J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

スポーツ文化の素晴らしさ82

2016-08-31 00:53:15 | スポーツ文化・その他

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 この前、当ブログで好きなビートたけし氏が出る「ニュースキャスター」を観ていたら、「広島では小学校でカープについて勉強する」という情報が出てきて、慌ててメモり、ネット検索をしてしまいました。インパクトありすぎです。川崎さんのようなコラボ「ドリル」というレベルではなく、チームそのものを学校教材として使い、授業を行うのです。いろいろ調べてみましたが、なかなかネットからは情報が出てきません。断片的にではありますが、情報を抜粋して紹介。
         
【Jタウンネット東京都】
  教科書に、広島カープの記事(カープの歴史やズムスタの事など)が掲載。広島市では数年前から独自の授業に取り組んでおり、資料を読み解く思考力や文章を書く表現力を養うことが目的。そのテーマの一つとして選ばれたのが、「カープについて考える授業」。2015年4月から、広島市内の小学校142校で実施。その内容は、新聞資料の比較、順位と観客数の推移、ユニフォームやキャッチフレーズの変遷、ライバルチームの情報など、多種多彩。
Jタウンネット東京都公式HP該当ページ:http://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/226448.html?p=all

【spotlight】
 教科書に6ページにわたって、新聞資料、順位と観客数の推移、ライバルチームの情報、ユニフォームやキャッチフレーズの歴史を掲載。カープの地元である広島県の応援率が80%とダントツ。ちなみに、パ・リーグを含めると、楽天の宮城県が90%、ソフトバンクの福岡県が86.7%という事で3位だが、それでも他に比べると圧倒的。このような地元の応援があるのも、小学校で多くの歴史を学ぶ授業があるおかげかもしれない。
spotlight該当記事:http://spotlight-media.jp/article/282772158233000136

 こんな感じでした。ちょっと今回は短い記事ですが、情報はこれくらい。カープさんはすごいですね。少し前までは「カープ女子」でブレイクし、また、マツダスタジアムでブレイクし、昔の市民球場だった古いイメージを見事に一新しました。当ブログでもカープ女子も含めて何度か紹介させていただいております。カープさんはまさに地域の宝の公共財。大真面目に小中の授業の教材として教科書に載っているのは、どんなスポーツに限らず他には無いでしょう。
 よく当ブログでは数字は関係ない、薄っぺらい数字だけの評価は、単なる一過性のブームであると言ってきましたが、カープさんは違います。去年にNHKでカープ誕生のドラマを紹介しました。市民球団で、樽募金をもとに後援会を広げていき、草の根でファンを増やしていきました。まだ、ドラマの内容を昨日の事のように覚えています。身内が横で声掛けする樽募金ではなく、カープさんは後援会など地域がみんなで声掛けする「本物」の樽募金。そういう苦しくも素晴らしい歴史があるから、教科書の教材として取り上げられたのだと思います。
 当ブログでは、後援会の存在が一つの指標と認識しています。後援会こそが地域や支援者とクラブの架け橋。後援会を作れていない、もしくは作りたがらなかったところは、申し訳ないですが100年続かないでしょう。見てくれ重視で「わしらだけでできるから」という発想では、長い目で見るといつか地域に、飽きやすい市民から手を離されるのかな。熱しやすく冷めやすいというタイプもいるでしょうし。広島市民がうらやましいです。おっとそういえば優勝間近ですね。
カープと後援会づくり関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150212
プロ野球女子関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140816
  〃        ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140723
  〃        ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131014

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なでしこリーグについて19

2016-08-30 00:01:31 | 岡山湯郷ベル

 生観戦レポです。
 27日に総社北公園陸上競技場で開催された、ベルとシャルムのエキシビジョンマッチの観戦に行ってきました。この岡山ダービーはすごく久しぶりで、楽しみにしていました。特にベルは最近何かと騒がしいため、今どんなチームなのかと気になっていました。比較的近い総社での試合で、この日はJ2も中断期間だったので丁度いいという事で行きましたが、13時キックオフという事である程度暑さを覚悟していました。しかし、台風の影響でこの日は曇り空。時折太陽が覗きましたら、まあましな方でした。
     
 試合開始前に総社市長など来賓挨拶。「総スポねっと」という、総社市の総合型地域SCの主催で、総社を挙げてこの試合を運営しておられました。ただ、なでしこリーグの岡山ダービーのドリームマッチなので、もう少しお客さんが入ってもいいなぁという来場者数でした。前半はメインのベル側、後半はバックのシャルム側に座りました。声出しをされるサポさんは、バックでしたが、比較的濃い方々の中に着席。あちらこちらで、例の一連の騒動についての会話が聞こえました。ツイッターがどうの、実は10番がどうのと断片的に聞こえましたが、よく内容を覚えていません。
   
 選手の控室は、少しは離れた丘の上にある管理棟です。普通選手入場はメイン中央に横にお互い並んで2列になって、ピッチに入ってくるのですが、この日は何と、まず管理棟から入場行進です。そして、メイン中央で右折してピッチへ入場です。正直、こういう選手入場はまれで初めて観ました。
 ベンチを見ると、男性のコーチが2人いました。若いのとベテランで、若い方が選手にコーチングしていたので、誰かなと思って公式HPを観ても、なぜかコーチ欄が出てこないので名前がわからず。うーむ、まだまだいろいろありそうですね。(新聞によると榊原コーチとか)
   
 ベルの選手ももちろん宮間選手はベンチ外で、余り見知らぬ選手ばかり。この日の朝刊にまた3人ベルの選手が対談するニュースが載っていました。もう主力選手ってだいぶ少なくなったのではないの? ベンチスタートの加戸ちゃんくらいしかわからず。加戸ちゃんもすっかりベテラン選手の顔をしていました。実は出身中学校の遠い後輩なのですが。貴重な岡山出身選手、これからも頑張って欲しいです。主将を務めていたというGKの子は福元選手ばりに大声でコーチングできていましたが、キックは物足りない印象。
   
 一方のシャルムの選手もよくわからず。浜本まりん選手もこの日は欠場。背番号2番のシャナ・ハドソン選手が目立っていました。さしずめファジで言えば岩政選手。30歳で守りの要。途中の休憩時間も惜しんで、自陣ゴール前に仁王立ちして、味方選手の士気を鼓舞していました。でも、ファンサービス時はとてもフランクな女子選手に見えました。たぶん、いろいろ背負っているんでしょうね。何でも今度、メキシコ代表の外国人選手も入団するとか。  
   
 あと、ゆるキャラでは、キウイバードが奮闘していました。暑そうでした。また、総社市のゆるキャラのチュッピーが存在感があって、いいコンビでした。チュッピーはゆるキャラグランプリで上位を狙っていて、現在総合3位につけているとか。すごいね。途中、キウイバードの足が消えているシーンがありました。やはり重たいのかな、しゃがんでへたばっていました(笑)。

