J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

松本山雅の強さ16

2014-05-31 00:59:31 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 ずっとJ1昇格ゾーンにあり、自動昇格である2位争いをしている山雅さんですが、観客動員数についてもJ2を超えて、もはやJ1レベルにあります。観客動員数だけが前に出て評価されるべきでもないとは思いますが、すごい数です。数字を口にするところは、商業主義に陥りがちですが、山雅さんはしっかり地域に根を張った優れたクラブだと思います。その上で、「プラス“1”プロジェクト」という真面目にクラブ力を向上させる事業をされています。以下、抜粋して紹介。
            
 J2松本では、長年の夢である「満員のアルウィン」を実現するために、一人でも多くの来場者を迎えたいと願い、今シーズンにファン・サポーターに、是非、皆様の周囲でまだアルウィンで観戦したことのない方を「ひとり」誘っていただきたい。そして一人ずつファンを拡大していくこの活動を「プラス“1”プロジェクト」として立ち上げ。周囲の家族、親戚、友人、職場の同僚、学校の仲間等々・・に是非お声をかけて欲しい。できればその方をアルウィンに連れてきてもらい、アルウィンの素晴らしい雰囲気に触れていただければ、その方もきっとまた次の「ひとり」を誘ってくれるはず。皆様と一緒に松本山雅の輪をもっともっと大きなものにしていけたら素晴らしいことだと思う。そのために以下のことを実施。

【「ようこそアルウィンへ!」撮影ボード設置】
 アルウィンのサウス側に記念撮影用のボードを設置。記念撮影を楽しみ、来場した方が撮影された際は、フェイスブックにハッシュタグ『#+1yamaga』をつけて写真を掲載して欲しい。ハッシュタグ『#+1yamaga』をつけてフェイスブックに投稿された方から、抽選で毎月3名に、掲載選手直筆サイン入りポスターを進呈。当選者へは、松本山雅公式フェイスブックアカウントよりフェイスブックを通じてメッセージを送信。
【ホームゲーム抽選会「プラス“1”賞」】
 ホームゲーム抽選会賞品にて、毎試合ホーム自由席観戦チケットをペア5組に進呈。
【「プラス“1”缶バッチ」発売】
 クラブグッズとして「プラス“1”」ロゴの入った缶バッチを発売。社員・スタッフもスタジアムでこの缶バッチを着用。
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/news/pages/plus-one.html

 いいですね。よく観戦者同士で、「みんな1人ずつ連れて行けばいいんだよ」と言う声が出ても、言葉だけが宙を飛んでいるシーンしかなかったです。山雅さんはそれをしっかりと実現させた訳です。撮影ボードでは公式フェイスブックを活用されています。ここでも情報化ツールをしっかり使われており、情報開示・公開が進んでいるクラブらしい活動だなと思いました。情報を出したがらない価値観では決してできない事。どれだけ人を連れて行ったかを競って、多い人を表彰するようにできたら面白いと思います。どこのクラブでも口にしていた事を具体化された山雅さんは素晴らしいと思います。
 公式HPに「ホームゲーム平均入場者数」のJ2ランキングを掲載されており、確か2年前は1万人前後だったと思いますが、今シーズンは1万3千人弱とすごい数字になっています。それに満足せず上を目指すのは、違いを感じます。現状の数字で満足してすぐに口にしたがる価値観もあるだろうし、山雅さんのように「まだまだ上を目指す」という価値観もあるのかなと。いつか、全試合アルウィンが満杯になる日も来るのではないでしょうか。こうした価値観というのは、やはり経営構造もしっかりされているのでしょう。
 また、「プラス“1”プロジェクト」についてより理解してもらえるように、プロジェクトのアンバサダーとして、フロントスタッフのホームタウン担当片山真人氏が「松本山雅FC+1bassador(プラスワンバサダー)」に就任。ホームタウン担当としての業務も引き続き兼務されるそうです。
                
【片山真人+1bassador(プラスワンバサダー)の主な活動】
・メディア出演、イベント参加(プロジェクトの広報)
・ホームゲーム開催時に+1ユニフォームの着用
・スタッフブログ内での告知 等

 この片山プラスワンバサダーは、元選手の事業本部ホームタウン担当スタッフ。G大阪の下部組織出身。ジュニアユース時代に年代別日本代表に選出された経験があり、2007年に松本山雅に入団。2008年からJ2岐阜、2010年にJ2水戸を経て、2011年にJ2松本に復帰して2012年に現役引退し、クラブの事業本部ホームタウン担当に就任。「ガチャ」の愛称で、ファン・サポーターに愛され、クラブ公式HPのスタッフブログ(山雅日和の中で、「ガチャ奮闘記」でご活躍です。それにしても、まめに更新されているスタッフブログは読み応えがあり、ファン・サポーター目線に立ったいい仕事をされているなぁと実感します。
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/news/2014/05/23/1400843897966.html
J2松本関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140404
  〃    ⑯:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140203
  〃    ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130707
  〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120412
  〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121107
  〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120922
  〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120714
  〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120709
  〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120415
  〃    ⑧http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120317
  〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120316
  〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120107
  〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111118
  〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
  〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110913
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110818
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110817

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クラブ経営について59

2014-05-30 00:53:40 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

【PV情報】5/31:アウェー磐田戦はウルトラスにて生中継あり

 事例紹介コラムです。
 少し前の情報ですが、経営難が話題になっているJ2福岡に関して、「明太子の次は五輪監督がアビスパ救う!?経営諮問委員会に関塚氏」というニュースが少し前に流れました。J2福岡の経営諮問委員会に、あの関塚氏が就いたという内容ですが、この経営諮問委員会に改めて興味を持ちました。以下、抜粋して紹介。
     
 J2福岡は5日、クラブ経営の強化に向けた具体策の一環として「アドバイザリーボード(経営諮問委員会)」を設置したと発表。ロンドン五輪監督で前磐田監督の関塚隆氏も委員に就任。
 アドバイザリーボードはクラブ経営に係る諸課題や地域との連携、チーム運営に関する多目的かつ客観的な助言や提言を行い、当クラブの運営の円滑化とさらなる価値の向上を図るとともに、コーポレートガバナンスの向上を目指すもの。2014年2月1日付けで、8人が任命。
 今後は、原則として月に1回の定例会を実施し、第1回のアドバイザリー会議は2月8日に開催。J2福岡は昨年10月に広告収入の減少などで資金繰りが悪化し、約5,000万円の資金不足で12月にも社員や選手の給与が遅配となる恐れがあることを公表。その後、スポンサー企業の「ふくや」がその売上金全額を支援する「アビスパ福岡支援商品」を販売して危機を脱出。

