニメーションに目覚めてしまったということらしい。

 

ちなみに『やぶにらみの暴君』は『王と鳥』(Wikipedia)というタイトルで2009年に他のアニメーション作品と共に、渋谷シネマ・アンジェリカでジブリ美術館ライブラリー特集上映として上映されたらしい。現在、このタイトルでAmazonなどで購入可能。


『やぶにらみの暴君』と同時代の作品としては『白雪姫』(Wikipedia)『ピノキオ』(Wikipedia)『ダンボ』(Wikipedia)『バンビ』(Wikipedia)などがある。ディズニー作品が日本で紹介されるようになったのも1950年代であった。そして、この時期に手塚治虫(Wikipedia)は『バンビ』を何度も見ていたらしい。手塚治虫はディズニー作品に影響を受け、高畑勲はフランスのアニメーションに影響を受けたので、2人の作品はテイストが違っている。

 

Chapter.1 出発点

 

1959年 東映動画(現東映アニメーション)に入社。東映動画は映画会社の東映が東洋のディズニーを目指し設立した会社。この会社には、高畑勲や宮崎駿を育てた森康二(Wikipedia)や、ハイジのキャラクターを担当した小田部羊一(Wikipedia)など伝説のアニメーターがおり、1963年には宮崎駿(Wikipedia)が入社してくるなど、日本のアニメーションの伝統を作っていく人たちが東映動画に集結していた。この時代のアニメーション界を描いているのが、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」で、その時代考証を担当したのが小田部羊一なのだそう。

 

高畑勲は宮崎駿より年上だけれど、とても仲が良かったそうで、パクさん宮さんと呼び合っていたのだそう。何故パクさんなのかというと、高畑勲は朝が苦手でいつも遅刻ギリギリに出社してきて、パンをパクパク食べていたのでパクさんというあだ名になったのだそう。どうやら本人は気に入っていたようで、絵コンテにPACと書き込みしているらしい😃

 

20代に書いた企画書には「ぼくらのかぐや姫」と書かれている。実は内田吐夢(Wikipedia)監督で「竹取物語」(Wikipedia)のアニメ映画化の話があったのだそう。この企画書自体は提出されなかったけれど、大切に保管されていたのだそう。この企画書には"絵巻物をよく研究して、その描法を生かすこと。特にトレス線(輪郭線)を活用するなど~"と書かれていて、絵巻物を研究して作画に生かせないかと考えていたらしく、それが晩年の『かぐや姫の物語』につながっていたということで、出演者がビックリしていた。

 

この頃からテレビの時代を迎える。1963年に「鉄腕アトム」(Wikipedia)が放送開始。これを受けて東宝動画が「狼少年ケン」(Wikipedia)を製作。高畑勲初演出作品となった。当時28歳くらい。「第72話「誇りたかきゴリラ」絵コンテ」には文字で書き込みがされている。絵は別人。演出家としてカメラワークなどを考えている。「狼少年ケン」は短編なので毎回実験ができて勉強になったと語っていたのだそう。

 

 

30歳の頃、高畑勲に大きな転機が訪れる。社運を賭けた劇場公開作品の監督に大抜擢される。初監督作品。1968年公開の『太陽の王子 ホルスの大冒険』(Wikipedia) ホルスが村人たちと団結し、村を襲う悪魔を倒すまでを描く。謎の美少女ヒルダ役は市原悦子。作曲家間宮芳生(Wikipedia)。大人の鑑賞にも耐える作品に仕上げたが、興行は子供枠だったためかヒットはしなかった。アニメは子供のものという時代?

 

しかし、当時はなかった画期的な演出を行っている。①村人の衣食住を丁寧に描く ②キャラクターの設定を行う 背景をしっかり描き込んだうえで冒険を描くことでリアリティーが生まれる。「宮崎駿によるイメージボード」が展示されている。"ジブリっぽい感じがある"とメモがあり、おそらく出演者たちから出た言葉だと思うけれど、どんな画像だったのか全く覚えていない😅 自然を美しく描写、労働観、村落共同体を描いたことが画期的であった。

 

製作工程でも画期的な試みを行う。スタッフの作品参加を考える。スタッフの民主化とメモが残っている。トップダウン式ではなく、全員参加。全員が提案書を出す。まとまらないのでは?と出演者からの質問。それをまとめるのが演出家の力。「宮崎駿の提案イメージ」が膨大な量で一同ビックリ😲 実際に採用された"岩男のモーグ"や"氷のマンモス"のスケッチもある。圧倒的。矢作氏からは1人だけ頑張ると民主化ではないのでは?との声も。そのくらい圧倒的。天才なんだろうなとは思う。周りと足並みをそろえるということを一切考えないところも天才なんでしょうきっと。上手く言えないけど😅 足並みをそろえることは時には必要だし、時には足かせになる。どちらが良いかは難しい問題。

 

高畑勲としては、この宮崎駿の独走を大きな力ととらえ、宮崎駿のために場面設計という新職種を作った。宮崎駿の提案書には"シータ(ヒルダ)は、ホルス(パズーという名はどうでしょう)"とか"飛ぶ力をもつ宝石"などと書かれている。ヒルダをシータと呼んでおり、さらにホルスもパズーという名前にしてはどうかと提案。宝石は飛行石ってことで、既に1986年公開『天空の城ラピュタ』(Wikipedia)の構想があった? 矢作氏は強過ぎて皆とやるの向いていないかもとつぶやいていた。決して批判しているわけではないけれど、自分も同じようなことを感じた。上手く言えないけれど😌

 

Chapter.2 日常生活のよろこび

 

1971年 宮崎駿、小田部羊一らと東映動画を退社。子供の心を解放するようなアニメーションシリーズづくりを目指す。子供の心は大人の中にもある。

 

 