   
 試合は前半はイーブンで、おいおいベルは大丈夫か?と言われていましたが、途中から加戸ちゃんが出場して、流れが変わり、結果的に3-0でベルが貫録勝ちしました。でも全体的には、宮間選手が統率したかつての強いベルの試合運びではなく、2軍が試合をやっているようなイメージ。宮間選手が躍動していたかつての姿とは程遠い感じ。現在ベルは10チーム8位と崖っぷちの位置。もう一つ落ちれば2部の2位と入れ替え戦です。洒落になりません。2部で岡山ダービー復活なんて、辞めてくださいよ。
 試合後、両チームともファンサービスをしっかりしていました。ベルはお家騒動で下位をさまよい、残留争い突入前という感じ。対するシャルムは2部でも低迷して、すっかり今一つ浮上できない学生チームになっている印象。なでしこリーグで、岡山ダービーをやった時をふと思い出しました。あの頃はそうそうたる顔ぶれでしたね。今やなでしこジャパンも、世代交代の最中で低迷していますが、そんな女子サッカー界を象徴するような試合でした。いつ、再びなでしこの太陽は昇ってくるのでしょうか。男子もこうならないように願いたいです。そういえばあさってはW杯最終予選開幕ですね。

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クラブ経営について69

2016-08-29 00:01:43 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 少し前に、当ブログ公式ツイッター(左コンテンツ下にリンク掲載)でツイートしたように、読者の方から、クラブ公式サイトに謳っているヴィジョン(長期プラン)の全クラブチェックの依頼が来ました。遅くなりましたが、やっとできました。ヴィジョンといってもクラブによっていろいろです。ややこしいので、以下の線引きでチェックさせていただきました。
・スローガンは対象外: 1年ごとに出すもので、長期プランではないため
・公式HPで常時閲覧できるものに限る: 単なるニュースで発表したものは対象外。公式HPで継続して情報開示するのが当たり前。
・全文ではなく、当ブログ好みで百年続くと思われるような内容の文言を抜粋。
・当ブログで拝見して、付加価値が高いと思われるものには☆を付けています。目安にどうぞ。
   
【J 1】
川  崎: ☆VISION:「地元に密着した市民クラブとして、地域スポーツの振興を推進していきます」
浦  和: 活動理念: 「クラブの最大の社会的責務は、青少年の健全な発育のサポート」 「地域会に健全なレクリエーション場を提供します」
               「さいたまから世界に向けて開かれた窓となります」
鹿  島: な し
広  島: 理念、チーム設立目的: 「市民と県民に親しまれ、愛される『日本一の育成クラブ』を目指す」「中国地方全域のスポーツ文化の活性化に寄与」
                      「地域と地域、人と人との交流を生み、地域社会の活性化に貢献する」
G大阪:  な し
柏   :  コンセプト: 「常に愛情と敬意、感謝の気持ちを込めて"強く、愛されるクラブ"づくりにまい進します」
       活動方針: 「開かれたクラブを目指します」「まちづくり、ホームタウンの活性化に尽くします」 
大  宮: ☆ヴィジョン(2020年): 地域振興活動「地域の発展に貢献」、社会貢献活動「地域に信頼される社会に開かれたクラブを目指す」
横浜M: 理念: 「健全で豊かな生活を応援し、地域に貢献できるクラブになることを目指します」
神  戸: アイデンティティ: 「サッカーを通じて地域社会に貢献すること」
鳥  栖: 理念: 「私たちは、『人づくり』『まちづくり』『夢づくり』の実現のため努力いたします」
F東京 : ☆VISION(2020年):「地域の核となる駅・商店街・学校・公共施設など“人が集う場”を中心に、FC東京が持つ様々なコンテンツを活かしたコ
      ミュニケー
ションを図り、地域の賑わいを創出します」「さらなる「総合スポーツクラブ」化へ向けた次のステップへの移行」
仙  台: ☆コンセプト: 「地域に根ざし日本を代表する育成型スポーツクラブを目指し、地域と世界に開かれたスポーツ文化を創造します」
                「地域のスポーツクラブとの交流を積極的に図ります」
        ヴィジョン(第6次中期経営計画)(6年間): 「スポーツの価値観をより多くの県民のものとし、スポーツ文化の浸透に寄与します」
                             「地域の公共財として産・学・官・民と連携し、地域社会の発展及び震災からの復興に貢献します」
磐  田: 理念、行動指針、目指す姿:行動指針:「地域に密着し、地域スポーツの振興を推進します。」
新  潟: コンセプト: 「地域と世界を結ぶ『豊かなスポーツ文化の創造』に貢献します」
甲  府: な し
名古屋: ミッション
      コンセプト(ヴィジョン) :「誰もがお客様になると認識します」「タッチポイントを圧倒的に拡大します」 
湘  南: ☆MISSION STATEMENT: 「世代と地域をつなぐ総合型地域スポーツクラブとして、チャレンジする人の成長を支え、夢と感動を提供」
      TOP TEAM PHILOSOPHY: 選手に求める7訓:「自分のため、チームのため、クラブのため、地域のために行動すること(地域、社会貢献)」
      マニフェスト(VISION): 「人生と地域を豊かにする、スポーツ文化が根ざしている世の中」「地元ショッピングセンターとの共同事業を現在折衝中」
福  岡: な し
     
【J 2】
札  幌: ☆理念(中期経営計画)('15~'17年): 「共有体感できる“チーム”“場”“コミュニティ”の形成」
松  本: VISION: 「地域に元気と活力をもたらすような「ひとづくり」「まちづくり」に貢献する」
C大阪 : な し
岡  山: 理念: 「子どもたちに夢を」
清  水: 理念: 「サッカーを通じて多くの人々と感動をわかちあい、地域スポーツ文化の発展に寄与します」
京  都: 理念・行動方針: 「地域の人々と交流を深め、愛されるチーム作りをめざし、自治体・企業等の協力のもと、地域の活性化につとめます」
山  口: な し
町  田: 理念: 「地域の発展に貢献できるクラブであること」 
千  葉: ☆クラブビジョン(2020年): 「選手等がホームタウン赴き、地域の皆様と交流し、人々がにぎわう街づくりに貢献します」
横浜C : な し
長  崎: 目的: 「長崎県民に対して、スポーツ普及事業で青少年育成や、スポーツ文化の振興、地域の活性化に寄与する」
徳  島: コンセプト: 「県民・企業・行政三位一体による運営」「県民に愛され、地域の誇りとなるチームづくり」
愛  媛: ☆愛媛FC百年構想(理念): 「県民に愛され、愛媛の誇りとなります」「日本の地方クラブNO1となります」
      「日本各地に愛媛ブランドを発信、地域活性化や振興に尽くします」「愛媛スポーツ界のリーダーとしてスポーツの普及振興に尽くします」
      「愛媛県内20全市町村に、緑の芝生の広場やスポーツを楽しめる施設環境づくりに尽くします」
      「愛媛県内20全市町村に、サッカーに限らず、県民それぞれがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブづくりに尽くします」
水  戸: クラブビジョン: 現在準備中
群  馬: な し (ホームタウン活動の理はあり)
熊  本: 理念: 「県民に元気を」「地域に活力を」「地域に根ざしたクラブとして、地域に生活する人々と共に発展し、地域に誇りと感動を与える事に務
      め、
世界に開かれた豊かなスポーツ文化の創造に貢献します」
      活動方針: 「日本市地域に根差したクラブづくり」「日本一のホームタウン活動」
東京V: クラブビジョン: 「日本サッカー界の底辺拡大、実力向上を推進する」「青少年層への正しい指導と健全なスポーツ精神の高揚」
       クラブミッション: 「東京の街づくりに積極的に参加する」「・サッカーのみならず生涯スポーツ活動に貢献する総合型スポーツクラブを目指す」
山  形: 経営理念: 「地域と連携した選手やスタッフの活動をとおして、山形の新たな価値を創造します」「スポーツ振興による魅力ある地域づくり」
讃  岐: クラブ理念: 「県民に愛され、地域に根付きながら、郷土香川に熱い情熱と若いエネルギーを送り込みます。県民、自治体、企業と適切に連携
      
