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【cinema】『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学の秘密』

2015-03-28 01:46:44 | cinema☆

'15.03.14 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』鑑賞@みゆき座


これは見たかった! 試写会応募しまくったけどハズレ そもそも回数もあんまりなかったような? 公開翌日TOHOシネマズの日に見に行ってきたー

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!


「1951年数学教師のアラン・チューリング宅に泥棒が入る。現場に駆け付けたノック刑事は、チューリング博士の非協力的な態度に辟易しつつも興味を持ち、調査を行ったところ、彼の記録は最高機密となっていた。何故、田舎の数学教師の経歴が国家最高機密なのか? ノック刑事はチューリング博士から、ある秘密を聞き出す・・・」というのは、あらすじというより導入部。毎回"ネタバレありです! 結末にも触れています!"と断り書きしているので、今回も書いているけれど、実在の人物の映画なのだから、アラン・チューリングに詳しい人ならネタバレもなにもって感じかも(笑) 副題にある秘密にしても普通にWikipediaに書かれていることだし・・・ まぁ、それは別にいいか(o´ェ`o)ゞ これは本当に切ない映画だった! 偉大な功績を隠された悲劇の数学者の物語であり、1人の人間の悲恋物語でもある。ある意味純愛。それが分かった瞬間から涙が止まらなくなってしまい、有楽町から東京駅まで歩いて帰る途中でも泣きそうになってしまった


『ヘッドハンター』のノルウェー人監督モルテン・ティルドゥム作品。チューリングを敬愛しているという脚本のグレアム・ムーアは、今作でアカデミー賞脚色賞を受賞。自殺未遂した過去を語り、今悩んでいる若者たちに向けて、いつか花開く時が来るから諦めるなとスピーチしたのは素晴らしかった。このムーアによる脚本は、ハリウッドの大物たちから高評価を受けているものの、映像化されていない作品"ブラックリスト"の第1位だったらしい。2009年にプロデューサーのノラ・グロスマンとイド・オストロフスキーが、英国のブラウン首相が政府を代表してアラン・チューリングに謝罪したニュースを見て興味を持ち、アンドルー・ホッジス著の伝記を読んだことから、プロジェクトが動き出したとのこと。2014年トロント映画祭 観客賞受賞。第72回ゴールデン・グローブ賞、第87回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、助演女優賞など主要部門にノミネートされた。


アラン・チューリングについては、Googleのロゴをコレクションした際(記事はコチラ)に初めて知った。もう本当に理数系苦手なので、Wikipediaを見ても何を言っているのかサッパリな部分が多いのだけど、やっぱりチューリング博士について知っておかないとってことで、再度読み直したので記載しておく。ちなみに、町山智浩氏の解説も参考にさせて頂いた。コンピューターの父とも呼ばれているアラン・チューリングは、幼少の頃から天才ぶりを発揮。16歳でアルベルト・アインシュタインの書いた論文の内容を理解し、明記されていなかったニュートン力学についてのアインシュタインの疑問を外挿したと言われているのだそう。映画のタイトルとしてのイミテーション・ゲームには、ダブルどころか複数の意味が含まれていると思うけれど、その1つが有名なチューリング・テスト。これは人工知能についてのテスト。サッパリ分からないのだけど、コンピューターと人工知能というのは全く別だそうで、人工知能というのは学習していくのだそう。なので、人工知能も育てる必要があるらしい。どうやって(。´・ω・)? チューリング・テストというのは2人(?)に会話をさせて、どちらが人工知能かを見抜くテストらしい。ント・・σ( ・´_`・ )。oO(悩) 第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの開発した暗号装置エニグマの解読に取り組み成功。これにより、戦争終結を2年早め、1,400万人の命を救ったと言われている。この暗号解読のため独自に開発していたコンピューターを活用し、暗号解読マシンを作成する。しかし、これらの功績は、任務の特殊性と、彼の秘密が複雑に絡み合い50年間極秘扱いとなってしまう。1954年自殺(享年41歳)。2009年頃から彼の名誉回復に対する署名活動が起こり、賞レースを争った『博士と彼女のセオリー』の主人公スティーヴン・ホーキング博士(Wikipedia)も署名したそうで、図らずも興味深い結果に。2001年6月23日にマンチェスター大学に隣接するサックビル・パークのベンチに座る銅像が設置された。この銅像はリンゴを手にしていて、リンゴは"禁じられた愛"の象徴。また、レリーフには"Founder of Computer Science"の文言を、エニグマで暗号化した文字列が書かれているのだそう。それは粋なことをしましたね。