1972年公開 『パンダコパンダ』(監督 高畑勲 原案・脚本・場面設定 宮崎駿) 一人で留守番しているミミ子ちゃんの家に、動物園から脱走したパンダの親子が現れ、3人で一緒に暮らす話。ミミ子ちゃんが父親パンダにお父さんになってとお願いしパパンダという名前がつくなどぶっ飛んだ内容。パパンダのデザインがトトロっぽい。1972年に日中国交正常化(Wikipedia)により、パンダ来日大フィーバーが起きた。その時事ネタを取り入れた作品。

 

この作品でも画期的な演出を行う。日常生活のドラマを描くこと。ドラマは非日常。今作は設定は非日常だが描かれるのは日常。当時は、子供の集中力が続かないと考えて、場面転換の早いアクションものが多かった。しかし、今作は子供たちが最後まで集中して見ていた。これは行けると確信! リアリティーがあるから主人公に共感し惹き込まれたのだった。

 

 

1973年ズイヨー映像に入社。1974年「アルプスの少女ハイジ」(Wikipedia)放送開始。場面設定・画面構成を宮崎駿が担当。1974年1月~12月まで年間52本放送。当時はスポ根モノ全盛期。裏では「宇宙戦艦ヤマト」(Wikipedia)が放送。アクションものが人気。1974年という時代背景。1970年の大阪万博(Wikipedia)で高度成長はピークを迎える。1971年にはドルショック(Wikipedia)があり「巨人の星」(Wikipedia)の放送が終了。1973年にはオイルショック(Wikipedia)があり「あしたのジョー」(Wikipedia)の放送が終わる。その間に、「ポーの一族」(Wikipedia)「ベルサイユのばら」(Wikipedia)など少女マンガが流行。モーレツからビューティフルへと言われ価値観が変わった。

 

「アルプスの少女ハイジ」はビューティフル。自然讃歌。公害がすごくて自然を大切にするムーブメントが起きる。時代の空気を感じてのハイジだった。スイス=永世中立国という考えも多きい。生活・平和・自然が描かれる。加えて丁寧な描写。チーズ、干し草のベッドなど記憶に甦って来る。丁寧なディテール、空間の配置を設定する。

 

画期的な試みレイアウトシステム。レイアウトとは絵コンテでは描ききれない背景や場面設定などアニメの設計図を一枚のイラストにすること。シーンごとに作る。いろんな人が作画してもクオリティーが変わらないようにするために必要。レイアウトシステムはテレビアニメ業界のスタンダードとなり、仕事の仕方を変えた。1回の放送で300枚作られた。宮崎駿1人で描いていた。1日50枚。超人的な作業。1日50枚のレイアウトを描いていたというのは本当にスゴイ😲 働き方改革で一番に改革が必要だと思われるけど、これはスゴイと言わざるを得ない。

 

「美術監督 井岡雅宏による背景画」が紹介される。スイスにロケハンしたそうで、洋画的なタッチで描き過ぎないのがいいとのこと。山田五郎氏がオーストリア留学中、現地で「アルプスの少女ハイジ」が放送されており、オーストリアの学生たちは自国の作品だと思っていたのだそう。舞台となったマイエンフェルトはオーストリア国境に近く、同じような地域からの出身者にも違和感がなかったため。日本のアニメだと言うと、違うと論争になったのだそう😅 

 

 「アルプスの少女ハイジ ジオラマ」


「アルプスの少女ハイジ ジオラマ」を見ると、それぞれが思っていた位置関係がそのままだと感じる人が多い。それはリアルに見えるカット割りや作画をしていたからで、このジオラマが作れたのもそこがちゃんとしていたから。高畑勲、宮崎駿、小田部羊一のロケハン写真の中には「モデルとなった山小屋」があったけれど、そのまんま! 

 

小田部羊一によるキャラクター設定。ハイジの最初のイメージ図はみつあみ。ハイジに関して本の挿絵くらいしか資料がないため、何か参考になるものはないか聞かれた高畑勲は「ハイジがおじいさんを真っ直ぐ見つめる顔を描いてください」と答えたのだそう。答えになってない💦と出演者。そこで意志の強い女の子を描きハイジの作画が完成した。世界に認められる日本アニメの礎。

 

Chapter.3 日本文化への眼差し

 

日本人が日本のアニメーションを作るとはどういうことかを考え、1980年から日本に特化した作品を作る。1984年自身がプロデューサーを務めた宮崎駿監督・脚本作品『風の谷のナウシカ』(Wikipedia)の大ヒットを受け、徳間書店の出資を得て1985年にスタジオジブリを設立する。

 

1988年監督・脚本を担当した『火垂るの墓』(Wikipedia)公開。同時上映は『となりのトトロ』(Wikipedia)だった。今考えるとスゴイ2本立て。観客は気持ちの整理がつかないのではないかと出演者。山田五郎氏としては『となりのトトロ』⇨『火垂るの墓』の順番だろうとのこと。今作について原作者 野坂昭如(Wikipedia)の案内で神戸や三宮をロケハンしたのだそう。

 

「美術監督 山本二三による背景画」が紹介されていて、メモに"ラピュタ"と残してあるのだけど、その背景画がラピュタっぽかったのか、山本二三(Wikipedia)が『天空の城ラピュタ』(Wikipedia)を担当したという説明だったのか分からなくなってしまった😅 高畑勲は山本二三に「よく見てください日本の瓦は一枚一枚違います」と言ったそうで、そのレベルが求められており、それに応えるスタッフの力がスゴイという話だった。

 

 

色彩設計の保田道世(Wikipedia)についても紹介。色彩設計というのは簡単に言うと色を決めること。『火垂るの墓』では戦争中の日本人を描くため1から絵の具を作ったのだそう。混ぜて作るとばらつきが出てしまうため、あらかじめ色を決めて大量に作っておくのだそう。たしかに毎回混ぜていたら同じ色にはならないものね。なるほど興味深い🤔 色彩設計はアニメーションにとって重要な仕事で、色のベースで作品の世界が変わってしまうのだそう。

 