 当ブログでは以前から諮問組織の必要性を口に出しています。福岡さんもそうですが、Jクラブでは今まで経営不振に陥ってから組織されるケースがほとんどでした。福岡さんの諮問委員会では「地域との連携」「チーム運営に関する客観的な助言・提言」「クラブ運営の価値の向上」と当ブログで取り上げそうなキーワードがいくつも出ています。
 JクラブはJチームという公共財を地域から預かって運営する管理人だと思っています。管理人に任せきりではなく、チェック機能も必要のはずです。経営的におかしくなってからチェック機能を構築するのではなく、最初から設けて地域とともに運営していけば、経営危機も起こらないのではないでしょうか。

 「諮問」という言葉が耳慣れない読者の方もおられると思うので、調べてみました。諮問委員会とは、特に外部有識者らによって構成され,経営上の助言などを行うために定期的に開催される委員会のことで、一般的には、外部の識者・専門家による意見をもらうための委員会・審議会といった位置づけ。ただ、受けるのはアドバイスだけであり、組織運営の意思決定を直接に下す場ではないようです。
 NTTデータという企業のアドバイザリーボードを観てみると、新中期経営計画の達成に向けて、NTTデータが抱える経営課題や課題解決に向けた取り組みをアドバイザリーボードにて提示し、社外有識者から意見を得ることにより、今後の事業運営に役立てておられます。つまり、経営不振のためでなく、通常の経営の中で運営されている組織です。企業活動を行うために、当たり前のように運用されています。
 また、サッカー界でもJリーグというプロ化の前の、サッカーJSL活性化委員会(プロリーグ化検討委員会)の準備の過程で、検討委員会のアドバイザリーボードが運営されており、日本サッカーミュージアムでは、ミュージアムの運営、イベントのアイディアなどについて、意見をもtらう「日本サッカーミュージアム・アドバイザリーボード」があるそうです。どうでしょうか、Jクラブでも経営内容に限らず、諮問委員会の設置を進めてみては。
日本サッカーミュージアム公式HPアドバイザリーボードページ:http://www.11plus.jp/adviser/
J2福岡公式HP該当ページ:http://www.avispa.co.jp/index_box/release/release_2014_044.html
J2福岡関連⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140228
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131027
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130819
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120821
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110915
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110812
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090416
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070907
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060319
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060207
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060118
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051226
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051014

  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050929 

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アジアに勝て9

2014-05-29 00:03:18 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 今シーズンのACLは何とか、ベスト16にJリーグから3チームが進出しましたが、その後は2012年と同じく揃って敗退しています。Jリーグと日本協会による日程の調整、金銭的補助、スタッフ派遣等で支援する「ACLサポートプロジェクト」という支援制度ができたというのに、結果を見ると全く変わってなく、昨年のJ1柏のベスト4から大きく後退したのではないでしょうか。そんな中、ACLについて2つのコラムを読みました。抜粋して紹介
   
 ※画像は昨年のもの  

「必要不可欠な命題――ACLを奪還せよ。Jの真価が問われるアジアでの戦いぶり」:二宮氏:スポナビ
【キーワード1:過密スケジュール】
 Jリーグは4月中旬からACL出場チームは週2ペースで試合をこなしている。1カ月で10試合。ラウンド16に入る前に、疲労の蓄積も懸念されるスケジュールではある。韓国のクラブはここ5年間ですべて決勝戦に駒を進めている。Kリーグクラシックはラウンド16に進んだことでFCソウルはリーグ戦を回避できており、「ACL重視」の編成を考えるなら、ラウンド16に入る前の日程を再検討する必要があると言える。
【キーワード2:経験値】
 昨年のACLを経験している「東」エリアのクラブは、中国から広州、貴州の2クラブ、韓国からソウル、全北、浦項の3クラブ。日本は唯一、広島のみが2年連続の参加。このうちラウンド16に進めなかったのは貴州のみ。この事実からも、ACLでの経験値は大きいと言える。
 この経験値を持って来年も参加できるかどうか。アジアのレフェリーの特徴を知ったことも大きい。ちなみに今年も昨年のACLを経験したなかで、「東」は広州、ソウル、浦項の3チームがベスト8に進出。
【キーワード3:ACLの価値】
 Jリーグ、クラブの本気度もかかわってくるように思える。過去に浦和やG大阪が優勝した頃の「のどから手が出るほど欲しいタイトル」に近い位置づけが、どうも下がっているように感じられる。リーグ戦と同等のプライオリティーをクラブが感じていけるような働きかけという要素も必要になってくるのではないか。昨年からJリーグからの後方支援があるが、クラブの本気度に火をつけるに至っているかどうかは疑問。JリーグはA契約選手の登録数をACL出場チームだけ2枠増やして「27」にもしているが、積極的な補強に踏み切るクラブはそう多くはない。
スポナビ該当ページ:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2014/columndtl/201405190001-spnavi