このアラン・チューリングの豆知識には、意図的に書いていない部分がある。その部分を知ってしまうと、この豆知識を読んだだけでも切ない この意図的に書いていない部分については、感想の中に入れ込んでいき、補足して行こうと思っている。ただ、1つだけ言っておきたいのは、この映画は「天才数学者がナチス・ドイツの暗号を解き、世界を救う話」ではないということ。もちろん、それは事実なのだから、そういう話でもあるのだけど、それは今作が描きたかったことの一部でしかない。調べれば分かることではあるものの"秘密"について知らない方が楽しめるので、そこを隠した宣伝方法はいいと思うし、原題も『THE IMITAION GAME』であり、前述したとおりチューリング・テストなど複数の意味を絡めていると思われるので、そのまま訳したタイトルも素晴らしいと思う。ただ、ゲームという文字が入っているため、スパイ映画やサスペンスタッチの作品を想像すると全然違うので注意! 暗号解読のシークエンスは映画的な盛り上げもあって楽しめるのだけど、そこがクライマックスではないし、そこがメインでもない。これは様々な"差別"を描いた作品であり、恋愛映画。もちろん、それを理解した上で、面白くないと感じる人もいると思うので、それは人それぞれで好みの問題。


あと、この映画のベネディクト・カンバーバッチの役は、ある意味彼が世界的な人気を得るきっかけとなった「SHERLOCK」の主人公シャーロック・ホームズとキャラが被る部分があるのだけど、あの役ほどスタイリッシュではない。なので、かっこいいベネディクト・カンバーバッチ目当てだと、ちょっと違うと思うかも? まぁ、ファンになり方は人それぞれなので、彼さえ見れればそれでOKというファンも、もちろんファンだと思うけれど、素晴らしい演技を披露しているので、俳優ベネディクト・カンバーバッチが好きな方なら大満足だと思う。自分は本当に感動したし、この演技でアカデミー賞主演男優賞取れなかったのなら、エディ・レッドメインの演技はどれだけスゴイのと、『博士と彼女のセオリー』がますます見たくなった! 映画ファンとしてはこういう相互作用はウレシイ


と、相変わらず前置きが長過ぎてごめん(;´・ω・`)ゞ そろそろ本題へ! 今作は3つの時代が入り混じって描かれている。1951年にアラン・チューリングがある容疑で取り調べを受けることになり、担当刑事に過去のことを語る形で展開する。多分、チューリングが語っているのは、第二次世界中の暗号解読の部分だけで、それに連動して思い出している形で、彼の人生に重大な影響を与えた少年時代を観客に見せている感じ。その3点が交互に出てくる感じなのだけど、映画と同じ順番に書くと逆に分かりずらくなる気がするので、意図的にまとめて書いたり、後回しにするかも? 


冒頭は1951年。アラン・チューリング宅に泥棒が入ったため、ロバート・ノック刑事が捜査のためにやって来る。しかし、被害者であるはずのチューリングは非協力的どころか、何も盗まれていないので問題ないと追い帰そうとする始末。不審に思ったノック刑事はアラン・チューリングの記録を取り寄せる。すると記録は国家最高機密となっていた。何故、田舎の数学教師の記録が最高機密なのか? ある容疑で逮捕されたチューリングは、尋問することになったノック刑事に衝撃的な過去を話始める。ここではあえてぼかしているけど、逮捕された容疑こそアラン・チューリングの"秘密"。まぁ、Wikipediaにも書いてあることなので、調べれば分かることではあるのだけど、映画ではラストに分かる事実と結びつくと非情に切ないので、後ほど書くとします!


第二次世界大戦中ナチス・ドイツはエニグマ(Wikipedia)という暗号機を開発し、毎日軍事作戦を打電していた。もう本当に理数系が苦手なので、Wikipediaを読んでもサッパリ分からないのだけど、このエニグマはローター式という方式だそうで、機械内部にローターが内蔵されている。1文字暗号化する毎にローターが一目盛り回転し、回転が変更されるため、次に同じ文字を打ち込んでも別の文字に変換されてしまう。その組み合わせは159×10の8乗だったかな? とにかく途方もない確率。内容が難し過ぎて、ほとんど理解できていないのだけど、当然ながら暗号を受け取る側が読めなければ意味がないわけで、パターンのようなものがあるらしく、そのパターンが分かれば解読できるわけなのだけど、暗号が解読されるのを避けるため、パターンは毎日24時を超えると破棄され、翌日は別のパターンに変更されてしまう。暗号文による打電は朝6時から始まるそうで、暗号解読者は6時~24時の間に、159×10の8乗ある組み合わせの中からパターンを発見しなければならない。まぁ不可能だよね・・・ それでも、やらなくてはならないってことで、英国内の著名な数学者やチェスの世界チャンピオンなどが招集され、暗号解読チームが組織された。ここにMI6のスチュアート・ミンギスがアラン・チューリングを連れて来る。この組織を統括するデニストン中佐は、不遜な態度のチューリングを気に入らない様子だったが、ミンギスに押し切られる形で受け入れる。