1991年公開 監督・脚本を務めた『おもひでぽろぽろ』(Wikipedia)は、1960年代に小学生だった少女の日常を、27歳のOLになった主人公が山形の農村で自分探し中に回想する話。1966年の10歳の私と、1982年の27歳の私をどう描き分けるかが課題。記憶の中の風景は白くぼやかして描き、現代の山形の風景はリアルさにこだわりクリアな画質で描く。今回はこの2つの時代を分けて展示することで見比べて欲しいとのこと。

 

出演者からは現代パートの密度の濃さが指摘されており、東北出身の美術監督 男鹿和雄のこだわりに触れていた。男鹿和雄(Wikipedia)は『となりのトトロ』や『もののけ姫』(Wikipedia)も担当しており、鬼と呼ばれているのだそう😱 湿気を帯びた日本の風景が素晴らしいとのこと。

 

と、残念ながらここでアンテナ不良で録画が終了しちゃってた😣💦 

 

高畑勲展と言いつつ宮崎駿要素の多い内容だった気もするけれど、高畑勲自身はアニメーションを描かないので、展示作品となると例えば宮崎駿が描いたものということになるし、高畑勲を語るうえで欠かせない人だということなのでしょう😌

 

うかうかしてたら10月6日まで! 近々行って来る!!

 

ぶらぶら美術博物館:毎週火曜日 21:00~22:00 @BS日テレ

BS日テレ - 「ぶらぶら美術・博物館」番組サイト

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【Googleのロゴ】2019年敬老の日

2019-09-16 00:22:01 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

2019年 敬老の日

 

もちろん知ってるけど、毎度のWikipediaから引用


敬老の日(けいろうのひ)は、日本国民の祝日の一つである。日付は9月の第3月曜日

2002年(平成14年)までは毎年9月15日を敬老の日としていたが、

2003年(平成15年)から現行の規定となっている。

 

とのことで、趣旨としては・・・

 

敬老の日は、

国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としている。

同様の趣旨の記念日として、老人福祉法によって定められた、

老人の日(9月15日)、老人週間(9月15日より1週間)がある。

 

歴史としては・・・

 

兵庫県多可郡野間谷村(後に八千代町を経て現在の多可町八千代区)で、

1947年(昭和22年)9月15日に村主催の「敬老会」を開催したのが

敬老の日」の始まりであるとされる。


とのことで、他にもいろいろ記載されているけど、

めんどうなので割愛😅


このロゴ、一見カワイイけどおじいちゃんとおばあちゃんの目の皺がなんか怖い😱

ほうれい線なのか? 皺なのか?


検索画面のロゴはこんな感じ


いつもありがとう😌


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【cinema】『トールキン 旅のはじまり』

2019-09-13 01:27:47 | cinema

2019.08.30 『トールキン 旅のはじまり』@TOHOシネマズ日比谷

 

映画化されることを知ってからずっと待ってた! 試写会応募したけどハズレ😢 公開日初日に見に行ってきた! ところで、今回WOWOWショップでムビチケ購入してみた。WOWOWショップで購入してからムビチケのサイトに行って購入、その後TOHOシネマズのサイトで購入という手順を踏まないといけないのだけど、いつでも1200円で見れるのは魅力的😍

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「両親を失ったトールキン少年は、弟と2人で裕福な夫人の家に下宿しながら学校に通う。同級生たちは裕福な家庭の子息たちばかり。最初は戸惑うものの、直ぐに3人の仲間ができ4人はお互い刺激しあい友情を育む。一方、同じく下宿人のエディスに恋をし、楽しい日々を過ごしていたが、英国はドイツとの戦争状態に入り・・・」という感じかな。本当にこんな感じ。正直に言うとテンポはあまり良くなく、青春モノや恋愛モノとしても楽しめるものの、トールキンに興味がないと退屈と感じる人もいるかもしれない。感動して泣いてしまったりもしたし、自分としてはとてもよかったと思う。

 

ドメ・カルコスキ監督作品。恥ずかしながら存じ上げず、作品も見たことなかった。作品について毎度のWikipeidaより引用。『トールキン 旅のはじまり』(原題:Tolkien)は、2019年に公開されたアメリカ合衆国の映画。監督はドメ・カルコスキ、主演はニコラス・ホルトが務めた。『指輪物語』の作者として知られるJ・R・R・トールキンの少年期・青年期を描いた伝記映画である。

 

2013年11月21日、フォックス・サーチライト・ピクチャーズとチャーニン・エンターテインメントがJ・R・R・トールキンの伝記映画の製作に乗り出していると報じられた。2017年7月24日、ドメ・カルコスキが本作の監督に起用されたとの報道があった。カルコスキにとって、トールキンの伝記映画の製作に関与することは子供時代からの念願であった。

 

2017年7月25日、ニコラス・ホルトが本作の出演交渉に臨んでいると報じられた。8月30日、リリー・コリンズが本作に出演することになったとの報道があった。10月、コルム・ミーニイとトム・グリン=カーニーの出演が決まった。11月、クレイグ・ロバーツのキャスト入りした。 本作の主要撮影は2017年10月にイギリスで始まり、同年12月14日に終了した。

 

2019年2月12日、本作のファースト・トレイラーが公開された。3月6日、本作のセカンド・トレイラーが公開された。 本作は『The Hustle』、『名探偵ピカチュウ』、『Poms』と同じ週に封切られ、公開初週末に600万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが、実際の数字はそれを下回るものとなった。2019年5月10日、本作は全米1495館で公開され、公開初週末に220万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場9位となった。

 

本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには72件のレビューがあり、批評家支持率は47%、平均点は10点満点で5.51点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『トールキン 旅のはじまり』には魅力的な時代背景と伝記映画に相応しい名演技があるが、J・R・R・トールキンの実像を的確に表現するための想像力が欠けている。」となっている。また、Metacriticには23件のレビューがあり、加重平均値は49/100となっている。

 