図りながら、地域アイデンティティを発揮し、地域の活性化に貢献していきます」
      経営コンセプト: 「地域のスポーツ文化を創造し、地域アイデンティティの醸成や地域コミュニティの形成など、地域を元気づけます」
      「各種交流や地域からの情報発信などにより、地域の活性化、にぎわい創出を図り、新しい産業創出に貢献できる活動をします」
岐  阜: クラブ理念: 「子どもたちに夢を」
北九州: ☆ビジョン(2030年): 「あらゆる世代の市民のために総合スポーツクラブとなる」「地域と共に世界につながり、世界にはばたくクラブとなる」
金  沢: クラブ理念: 「石川県に根ざし、ふるさと愛を育むチームを目指します。地域社会の一員として、スポーツを通して地域経済発展に貢献します」

 という内容でした。修正等あれば遠慮なくお申し出ください。基本から並べていくと、スローガン(その時ごと)、方針や理念、ビジョンや経営計画の順になると思います。まぁ、一般企業でもそうでしょう。ビジョンから上は、何年間とか何年までと期間を設定していたら、更に付加価値は高いです。
 そして、出そうなのが「うちは毎年開幕前に公式HPで発表している」というもの。これは一見ちゃんとしているようですが、実際はそうではありません。情報開示はファン・サポーター、ひいては行政やスポンサーに向けての大事な義務。いつでも誰でも閲覧できる状態にしておくのが一般常識。試しにいわゆる有名企業のものを覗いてみてください。どこもしっかりと情報開示しているはず。なので、公式HPに情報開示できていないところは、申し訳ありませんが「無し」と同じ。長いこと公式HPがリニューアルできていないところも同じような事。

 理念以上のものが「なし」のところが見受けられますが、鹿島さんもガンバさんも、もはや立派なオリ10クラブでどうこう言う筋合いではありません。甲府さんも日本を代表するプロヴィンチャで全然問題ないでしょう。福岡さんも頑張っているし、セレッソさんも大阪市の公共財。横浜FCさんもフリューゲルス消滅からずっと頑張ってこられました。群馬さんもホームタウン活動の立派な理念があります。鳥栖さんもこれから頑張ってもらいましょう。岐阜さんも新しい経営者になっても地域密着できていますね。(後日紹介)
 あと、理念の見方に2つあります。1つ目は「地域」というキーワードが入っているかどうか。2つ目は県域がホームタウンエリアになっているところは「県民」等のキーワードが入っているかどうかが付加価値の高さの基準だと認識しています。まぁ、「わしらだけでやれる」とホームタウンを軽視しているとまでは言いませんが、やはりこういうところに「気持ち」「経営者のセンス」が表れているのかなと個人的に思います。それ以上はコメントしないでおきましょう。読者の皆さんの地元のクラブはいかがでしたでしょうか?

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Jリーグファミリーの資格69

2016-08-28 00:01:25 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、J’s GOALを観ていたら、さすが水戸さんという情報を見つけました。浦和さんや柏など、国際奉仕団体とコラボしている付加価値の高いJクラブがあり、ある程度規模の大きさなども必要なのかなと思っていましたが、J2で規模的にも順位的にも下位のクラブが、同様の事業をされていました。うらやましくも素晴らしいJ2クラブです。数字だけじゃない。人はモノやカネで動かず、心で動くという言葉を改めて思い出させる事例です。以下、抜粋して紹介。
          
【ONE GOALキャンペーン】
 J2水戸では、7月31日(日)ホーム金沢戦において「ONE GOAL」キャンペーンの一環として、アジアの子どもたちの現状を伝えるチラシを配布するとともに、募金活動を実施。寄せられた支援金については、「特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン」を通し、ベトナム社会主義共和国チャンエン地域開発プログラムにて、子どもたちへの支援活動に活用。

・実施日時: 7月31日(日) ホーム金沢戦
・募金額:   53,659円
・参加選手: 麦倉選手、斎藤選手

J2水戸公式HP該当ページ:http://www.mito-hollyhock.net/?p=32358
J2水戸公式ブログ該当記事:
http://ameblo.jp/hollyhock-hometown/entry-12186067146.html

【ONE GOALキャンペーンとは】
 AFCが「アジアのすべての子どもに栄養を」という“ワンゴール”に向かって実施している社会貢献活動。アジアの5歳未満の子ども3億5,000万人のうち1/4は低体重で、1億人が発育不良。アジアの子どもたちがより良い食生活で、成長に必要な栄養を適切に摂取し、健やかに成長するため、アジアにいる14億人のサッカーファンとともに、各国政府、企業、市民社会と協力しながら、子どもたちの健康で活動的なライフスタイルが実現することを目指す活動。

主催: 
公財)日本サッカー協会

協力: 特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)
親善大使: 北澤豪氏(JFA理事)、高倉麻子氏(なでしこジャパン監督)
ONE GOALキャンペーン公式HP:http://www.onegoalglobal.org/
公財)日本サッカー協会公式HP該当ページ:http://www.jfa.jp/social_action_programme/onegoal/
ワールド・ビジョン・ジャパン公式HP該当ページ:https://www.worldvision.jp/children/one-goal.html
   