「Jリーグ勢がACLで勝てない9つの理由」:川端J論編集長:J論
【その1:金がない】
 総じてJクラブの強化費が絞られてきている傾向にあるのは確か。J1浦和がACLを制した2007年の予算(営業費用)約77億円に対し、2013年度は約56億円。お金がないので大きな補強ができないというのは一面の事実として存在。当時のJ1浦和が超アジア級の2外人選手を雇えたのも、この潤沢な資金あってこそ。
【その2:中国には金がある】
 ACLが発足した2002年から現在までの12年で長足の進歩を遂げているのが中国。典型が広州恒大で、イタリア代表のディアマンティを獲得できた資金力は驚異的。かつてのJ1浦和がやっていた事の逆パターンと言える。
【その3:ブラジル人が取れない】
 グローバルな「ブラジル人助っ人獲得競争」でJクラブが後れを取っている。ブラジル自体が大きな経済発展を遂げて、国外へ出稼ぎに行くメリットが減じているという面もある。2007年、2008年のアジア制覇は強力なブラジル人助っ人あってこそのもの。あのレベルの選手をそろえるのは、内外の事情によって許されなくなってきている。
【その4:日本人選手の海外進出】
 代表選手の多くが欧州進出を図る状況にあって、日本人トップクラスの選手で国内に残っている選手が僅少になっているのも事実。新しい戦力が台頭しても、それが海外に出て行ってしまう難しさは、チーム力を高めていく意味でもネガティブな影響。
【その5:勝負弱い......のか?】
 「内容では勝っていたのに」というゲームが多いのも事実。Jクラブがラウンド16で敗退することが非常に多いことからも分かるように、一発勝負でのギリギリの競り合いに苦戦している傾向があり、韓国勢がこういった戦いに強いのもまた確か。
【その6:ジャッジ】
 不思議なジャッジに直面するように、ACLのレフェリーのクオリティーは低い。コンタクトプレーへの寛容さもJリーグと異なるという指摘が多くなされてきた結果、日本の審判たちも積極的に取り組み、「フットボールコンタクトの容認」という形で、以前よりもずっとJリーグでも激しい当たりが許容されるようになってきている。
【その7:過密日程である】
 移動の負荷が大きい上に週2回のペースで激闘をこなしていく難しさは大きい。地方クラブの場合は国際空港までの国内移動まで重なるので、さらに困難な状況。ラウンド16がJリーグにとっての稼ぎ時となるGWにバッティングしていることも大きく、このタイミングが特に過密日程になるのも問題。助っ人を取る予算がなく、日本人選手は欧州へ出ていってしまう現状の中で、ターンオーバー可能な戦力的余裕を、各クラブそろって欠いているという現実も存在。
【その8:Jリーグが幸せなリーグである】
 J1クラブの戦力は全体的に拮抗しており、予算の大きいクラブが定期的に降格していく、そんなタフでハードなリーグという「幸せな」状況もACLでは不利に働く。リーグ戦で一切の手抜きが許されないという現実があり、ACLに注力した結果、降格という事が十分に起こり得るリーグだからこその難しさは、確実にある。
【その9:ACLのプライオリティー】
 JリーグよりもACLを獲りに行くというプライオリティーが見出せないのも確か。良くも悪くも国内リーグの価値が高いJリーグは、国内リーグを捨ててACLに注力することは困難。他国が実際にやっているようにACLの勝ち残り状況次第で日程を順次動かしていく国内リーグと、そこに来るお客さんをないがしろにするような判断が正道とも思えない。
「J論」該当ページ:http://j-ron.jp/jacl9.php

 ここで、「ポストシーズン制が導入される来季以降は、Jリーグの日程がさらに厳しいものとなることが確実」とあります。Jリーグ自体が長期的視野でなく、目先の売上に走った事で、ここでも大きな損失を生んでいます。つまり、目先の利益追求で国内サッカーのレベルダウンを引き起こしていると言えるのです。2月に開幕が前倒しになって選手のオフが削られ、再来年のACLは疲れ切った日本勢は、ラウンド16に1チームも出れなくなるのではないでしょうか。同時に日本代表も弱体化し、代表が弱くなるのに比例してJリーグも更に冷え込むという「悪魔のスパイラル」に陥るという事です。すべて、目先の利益追求による「失われた5年」のせいです。
 「J1のクラブ数を削らないならば、国内カップ戦の統廃合や出場資格変更を含めた、大きな決断も必要になってくるかもしれない」と締めくくっています。ACLでなぜ勝てないかという話から、2ステージ制の弊害まで話が行ってしまいましたが、問題は根が深いと思います。広州恒大のような特別なクラブは置いておいて、中国はともかく、韓国勢がなぜ毎年上位に進出できるのか、そこではないでしょうか。過密日程が原因とわかっていながら、2ステージ制の開始で更に過密になるという悪循環。日本のサッカーはこれからどうなっていくのでしょうか。

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日本代表のこと・・・232

2014-05-28 00:03:55 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV観戦レポです。
 今日は生書き込みではありません。まあ、決して先のなでしこのオーストラリア戦と比べたら、親善試合で壮行試合の色が強いからでしょうか。ゆっくり試合も含めて、日本代表を語ってみたいと思います。
   
 まずは試合結果。1-0というスコアですが、代表チームは直前まで過酷な練習をやってきており、フィジカル面で強い負荷がかかっていたため、体の疲労感はピークだったと思います。どの選手の顔も引き締まっており、やや疲れが見える表情でした。いつもW杯など大きな大会の前にある試合には追い込んで臨む事になっているようです。なでしこのアルガルペ杯もそうだったですね。確かベストではなく、いくらか新しい戦力を試していて、アメリカだったかボコられたのを覚えています。なので、本当なら「3-0くらいで勝たなきゃ」と言いたいところですが、悪コンディションの中、無失点で勝ったというのは良かったのかもしれません。
 時事通信の報道では、日本は攻守で運動量の少なさが目立った。前半は攻撃では選手間の距離感が遠く、球際で競り負けて速攻を受ける場面も多かった。43分に先制し、後半は縦パスやミドルシュートでリズムに乗り、一方的に攻めたが、追加点は奪えなかった。守備では速攻に冷静に対処し、代表戦7試合ぶりの無失点に抑えたとありました。
   
 先発には内田と森重の名前があがりました。ケガ明け組で前半は内田(4ケ月ぶりの実戦)、後半は長谷部と吉田が出場しました。吉田は良かったですが、あとの2人はどうだったのでしょうか。内田は点を取りましたが、前半43分までは膠着状態だったので、怪我明け組は完全復調したのかもう一つ不安は残ります。
 内田に代わって、やってやれ酒井が出てきましたね。得点にはつながらなかったですが、何度も高速クロスを上げて持ち味を出せました。やってやれ酒井は大久保をべた褒めしていたようです。「この合宿で最も刺激を受けた選手が大久保」と。
 今回、初めて本田・大久保ラインが形成された訳ですが、報道を観ると本田は1トップにこだわっているそうです。前田やハーフナーとは合わず、現在は柿谷や大迫が務めている訳ですが、大久保と合うかどうかですね。今日の大久保は動きがこのチームで慣れていない割には良かったとあります。当ブログのイメージは短気なところ。Jリーグの頃によく相手チームからわざとこずかれて、切れては退場なったイメージがあります。J1川崎で風間監督から「FWは動くな」と言われて、憲剛からいいパスを供給されて覚醒した訳ですが、代表でもその調子にいって欲しいですね。

