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Jリーグの話題82

2015-06-09 00:09:01 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 某黄色いチームが降格圏までの崖っぷちに立った昨日のJ1リーグ戦で、早ければ浦和さんが第1ステージ優勝が決まっていたようですが、ガンバさんが踏ん張って、昨日の優勝を阻止しました。今まで全くマスコミに「前期優勝」と文字が皆無だったのに、優勝が決まるかもしれない状況になって、やっと報道にチラホラと載り始めました。それだけ、世間の関心も少なく、マスコミも気が進まないまま、今シーズンの試合形態をリスペクトしているのでしょう。そんな中で、昨日夜中のヤフートップに「どうでもいい?J第1S優勝の意味」、ライブドアに「鈴木啓太 2ステージ制に苦言」というタイトルで、デイリースポーツのJ1鈴木選手のインタビュー記事が出ていました。以下、抜粋して紹介。
             
 第1ステージが佳境。J1浦和が残り2試合のうち、どちらかを引き分け以上で終えるか、数字上優勝の可能性を残すJ1・G大阪が残り3試合で3連勝できなければ浦和の第1ステージ優勝が決定。だが、J1浦和の選手たちは、第1ステージ優勝をどの程度重要なものとしてとらえているのか紹介。
興梠選手:「年間優勝を取りたいので、ファースト(第1ステージ)とかどうでもいいです」
武藤選手「優勝が近づいてるぞ!っていう感じはないです」
鈴木選手:「ファーストステージ優勝!だけど…みたいな。前までの大会の方式が違うので。(以前は)チャンピオンシップがあって、セカンド(第2ステージ)も優勝すれば完全制覇なんだけど、今回はそれでも(チャンピオンシップが)あるわけじゃないですか。優勝すればその次の試合が消化試合的なイメージがあったと思いますけど、今はないので」

 J1浦和の選手の共通した目標は「年間勝ち点1位を目指す」こと。そのため、仮に次節神戸戦で前期優勝を決めても、27日に行われる新潟との最終節は“勝ちにいく試合”となるとか。'04年(後期優勝)と'06年(1シーズン)に優勝を経験している鈴木選手は、今年の前期優勝について、「タイトルはタイトルだと思いますけど、年間で勝ち点を多く取っているチームがスーパーシード(チャンピオンシップの決勝から出場)ということなので、そこを目指さないといけない」と断言。
 また、個人的な意見として「年間通してやらなきゃいけないと思うし、それこそがリーグ戦というものだとは思っていて。小さな声かもしれないけど、やっている選手は言っていかないといけないんじゃないかなとは思います」と1ステージ制復活を希望。
デイリースポーツWEB該当ページ:http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2015/06/07/0008102176.shtml

 今回の無謀なチャレンジ「2ステージ制」はネガティブな話題が多いです。まずは優勝トロフィー。先日お披露目されましたが、これまたお粗末。いわゆる安っぽい印象がぬぐえず。先日Cスタの試合の時も、浦和サポのシマカズ氏が「安っぽいです」と歓迎していない様子。トロフィーの様子は以下のとおり。
(何だかんだでPRに協力する格好になってるし・・・)

 Jリーグは6月5日、J1第1ステージの優勝トロフィーを公開。材質は金色と銀色が交互に配色された真ちゅう製。高さ51cm、幅16cmで重さは4kg。デザインのコンセプトは勝利の象徴である月桂樹の葉と翼。前期優勝トロフィーと後期優勝トロフィーは左右対称となっており、対をなす場合は中央にJリーグ優勝杯のシャーレを月桂樹と翼が挟むイメージが完成するとか。このイメージは前後期、年回優勝とJ1を同一クラブが完全制覇したときに実現。

 写真の第1印象は「しょぼい」。見た感じが何かに似ていると思っていましたが、語る会で見た目が段ボール製やプラスティック製に見えるって言われていたっけ。こんな事を軽々しく口にしたら、Jリーグの上の方の人に大叱られですが、あくまで観た目の個人的な印象でしょうから。やはりシャーレがいいですね。天皇杯もナビスコカップもいいですね。ゼロックススーパーカップもあったっけ。どれも某黄色いチームが手にしたシーンを、少し前まで毎年観てきましたが、今回の前期優勝カップはタニ主将には似合わないかもと。
 そして、日程。前期最終第17節が6月27日(土)、後期第1節が7月11日(土)。何と2週間しか空いていません。わかっていた事ですが、本番になってみて改めて、いかに愚かなスケジュールなのかがよくわかりました。昔の2ステージ制の2004年の頃は夏に1ケ月ほど空いていて、後期に向けてミニキャンプとか行っていましたね。その時は端境期という印象が強かったです。
 3つ目に気になるのが、後期の新聞等の順位表示。一体どう表示するんだろうと、語る会でも大きな話題でした。理想は2種類の順位表。後期順位と年間順位。でも、一民間企業である日本のマスコミにはそんな余裕は無いと思います。できて1種類でしょう。では、どの順位表なのか。個人的な予想は後期順位表で、横に年間順位を併記なのかと。それにしてもわかりにくい順位表になりますね。
 これらの不可解さ、ややこしさ、複雑さで、本当にライト層を取り込めるのでしょうか。村井チェアマンは昨年「大いになるチャレンジ」と口にしていましたが、最近耳にした情報では、当初増加気味だった観客動員数が昨シーズンに並んできたとか。結局チャレンジは空回りになるのか。これだけ日本中を巻き込んで、大騒ぎしてお金をかけて、失敗したらどなたが責任を取られるのかなと。まあ、もうしばらくは続くでしょうが。早く、元の正しい姿に戻って欲しいです。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
Jリーグ組織問題関連 (その他):21 / 20 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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