この解読チームはUltraというらしいけれど、これについては言及があったかな? アラン・チューリングについての知識はWikipediaのみで、しかも全ての記述を読み込んだわけでもないので、どこまで忠実に描かれているのかは不明。もちろん映画的な演出や、分かりやすくするための変更などはあると思う。例えば、エニグマについての説明も、チューリングがチームに参加する際に、彼に説明するという形で、それぞれのセリフで語られる。分かる人には十分な説明なのかもしれないけれど、文系OLちゃんには何のことやらサッパリ。でも、前述したとおり暗号解読だけを見せたいわけではないので、難攻不落の装置であるということが伝わればいいという感じ。この辺りの潔い感じは良かった。チームに加わったチューリングは、これはマシンによる解析が必要であると考え、その件をデニストン中佐に進言するも却下。すると直接ウィンストン・チャーチル首相(Wikipedia)に手紙を書き、自らをチームリーダーにすることと、マシン開発のための資金援助をとりつけてしまう。早速、リーダーとして不要と思った2名をクビにしてしまい、さらにマシン開発に没頭し暗号解読は他のメンバーに任せきりの形になり、チームから浮き上がってしまう。この辺り天才にありがちな変人ぶりとも言えるのだけど、少年時代のあるシーンが差し込まれることで、アスペルガー症候群(Wikipedia)であることを示唆しているのだと思う。少なくとも自分はそう感じた。Wikipediaにも"アスペルガー症候群を暗示する特徴の多くを示しているとの指摘がある"との記載があるので・・・


生い立ちや家族については一切描かれない。両親がチューリングの人格形成に影響を与えたことは間違いないと思うけれど、あくまで彼の秘密と、悲劇について描きたいということなのでしょう。それについて大きな影響を及ぼしたと思われる寄宿生時代に的を絞ったのは分かりやすく、潔かったと思う。特に描写があったか分からないけど、ある重要人物から推察すると1920年代後半から1930年にかけてと思われる。少年アランが最初に登場するのは寄宿舎の食堂。大勢の生徒が食事をしている。そんな中アランは、お皿に盛られたミックスベジタブルを色分けしている。背後からミックスベジタブルをぶちまける同級生。奇声を上げるアラン。彼が激しく反応したのは、嫌がらせされたからというよりも、お皿の中の均衡が崩れてしまったからのように見える。このシーンを見た時、映画としてはアラン・チューリングはアスペルガー症候群であることを前提に描いていくのだなと思った。知的障害のない自閉症と言われるアスペルガー症候群は、その定義が難しいそうなのだけど、Wikipediaによると、特定の分野に驚異的な集中力と知識を持ち、空気を読む行為が苦手、細かい部分にこだわる、考えが偏っている、感情表現が困難というのが主な特徴らしい。それを踏まえて見ていくと、ベネディクト・カンバーバッチの演技はまさにこの特徴を表現していたと思う。それも"自然"に。


少年アランが酷い虐めにあうシーンが描かれているけれど、実際のアラン・チューリングも虐めにあっていたのかは不明。映画ではアランは数人の生徒(おそらく食堂の少年たちと同じ)が、人気のない教室(?)の床板をはがし、その中にアランを閉じ込め、さらに机を上に置いて出て行ってしまう。これは酷い! それを助け出してくれたのがクリストファー。物静かで知的なクリストファーが、何故アランと一緒にいたいと思ったのかは分からないけれど、学年で一番頭がいいのは自分かクリストファーだと後にアランが言うシーンがあるので、彼も天才ゆえの孤独みたいなものを感じていたのかも? 少なくとも一緒にいる姿からは、アランに対する同情は感じないし、むしろ共感のようなものを感じた。ガサツな同級生とは違い、知的な会話が出来たからかもしれない。2人は授業中などに暗号で手紙のやり取りをする。この辺りも後に暗号解読に携わることに説得力を持たせている。このクリストファーこそが、この映画での最重要人物。そして、もう1人。このクリストファー・モルコムは実在の人物。実際に親友だったそうで、アランは彼に恋をした。ここがポイント\_( ゜ロ゜)ここ重要!