 今日の相手のキプロスは、FIFAランク130位で、過去にW杯出場がないチーム。仮想ギリシアという事でしたが、キプロスはプレスが緩く、本番はこうはいかないと思います。ただ、ギリシアとキプロスの共通点は最後まであきらめないプレーで、確かにこの試合も最後までよく動いていました。
 ザック監督は合宿では、数cm単位で守備の修正していたとか。今日の試合では香川が目立っていなかったですね。香川が目立たない試合は余り快勝した記憶がありません。
 柿谷は、ポポヴィッチ監督が守備的な布陣にしており、右サイドを担当しているため、今シーズンはゴールがない状況。この試合でザック監督から「センターフォワードは止まっていたらダメ。裏に抜けるか、チームメートにスペースをつくらなければならない」とダメ出しのような言葉を言われたそうです。この時期にこの言葉ってどうなんでしょうか。この試合での走行距離が発表されました。1位は本田で9.35km、その後に山口、香川、森重、長友が続いていました。
   
 あと、合宿中に遠藤と本田でずっと澤ヘッドを練習していたようです。ドイツW杯でも見せた宮間のCKから頭で流して入れるゴールです。今日は観れなかったですね。本番に期待。ネットで、香川はキックの精度に難があるという話が出ていました。香川が決めたゴールは得意のドリブル突破や、味方とのコンビネーションで敵陣を完全に切り崩してのものが多いとしていますが、確かにロングシュートは余り観た覚えがないですが、今日の試合でもミドルうっていましたよ。まあ、何でもできたらメッシになってしまうし、香川らしいプレーでいいじゃないですか。
 W杯本番まであと2試合。前回のW杯がそうだったように、これからいくらかフォーメーション、先発の顔ぶれが変わっていくと思います。今日の試合の後に、壮行式が行われました。ザック監督と長谷部主将に花束贈呈ですが、その贈呈者は女子U-17日本代表の高倉監督と杉田主将です。W杯優勝した女子U-17チームにあやかろうという演出でしょうか。長谷部主将の挨拶の後に、「がんばろうニッポン」の横断幕を選手みんなで持って、場内を一周していました。いつもながらいい光景です。さあ、いよいよW杯本番が近付いてきましたね。

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Jリーグファミリーの資格52

2014-05-27 00:02:12 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 当ブログでは個人的に勝手に評価する「Jクラブの付加価値シリーズ」というものがあります。2005年から9年近く毎日更新してきた中、自分なりに100年残るJクラブというのはどういうところか、最近は「悪夢の2ステージ」などJリーグの中で首をかしげる価値観が多数を占めている中、原点に帰ってJリーグ百年構想を考えた中、理想のJクラブはどこなのかなどを考えてきて、何となく評価基準がまとまりました。評価基準に合致したクラブとして現在9チーム(J1リーグ:6、J2リーグ:2、2014明治安田生命J3リーグ:1)あります。あくまで個人的なものなので気にしないで下さい。今後も登場する特集記事です。参考にご覧下さい。

【Jクラブの付加価値】
<ハード面>
1)サッカー専用スタジアム
 最近はJリーグチェアマンも「全J1に駅前スタジアム」という言葉を口にされたそうですが、理想はサッカー専用スタジアムです。最寄駅に近ければ理想です。駅から近くて観客動員数が多いのはある意味当たり前なのかもしれませんが、そういう面ではJ2松本の数字はすごいです。以前の記事でアクセス面などホームスタジアムの環境面について紹介しております。当ブログ的には、やはり日立台が理想ですね。
スタジアムのアクセスと観客数関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111113
   
2)専用練習場
 J1横浜の「マリノスタウンやJ1新潟のアルビレッジ」など完全な専用練習場もあれば、厳密に言えば実は行政の所有で、市民も使用できる専用ではないところもあるようです。また、チームによってトップと下部組織が同じ敷地内で練習でき、アカデミーの子ども達にいい影響を与えているところと、いろいろあります。
 あとは、高いネットに囲まれていて、ネット越しでしか観る事ができないところもあれば、日立台や鹿島さんのように、間を遮るものは何もなく、すぐそばで人気選手の練習が
観られるところと、これもいろいろです。あと、どれだけファン・サポーターに近いかもあります。鹿島さんのようにクラブハウスにカフェが併設されているようなクラブは理想的ですね。
 専用練習場の有無で、成績が左右されるという話を以前耳にしたところもありますが、実際はJ2の上位チームでも専用がないところも全然あるし、J1チームでも実は専用がないところもあると聞いています。

3)アカデミー

 最近では「育成型クラブ」というキーワードをよく観ますね。育成型クラブは単に選手を育てて、トップに配給するだけでなく、海外移籍等でその移籍金でクラブに多大な貢献をするところまでが理想とも聞きます。あと、2014明治安田生命J3リーグに、JリーグU-22選抜チームが、J1とJ2から選出されていますが、そこへの選出の有無が、育成型になっているか否かの一つの指標ではないでしょうか。
 また、コンスタントにアカデミー出身選手をトップチームに配給できているJ1柏やG大阪、代表選手から海外組を次々と生み出しているC大阪が、その模範的なクラブだと言えます。今後はC大阪の「ハナサカクラブ」のようなアカデミー限定スポンサー制度が注目されていくでしょう。

   
4)後援会等支援組織(チェック機能)
 クラブ直営で会長ポストもない公式ファンクラブではなく、クラブを一線を画した持株会、スポンサー会などの支援組織が通常は設けられています。その中でも後援会は決して横から意見を言われる面倒臭い存在ではなく、クラブが困った時にしっかり後方支援をしてもらう頼もしい存在だと思います
。価値観が三位一体の支援者とズレが生じてきたら矯正できるチェック機能もあると思います。また、ボランティア組織も、J1松本などのように後援会の中に組み込まれていて、クラブと一線を引かれているケースが見られます。後援会組織がしっかり運営されており、いい連携で地域貢献活動ができているクラブが地域密着できていると思います。後援会活動を観れば、大体地域密着度がわかるのではないでしょうか。
後援会関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131206
   