 ONE GOALキャンペーンとは、AFCから日本協会が進める社会貢献活動ですね。調べてみるとJクラブでは、何と言っても水戸さんが一番。他には甲府さんが少しされていました。柏はスゴいですね。セーブザチルドレンという継続事業があるのに、こちらもPRしてあげるというのは、懐の深さを感じます。どれだけ当たり前のようにできるかで、J1クラブとしての品格が問われる事でしょう。
 浦和さんや柏のように、すでにちゃんとした連係先があるところはいいですが、もしJ1もしくはJ2クラブで、こういう国際的な社会貢献活動を実施したいところがあれば、水戸さんのようにこのキャンペーンをされたらと思います。水戸さんの活動を見ると、ある程度資金があるJ1の企業チームしかできないだろうという概念を取っ払いましたね。つまり、こういう社会貢献活動も、資金や事業規模は関係なく、J3でもJFLでもできるという事なのです。あとはクラブ自体にどこまで「意識」が存在するかですか。もっとも、チャリティーグッズ自体を今まで扱った事が無いようなクラブであれば無理な話になりますが。あと、もう一つこういう活動をされている組織がありますね。AMDA(本部:岡山市)です。どういう関わり方ができるのかは不明ですが。 
J2水戸関連⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141012
   〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140817

   〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130822
   〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120819
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110109
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101106
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100415
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090407
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080106

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Jリーグの話題115

2016-08-27 00:01:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今日、いろいろ観ていたら、「リオ五輪は『Jリーグそのものの敗戦だった』」というインパクトのある記事を見かけました。どうやら、村井チェアマンのコメントのようです。余りにもインパクトがある言葉だったので、取り上げる事にしました。「リオ五輪は『Jリーグの敗戦』と語るチェアマン。育成改革へ。ルヴァン杯に東京五輪代表参戦案も」というフットボールチャンネルの記事です。以下、抜粋して紹介。
    
【リオ五輪は「Jリーグそのものの敗戦だった」】
 リオ五輪でグループリーグ敗退を喫した手倉森ジャパン。村井チェアマンは「Jリーグそのものの敗戦だった」と受け止め、東京五輪へ向けて、鉄は熱いうちに打てを合言葉に、リーグとして取り組める育成改革に待ったなしの状況で議論していく方針を表明。
 村井チェアマンは、その時に原副理事長とスエーデン戦観戦後、しばらくは席を立てなかったとか。「今回の戦績を見るに、手倉森誠監督のさい配や選手たちのパフォーマンスよりも、Jリーグそのものの敗戦だったと考えている」とコメント。手倉森ジャパン18人のうち、南野とOA3選手を除く14人を検証してみると、今季J1でレギュラーだったのは中村、植田、岩波、亀川、遠藤、大島の6人のみ。

【ルヴァン杯に東京五輪代表参戦案も】
 23歳以下の選手の半数以上がトップリーグにあたるJ1での経験を十分に積めないまま、育成年代の集大成となるリオ五輪を迎え、その非情な結果に、村井チェアマンは大いなる危機感を認識。
「とぼけたことを言っていると、4年なんてすぐに来てしまう。いかにしてJ1でプレーする機会を、若い世代に積ませられるか。Jリーグとして、どういう手を打っていけるのか。すぐに実行委員会で議論しなければいけない」とコメント。原副理事長は、豊富な経験をもとに、すでにさまざまな改革アイデアを打ち出しているとか。口頭レベルだが、その改革アイディアの一つにはYBCルヴァンカップに東京五輪を見据えた選抜チームを参戦させる案がある模様。

【一見奇抜なアイデアも日本は導入経験が】
 出場資格が現状のままならば、東京五輪は'97年1月1日以降に生まれた選手たちがベース。'17年のYBCルヴァンカップにU-20、'18年はU-21と段階を踏んで選抜チームを参戦させ、J1クラブと真剣勝負を繰り広げる場を設定。
 奇抜なアイデアに見えて、実は日本サッカー界ではすでに導入実績あり。日本リーグ時代の'90-'91、'91-'92シーズンで当時のコニカカップに、'92年のバルセロナ五輪出場を目指していた日本五輪代表を参戦させて強化を実施。当時の横山総監督のもと、澤登や藤田俊哉、相馬、名波らの、後のJクラブ入りして日本代表に名前を連ねる大学生が中心。
 結果としては両シーズンともグループリーグ最下位だったが、2シーズン目には2勝をあげる健闘。その一つがJ1浦和の前身、三菱自動車工業から延長Vゴールの勝利。銅メダルを獲得した'68年のメキシコ大会以来、出られなかった五輪出場を実現するために。当時の日本サッカー界が知恵を振り絞った末に導入されたものだが、大学側の都合でベンチ入りできない選手も数多くおり、交代要員が足りない試合も。バルセロナ五輪出場は6ヶ国で争われた'92年のアジア最終予選で5位で終わり、実現せず。

【U-22選抜の二の舞にはならないのか】
 コアとなるメンバーを固定させて、実質的な代表チームとして参戦しなければ強化の目的を果たせず、。昨シーズンまでJ3に参戦後、活動休止したU-22選抜の二の舞いの可能性。各クラブの理解の上で実質的な年代別の代表を編成してカップ戦へ参戦させるには、日本サッカー協会との調整も不可欠。アジア予選を戦わない五輪代表を、東京大会へ向けていつ発足させるのか。その場合の監督は誰に任せるのか。こうしたテーマとも、密接にリンク。
 原副理事長はさらに、YBCルヴァンカップに参加するJ1クラブに一定数の若手を必ずベンチ入りさせるレギュレーションを新たに設けることや、年間スケジュールを調整することで国際試合に臨める機会を増やすことなども提案。
 前者は幾度となく検討課題にあがり、'08年の北京五輪後には、日本サッカー協会の犬飼会長がヤマザキナビスコカップを23歳以下の大会にすべきだと提案し、当時のJリーグ鬼武チェアマンと対立したことも。
 後者はヤマザキナビスコカップ時代からの過密スケジュールを見れば、強化のチャンスを逸していることが一目瞭然。グループリーグの一部と準々決勝、準決勝はいずれも国際Aマッチ期間に、J1が中断されている間に開催されているから。
 これらをずらすことができれば、A代表戦とのセットで五輪代表戦を開催することも、単独で海外遠征を行うことも可能。実際、昨シーズンの手倉森ジャパンの12月まで満足に強化試合を行えず、リーグ戦の公平感を損なうという批判を甘んじて受ける形で、JリーグU-22選抜ではなくU-22日本代表をJ3に参戦させたこともある。

【Jクラブアカデミーの格付けも進行中】
 すでにクラブ単位では、Jリーグがダブルパス社と契約して、J1・J2計40クラブのアカデミー組織を格付けする作業「フットパス」を昨年秋から導入。昨シーズン終了後の第1弾に続いて発行された「J.LEAGUE PUB Report」は、Jリーグのオン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチの両面から世界との差を測った調査リポート。村井チェアマンによれば「Jリーグにとって都合の悪いことも、ふんだんに盛り込まれている」とか。
 世界とのギャップを覆い隠すことなく公表したうえで、ギャップが生じた原因を追究し、それらを埋めるための方策を講じる道筋をつける。進行中の「フットパス」を含めてまだ第1段階となるが、4年後の東京五輪だけを見すえれば、村井チェアマンは「待ったなしの状況だと思っています」と危機感満点のコメント。
 特にYBCルヴァンカップを改革するには、11月までには各方面との調整を終える必要。鉄は熱いうちに打てを合言葉に、9月の実行委員会および理事会で、Jリーグとしてできる育成改革を徹底的に議論していくと締めくくっています。

