まりっぺのお気楽読書

読書感想文と家系図のブログ。
ゆる~い気持ちでお読み下さい。

『白衣の女』男心の摩訶不思議

2008-07-19 19:10:48 | イギリス・アイルランドの作家
THE WOMAN IN WHITE 
1860年 ウィルキー・コリンズ

内容はね、面白いんです。特に文句ありませんが・・・
ローラっていう女がおバカさんなのよぅ

物語はウォルター・ハートライトという画家が
ある晩全身白ずくめの女にロンドンへの道を聞かれたことから始まります。

ちょっとドキドキする出だしでしょう?

ウォルターはその後、絵の家庭教師のために訪れた館で、莫大な遺産の相続人で
白ずくめの女にそくっりなローラという娘に会って恋をします。

彼女には既に親の決めた婚約者グライド卿がいて、二人の恋は実を結びませんが
ウォルターはその後、ローラの財産を巡る陰謀に巻き込まれ
ローラを救うために、彼女の異父姉マリアンとともに戦います。

“白衣の女”アンとローラの関係は? グライド卿の過去とは? など
様々な謎を解き明かしながら、核心に迫っていき
ついにローラの正当な権利を取り戻します。

手に汗握る、とまではいかなくでも、それなりに楽しめたんですけどね。

けどね!
重ねて言いますが、ローラってなんっにもしないわけ
全てあなたまかせでオロオロしてるだけなの。もう、すごい足手まといな女なの。
この人さえしっかりしてりゃ、皆が右往左往しなくてもよかっただろうに。

マリアンはあまり美しくない、無骨な顔らしいけど、献身的にローラを助けて
判断力も勇気もあって、一緒にいて楽しそうな感じにお見受けするがね。
男の人って、ボーーーっとしてても、やっぱり美人がいいですかね?
ローラって「どうしましょう?」しか言わないんだぜ それでもいいの?

白衣の女(上) 岩波書店


このアイテムの詳細を見る

とりあえず上巻で・・・

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『虚栄の市』世間を渡る鬼娘 | トップ | 『ドゥミ・モンデーヌ』のぞ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうよ (12このめがね)
2010-01-22 15:45:21
お忙しそうなので返事は要りません

そうよ!男なんてどうせ馬鹿なんだから!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イギリス・アイルランドの作家」カテゴリの最新記事