とのことで、興行成績的にも評価的にも普通という感じなのかな。うーん。正直に言うとそんな感じかもしれない😅 自分はトールキン教授に興味があったし、主演のニコラス・ホルトとリリー・コリンズが好きなので楽しんで見れたけれど、世間的に「指輪物語」(Wikipedia)は有名でも作者には関心がないかもしれない。主演2人以外の俳優もちょっと地味だったかなと思ったりする。戦場にいる主人公が回想する形なのだけど、話が飛ぶので集中しずらい部分もあったりする。全体的に平坦な印象ではあったかもしれない。ただ、ラスト近く戦場のシーンからはいろいろな思いが入り交じり気づけば泣いていたので、最終的にはとても良かったと思った。

 

冒頭はジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン少年(ハリー・ギルビー)が森でかくれんぼしているシーンから。これは『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』で、フロドたちが森で追ってから逃れる時に隠れていたシーンを思い出してニヤリ😀 イギリスの自然が美しい。トールキン家は自然の中にポツリとあるような小さな家。農家だったのかな? 家に帰るとモーガン神父(コルム・ミーニー)が来ており、母親はフランシス神父の勧めでバーミンガムに家を借りたと言う。父親は既に亡くなっており、この土地でトールキンと弟の2人を女手一つで養うのは限界だというのだった。トールキンは不本意だけれど致し方ない。

 

バーミンガムに出て母親は働き始めた母親は、子供たちにいろいろな物語を聞かせてくれた。北欧神話のような不思議な話を声色を変えたりして臨場感たっぷりに話して聞かせる。時には言語を作ってみたりもする。トールキンの言語に対する関心はこの母親の影響なのだなと思う。こういう自然な見せ方はよかったと思う。

 

女手一つで2人の子どもを育てるのは大変だったのか、この母親は亡くなってしまう。こちらに背を向けて座っている母親が急に倒れてしまうシーンが入るだけで、特に詳しい説明もないので死因などは分からない。母親の死により身寄りを失った2人の兄弟に手を差し伸べたのはモーガン神父。金持ちのマダムに2人の支援をお願いしたのだった。セリフでサラリと説明されるだけなので、詳細が分からないのだけど、衣食住と学費を世話するということなのかな🤔 この家には同じように身寄りがない少女エディス(ミミ・キーン)がおり、このエディスがトールキンの運命の人となる。

 

トールキンは名門校に入学する。教師にトールキンと正しく発音されなかったことを指摘したり、校長の息子であるロバート・ギルソン(アルビー・マーバー)のメンツをつぶしてしまったことにより、3人組から嫌がらせをされたりもする。でも、3人のうちの1人ジェフリー・スミス(アダム・ブレグマン)のとりなしで共にバロウズにお茶を飲みに行き和解する。ジェフリー、ロバート、クリストファー・ワイズマン(タイ・テナント)とトールキンの4人でお茶を飲みに行き、お互いの夢について語る秘密結社"T.C.B.S."を結成する。これは"ティー・クラブとバロヴィアン・ソサエティ"の頭文字を取ったもの。

 

トールキンを除いた3人は名家の息子たちで、例えばジェフリーは詩人になりたいと考えていたが、母親は彼の詩を認めてくれていたものの、職業としては反対されているし、ロバートは厳格な父親に押さえつけられてしまっている。みな名家であるがゆえの息苦しさを感じている。そんな状況を打破しようという場面になると合言葉のように言うセリフがあって、それはこのバロウズというティーハウスでトールキンが読んでいた本の一節だったと思うのだけど、セリフ自体を忘れてしまった😅

 

大学生になると、トールキン(ニコラス・ホルト)とジェフリー(アンソニー・ボイル)はオックスフォード大学へ、ロバート(パトリック・ギブソン)とクリストファー(トム・グリン=カーニー)はケンブリッジ大学に進むが4人の友情は続いていた。ある夜、父親不在のため3人を招いたロバートだったが、突然父親が帰宅して帰ってもらえと言われる。そこで3人は例の合言葉を唱える。友の励ましに勇気を得たロバートは父親にきちんと友人を泊めたいと宣言。許しを得ることに成功する。何気ない場面だけど4人の絆や成長が感じられる。

 

一方、トールキンはエディス(リリー・コリンズ)との仲を深めていた。女性客は全員帽子を着用している高級そうな店で、ふざけて女性客の帽子のつばに入るように角砂糖を投げたりするけど、ここでの2人の会話はとてもよかった。お互いの意見が違っていても、それらを尊重できるような雰囲気がある。特別愛をささやいたわけではないけれど、2人の中にお互いを思う気持ちがあることが伝わってくる。その感じがいい。

 

実際の2人はトールキンが16歳の頃出会ったそうなので、エディスと一緒に住んでいたということではないらしい? 少なくとも子供の頃、部屋を抜け出して一緒に本を読んだりするようなことはなかったということだよね🤔 なぜ設定を変えてしまったのか謎だけど、とてもかわいらしかったのでOK。

 

トールキンはエディスに乞われて4人で集っているバロウズへ連れて行く。エディスは物怖じすることなく知的な会話に加わる。特にクリストファーと話が弾む。この時2人が熱く語っていたのがワーグナーの「ニーベルングの指輪」なのが印象的。「指輪物語」はこの作品に大きな影響を受けているので。というよりも、元になった「ニーベリンゲンの詩」など北欧神話からの影響だけれども😌 さて、話が弾む2人に嫉妬したトールキンはエディスを連れて帰ってしまう。この時、トールキンがその苛立ちが嫉妬であることに気付いてたのか不明だけど、エディスはトールキンが自分を恥じているのだと思い傷ついてしまう。

 

トールキンは和解のためエディスをオペラに誘う。貧乏なので桟敷席。しかし人気で満席だという。無理をして高い席にと迷っていると、ドレスコードがあるので的なこと言う劇場スタッフ。嫌な態度😡 トールキンは憤慨するけれど、エディスはなだめて帰ろうと言う。トールキンは舞台裏のスペースを見つける。隙間から舞台が見えないかと思うけれど、残念ながら見えない。けれども、漏れ聞こえる音を聞きながら2人は愛を告白しキスをする😘 このシーンはロマンティックで素敵だった。

 

幸せな時を過ごすトールキンだけど、奨学金を継続するためには学力不足だと言われてしまう。自暴自棄になって泥酔し、教授たちの宿舎のある中庭で大騒ぎしてしまう。そんなトールキンをジェフリーが介抱してくれる。そして後日ジェフリーはジョセフ・ライト教授(デレク・ジャコビ)が救世主になるかもと助言してくれる。

 

早速、ライト教授に声を掛けるトールキン。ライト教授は愛想のいい人ではないけれど、トールキンの話に興味を持ったようで、最終的には自分のクラスに入れてくれる。イギリスの大学の仕組みがよく分かっていないのだけど、要するに学ぶ学科を変えたということなのかな? 今学んでいることには興味が持てなかったけど、教授の授業こそやりたいことだと語るのは、単に奨学金目当てだけというようには思えなかった。たしか言語学を学ぶことになったんだと思う。自分で作った言葉を話していた気がする。これは実際のトールキンにも起きたことなのかな?