さて、第二次世界大戦中に戻ります! 暗号解読には計算能力ではなくて、クロスワードパズルの知識が必要!と力説し、新聞に広告を出す。掲載されたクロスワードパズルを10分以内に解けた人には素敵なお仕事をご用意という内容。イギリス中の人々がクロスワードパズルを解いている姿がコミカル。応募してきた人たちを集めて、さらにクロスワードパズルの試験を行う。そこに現れたのがジョーン・クラーク。このジョーンが、もう1人の重要人物。それはアランにとって影響を与えるだけじゃなくて、映画が描きたかった差別の1つ"女性差別"について体現する人物でもあるから。登場時から差別に遭う。この試験官は、彼女が女性というだけで、クロスワードパズルが10分で解けるはずなどないと決めつける。秘書の試験会場はここじゃないと言うだけならともかく、女性が来る場所じゃないと追い帰そうとする。まぁ、この係官が試験の意味と、その後の雇用先を知ってたので、こういう反応だったのかもしれないけれど? なにしろチューリングに認められ、試験を受けた彼女が、クロスワードパズルを6分で解くテストに、ただ一人合格した人物なのに、結局公の形ではチームに加われないのだから・・・


このジョーン・クラークも実在の人物。毎度のWikipediaによると、チームで働くことになったきっかけは違うようだけれど、アラン・チューリングと親友であったことと、婚約していたことは本当らしい。どうやらシフトを調整してまで彼女と働けるようにしていたそうなので、映画で描かれていたように彼女の能力を高く評価していたことと、友人としての彼女を頼りにしていたことは間違いないのでしょう。クロスワードパズルの試験を受けて、チューリングに見出されたことや、女性に職業は必要ないと言う両親を説得に行くエピソードは、この辺りのことを分かりやすく説明するためと、前述した女性差別を強調するためなのかなと思う。ジョーン・クラーク本人も男性よりも賃金が少なく、性別のために昇進が阻害されていると感じていたそうだけれど、実際は一時期チームのリーダーでもあったヒュー・アレクサンダーが"チームで最も重要な人物の1人"と称しているし、後に副主任にもなっている。その上、1947年に大英帝国勲章も授与されているので、映画に描かれているほど差別されていたわけではなかったのかもしれない。映画では、なんとか両親の説得に成功するものの、公にはチームに加わることは出来ず、暗号を傍受して書き取りをする女性たちと共に働いている。そして、夜になるとチューリングが彼女のアパートに忍んで行き、暗号解読について彼女の意見を聞くという極秘作業でしか、彼女の能力を生かせない・・・ 


まぁ、この辺りは女性差別だけでなく、彼女を優れた暗号解読者としてより、チューリングの良き理解者で親友として描きたいということなのかもしれない。ジョーンが加わるまでは、チームのメンバーともほぼ別行動だったけど、ランチ時に彼女が他のメンバーに声をかけたことで、チューリングも一緒にランチをすることになったりする。声をかけなくていいと言うチューリングに、一緒に仕事をする上で嫌われるのは損だとカラリと言う。もちろん、彼女もそういった計算のみで行動しているわけではないとは思うけれど、人間関係とはこうやって築くのだということを教えてくれる。彼女の賢さと明るさに救われているのは、チューリングやメンバーだけじゃない。見ている側も救われる。でも、ジョーンの忠告を受けてリンゴを配り、ぎこちなくギャグを言うシーンは、笑える場面になっているけれど、リンゴがあることを暗示していて、知っている人は切ないシーンかもしれない。この辺りもカンバーバッチの繊細な演技が光る。おかしさの中に切なさを込めるというか・・・


ある日、ジョーンがチューリングの家を訪ねて来て、もう仕事を続けられないと言う。20代後半になった女性が、家を離れて仕事をしているのは世間体が悪いからと、両親が仕事を辞めて、戻って来るように言ってきたのだった。この当時は世界的にもまだ女性は結婚して家事をするものという考え方だったのだろうし、特に階級社会のイギリスでは、中流以上の家庭の娘さんが仕事をしているというのは外聞が悪かったのかも? 実際のジョーンの両親もそうだったのかは謎だけれど、両親を納得させて仕事をつづけさせるために一計を案じ、チューリングはジョーンにプロポーズする。それが、以前記事(コチラ)にしたあのシーン。どうやら実際にチューリングがプロポーズして、2人は婚約していたそうだけれど、あることがきっかけて婚約を解消している。このシーンも少しコミカルに描かれているけれど、チューリングがアスペルガー症候群だと思って見ると、切ないシーンとなっている。でも、針金の指輪はちょっとロマンチック