5)選手会活動 
 Jリーグ規約87条に選手の社会貢献活動の義務があります。積極的に街に選手を出しているクラブ、出したがらないクラブといろいろあるようです。前者であれば、選手会活動も年間多くの活動を
されています。後者は本当に活動自体があるのかなと思わせるような状態でしょう。チャリティーオークション等のイベント活動で、主催に「選手会」という名前がどれだけ出ているかで、選手会活動の活動頻度が計れると思います。

<ソフト面>
1)情報公開(役員名簿や出資社などの経営面)
 Jリーグチームは「公共財」。その公共財を地域から「管理人」として預かっているのが運営会社だと思います。そこに限らず、きちんとした企業であれば、公式HPに経営構造について情報公開を行っています。Jクラブでもほとんどのところがきちんと情報開示できています。役員名簿、出資企業、財務諸表が公開されていますが、「見える化」がどこまでできているが問われているこの時代、一企業として情報開示は社会的義務だと思います

2)情報公開(SNS等による情報開示)
 情報開示が進む現代社会に
おいて、SNSは重要な情報発信ツールだと思います。公式ブログ、公式フェイスブックページ、公式ツイッターなどいろいろありますが、クラブ広報としても必要な仕事だと思います。J1柏やJ1川崎はほぼ毎日更新されており、ファン・サポーターは幸せだと思います。ちなみにLINEですが、ブログやFBページは不特定多数が閲覧できる事に対して、LINEは友達にならないと情報が来ないという事で特定の対象者しか情報が来ない限定ツールと認識しています。まあ、一つのSNSだとは思いますが、まず他の情報ツールが運営できてこその補完的ツールなのではないでしょうか。
FB等SNS関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130611
  

3)スタジアムイベント
 やはりイベント力№1はJ1川崎です。全体的にスタジアムイベントのしぼみ感を感じる中で、全く衰えが見えません。なおかつ、絶えず新しい企画を生み出されています。
4)広報誌
 クラブがお金をかけて作るものが一般的ですが、J2湘南の「MARE」は、サッカーというよりは湘南地区のスポーツ文化を応援するフリーペーパーです。他にもJR沿線の駅で多くフリーペーパーとして配布されているJ2千葉の「JEF PRESSもレベルが高いです。クラブ広報誌も一つの立派なファン・サービスだと思います。 
    

5)協賛店制度(サポートショップ制度)
 三位一体(行政・企業・市民)の支援者に続く、第4の支援者が商店街・商店だと思います。FC会員証などの提示でサービスを受けられる協賛店(サポートショップ)は、公共財であるプロスポーツクラブとして必要不可欠な存在です。Jクラブを見渡してみても、実施していないクラブを探す方が困難な状態です。その中でJ1川崎の「フロンターレ・シティ」はサービス内容が際立っており、J1・FC東京の「協力商店会は都内沿線の商店街ごとに参加しており、ものすごい数を誇ります。J1横浜の「トリコロールナビもいいですね。   
6)地域の後援会組織
 後援会組織の重要性は上に書いたとおりですが、その中でも支部会組織として近隣市町村に後援会組織を設けているクラブがあります。特にJ1新潟「地区後援会」は
模範とも言える組織で、新潟県内から資金と人員が集まってくるシステムが出来上がっています。他にもJ2札幌の「北海道後援会」、J2山形の「公民館単位の支援組織」などが優れています。
7)サポーターカンファレンス 
 サポカンはサポーターから開催要求がないからやらないという価値観ではなく、意見交換の場を定期的に設ける義務がクラブにあると思います。変な事を言われては困ると逃げていては進歩は無いと思います。J1・J2の多くでクラブ主催で開催されています。サポーター側と良好な関係にあるところは、新体制発表会と兼ねて開催しているところも見受けられます。
       
<ハート面>
1)Jリーグ百年構想
 「スポーツで幸せな国へ」というキャッチフレーズで、サッカー以外も含めた異競技交流としたスポーツ文化を推進していっているはずなのですが、最近のJリーグは商業主義の方が強くなっている印象を受けます。傍士氏が活躍されていた時代を思い出してみてはいかがでしょうか。
 古くはJ1浦和の「レッズランド」、J2湘南の「湘南ひらつかビーチパーク」、J1新潟のアルビレックスグループなどの名前が出ていました。最近では、アカデミー等を運営会社とは別の運営で公益法人の総合型地域スポーツクラブを立ち上げる事例が増えてきました。
総合スポーツクラブ関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140218
   

2)東日本復興支援
 2011年からはや3年。巷ではすっかり記憶が薄れていっているようですが、震災復興は永久に続くはずです。今年も変わらず震災活動をされているクラブが真に優れたJクラブだと思います。かつてチャリティーグッズを積極的に販売され、チャリティーオークションができるところ、そこら辺りでしょうか。震災復興活動が一時の出来事なのか、継続事業なのか、下に出て来る9クラブはどこもしっかりできていますね。
3)選手による社会貢献活動
 当ブログでは、特に選手による学校訪問を取り上げています。巡回サッカー教室はほぼすべてのクラブ、他のプロスポーツチームもやっている収入のある「事業」です。教壇に立って子ども達と夢を語り合う、食育のために子ども達と一緒に給食を食べるなど、サッカー以外の活動を当ブログでは評価させていただいています。ユメセンなども積極的にできているところ、過去に1、2回しかやった事がないところといろいろありますね。
4)市町村デー
 三位一体の支援者の一つに「行政」があります。地元ホームタウンの骨格であり、J2松本は次々と出資を受けています。最近の傾向として、ホームタウンを拡大している事がありますね。中には縮小している印象があるところもあるのかな。理想は愛媛さんのような県下全市町村、J1柏の様にホームタウン構成8市町村で順番に市町村デーを開催するところですね。

5)ファン・サポーターとの交流イベント
 いわゆるファン感ことファン感謝デーが挙げられます。やはりJ1川崎が筆頭ですね。あとはキックオフイベントも、クラブとファン・サポーターがこのシーズンの誓い合うセレモニーとして重要な儀式だと思います。その筆頭は「ベルマーレワンダーランド」でしょうか。