 

エディスから別れの手紙を受け取ったのはどのタイミングだったっけ? 奨学金の件と同時進行だった気がするけど、戦争が始まってからかもしれない。成績不振もありモーガン神父から21歳になるまで交際を禁じられてしまい、エディスから別の男性と婚約したと書かれた手紙を受け取ったのだった。この神父に禁じられたのは本当らしいけれど、何故21歳なんだろう? イギリスは21歳で成人なのかな?

 

イギリスはドイツと戦争状態に入り第一次大戦に参戦する。トールキンも軍に入隊するけど、陸軍とか空軍とか種類を忘れてしまった💦 でも陸で戦っていたから陸軍か?🤔 ジェフリーと同じ軍で、ロバートとクリストファーはそれぞれ別だった気がする。壮行会的なパーティーで久しぶりに4人が揃う。つかの間楽しい時間。

 

トールキンは船で戦地に赴くようで港までエディスが見送りに来る。一度は素っ気なく別れるけれど、エディスが走って戻って来る。2人は強く抱き合い、エディスは帰って来てと言う。エディスの婚約者のことは描かれないので、見ている間は婚約したというのはエディスのウソかなと思っていたけど、どうやら実際のエディスも別の男性と婚約しており、21歳になったトールキンからプロポーズされ、婚約者と別れて結婚したらしいので、そこは本当なんだね。

 

で、ここで回想が現在の戦場に追いつくわけです。なのだけど、この戦場について詳しい説明あったかな? このトールキンたちがいるのはソンムの戦い(Wikipedia)らしい。トールキンは部隊の中でそこそこの地位にいるらしく、傍には部下が付き添っている。トールキンは体調を崩しているため、トールキンは自分のことはいいのでジェフリーを探して何か(失念💦)を渡してくれと頼む。部下は一度は様子を見に離れるけれど、戻って来てトールキンを励まし助ける。この部下の名前がサムと知り泣いてしまった。そうかフロドはトールキンなのか😭

 

ここまでが、回想の間に挿入されていたシーンだったのだけど、ここからトールキンとサムは戦場に出て行く。周りでは銃撃されて次々と兵士たちが倒れて行くけれど、トールキンが銃をてにすることはなく、ずっとジェフリーを探していたのが印象的。実際戦場にいて生還しているのだから、トールキンが銃を手にしなかったわけはないけれど、映画としては彼にそうさせないことが反戦メッセージなのかなと思った。

 

戦場がまるで中つ国のモルドールのような映像だったのが良かった。サウロンのようなシルエットが浮かび上がったりする。いわゆる戦争映画の戦場ではなくて、トールキンの頭の中をビジュアル化したような。トールキンにはそう見えたということではなくて、この戦争体験がトールキンの作品に大きな影響を与えたということが描きたいということ。実際のトールキンが作品を書き出すにあたり、どのくらい意識したのかということとも違くて、映画としてはこの戦争体験含めて、これまで描いてきたこと、つまり母親のこと、友情のこと、師弟関係、そして恋愛、それら全てが作品に反映しているってことを描きたいのだろうと思う。このシーンの後、サムのことには触れないので、彼の安否どころか実在したのかも分からない。でも、生死をさまよう中で、自らの命も顧みず寄り添ってくれる存在としてのサムワイズ・ギャムジーを形作る要素を見せたかったのかなと思う。

 

無事、生還したトールキンだが、仲間のうち2人は命を落としていた。そのうちの1人がジェフリーだった。トールキンはバロウズのあの席にジェフリーの母親を呼び出し、ジェフリーの詩集を出版しないかと持ちかける。母親は躊躇するけれど、詩集など意味がないと思うもしれないけれど、こんな時代だからこそ芸術が必要なのだと説得する。後にクレジットされるけれど、母親はジェフリーの詩集を出版したのだそう。良かった。生きた証が残せたのは良かった😭

 

シーン変わって、トールキンは教授となり、エディスとの間に子供も生まれている。実際のトールキンには4人のお子さんがいるそうだけれど、男の子と女の子の2人しか覚えがない。この男の子に話を聞かせているシーンが入っていたよね? 映画はこの流れからトールキンが「ホビットの冒険」を書き始めるところで終わる。

 

実は今作、遺族からは公認してもらえなかったんだよね。何故だろうと思っていたのだけど、J・R・R・トールキンのWikipediaを見てみたところ、どうやら実際のトールキンの人生とは若干違う点があるような? バーミンガムに出る前のトールキンの家の感じだと、父親は農夫だったのかなと思わせるけれど実際は銀行家。孤児となってしまったトールキン兄弟の世話をしたのはモーガン神父で、特に老婦人の家に下宿したわけではなさそう? さらに、映画では戦争から戻ってから結婚したことになっているけど、実際は戦争前に結婚している。

 

ドキュメンタリーではないので、脚色や演出はあっていいと思うけれど、実在の人物の人生を映画化する際に、事実と変えてしまうというのはどうなんだろう?🤔 見ている間は楽しめたし、感動もしたのだけど、後から実際との違いを知ると複雑ではあるかな。これだけいろいろ変えてしまうと、遺族からは公認されないのはしかたないかも🧐