2人の婚約を祝うため仲間とパブへ。そこでチューリングは同僚のジョン・ケアンクロスに、結婚してもジョーンに性的に興味を持てないから、彼女を失望させてしまうのが心配だと相談する。その時、ケアンクロスがどうアドバイスしたのか忘れてしまったのだけど、彼がチューリングが同性愛者であることに気づいていたという発言に驚いた。チューリングがどの程度この秘密について隠していた、もしくはバレることを警戒していたのかは分からないけど、映画を見ていた限りでは女性であり異性愛者である自分には、少なくとも分からなかった。調べてみると、MI6のスチュアート・ミンギスは雇用直後から、チューリングが長年の積極的な同性愛者であることに気づいていたそうなので、ご本人は特別隠していたわけでもないのかな? 前述したとおりGoogleのロゴをの記事を書いた時にWikipediaで見て知っていたので、逆に鈍感になっていたのかもしれないけれど・・・ 当時、イギリスでは同性愛は罪であり、発覚すれば逮捕されていた。ちょっと時代は違うけど、オスカー・ワイルド(Wikipedia)も収監されたりしたし・・・ というこうとで、チューリングの"秘密"は同性愛者であること。そして、これがもう一つの差別。


さて、このお祝いシーン、実はとっても重要なシーンでもある。ジョーンの同僚の女性と、ヒュー・アレクサンダーの恋の駆け引きがあり、ここはコミカルな場面。彼女はまんまとヒューを落としたつもりでいるし、ヒューは彼女の術中にハマった振りをしているつもりでいる。でもまぁ、要するにこの女性がカギになるということ! 彼女は毎日エニグマで打電される暗号文を書き起こししているわけだけど、その中に恋人と思われる女性の名前を頭に打っている通信兵がいる。それを聞いて空気を読めない発言をしそうになっては、ジョーンとヒューから足を蹴られてばかりいたチューリングが立ち上がる! 「ドイツは恋のために戦争に負けるぞ!」と彼が叫ぶと、ジョーンを含むメンバーたちは一斉に走り出す。そして、あのマシンの前へ! 書き忘れていたけれど、デニストン中佐によるチューリング追い出しなどの妨害にあいつつも、メンバーが彼を庇ったりして危機を乗り越え、マシン自体は完成していた。マシンは作動しているのだけど結果が出てこない。それは膨大な量を検索しているから、でもマシンが検索する量を減らしてあげれば、速度が格段にアップするはずだということらしい? そして、その女性の名前を打ち込むと、マシンが分析を開始! ある文字列を導き出す。そして、それを元にエニグマで暗号文を打ち込むと、軍事作戦の詳細が!


何度も言うけど理数系が本当に苦手なので、ちょっとした小部屋くらいの大きさのあるマシンについている直径10センチくらいの棒(?)がグルグルグルグル回ると、何故暗号のキーとなる文字が解析できるのか全く分からない でも、このシーンは興奮した! 実際もこんなに劇的にキーワードを発見したのかは不明だけど、映画的な盛り上げとしては良かったと思う。誰かが何気なく言った一言が、世界を救う大きなカギとなったりするシーンは、今まで何度も見てきたけれど、これはこの映画の重要なキーワードにもつながるので、これでいいと思うし、このエピソードは、脚本家が言いたいことを表しているのかなと思う。それは早い段階である人物からチューリングに対して言われ、チューリングがある人物に対して言い、そしてその人物がチューリングに言うことで、感動的な場面になっている。そうそう!このマシンが有名なbombe。そして、映画の中でチューリングは"クリストファー"と名づけている。


しかし、暗号解読をしたことにより、チューリングたちの任務は、より困難なものになる。暗号を解読したことがナチス・ドイツ軍に伝わると、新たな暗号を作られてしまう。なので、軍事作戦を把握していることを悟らせないようにしつつ、連合軍を勝利に導く必要がある。この辺りがよく理解できていないのだけど、要するに確率統計的なことで、複数ある作戦の中から、勝率の高そうなものを選び出し、そこに兵力を集めるってことかな? それは確かに戦略としては正しいのでしょう。戦闘ゲームの中なら誰でもそうすると思う。でもこれは実戦なので、選ばれなかった人々は見殺しということなわけで・・・ 実際は彼らだけで極秘にする決定が出来たわけはないだろうし、映画では上層部が判断したくだりが描かれていないだけで、何の指令もないのに彼らが選別したわけではないことは、さすがに詳しい説明がなくても分かる。でも、彼らが最初に解いた指令は、チームメンバーの兄が乗っている戦艦を攻撃するというもので、同僚に暗号解読が出来たことを上層部に伝えて、兄を救ってくれと懇願されるけれど、それは出来ないとチューリングが却下するシーンを入れることで、彼らの任務の厳しさを伝えている。これ彼のお兄さんは実際に犠牲になってしまったのかな? それとも映画的エピソードなのかな? 連合軍に有利なようにコントロールしたとしても、犠牲者は出てしまう。でも、初めから見捨てる選択をするのは辛過ぎる。戦闘シーンは一切入らないけれど、戦争の悲惨さや非情さが伝わる。冒頭のチューリングの尋問シーンでも、イギリス国民は飢えていたと言っていた。だからこそ、何としても勝たなきゃならないということなのでしょうけれど・・・ 


