森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

好きなものがある幸せ6【「浅見光彦シリーズ」が好きです】

2009-02-20 01:06:41 | 思いつくまま
好きなものがある幸せ5で、ポワロの事が好きだと告白(?!)しましたが、好きな探偵は外国ばかりではなく日本にもいます。
それは内田康夫の浅見光彦です。

ポワロが小説からドラマに目が向いたのと違って、こちらはドラマから小説に目が向きました。

もちろん一番好きな浅見光彦は、水谷豊が演じた光彦です。(今回は敬称略で失礼します。)そのドラマで好きになってしまったのですから。とっても面白かったですよね。自分のパソコンにヒロインの名に浅見をつけて打ち込んでいるラストも好きでした。

日本人って基本的に、大いなるマンネリ、またはキマリが好きなんだと思います。
そういうことでは誰もが思い浮かぶ「水戸黄門」ですが、印籠を出さない「水戸黄門」なんて見たくないでしょう。もろ肌を脱がない金さん、「暇か」と言わない角田課長・・アッ、これは違うか。

この推理ドラマも、兄が警察庁刑事局長だと分かって、傲慢な態度を取っていた刑事達がそれまでの態度を一変させるところが大いなるキマリごとで、ここを大げさにやってくれるかくれないかで面白さが変わるような気がします。

もちろんそれだけではなく、本当に推理ドラマとして見応えがあったのですよ。

それなのに水谷豊の光彦は1987年から一年に2本ずつ、1990年までで8本しかないのです。この辺のいきさつは詳しい方は、耳だこなことだと思います。私はトラブルで打ち切りと言うことは、なんとなく知っていましたが、この記事の為にリサーチを入れたら・・・・
なんなのよ、理由は靴だってか?!

もうサ~、どっちか折れようよ、ねっ。  とか言ってもあまりにも昔々の出来事ですね。

ところがワタクシ、この水谷=浅見に嵌って、ドラマ打ち切り後に本の方を読むようになりました。その本を読むときのイメージはもちろん水谷豊なのでしたよ。
内田康夫が切ったがゆえに本が数冊は売れたと言うことです。なんか皮肉っぽいな。



そんなわけで放送局が違うといっても主役交代は、私的には面白くなくて榎木孝明、辰巳琢郎さんのドラマはあまり見ていないか、記憶にあまりないのです。

じゃあ、今も見ていないかというとそうでもないです。
今は、TBSで沢村一樹で13本、フジテレビで中村俊介で18本作っていて、意外と沢村光彦は楽しみに見ています。(どちらかと言うと再放送で楽しむことが多いです。)

沢村一樹の光彦は、シャープさはないかもしれませんが、なんともいえない優しさや人の良さが滲み出ていて好きです。中村光彦は別に拒否しているわけではありませんが、たまたま見る機会がないだけだと思います。ちょっと若すぎるような気もしますが、彼のイケメン光彦はどうなんでしょうか。


ところで本を読んでみて、私はあることに気がつきました。それはテレビで人気シリーズになっていたりすると、原作を読む気になんかならなかったのですが、予想以上に面白いのですよね。
映像の力と言うのは、いろいろ凄い点があると思うのですが、推理ものに関しては、その映像の力が逆に働いて、犯人や動機やトリックがすぐに分かってしまうことが多いように思います。それが本で読むと、なかなかそこに行きつかないのです。それは十津川警部シリーズでもいえるかもしれません。あのシリーズが面白いと気が付いたのは、友人に本を頂いたことで読んでみたからです。


ちなみにこの記事を書こうとリサーチを入れていましたら、こんな所を見つけました。
浅見光彦の家
http://www.asami-mitsuhiko.co.jp/

私はミーハーなので、ちょっと興味があり。いつか行って見たいような気がします。


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コメント (7)
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