まりっぺのお気楽読書

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『15のわけあり小説』事実と小説

2017-06-06 21:46:39 | イギリス・アイルランドの作家
AND THEREBY HANGS A TALE 
2010年 ジェフリー・アーチャー

以前読んだ『十二本の毒矢』も、12話中11話が実話だということでしたが
こちらも*印がある物語は、よく知られた事件に基づいたものだ、と
作者が前書きで書いています。 ちなみに15話中10話あります。

どれもこれも印象深いお話しでしたが、「ほんとーに?」というのが正直な感想。

では、実話が下書きになっているものからいくつかご紹介します。
どなたかこの事件の事をご存知でしょうか?

『第一話 きみに首ったけ』
ゴージャスな美女アラベラがプローポーズをOKしてくれて有頂天の銀行員ジェレミー。
指輪を買いに行こうというジェレミーに、アラベラが「盗めばいい」と言う。
ジェレミーはアラベラの計画通り、デビアスへと向かう。

『第五話 遺書と意志があるところに』
女優を目指していた美しい少女イヴリン・マーツバーガーは40歳になると看護学校に入り
看護士ミス・イヴリン・ムーアとなって、大富豪ソマーフィールドの遺産を手にした。
杖と写真1枚しか遺されなかった二人の子供は、法廷で争おうとするが…

『第七話 私は生き延びる』
骨董品店のジュリアンは、隣のミリーの宝石店に、歌手のグロリア・ゲイナーが
入って行く姿を見た。 彼女は翌日、別隣のスーザンの画廊に入った。
そして次の日、ジュリアンの店に入ってくると60万ポンド以上の品に目をとめた。

とりあえず女性が主人公のお話しを選んでみましたが、聞いた事ありそうですか?
たしかに『遺書と意志〜』は、けっこうありそうな話ではありますが…
イヴリン・ムーアのすごいとこは、遺書が公開されたその先を見据えてたことです。
やるならここまで考え抜いてやらねばね!!

創作された作品の中で一番好きだったのは『第八話 並外れた鑑識眼』でした。
300年前に法律家グレブナーが見出した、天才画家ブロッホの作品をめぐる話です。

ほとんどのお話しが、犯罪的というか、誰かをダマそう、出し抜こうという内容です。
夫婦間の小さな嘘から、国家がからむ壮大な隠蔽まで様々ありました。

ただ、実話・創作どちらも、なんとなく結末が読めちゃう内容だった気がする…
結末というよりは、話しの流れっていうのかしら?

面白いですよ! だけど、どっかで聞いた話しっぽいんですよね。
終わり方がモームに似てるのかな?

作者が「これは奇なり!」と選び抜いたお話しだとは思うんですけど
わたしはあとがきの最後にさら〜と書いてあった作者の人生の方に興味津々だわ!

ひとことK-POPコーナー
T.O.Pさま 
目が覚めたら、焦らずゆっくり、よくなってください
なにも考えずに… というのは難しいかもしれませんが、あまり考えすぎないでくださいね
一ファンからのお願いです


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