そんな中、チューリングはジョン・ケアンクロスがソ連のスパイであることに気づいてしまう。ケアンクロスとしてはソ連側に情報を流すことで、戦争を終わらせようとしている的な発言をしていたけれど、実際はどうだったんだろう? どうやら実際のジョン・ケアンクロスはケンブリッジ・ファイヴ(Wikipedia)と呼ばれるスパイ組織に加わっていたようで、この組織に所属していた人は第二次世界大戦後ソ連に亡命したそうだけれど、英語版Wikipediaによるとケアンクロス自身は亡命していない様子? 映画ではチューリングを敵対視するデニストン中佐が、彼をスパイだとして追い出そうとするシーンがあるけれど、どうやらコチラ(アラン・チューリングの影響は、今も留まるところを知らない|NAVERまとめ)によると、ゲイも隠さない純粋な人であったため、"スパイ容疑を押し付けられた"と記載があるので、そういう事はあったのでしょうけれど、ケアンクロスがスパイであることを発見したのかは不明。ちょっと横道に反れてしまったけれど、映画では逆にケアンクロスから同性愛者であることをばらすと脅されてしまうので、その辺りのことが本当なのか知りたかったので・・・ どうやら、これは映画的な盛り上げなのかな? その後の流れ的にも、チューリングが同性愛者であることを重荷に思う必要があるので・・・


実際のチューリングも自分が同性愛者であることを、婚約者であるジョーン・クラークに告白しており、その時彼女は平然としていたそうだけれど、チューリング自身が彼女に申し訳ないと考えて婚約を破棄したらしい。映画ではもう少しドラマチックに演出している。このシーンは切なかった 自分は同性愛者だから結婚できない。自分たちの関係はもう終わりだと言うチューリングに対し、怒りと失望をぶつけるジョーン。同性愛者であることは知っていた。あなたとならば、一緒に素晴らしい仕事が出来ると思った。だから、女性として愛されるかどうかは問題じゃなかった。でも、チューリングには彼女と一緒に歩むことは出来なかったのでしょう。もしかすると、映画でも見る人によっては、ハッキリと彼の振舞が同性愛者であると分かるのかもしれないけれど、少なくとも自分には分からなかったし、彼が同性愛者であることを隠していないという描写はなかったように思う。ケアンクロスに告白するシーンがあったということは、チューリングが彼にはバレていないと思っていたということなのだと思うし・・・ まぁ、映画では彼が同性愛者であるということが"秘密"となっているのだから当然か(o´ェ`o)ゞ また話が反れたけど、要するに何が言いたいかと言えば、当時イギリスでは同性愛は罪であったため、自分がいつ逮捕されてしまうか分からない。そんな秘密の人生に彼女を巻き込みたくなかったのだろうということ。そして、チューリングはまた1人になってしまう


1951年取調室(?)で対峙するチューリングとノック刑事。チューリングはあるゲームをノック刑事にもちかける。今話しているのは機械か人間か? これ、見てる時は全然理解できなかったのだけど、これこそがチューリング・テストであり、イミテーション・ゲームだったんだね! まぁ、イミテーション・ゲームはチューリングの人生全体とかけてのダブル・ミーニングだと思うけれど・・・ 脚本のグレアム・ムーアがこのシーンのカンバーバッチの演技を絶賛している。