 という内容でした。村井チェアマンの危機意識はよくわかりますが、対策案がもう一つイマイチの印象。本当にそんなんで4年後強くなれるのなと。前々から当ブログの改革案は一貫しています。ドイツのように、リーグ本戦でベンチ入りする育成世代の人数を義務化する事です。もうカップ戦だJ3だという甘っちょろいものではなく、思い切ってJ1のレギュラーシーズンで、どんどん育成世代の出場の場を設ければいいと思っています。
 ちなみにドイツ(リオ五輪では男子がPK負けで準優勝、女子は優勝)ではユース出身選手を8人登録する義務がありますが、Jリーグでは無理でしょう。特にいくらJ2でありながらトップチームに供給する機能がまだゼロのところでは。なので、当ブログとしては例えば、ユース出身に限らずU-23選手数名の登録義務にするとか。

 本当に待った無しです。村井チェアマンは「Jリーグの敗戦」と称していましたが、当ブログはJリーグどころか「日本サッカー界の敗戦」だと思っています。Jリーグの選手層だけではなく、その育成世代から下もすでに弱くなっているのです。そのうち、日本代表がアジア予選を突破できない日が来るのではないかと時々書きますが、昨日発表されたA代表の発表を観ても、やはりリオ組は役に立っていないと思い知らされました。
 フットパスなどいろいろ手を打っています。急ぎ過ぎる必要は無いと思いますが、まごまごしていると本当に日本代表が出場しないW杯が来るかもしれません。現に女子はそうなってしまいました。
 もう一つ、当ブログでいの一番に掲げたい改革が、2ステージ制の完全廃止です。過密日程等で実は弱体化を助長しています。当ブログでは昔からわかっていた事ですが、なぜ日本は弱くなったのか、それが何となくわかってもらったと、信じています。儲けを優先するのか強化を優先するのか、早く舵をきり直さないと。現地視察に行ってアメリカ礼賛(アメリカはリオ五輪に不出場)になり、MSLをお手本と考えた「茹でガエル」勢力から、早くヨーロッパに回帰して欲しいです。また傍士さん復帰しないかな。あの頃からおかしくなっていきましたね。極端かもしれませんが、あの辺の方々で唯一村井さんだけがまだまともに思えるのは当ブログだけでしょうか。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2016/08/26/post171084/
Jリーグ組織問題関連 (その他):38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /

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ファジアーノ応援団・浅口

2016-08-26 00:01:48 | ファジアーノ応援団・浅口

 浅口レポです。
 先日、岡山手延素麺㈱直売所にて、定例会里庄会場が開催されました。顔ぶれは、今回は目新しい顔は無く、みんな知った顔でした。福嶋代表世話人ですが、時間になって電話を入れると、「ごめん、行けない。欠席だ」と一度は言われたのですが、後から「行ける事になった。もう少ししたら着くよ」と電話が入る。よくわかりません(笑)。
   
 田代表世話人の開会及び乾杯ご発声でスタート。その後、白評議員さんから、チームの状況説明。この時はまだ3位だったので、皆さんの表情も明るく。J1昇格プレーオフの日程も一応確認していました。工社長から、9月か10月に懇親会付きの観戦会が提案されましたが、秋は秋で皆さん多忙の様子。日程調整も難しそうです。時社長は初めて里庄会場に参戦されたようです。そうだったのですか、気づきませんでした。
   
 この日も今シーズン、家庭用DVDで地上波を録画したDVDを持って行って、いろいろ試してみましたが、すべて映らず。去年のDVD(最近お付き合いの無い人に撮ってもらったもの)は映るのですが、今年のはどうもダメ。またしても、去年のを我慢して観ましたが、結局誰もまともに観ていないんだよなぁ・・・(苦笑) 寄島会場の時に会で購入したDVDデッキがありますが、金光会場に移ってからは出番が無く、M永食料品店で保管してもらっていました。出番です。次回はそれをつなげてみようと。
     
 この日はへんこつうどんさんが、つまみを大奮発してくれました。寄島漁港で揚がる小海老を炊いたものの他に、デビラ(ガンゾウビラメを、カラカラに乾かしたもの)を焼いたものが出ていました。これは珍味で美味でした。お偉いさんを筆頭に皆さん舌鼓を打っていました。これは寄島ならではのおかずですね。
 明治安田生命のT橋女史が何やら小さいフレームみたいなものを数枚持参される。T橋女史の説明では、前回の金光会場で、4文字を書いて提出してくれたら、クラブに応援メッセージとして届けるという会社の企画「応援四文字プロジェクト」が行われ、そのフレームが本人に帰ってきたのです。3人がフレーム。中税理士は金属製のタンブラーに文字が刻まれていたようですが、ちょっと見にくい感じ。ラッキーでしたね。
   
 明治安田生命さんが持参する角封筒に、今後は参加メンバー各自でPRしたいパンフ等があったら持ち寄り、それを入れる事になりました。まだ、福嶋リハ学院で寄島会場を開催していた頃に、何度か実施した事がありますが、再び実施です。異業種交流的なイベントです。
 最後に会計部長の工社長とT橋女史による、応援募金箱の一周です。皆さん夏目君をどんどん入れていました。締めの挨拶は中健隊長。ぜひ、観戦会に皆さんで行きましょうと話をされました。皆様お疲れ様でした。

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観客のためのスタジアム29

2016-08-25 00:01:46 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今日、ちょっと気になるニュースがヤフーニュースで流れました。すぐにどうこうではないですが、どうも気になる内容です。スタジアムの世界基準が厳しくなるというもの。J1昇格が目標のJ2クラブには関係ない部分ですが、リーグ優勝=ACL出場という目標を掲げるJ1クラブにとっては、今後大きな問題となっていくでしょう。以下、抜粋して紹介。
   
【ACLスタジアム観客席規定:日刊スポーツ】
 AFCが'17年からACLでのスタジアム観客席の規定を厳格化。'17年から、背もたれ付きの個席以外は観客席として認められない流れになるとか。現在、年間勝ち点1位のJ1川崎はACL出場の場合、等々力陸上競技場のサイド、バックスタンドの1階席を空席で戦わざる得ない可能性が発生。
 AFCのスタジアム規則では、観客席は「個席で30cm以上の背もたれがあるもの」とされ、ACL出場には5,000席以上、AFC杯は3,000席以上を規定。'16年までは「個席を完備したスタジアムの使用を強く勧告」とし、猶予期間だったが、「'17年以降は規定は厳密に適用」と、Jリーグを通じて各クラブに通達。規定内の席が5,000席あれば開催は可能だが、規定外の席は観客席として認められない可能性が一気に浮上。