 という事で、Jクラブの付加価値でした。あくまで個人的な勝手な評価ですが、この辺ができていないと、いくら今盛り上がっていてもそれは「一時の出来事」になるのではないかと個人的に思っています。よく当ブログでは「草の根」というキーワードを口にしますが、どこまで地域に、三位一体の支援者に根が張れているかだと思います。よく某黄色いチームが出てきますが、本当に当ブログ好みの「親企業のある市民クラブ」クラブだと思っています。
「Jクラブの付加価値」全体(前回):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110926
 〃 J1・C大阪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140507
 〃 J1浦和:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140119
 〃 J1川崎:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130825
 〃 J1甲府:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130811
 〃 J3鳥取:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121021
 〃 J2湘南:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120123
 〃 J1仙台:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111230
 〃 J2松本:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
 〃 J1柏:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111126 

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日本代表のこと・・・231

2014-05-26 00:13:55 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 通常は今日が地元のJ2岡山の観戦レポの日でしたが、日本の大事な試合。こっちが優先です。アジア杯(女子W杯アジア予選)の決勝、前回王者のオーストラリア戦です。先発に岡山の2人しっかり出ています。宮間主将と福ちゃん。GKに関しては山根の高さもいいですが、やはり安定の福ちゃんでしょう。他の先発メンバーを観ても、現時点でのベストメンバーです。準決勝からやっている4-5-1で、宮間主将はトップ下です。でも、前回のオーストラリア戦で日本を救ってくれた大儀見は今回いません。今日も生書き込みで、一緒に戦いたいと思います。
 今日は気温29.3℃、湿度64%です。ビッグフラッグが出ましたが、真ん中にベトナム、左右に日本とオーストラリアの国旗が並ぶ複合型です。いい光景ですね。確かに強敵ですが、FIFAランクでは全然日本が上なので、普通に力を出せば勝てる相手だと思います。アメリカやドイツに比べたらやりやすいと思いますが。キックオフ。
   
 GK福ちゃんの声がよく響いています。オーストラリアの武器がカウンターとロングボールです。プレスも強いですね。平均身長は日本が162.4cm、オーストラリアが168.7cmです。前回と比べてオーストラリアに対していい戦いができていると思います。宮間主将は縦横無尽にあちらこちらに顔を出します。守りだったり、右サイドの前だったりと比較的自由に動いています。運動量すごいです。川澄ちゃんにマークが集中しているようです。23番のヘイマンですが、腕に入れ墨あります。いろんな意味で怖いです。
 ここで宮間主将からCK。前半28分、ショートコーナーからファーに振り、岩清水が角度のないところから押し込みました。日本 ゴォール!!! 岩清水ゴール!★ 1-0。まるで、ゾーンディフェンスを破るような作戦勝ちゴールです。ここで前半終了。
   
 日本は交代無し。後半スタート。とここでウトウトし、気が付いたら後半38分。日本の大事な大一番なのにすいません。菅澤の惜しいシュートがありました。ポストに嫌われました。スコアは1-0のまま。交代ですが、後半になって澤に替わって菅澤、中島に替わって後藤、高瀬に替わって吉良が投入。オーストラリアはロングボール一本でやってきます。オーストラリアがタックルできますが、体が大きいため吹っ飛ばされたらダメージが大きいです。ここでホイッスル。1-0で勝利し、日本が初優勝を遂げました。おめでとう。
 佐々木監督は3回目の挑戦でやっと獲ったタイトルのようです。川村選手はこの試合初めてDFを務めたようですね。さて、来年カナダで行われる女子W杯はディフェンディングチャンピオンとして臨みます。
   
 何とこのまま、やべっちFCが始まっています。そして表彰式です。フェアプレー賞に日本が、大会MVPに宮間主将が受賞したそうです。なでしこメンバー1人1人にメダルが授与されます。なぜか杉田一人いませんが、何か事情があったのかな。優勝トロフィーを宮間主将が掲げました。そしてゴールドシャワー。うらやましい、一生の間に体験したいものです。自身9回目のアジア杯で初優勝した澤さんととともに、宮間主将と福ちゃんも元気にやべっちFCのインタビューに出てくれました。あれっ、やべっちFCがなでしこ優勝のまま終了してしまいました。他のニュース、Jとかいいの? まあいいか。とにかくおめでとう。

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勝利の白星67

2014-05-25 01:50:38 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 通常は明日なのですが、今回は事情でその夜、今夜アップさせていただきます。今日、カンスタで開催されたファジのホーム長崎戦に行ってきました。今回も応援団・浅口の方々と一緒に、岡山総合グラウンドに入りました。今回はOFAデーという事で、県サッカー協会ブースにまっすぐ行くと、専務理事さんと白評議員がおられました。
     
 そして、腹ごしらえで各人ファジフーズに別れました。当方はやはりという事で、千屋牛らーめんのブースに行きました。今回も全体的に余り列は無かったですね。みんな食べた後なのかなと。すぐにらーめんは出てきました。やはり実店名と同じように「千屋牛」というブランド名を背負っていただけあって、量も味も良かったです。森氏は横で千屋牛バーガーを買っていました。今度はこの時売り切れていた千屋牛丼を食べてみるとしよう。自分的にはやっぱりスタグルはご当地グルメが一番と実感しました。
   
 食べ物を手にした他のメンバーさんとゲートに向かう。途中、中健隊長が顔見知りの社員さんに何か声をかけていました。何を言っていたのだろか。Aゲートから入ると、そのままバックスタンドに直行です。ふと、ゲート10を観ると、違う方がトラメガでしゃべっています。そして今度は少しアウェーに寄った場所でまた違う方がトラメガでしゃべっています。ゆっくり聞いていた訳ではないのですが、いい光景でした。
 今回の試合のイベントでは、第2回ゲーフラ選手権という事で、入賞者は芝かぶり席などが当たるようです。あと、山下元監督が校長になられたという朝日医療専門学校による「コンディショニングコーナー」がありました。5分間のコンディショニングだそうですが、応援団・浅口の引率が無ければ今度行ってみたいなぁと思いました。別に5月疲れはないのですが、普段マッサージとか行かない分、興味があるので。確かシャルムの選手も、手もみや本舗とコラボして、こういうのやってましたね。他は「ファジ丸塗り絵」など。そういえば、JRブースの前でゆるキャラのイコカ君ともう1匹?おられましたが、何というゆるキャラなんだろう。
   