寄宿生時代、ホリデーシーズンを過ごすためクリストファーは家族の待つ家に帰る。何故アランが寄宿舎に残ったのかの説明はなかったのだけど、これは映画的な盛り上げかも? 正確な言葉は忘れたけれど、春になったら再会しよう的なメッセージを残して去ったクリストファーを、アランはずっと待ち続けた。生徒たちが戻って来る日、彼はクリストファーへの手紙を胸に彼の姿を探す。最後の生徒が通り過ぎても、クリストファーは現れない・・・ このシーンと、次に語るシーンの間には、暗号解読時代のシーンなどが挿入されている。なので、次に語るシーンまで、アランはクリストファーに裏切られたと思っていたのだと思う。学長(?)に呼び出されたアランは、クリストファーは特別友達というわけでもないと言ってしまう。友達ではない自分のことを置き去りにしたのだから!という心の叫びが聞こえるよう。君が一番仲がいいと聞いたのだけど? 確かに僕と彼が一番頭がいいので・・・ というやり取りがかなり続く。そして、学長から衝撃的な事実が告げられる。クリストファーは結核で亡くなったのだった。彼は自分が結核であることを知っており、長くは生きられないことも知っていた。君は知らなかったのか? この時のアランの気持ちはどうだったのだろう? 怒り? 悲しみ? 愛憎渦巻く感じだったのかな・・・ 少年には辛過ぎる でも、アランにとってクリストファーが絶対的な存在になったことは間違いない。


クリストファー・モルコムは実在の人物で、親友の彼にチューリングが恋をしたことも事実。クリストファーが感染牛のミルクを幼いころから飲んでいたため、牛結核を患って18歳で亡くなってしまったことも事実。このことからチューリングは無神論者になったそう。そして、コチラ(第13回:Who killed Turing?誰がチューリングを殺したのか?|こんどうしげるの生命科学の明日はどっちだ!?)によると、クリストファーの存在が、良くも悪くも大きな影響を与えているのだそう。となると、やっぱりラストは切なすぎる 


1952年チューリングは同性愛で有罪判決を受ける。実際のジョーン・クラークも晩年までチューリングと親友であり続けたそうだけれど、映画では久しぶりにチューリングを訪ねた形になっている。ニュースで彼の有罪判決を知って駆け付けたのだった。知っていたら証言台に立ったと言う彼女に、見ている側も救われる。実際のチューリングは両親に愛されていたようだけれど、映画の中では彼を愛している人があまりにも少ないので 彼は収監される代わりにホルモン注射を受けていると話す。具合が悪そう。女性ホルモンを注射すると同性愛が治ると考えられていたのかな? そんなことじゃ治らないよね? 治るものでもないだろうし、本来は治すものでもない。そのことにジョーンが驚くと、収監されたら仕事が出来ないし、マシンと一緒に居られれば自分は1人じゃないと言う・・・ もう、涙が止まらなかった。何故クリストファーと名付けたのか分かったつもりでいたけど、全然分かってなかった クリストファーと一緒に居たかったのね・・・ なんという純愛。゜(/□\*)゜。わ~ん


今は結婚して仕事もしているというジョーンに、普通の幸せを手に入れたねと言う。すると、ジョーンが言う。あなたが普通の人じゃなかったから、偉大なことが成し遂げられた。"誰にも思いつかない人物が、誰にも思いつかないことをやってのけたりするのよ"と言う。これはかつてチューリングが彼女を仕事に誘うときに言った言葉であり、そしてそれはクリストファーが少年アランにかけた言葉だった。実際そんなやり取りがあったのかは不明だけど、こういうのが映画の醍醐味というか、脚本の面白さだと思う。1つの言葉でチューリングが"愛し"彼を"愛した"人が繋がる。アカデミー賞の授賞スピーチからすると、グレアム・ムーアが見ている人に伝えたかったのはこの言葉なのでしょう。そして彼女が言った"あなたが普通じゃなかったから、世界はこんなに美しい"という言葉に見ている側も大きく頷く。天才であり、おそらくアスペルガー症候群であり、同性愛者である彼が、"普通"でないことを成し遂げたからこそ、現在の平和があるとまでは言わないけれど、多くの人を救った側面はあったわけで、しかも今自分がこうしてblogに文章を書いているのも、彼のおかげであったりするわけなので・・・


この2年後、アラン・チューリングが自ら命を絶ったことが字幕で流れる。補足しておくと、青酸中毒によるものだったそうで、ベッドにはかじりかけのリンゴがあったとのこと。このリンゴの青酸化合物の分析はされなかったそうだけれど、『白雪姫』のワンシーンを真似たのではないかと言われているのだそう。アップルのロゴのかじりかけのリンゴは、ここから来ているのではないかとも言われているらしいけれど、真偽は不明。実際のチューリングが何故自ら命を絶ったのかは分からないけれど、この映画の流れではやっぱり、絶望したのかなと思う。偉大な功績も、一人の男性としての人生も、全て母国から否定された。たった1人の最愛の人からも、彼のもとから去る運命にあることを教えてはもらえなかった・・・ 本当に切ない。そして、彼を抱きしめてあげたくなる。映画は彼の功績を称える字幕が流れて終わる。死後に認められても意味はないかもしれないけれど、やっぱりこれは伝えていくべき。