 現在、年間勝ち点首位であるJ1川崎の等々力競技場がピンチ。ゴール裏は立ち見席で、1階のバックスタンド約3,700席は背もたれ無し。ACLに出場した場合、16,000席が規定に当てはまるため開催は可能だが、サポーターが最も盛り上がる1階の約1万席が空席状態に。特に1階バックスタンドは、得点した選手が真っ先に駆け寄って喜びを分かち合う場所で、試合終盤の逆転劇を支える「等々力劇場」に影響。
 クラブはスタジアムを所有する川崎市に席の改築を要望。サポーターも、市長への要望書や署名活動などで「バックスタンド席だけでも背もたれを」と主張要求。川崎市側は「検討中」としているが、予算面などクリアすべき課題も存在。
 Jリーグ観戦者調査で、J1川崎は'10年から6年連続で「地域貢献度1位」の評価を得るなど市民とクラブの一体感が特長。サポーターサイドも、サッカーだけでなく川崎市内で地域貢献活動なども積極的に行っているクラブへの後押しのためにも、ぜひ背もたれをつけて欲しい。サポーターの声も川崎市に伝えられるよう署名を集めることも検討」とコメント。
 他クラブの状況としては、年間勝ち点2位の浦和、同3位の鹿島、今季ACL出場の東京は全席で規定をクリアしているが、6位の柏は規定の個席が3,500席で、クラブは「今後の対応は未定」という対応。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1699405.html

 これは由々しき事態ですね。数年前に等々力に行った事がありますが、確かに古い印象で、背もたれ席が少なかったように思えます。同じように立見席があるのは万博。そうか、もう使わないんだっけ。他にもゴル裏が立ち見席になっているスタジアムって結構ありませんか?
 過去にW杯の会場となったところは除いて、日立台のような専スタ、等々力のような古いスタジアムは結構引っかかるのではないでしょうか。しかも、日立台のようにクラブ所有は他にも皆無で、ほぼすべてのスタジアムが地元行政の所有物。行政の同意も必要になります。
 たかがACLと思う事なかれ、AFCの上はFIFA、つまり世界基準に該当していくのです。少し前に話題となった秋春制も元はAFCの流れなので。
 柏は今シーズン「柏から世界へ」とスローガンを掲げ、特にACL出場を目標にしています。下手をすれば出場を決めても、会場である日立台がクリアしないかもしれず、埼スタを間借りするという可能性も出てきます。
 あと、観客席認められないので、座らせない事も今後想定されます。上の記事でも「バックスタンドの1階席を空席で戦わざる得ない可能性」というのがありました。日立台のゴル裏である柏熱地帯が空席の試合って、想像できません。今後の動向を見守っていきます。
 そして、他のニュースでは、ACLの出場枠の減少について触れています。以下、抜粋して紹介。

【ACLの出場枠について:ゲキサカ】
 日本サッカー協会の田嶋会長は、天皇杯優勝チームが来季のACLに出場することをあらためて明言。ACLの出場枠は現在3+1。今季のACLは広島とG大阪はグループリーグ敗退、浦和とFC東京もベスト16止まりと、Jリーグ勢は近年、芳しくない成績。来季のACL出場枠は各国の成績をもとにAFC理事会で決定する見込みだが、田嶋会長は「現在は3+1だが、もしかしたら2+2になる可能性もある」と言及。
 2チームはグループリーグにストレートインで出場できるが、残りの2チームはプレーオフあるいは予選2回戦に回る可能性。その場合、ストレートインの2チームはJ1の年間王者と天皇杯優勝チーム。ACLの出場枠が2+2に減った場合、リーグ2位のチームは天皇杯で優勝しない限り、プレーオフから出場することになると締めくくっています。
ゲキサカ該当ページ:
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?197060-197060-fl

 少し前までは4チーム(J1リーグ3位まで、天皇杯王者)にACL出場権が与えられていましたが、2・3年前から3+1になって、J1リーグ年間3位のチームはプレーオフから出ていました。その最初がJ1柏でした。もちろん力の差は歴然で何も問題なかったですが、もう1チーム増えてしまうとなると頭が痛いですね。これは近年、ACL出場するJリーグチームが実績を残せていないからでもあるでしょう。
 まあ、ACL出場枠よりも、やはりスタジアム問題か。アジアでのJリーグチームを強くするために、パフォーム・グループとの提携で巨額の資金が手に入り、その資金を何かの形で活用したいと考えているようですが、そう予想どおりにはなかなかいかないでしょう。少し前に、ACL出場チームへの参加費用等の支援を実施しましたが、何も変わらなかったので。そんな気がします。 

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ボランティアの力219

2016-08-24 00:01:55 | 旧OSS、県サッカー協会関係

 ボランティアレポです。
 21日に灘崎町総合公園で開催された、天皇杯岡山県決勝戦のOSS委員会のボランティアに参加してきました。この日のカードは、今シーズン限りというネクスファジと、環太平洋大学です。メンバーは下委員長の他、西氏、樽部長、シマカズ氏と、いつもAゲートでご活躍で今回初参加の森氏、とあと誰がいたっけ。森氏も、ずっと興味を示していて、そのうち参加したいと言っていましたが、ようやく実現。お互いお馴染みの顔ぶれなので、スムーズに業務に入れました。
   
 最初は会場設営作業。協会の白評議員さんと、いつものように旗の掲揚くらいですか。共同通信から山陽新聞、NHKといろいろな旗があるので大変です。なぜか両チームの旗は今回も掲揚無し。作業自体は今回、ファジのジュニアユース?の子達が大勢来てくれたので助かりました。
 ファジからは3人くらいフロント社員が来られていました。広報のSさんに「いつもオフィシャルブログ観てるし、(レディオMOMOの)『ももふぁじ』も聴いてますよ」と一声かけさせていただきました。
   
 得点板係と、写真&天皇杯グッズ販売、記録係などがありましたが、この日のポジションは下委員長と駐車場係でした。南側にウェルポートなださきがありますが、そこの専用駐車場に、観戦客が駐車しないように出入口で注意喚起する役目です。入場してくる車両で、どうかなと思われる方に、「サッカー観戦ですか? 向こうの駐車場に回ってください」と1台1台声掛けをしていきました。結構向こうに回ってもらいましたね。この施設には、プールや温浴施設がありますが、一般客からしてみれば駐車できない状態は迷惑でしょうから。
   
 試合開始後しばらくして、車両の入場は少なくなったので、あとは試合会場と行ったり来たり。試合前とハーフタイムに、樽部長と森氏が大会プログラム等を販売しに場内一周。得点板担当も暑い中頑張っていました。そして、シマカズ氏も公式記録員として最前線で、目を輝かせて頑張っていました。
 ネクストの応援席には「愛してるネクス最後まで共に」という横断幕が掲げられていました。これで、この決勝戦もちょっとドラマチックになってきましたが、試合の方はワンサイドゲームでした。
     