 あと、ファジステージで「ファジステージでファジ愛を叫ぼう!大声コンテスト」が行われたようです。着いた時は終わっていた時間で聞けなかったのですが、どうだったのでしょうか。動画とかないのかな。こういう手作りイベントはここでは珍しいので、またやって欲しいです。
 ハーフタイムにコンコースを歩きました。総合窓口には松氏がいて、ちょっと立ち話。TEAM AS ONE募金箱君にも浄財を少し投入させていただきました。S席チェックには車椅子ボランティアの富氏がいました。当ブログを読んでくれたそうです。その後、Fゲートを覗くと、レッズサポの篤氏がいました。ナビスコ杯で浦和が勝って上機嫌でした。某黄色いチームは鹿島さんとともにこの日はお休み節。抜かれましたが、また抜き返すでしょう。
     
 試合の方ですが、詳しい試合内容は他の方のブログ等をご覧下さい。はっきり言って長崎さんは、ポゼッションサッカーではない堅守のカウンターサッカーで岡山と瓜二つに観えました。ユニフォームが白だったのですが、まるでアウェーの岡山のような錯覚を起こすくらいに。5バック気味の3バックでとにかく守りが固い。岡山はポゼッションに強い相手、守りが固い相手には弱いと思っていて、今回の長崎さんもキツイなぁと思って観ていました。身長でも向こうの方が高かったのではないでしょうか。席の周りでも「長崎の方が上手い」という声が聞こえていました。
   
 最初の得点がオウンゴールでした。確かに相手ゴールに向けて放ったボールだから効果がありましたが、ラッキーな事には変わりないと思います。似た者同士で一進一退だった状況が、あの得点で岡山に流れが来て、その後すぐにCKで追加点。すぐにCKで1点返されましたが、何とか2-1で勝つ事ができました。上田など新戦力が躍動して掴んだ勝利でしたが、全体の出来で向こうの方が劣っていたとは決して言えなかったと思います。
 それでも、序盤戦は19位まで落ちて、降格圏の3文字がちらついた時期もありましたが、この日勝って暫定5位とここまで持ち直して良かったと思います。個人的には前半戦を何位で折り返せるかが一つのポイントだと思います。去年は確か前半9位で最後は12位でしたが、その前の時は前半と最後が一緒じゃなかったかな。この5月の順位をキープできたら言う事ないのですが。どこかで、「毎年この時期は成績がいいんだよ」と言っていましたが、そういう声を払拭する内容でゴールインして欲しいですね。皆さまお疲れ様でした。次は磐田さんか・・・

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 清水選手    2位: 選手   

寝ても覚めても・issan: 上田選手。正確なキックでチャンスを創造しました。
雉人・F原氏: 清水選手。このゴールも次節も!

B太氏: 田中選手。走りまくって、マイボールにしていたのが良かったです。
山やん君: 中林選手。スーパーセーブで勝利に導きました。
雉楽・シンジ氏: 清水選手。得点もそうですが、FWとしての動きが抜群に良かったです!
うろたんK氏: 清水選手。上田選手と息の合った、貴重な追加点でした。遠目からの積極的なシュートを撃つ姿勢も良かったです。
きさん: 清水選手。大宮ホットラインできちんと決めてくれました。ピッチ外でのダンスで盛り上げようと努めていたところも含めてです。 

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桜咲き誇るセレッソ大阪14

2014-05-24 01:40:22 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 以前の記事に引き続いてサカダイ№1282・5/13号の記事紹介です。「一歩先行くクラブへ」というタイトルで、J1・C大阪の岡野社長のインタビュー記事がありました。来シーズンから始まるらしい「悪夢の」2ステージ制についても、成果が出るのは難しいと言われている事もあり、またしても個人的に注目しました。岡野社長はこういう取材は、絶対に他人に任せずにきちんと自分の名前を出して、主張する方針だとか。立派な社長さんです。以下、抜粋して紹介。
   
=インタビュアー=岡野社長
:フォルラン選手獲得の狙いは?
:来年から始まる2ステージ制は、スポンサーさんが付きやすくなるだろうけど、劇的にお客さんが増えるとは思わない。大会方式の変更に左右されるのではなく、面白いサッカーをすることで、集客増を目指す。
:このタイミングでフォルランを獲得したのは?
:2ステージ制を前に、大きな話題を提供したい事もあるし、クラブライセンスの事もある。自分達も含めてほとんどのクラブは縮こまるだろうし、今年はW杯でJリーグはほとんど話題にならないと思われる。このままではJリーグはもっとじり貧になる危機感を自分達が持っていたという事
:C大阪人気は他クラブにも好影響を与えているが
:対C大阪戦で観客増の状況を、個々のクラブがどう捉えていくのか。そこを真剣に考えて欲しい。そうでないと一過性で終わってしまう。C大阪の人気選手がいなくなったら、Jリーグはどうなってしまうのか。C大阪は今後もいろいろな事を仕掛けていくが、それに対して他のクラブが指を咥えて待っている状態ではダメ。みなさんで一捻りして、良いアイディアを出して欲しい。
 最近、ビッグクラブを目指せると言われるが、自分達はそこの仲間入りをしたいとは一切思っていない。ビッグクラブではなく、「一歩先行くクラブ」と言われたい。セレッソはいつも率先して違う事をしているなと。
:育成クラブというベースがあり、育成に対する投資の割合も大きいのか?
:アカデミーは運営会社ではなく、(一社)セレッソ大阪SCに切り離していて、去年からアカデミーの支出と収入がゼロになっている。育成部門として独立している彼らは、自分達で稼ぐ力を持っている。おそらく、SCだけでJ2の中位ほどの事業規模を持っているのでは。
:経営的には2チーム持っているようなものか?
岡:そうであるが、社団法人なので、経営はシビアに健全に行っている。体力をキープして、しっかりとした土台を築いていきたい。レディース部門も先日スポンサーが付いた。中学、高校の女の子にスポンサーが付くのは通常はありえない事だが、アカデミー出身者が活躍するセレッソ大阪というブランドが評価されてきた証だと思う。
:セレ女の存在をどう思うか?
:練習場に集まる彼女達を観て、これが「新規開拓」と気づかされた。やはり、選手達が輝きを放ち、良いサッカーを見せる事が一番重要。選手達がしっかりファンサービスをやってくれる事も大きい。彼女たちがクラブの一つの方向性を示してくれて、我々も本当に勉強になった。
:選手の海外移籍について
:優秀な子ども達が集まって、セレッソのアカデミーで育ち、そのままトップに上がってくるという流れが生まれている。ただ、今の日本では18、19歳の選手が試合に出にくい。苦肉の策としてJリーグU-22選抜チームを作ったが、根本的な解決策になっていない。(2014明治安田生命)J3はJクラブのセカンドチームがやる場所ではないのかと言い続けているが、誰も理解しようとしない。日本のサッカーを良くするのはそこなんじゃないかなと思っている。だから、アカデミー出身の丸岡をいきなりドルトムントにレンタルで出した。J2に出すよりも、将来を考えたら世界基準に近づけるだろうと。これでトップチームに完全移籍してくれたら、移籍金が発生して新しい育成のやり方になる」
:フォルラン後については?
岡:フォルランに替わるビッグネームを連れてくる事と、アカデミー出身選手を軸にしたチーム作りと両方やるでしょう