 

とはいえ、友情モノ、恋愛モノとしても楽しめたし、戦争も含めてトールキンの作品世界を形作ったものについて知ることができたのは良かった。前述したとおり演出や変更点はあるものの、基本となる核の部分はブレていないのかなと思う。

 

役者たちは皆良かったと思う。少年たちも良かったし、大人のT.C.B.S.メンバーも良かった。特にジェフリーのアンソニー・ボイルがどこか憂いを感じさせて良かった。トールキンを見守るモーガン神父のコルム・ミーニーが良かった。トールキンの父親的な存在を自然に演じていたと思う。わずかな出演シーンながらライト教授のデレク・ジャコビが印象を残す。

 

鑑賞の一番の理由はトールキンだけど、主演2人もお目当てだった。紅一点という感じのエディスのリリー・コリンズが良かった。出演シーンでのエディスはトールキンを支える内助の功というタイプではなく、むしろ能力を生かせず抑圧されているという印象だった。その辺りの葛藤が感じられた。もちろんトールキンへの思いも。トールキンのニコラス・ホルトはとにかく瞳の美しさが印象的。その瞳のまま清廉な人生を演じていたと思う。何度も言うけどご遺族が見たら違うと感じるのかもしれないけれど、思慮深くて控えめで、でも意志の強い青年を好演していたと思う。

 

戦場シーンの映像はもちろん、全体的にビジュアル面にこだわって作ってあったと思う。少年期を演じる子たちを似ている子役を選んでいるので、大人の俳優に代わってからも違和感がない。その辺りもこだわりを感じた。イギリスの街並みが美しい✨

 

J・R・R・トールキンに詳しい方が見るとどう感じるんだろう? 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ホビット』シリーズ好きな方は見てみるとニヤリなシーンがあると思う。ニコラス・ホルト好きな方是非!

 

『トールキン 旅のはじまり』公式サイト

 

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【Googleのロゴ】2019年 中秋節

2019-09-13 00:28:33 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

2019年 中秋節

中秋節?🤔

 

毎度のWikipediaによりますと・・・

 

中秋節(ちゅうしゅうせつ、拼音Zhōngqiū jié)とは、

東アジアの伝統的な行事のひとつで、旧暦農暦)の8月15日に行われる。

グレゴリオ暦では9月または10月にあたる。

とくに中華圏では春節清明節端午節とならぶ重要な行事であり、

中華人民共和国、いずれも法定祝日になっている(香港マカオでは中秋節の翌日が祝日)。


とのことで、

中国・香港地区・台湾・ベトナム・日本・朝鮮の項目がある。

とりあえず日本の分だけ抜粋しておく😌


中国から仲秋の十五夜に月見の祭事が伝わると、平安時代頃から貴族などの間で観月の宴や、

舟遊び(直接月を見るのではなくなどに乗り、水面に揺れる月を楽しむ)でを詠み、

宴を催した。

また、平安貴族らは月を直接見ることをせず、杯や池にそれを映して楽しんだという。


現代では、

月が見える場所などに、(すすき)を飾って月見団子里芋枝豆などを盛り、

御酒を供えて月を眺める(お月見料理)。

この時期収穫されたばかりの里芋を供えることから、

十五夜の月を特に芋名月(いもめいげつ)と呼ぶ地方もある。

一方、沖縄ではふちゃぎ(吹上餅)を作って供えている。

また仏教寺院では、豊作を祈る満月法会を催すところもある。


とのこと😌


検索画面のロゴはこんな感じ

 

よい中秋節を~

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【shopping】AVIOT TE-D01g ワイヤレスイヤホン

2019-09-10 23:40:35 | shopping

【shopping】AVIOT TE-D01g ワイヤレスイヤホン

 

 

 

ワイヤレスイヤホンが欲しいと思ってた。いつも拝見してる北欧インテリアブロガーさんたちは、sudioからお試し提供があるようで、かなりの頻度で見かけていた。デザインが素敵だったのでsudioにしようかと思っていたのだけど、楽天でこれ見つけた✨ デザインもかわいいしsudioより5000円くらい安い! しかも再生時間はコチラの方が長いし、なにより日本人に合わせた音になっているとのこと。ならばこれにしようと楽天スーパーセールまで待ってた😀

 

スーパーセールでハチミツなど購入予定の物を買い、ポイント倍率を増やして、さらに楽天イーグルス勝利でポイント2倍になるのを待って購入! 貯まってたポイント全額をつぎ込んで、7000円台で購入できた✨

 

 

長い方の直径が2cmくらいで、厚さが1.5cmくらい。思ったより大きかったけど気にはならない。カバーはいくつかスペアが入っていたけど、既についてたこの大きさが自分にはピッタリ。これ以上大きいと耳が辛いと思う。

 

 

こんな感じで充電。フル充電で連続5時間聴けるらしい。色はブラック、ネイビー、アイボリー、パールホワイトの4色。最初に見つけた時はパールホワイトしか在庫がなかったのでそれにするつもりだったけど、いざ買おうと思ったら逆にパールホワイトが在庫切れ😅 でもアイボリーがいいと思っていたのでコチラをポチ。

 

早速、海宝直人×咲妃みゆのアラジン(記事はコチラ)を聴いてみたけどいい感じ。音の良さとかそんなに分からない人だし、この1曲しかまだ聴けてないので、他の曲だとどうなのか違いが分からないのだけど、クセのない音だったと思う。聴きやすい。

 

基本は週末に掃除する際「伊集院光とらじおと」を聴くために買ったので、そんなに性能が良くなくてもOKだったのだけど、せっかく買うならいいのが欲しかった。自分的には大満足✨ コスパいいと思う。

 


 

 

 

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【dairy】『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』鑑賞(感想は後日)

2019-09-08 23:35:09 | dairy

【dairy】『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』鑑賞(感想は後日)

 

 

 

これは見たかった! 上映時間が長いので土曜日の朝一で見て来た! 錦糸町で見ようかと思ったけど寝坊したので日本橋へ😅 こちらもWOWOWでムビチケギフト買って、ムビチケ買って、さらにTOHOシネマズで購入するという工程で1200円で鑑賞✨ ちょっと1工程入るけどお得なのでこのシステムはうれしい😃

 

 

 

 



👆これとかも一瞬しか映らないシーンなんだよね。こういうこだわりが好きだし、嬉々として撮ってるんだろうなと思ってニヤリだった😀


ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UPする予定。映画立て続けに3本見ちゃって、感想溜まってしまった😣 『アベンジャーズ エンドゲーム』も書けてないし、『Girl / ガール』『トールキン 旅のはじまり』『アス』と今作で5本か~💦 頑張ります!