キャストはみんな良かったと思う。英国紳士って佇まいの俳優ばかりで目の保養 ミンギス役のマーク・ストロングは敵か味方か分からない感じでミステリアス。まぁ、敵ではないと思うけど(笑) 必要ならば擁護もするけど、必要なければ即切る的な感じというか・・・ 髪がますますだけど、こんなカッコイイハゲはなかなかいない ケアンクロス役のアレン・リーチは「ダウントン・アビー」の末娘シビルの旦那さん役でおなじみだけど、最近見た『グランド・ピアノ 狙われた黒鍵』にも出てた。呆気なく殺されちゃったけど 今回は一瞬チューリングの良き理解者なのかと思わせて、実はスパイだったという役を好演していたと思う。まぁ、ヒューじゃなければ、彼だろうなとは思っていたし、史実を知ってれば名乗った時点で分かることではあるけど。デニストン中佐のチャールズ・ダンスが素敵。おじい様好きとしてはうれしい! マーク・ストロングもだけど、スタイルがいいから英国スーツが良く似合う! チューリングを敵視する役なので、悪役みたいな位置づけになってしまうけれど、責任者である自分を飛び越えて、チャーチルに直談判されてしまっては、メンツは丸つぶれなわけで、階級社会のイギリスでは許されないことなのかも。その辺りを感じさせつつも、器の小さなヤツと思わせなかったのは見事。


ジョーン・クラークのキーラ・ナイトレイは、この演技でアカデミー助演女優賞にノミネート。惜しくも受賞は逃したものの、素晴らしい演技だったと思う。ジョーンの聡明な明るさに救われたのは、チューリングだけじゃない。今作ではジョーンを通して女性差別も描いているけれど、あくまで助演に徹していたのも良かった。キーラ・ナイトレイとベネディクト・カンバーバッチは実際にも友人で、今回キーラがこの役を受けた理由の1つはバッチさんとの共演だったそうなので、その辺り上手く作用したかも。チューリングが婚約破棄を申し出るシーンも良かったし、何といってもラストのあのセリフが素晴らしかった


そして何といってもベネディクト・カンバーバッチが素晴らしい! 正直、バッチさん目当てで見に行っているので、目がくらんでいる部分はあるかもしれないけれど、基本好きでもつまらないものはつまらないと思うタイプ。その独特の容貌ゆえか、近寄りがたくて、繊細で、そして天才な役をやらせると本当にハマる! 一躍脚光を浴びた「SHERLOCK」のシャーロック・ホームズ、「フランケンシュタイン」(感想はコチラ)の怪物とフランケンシュタイン博士、『8月の家族たち』(感想はコチラ)ではダメ男だったけれど繊細過ぎる役だったし・・・ アスペルガー症候群の特徴を大げさでなく演じていて、それがチューリングの個性となっている。空気を読めないから変人扱いされてしまうけれど、そのことはあまり気にしていなかったように思う。でも、ジョーンが現れて、いろいろ教えてくれて、仲間が出来たあの頃、チューリングも楽しかったのかも。実際のチューリングがどう感じていたのかは分からないけれど、少なくともこの映画ではそう見えた。だからこそ、描かれていなかった5年間を"クリストファー"と2人きりで過ごしたのかと思ったら号泣していた 素晴らしい演技だった


イギリスは飢えていたと言っていたわりにパブで飲んだりしているし、女性たちもオシャレでお化粧バッチリだったりするけれど、まぁ彼女たちは働いているわけだからね。派手過ぎず華やかな女性たちの衣装も良かったし、チューリングのスーツの少しくたびれた感じも良かったし、ミンギスやデニストン中佐の高級スーツ姿が素敵 時々出てくるミンギスやデニストン中佐の部屋の豪華な感じも良かったし、ジョーンの部屋やチューリングの部屋の感じも良かった。そしてbombeのデザインが好き!


いろいろ知識があるともっと違った見方も出来ると思う。基本史実どおりに描いているとは思うけれど、もちろん脚色はあると思う。天才数学者アラン・チューリングの伝記的作品というよりも、1人の男性としての純愛映画として見るとより切ないかも 演技派英国俳優好きな方オススメ! キーラ・ナイトレイ好きな方是非! ベネディクト・カンバーバッチ好きな方必見


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