 試合ですが、ネクスファジが3―0で環太平洋大を下し、6年連続6度目の優勝でした。IPUさんはボールを保持するものの、決定機をつくれず。開始直後に1人負傷退場するアクシデントも痛かったですね。ネクスファジの本大会1回戦は、とりスタで鳥取代表のJ3鳥取と対戦。
 正直余り観れていません。ネクストが3点取って快勝しましたが、JFLと学生チームの差もあり、IPUさんは一つカテゴリが下のチームなので、力の差は元々ありました。横でIPUさんの応援チャントが聞こえていましたが、某黄色いチームのがじゃんじゃん出ましたね。「おっと、この曲もやるかい」といった風に。やっぱ、口ずさみやすいんでしょうね。また、日立台行きたいと思えてきました。
   
 IPさんの事を少し調べてみました。何と'08年より環太平洋大学短期大学部は、J2愛媛と提携を開始し、「愛媛FCレディース」を発足されたとか。知らんかったです。そうだったんだと。つまりチャレンジリーグのシャルムの対戦相手の愛媛さんは、実は岡山のIPUさんだったと。これは驚きです。ちなみにIPUさんの男子チームは、社会人リーグに参加するチーム(IPUフェンサーズ→環太平洋大学FC、2011年創設)もあり、今シーズンから中国リーグに参戦しています。今回決勝に来たのは、中国大学リーグ1部に所属する「IPU・環太平洋大学」でした。本当はどっちが強いのかは不明。ややこしいですね。
   
 とにかく暑い日でした。思ったより日焼けしていなかったのが救い。誰かともなく出たのが「今年でネクストがいなくなると、来年から天皇杯が寂しくなるねぇ」と。来年からはかなりアマチュア色が強くなる事でしょう。
 この日のボランティアは、試合終了までという申込み。表彰式が始まる前に失礼させていただきました。4人乗ったマイカー君は一路岡山へ。「30号線はそっちじゃないですよ」と松ちゃん君の突っ込みを受けながら。皆さまお疲れ様でした。
OSS委員会公式ブログ該当記事:http://blog.goo.ne.jp/okayama-soccer-supporters/d/20160823

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次に向けて頑張りましょう133

2016-08-23 00:01:15 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラスブルーで開催された、ファジのアウェー千葉戦のPVに参加してきました。17時に灘崎の天皇杯県決勝の試合が終わり、急いで次の会場に車で向かう。今回はサッカーを語る会も兼ねており、参加者はシマカズ氏、松ちゃん君、そして最寄駅まで送る森氏。お店ではFリーダーが席を取っておくという琴でしたが、まとまって席取れずと連絡あり。そんなに多いのかと。
 さあ1時間で到着できるのかと、半分あきらめておりましたが、ギリギリセーフでした。中は史上最多と思えるくらいに賑わっていました。やはり好調なためなのか。見ると、浦和サポのつかっち氏がカウンターにおり、隣に座らせてもらいました。
   
 試合ですが、岡山の完敗でした。アウェー千葉戦は6年間勝った事がないという相性最悪の地。デカい専スタで、どアウェー状態。この日は矢島選手の復帰試合で、「今日は岡山、プレス強いね」という最初のつかっち氏の言葉に期待できたのは最初だけ。全体的にはつらつ感が無い。そして、千葉さんは足元が上手い。という事は・・・岡山は苦手なタイプ。案の定、足元の技術の差が画面でも如実に出ていました。岡山は最後までまともにボールを持たせてもらえなかったです。
 「讃岐戦からディフェンスがダメなんだよなぁ」「矢島に集め過ぎなんだよ」という声も聞こえ、とても現在3位で突っ走っているチームの雰囲気では無かったです。前半早々に失点し、いつもならすぐに同点になり・・・という事でしたが、この日はそういう空気も無く、店内も溜息ばかりで湧くのは、普段ならそこまで注目されないシーン。「順位が逆のよう。とても3位とは思えない」と聞こえるのは辛口ばかり。今回は向こうのFWにやられちゃいましたね。元浦和の10番対決でもありました。また、途中からやってきた熊氏夫妻から、こっそり「矢島選手が帰ってきたからか?」とつかっち氏に聞こえてはいけないセリフが出て慌てる。まあ、昨日は昨日。次の試合からまた、いつもの強いファジアーに戻ってくれる事でしょう。
   
 ネット情報の戦評です。【スカパー!ハイライト
 29節では完敗を喫した千葉だったが、この試合では攻守ともに完璧な試合運びを披露。前半9分に鮮やかな連係プレーから先制点を奪うと、その後も2にんのFWがスペースを利用してボールを受け、幾度もチャンスを創出。守備では岡山のパスコースを確実に封鎖することで、ピンチを未然に封じる。後半では、前掛かりになった岡山のディフェンスラインの裏をシンプルに突く攻撃へとシフトし、首尾よく追加点を奪取。前節3失点した守備陣は気合いを見せ付けて無失点試合で、ホームでは6試合ぶりの勝利。

 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ 千葉の壁」というタイトルの記事の戦評です。
 直近4勝1分無敗でも、勢いの差は明らか。6年間で2分4敗未勝利という鬼門突破できず。岡山は開始早々の今季2番目に早い前半9分の失点で流れを喪失。先制を許すと、後半にも縦パスから追加点を献上。矢島選手を中心に長短のパスでリズムをを作り、敵陣に攻め込んだが、ゴール前で跳ね返される状況。シュート13本の割に決定機は少なかった。千葉さんはFWが起点となり、サイドのスペースに走りこむ攻撃には迫力があった。
 岡山は今季初めての2点差負け。DFと中盤の間を狙われ、スペースを上手く使った攻めで、守備が後手に回り、DF陣の背後にパスを通された。2失点ともあっさりと振り切られて、1対1の状況を作られてしまう場面が何度も。長澤監督のコメントでは、守りの形を優先し、ボール保持者に行けず、ズレが生じたとも。自陣でのルーズボールの処理の手間取るシーンも目立つ。
 矢島選手の復帰で攻めにリズムは出てきたが、敵陣での迫力を欠き、結局無得点。

 これで天皇杯のためにJ2リーグは3週間中断。これで岡山は4位に後退。来節に勝てば最良でも3位。負ければ最悪で6位まで落ちます。この日も京都さんが2点差で勝っていれば5位でした。運がありましたね。清水さんは得失点差が28と2倍あるのが不気味です。次は山口さんですか。山雅さんに引き分けているチームなので、これまた不気味な存在。お疲れ様でした。

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がんばろう!ベガルタ仙台21

2016-08-22 00:01:32 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 仙台さん、遅くなってすいませんでした。今年5月という少し前の時期の話題ですが、石巻市と復興支援連携協定を締結されました。復興支援は熊本だけではありません。5年前の東日本大震災もまだまだ復興できていません。「また、こういう内容かいな」という閲覧者の方、今日はご遠慮ください。熱心なな読者の方はしっかり読んでくださいませ。以下、以下、抜粋して紹介。
   