 

そうそう!

 

というTweetにタランティーノ通のお友達のmigちゃんから衝撃のコメントが! タランティーノが脚フェチだからなのね⁈ ビックリ😲

コメント (2)
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【dairy】『アス』鑑賞(感想は後日)

2019-09-07 01:07:48 | dairy

【dairy】『アス』鑑賞(感想は後日)

 

 

 

前作『ゲット・アウト』(感想はコチラ)がめちゃめちゃおもしろかったので、新作のニュース聞いてからずっと楽しみにしてた。試写会応募したけどハズレ💦 公開初日に見に行ってきた!

 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UPする予定。『Girl / ガール』あと少しで終わるってところで間違えて削除してしまった😣 なので『トールキン 旅のはじまり』書き始めちゃったけど、こっち先に書こうかな🤔 悩み中😅

 

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【cinema / DVD】2019年8月鑑賞まとめ

2019-09-04 23:56:05 | cinema / DVD

【cinema / DVD】2019年8月鑑賞まとめ

 

鑑賞レビューを書く時間がないDVDやTVで鑑賞した映画の記録を残しておきたいってことで、レビュー投稿している映画サイトcocoの投稿をもとに残しておく企画。

 

ということで感想をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

 

#138.『この世界の片隅に』@BSプレミアム(2019年8月3日鑑賞)

coco投稿(初見時)

『この世界の片隅に』キネ旬1位ということで期待値上がり過ぎてたけど良かった。

号泣という感じではないけど自然に涙があふれてくる感じ。

この世界の片隅に生きる人々の日常がとっても愛おしくなる。

ちょっとおとぎ的な部分もあるけど適度で良い。 

 

『この世界の片隅に』主人公も旦那さんも幼めな作画が、

彼らが夫婦になっていく過程を表していたと思う。

全体的に淡くやわらかな色合いと、水彩画のような風景のタッチが良かった。

原爆含め決定的な場面は描かないことが逆に心に響く。

のん良かった。

 

 

 

#139.『アントマン&ワスプ』@WOWOW(2019年8月3日鑑賞)

coco投稿

『アントマン&ワスプ』おもしろかった。

SF的な部分が理解できていないけど、

何か難しそうな理屈でそうなっているというザックリ理解で🆗なのもいい。

家族愛なども描きつつ全体的にコミカルで見やすい。

オマケでエンドゲームにつながるのね😌

 

 

 

#140.『ボヴァリー夫人』@WOWOW(2019年8月4日鑑賞)

coco投稿

 『ボヴァリー夫人』内容に惹かれず。

自業自得だけど男たちが酷すぎる😠

夫もエマを愛しているけど理解できてない。

毎回思うが欲求不満の妻は、横恋慕男を本物の愛と思いがちだが、

それは欲情してるだけなのでは?😅

衣装、セット、役者は良かった。

 

 

 

#141.『皆殺しの天使』@WOWOW(2019年8月5日鑑賞)

coco投稿

 『皆殺しの天使』パーティ会場となった屋敷から何故か出られなくなった人々。

それぞれのエゴがむき出しとなる。

その緊張感はスゴイ。

その設定自体や羊の群れなどは何かを象徴しているのだと思うけれどよく分からず😅

ある程度の知識は必要なのかも?

 

 

 

#142.『グラン・ブルー』@WOWOW(2019年8月6日鑑賞)

coco投稿

 『グラン・ブルー』初見。

期待値上げ過ぎてしまったかも😅

良かったけれど、そこまでの感動はなかったかも。

パスタとか日本チームとか笑わせどころが合わず😣

潜水シーンはとても良かった。

全体的に映像は良かったし、役者たちの演技も良かった。

 

 

 

#143.『わらの犬』@WOWOW(2019年8月7日鑑賞)

coco投稿

 『わらの犬』初サムペキンパー。

なるほど暴力的だけど今見るとそこまで怖くないかも。

しかし、世の中にはどうにもならない悪ってある。

自分たちがするのはOKで、他人がするのは許せないってのはないだろう😡

その理不尽さは良かった。

 

 

#144.『ドッグマン』(試写会)@キノフィルムズ試写室(2019年8月9日鑑賞)

感想はコチラ

coco投稿

『ドッグマン』イライラしっぱなしの不条理モノ。

弱者はこう生きるしかないのかと悲しくなる。

主人公は何故シモーネを守ったのか?理由を考えると辛い。

暴力シーンもありつつ、クスッとさせる。

犬が救い。

マルチェロフォンテが風貌含め素晴らしい。 

 

 

 

 

#145.『メン・イン・ブラック』@WOWOW(2019年8月9日鑑賞)

coco投稿

『メン・イン・ブラック』初見。おもしろかった。

今見ると作り物感が狙いなのか分かりにくいのだけど、その感じは嫌いじゃない。

黒のスーツ姿っていうのもいい。

ウィルスミスが若くてかわいい😍

ラストも良かった。 

 

 

 

#146.『メン・イン・ブラック2』@WOWOW(2019年8月10日鑑賞)

coco投稿

 『メン・イン・ブラック2』前作の男女コンビになるのかと思ったら、

一切触れてなくてビックリしたけどそういう展開だからなんだね。

普通におもしろかった。

ララフリンボイル出てて時代を感じた😅

 

 

 

#147.『リグレッション』@WOWOW(2019年8月11日鑑賞)

coco投稿

 『リグレッション』うーん💦

サスペンスタッチで黒ミサなど興味深い題材も入っていて、

役者もいいのにおもしろくなかったかも😅

オチは読めるしモヤる終わり方もな〜😩

イーサンホークは良かったけど、エマワトソンはミスキャストだったかも?🤔

 

 

 

#148.『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』@WOWOW(2019年8月12日鑑賞)

coco投稿

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』おもしろかった!

実話ベースと聞いていたので、まさかあんなに大がかりだとは😳

友情のはき違えがビジネスに発展するのもおもしろかったし、

試験時には毎回ハラハラ。

青春モノとしてもほろ苦くて良い。 

 

 

 

#149.『ハッピーエンド』@WOWOW(2019年8月13日鑑賞)

coco投稿

 『ハッピーエンド(2018)』ハネケなので所謂ハッピーエンドにはならないだろうと思っていたけどこれは😅

まぁでも、ある意味ハッピーエンドなのかもしれない。

SNSとか現代のツールを取り入れて、そこも一つの視点にしちゃうのスゴイ👍

 

 

 

#150.『ガープの世界』@WOWOW(2019年8月16日鑑賞)

coco投稿

『ガープの世界』ジョンアーヴィング合わないのかも😅

好きな映画もあるし、読んだことないから断言できないけど。

女性差別や性暴力など重いテーマをとんでも設定で見せる手法が合わない💦

役者たちは良かった。

でも合わない💦ごめんなさい🙇 

 

 

 

#151.『ひろしま』@Eテレ(2019年8月17日鑑賞)

coco投稿

『ひろしま』凄い。終戦から8年でこんな作品撮ったなんて。

原爆投下後のシーンに実際の被爆者の方々がご出演。

ヒロシマについては多くの映画が作られたけど、一番リアルなのでは?

これは核保有国は絶対に見るべき。

全世界が見るべき作品だと思う。

 

 

#152.『特捜部Q カルテ番号64』@WOWOW(2019年8月18日鑑賞)

coco投稿

 『特捜部Q カルテ番号64』大好きなシリーズ。

シリーズ中1番おもしろいかも。

発端となった施設は、キリスト教圏でよくあるように思うが本当に酷い😠

とはいえ復讐の仕方がスゴイけど😅

それまでの緊張感もありラストでは思わず涙。よかった😌

 

 

 

#153.『ゴースト・ストーリーズ ~英国幽霊奇談~』@WOWOW(2019年8月22日鑑賞)

coco投稿

 『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』マーティン目当てで見たけど主役じゃないのね😅

人は見たい物しか見ないってことの種明かしは面白かったけど、

子供の頃のエピがオチにどう繋がるのかよく分からず🤔

オチの感じを楽しめればOKなのかも。

 

 

 

#154.『名探偵登場』@WOWOW(2019年8月26日鑑賞)

coco投稿

『名探偵登場』いろんな探偵のパロディなのは分かったけど、

ポワロとマープルしか分からず😅

なぜあの役をカポーティが演じてるのか不明だけど見れて貴重。

いろいろ精通しているともっと楽しめたのかも?

豪華キャストはよかったけど普通かな😌 

 

 

 

#155.『MARA / マーラ』@WOWOW(2019年8月28日鑑賞)

coco投稿

 『MARA/マーラ』科学的に説明がつくことであっても、実際に体験すると怖い。

その辺りを踏まえた上でホラーになっているのはおもしろい。

刑事にイライラさせられるのも王道。

じわじわと嫌な感じが良かった。

オリガキュリレンコが役に合ってる。

 

 

 

 

#156.『テルマ』@WOWOW(2019年8月29日鑑賞)

coco投稿

『テルマ』不思議な話だけどホラーなのかな?怖くはない。

テルマの中に目覚めた力はやっぱりホラーなのか?🤔

LGBTを絡めた思春期特有の感じが良く、不思議な雰囲気が好きだった。

映像が美しい✨ 

 

 

 

#157.『名探偵再登場』@WOWOW(2019年8月29日鑑賞)

coco投稿

『名探偵再登場』続編かと思ったら、そういうわけでもないのかな?🤔

超有名映画のパロディなのは何故? 全く乗り切れず。

ちょっとながら見だったこともあり、評価なしとさせていただきます🙇‍♂️ 

 

 

#158.『トールキン 旅のはじまり』@TOHOシネマズ日比谷(2019年8月30日鑑賞)

coco投稿

 『トールキン 旅のはじまり』大好きなLotRの作者JRRトールキンの半生を描く。

辛いこと、悲しいこと、楽しいこと、幸せなこと、

トールキンの人生の全てのパーツが作品に繋がっている。

それがとてもよく分かる。

サムの由来とか泣ける😭

 

『トールキン 旅のはじまり』青春モノとしても楽しめる。

互いに励まし合って成長していく。

恋愛モノとしても良かった。

戦争シーンは意外に壮絶。トールキンには一切攻撃させなかったのも良かったと思う。

戦場がLotRっぽいのも良かった。

 

『トールキン 旅のはじまり』映像が美しかった✨

ニコラスホルトはじめ役者たちが良かった。

子役たちも似てる子選んでるので、自然につながる。

しかし、あのまま田舎にいたら、ホビットやLotRは生まれなかったんだよね。

そう考えると感慨深い😌 

 

 

 

#159.『グッバイガール』@WOWOW(2019年8月31日鑑賞)

coco投稿

 『グッバイガール』いろいろツッコミどころ満載ではあるのだけど、見ている間は楽しめた。

主演2人が若い美男美女じゃないのもいい。

ご都合主義的な部分もあるけど、そこも含めて味。

主演2人と娘ちゃんが良かった😌

 

 

ということで、8月は22本を鑑賞。うち2本を劇場鑑賞で、1本は久々の試写会当選! 9月は何本見れるかな? しかし夏が終わってしまう名~💦 暑いのは辛いけど、夏生まれだから嫌いじゃないんだよね。そして1年が早過ぎる😣

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