【復興支援連携協定の締結および2016復興支援 in 石巻 実施】
 5月15日に、J1仙台は、石巻市との復興支援連携協定を締結。クラブの復興支援室が中心となり2016復興支援 in 石巻を実施し、同市とのさらなる交流を図り、被災地の活性化に継続して関わっていく模様。

【2016復興支援 in 石巻】 
〔実施内容〕
・5月15日 復興支援サッカー祭り
 復興支援マッチⅠ 仙台大学戦 (練習試合) 12:00キックオフ
 10:00~10:30 祭り、音楽グループ「パンダライオン」のライブで開幕。復興支援マッチのハーフタイムにも出演。
 10:30~11:30、14:00~15:00 幼稚園、小学生、障害者らを対象にしたサッカー教室とチアリーダー教室(ベガルタチアリーダーズ)
 各教室の参加者、復興支援マッチの観戦者には引換券を配布し、先着3,000人に「ベガッ太クランチ」(チョコレート)をプレゼント。
   
・6月19日 復興支援マッチⅡ ヴァンフォーレ甲府戦 (練習試合) 13:00キックオフ
 両チーム選手たちによる復興支援イベントを実施。
 試合観戦のほかサッカー教室、トークショー、チアリーダー教室があり無料で参加できる。午前11時から仙台選手が参加するサッカー教室とトークショー&サイン会がある。午後3時半からチアリーダー教室。試合後、先着2,000人を対象に選手のイラストが入ったクッキーをプレゼント。
・7月24日 復興支援マッチⅢ 湘南ベルマーレ(サテライトリーグ)戦
 両チームの選手が試合前、「石巻立町復興ふれあい商店街」を午前10時半ごろから1時間程度訪問。試合後、先着2,000人を対象に選手のイラストが入ったクッキーをプレゼント。
   
・8月15日~20日 ベガルタ仙台レディース石巻キャンプ
 20日 復興支援マッチⅣ(レディース) 浦和レッズレディース戦(練習試合) 
 レディース選手たちによる復興支援、ふれあいイベントとして選手とのバーベキュー&抽選会を実施
・9月11日 復興支援マッチⅤ(レディース) アルビレックス新潟レディース戦 13:00キックオフ
・10月23日 復興支援マッチⅥ ヴィッセル神戸(サテライトリーグ)戦 
 両チーム選手たちによる復興支援イベントを実施予定
※会場は、すべて石巻市総合運動公園フットボール場および多目的グランド

〔亀山石巻市長のコメント〕
「東日本大震災から5年が経過しましたが、石巻市には不自由な生活を続けている方々が多く、今後も復興を加速していく必要がある。ベガルタ仙台との連携は、スポーツ文化の振興、石巻市地域包括ケアを支える市民の健康増進、青少年の健全育成および地域の活性化に寄与していくことが目的。市民の心の復興の力になってくれると思う」
〔ベガルタ仙台 西川社長コメント〕
「2月に復興支援室を新設し、被災地のクラブとして継続的な支援活動を実施。また、被災者の心の復興が重要になっており、力を入れていく。ベガルタ仙台として初めて自治体と協定を締結。石巻市における交流人口の拡大に寄与するため復興支援マッチを軸に、当クラブのファンやサポーターを始め、対戦相手のチームのファンやサポーターなど誘致していく方針」

 仙台さんの西川社長のコメントにも「継続的」という言葉が出てきました。そうなのです。貢献活動は継続事業でないと何も意味は無いのです。いい事業なのに単発でしかできていないのは×。まぁやらないよりはましですが、単発事業は単なるブーム。川崎さんの「支援はブームじゃない」という言葉に反する事。何年経とうが、サラッと継続事業できているところがJ1にふさわしいクラブ。単発でしかできないところは、申し訳ないですが100年続かず、将来的には消えていく恐れがあるクラブと認識しています。よく当ブログでは、「J1クラブの品格」という言葉を使いますが、まさにこの部分。いくら数字がいい、順位を上げている、思い切って選手強化をしていても、それは長い目で見ると単なる「一過性」。経営だけではないのです。Jクラブは民間企業ではなく「公共財」。地域の持ち物なのです。例えばの話ですが、いくらワンマン社長が「うちは数字がいい。J1に上がって更に数字を伸ばせる」と言っても、それも一過性。文化にはなれない。かつて、女子W杯で勝帰国した宮間選手が「文化にしていかないといけない」と言っていましたが、文化にできずに女子サッカーやベルは今の状況になりました。一時的によく見えても「出来事」なのです。
 じゃあ、具体的にはどう考えるのかと聞かれたら、当ブログとしては一つの資料としてこれを挙げたいと思います。まあ、一個人の戯言なので、聞き流してください。でも、熱心な読者の方には真実が伝わっていると思っています。仙台市民がうらやましいですね。
 仙台さんの公式HPを観ていたら、「復興祈念ユニフォーム」というのが出てきました。いいですね。「記念」ではなく「祈念」。素晴らしい。チャリティー活動に消極的なところには決してできない事業。以下、抜粋して紹介。
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/04/post-3547.html
J1仙台復興支援室関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160205
    
【東日本大震災・5周年 復興祈念ユニフォーム 着用】
 J1仙台は、今後の復興を祈念し、東日本大震災から5年が経過した節目の年に、復興祈念ユニフォームを着用。
〔着用試合〕 
 8月13日(土) ホーム柏戦 / 8月27日(土) ホーム広島戦 / 9月10日(土) ホーム横浜FM戦
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/06/post-3699.html

 他に「被災地から海産物を全国にお届けするベガルタ仙台「絆プロジェクト」というのも出てきました。これはまた今度紹介させていただきます。当ブログで、こういう付加価値の高いJクラブ2兄弟(湘南さんと川崎さん)と紹介していましたが、申し訳ありません! 3兄弟でした。当ブログでは、2011年のこの画像をJリーグの宝と思っています。仙台さんは当ブログの予想をはるかに超えた復興支援活動を、継続事業としてたっぷりされておりました。しかも、2011年の被災クラブ。クラブ公式HPを拝見しましたが、社会貢献活動でびっしり埋まっていました。トップチームだけでなく、レディースも。しかも、川崎さんの「高田スマイル」との連携もしっかり掲載されていました。商業主義の内容しか見当たらないところとは違い、まさにJ1にふさわしい素晴らしいJクラブでした。J1昇格を目指しているクラブの皆さん、こういうクラブになりましょう。数字や順位のみ重要視、赤字を計上してもJ1に上がれるからペイできるというレベルの考え方ではなく、どれだけ地域の宝となる公共財になれるかが、J1にふさわしいクラブだと思います。仙台さんも含めて、3兄弟こそJ1にふさわしい模範クラブ。
J1仙台公式HP該当ページ:http://www.vegalta.co.jp/news/press_release/2016/06/post-3699.html
J1仙台関連:2524232221

 話は変わり、今日ウルトラスブルーで開催された、ファジのアウェー千葉戦のPVに行ってきました。その模様は明日。また、灘崎で開催された天皇杯県決勝にも行ってきました。その模様はそのうち。

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