 以上、インタビュー記事でした。2ステージ制などJリーグが理事会等を通じて出してくる政策も、「2ステージ制は、スポンサーさんが付きやすくなるだろうけど、劇的にお客さんが増えるとは思わない。大会方式の変更に左右されるのではなく、面白いサッカーをすることで、集客増を目指す」と一応賛成はしておくが、あてにせずに自分達のクラブは自分達でやっていくという強いこだわりを感じました。有言実行タイプで行動力もあり、本当に尊敬に値する社長さんです。J2湘南の眞壁社長、J1甲府の海野会長などが、当ブログにとって「尊敬しているJクラブの社長」ですが、こちらの岡野社長も、最近その中に加わっております。また、傍士が去られた今、Jリーグ理事の中で一番個人的に期待されている方になります。一応賛成ではなく、おかしい事は物申して欲しいですね。
 選手を街に出したがらないクラブもあるように感じる中、当ブログではよく選手の「商品力」を口に出します。補強等で選手がかなり入れ替わって、強くなっていく反面、顔と背番号をなかなか覚えきれず、益々馴染みが減っていく事もあると思います。代表ブランドにしろやはり、選手の商品力アップがこれからは必要だと思います。そういう面では、アカデミー出身の選手から次々と代表入りしたり、大物外国人選手を獲得したセレッソさんは、本当に素晴らしいクラブだと思います。
 ビッグクラブではなく、「一歩先行くクラブ」を目指すという岡野社長の言葉に感銘を受けました。これからも頑張って欲しいですね。
C大阪関連⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140507
 〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140419
 〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140219
 〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131108
 〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130922
 〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130829
 〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130817 
 〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130122  

 〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121102
 〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110226
 〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100929

 〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091108
 〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090406
 〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081006 

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日本代表のこと・・・230

2014-05-23 00:55:58 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV留守録生観戦レポです。
 アジア杯準決勝中国戦、FIFAランクで日本は3位、中国は16位。「気温34度、なでしこ過酷な一日」という文言からスタート。34度ってすごいですね。夜になっても徐々に湿度が上がってきているようです。過去アジア杯4大会いずれも準決勝で日本は敗れています。今日はGK福ちゃんが先発。画面から声がよく聞こえてきます。高瀬、川澄ちゃんが2トップに入っています。キックオフ。試合では今まで夜に入ってからの時間ばかりでしたが、今回はまだ陽があり、暑さが心配です。中国の方が1日休みが少ないですが、球際が強く、高さがあるチームです。最初、中国は引いて来ています。そしてカウンター狙い。日本は高い位置からボールを奪取しており、中国がまだ対応できていない様子。
   
 高瀬が大儀見の代役になりますが、大儀見から「ゴールは獲るものではなく、獲れるもの」と言われて楽になったとか。中国はガンガン激しく削ってきます。体ごとぶつかってきますが、日本も負けていません。
 日本はこの日は少し飛ばしています。大竹さんが福元は試合中ずっとコーチングしていて,DFの選手もやりやすく、真面目で優しくて性格がいいと褒めてくれています。中国のラフプレーが目立ちます。危険です。FKで宮間主将が右から左に蹴る足を替えました。FKの蹴る足をその場で替えるなんて、男子も含めてそんな選手はいません。前半終了。

 後半スタート。何とFWの位置に何と宮間主将が入っています。初めてじゃないですかね。実際は高瀬の1トップで、一つ下がって宮間がいるという感じですか。GKは福ちゃんです。後半から観ていますが、ある意味0-0で良かったのかも。 前半もボール支配率では日本が上回っているが、シュート数では日本が6本に対して中国が7本でした。後半6分、宮間のCKから澤が決めました。W杯を思い出すような難しくも見事なゴールです。日本 ゴォール!!! 澤ゴール!★ 1-0。困った時に力を発揮するのが澤と宮間のホットラインです。
 宮間選手が画面で「ブレ球」と言っていましたが、惜しい。カーブが
かかっていました。宇津木はモンペリエではキャプテンだそうです。大儀見といい、すごいです。宮間主将がどんどんポジションを変えてくるので、中国の選手が捕まえきれないようです。石清水は普段はベレーザで広報とスクールをやっているそうです。しかし、澤も一時期はもやもや病で再起不能加と思っていましたが、すっかり復活していますね。
 ここで33分PKを取られる。中島のハンドです。わざとじゃないが、ハンドですね。後半35分、日本痛恨の失点・・・1-1。福ちゃん守りきれず。でも、日本が押しているので全然問題ありません。

 ここで4大会連続準決勝敗退の影が見えていましたが、ジンクスは破るものです。ここで、澤にイエローカード。不可解です。澤に替わって吉良投入。宮間がボランチに下がりました。そして中島に替わって木龍投入。高速ドリブルに期待。ちょっと中盤が薄くなってきました。ここでホイッスル。ゲームは延長戦に入りました。
 この時点でも気温31度、湿度55%と、蒸し暑いようです。おっとここで留守録終了。結果は1-1でPK戦突入かと思われた延長後半ロスタイム。宮間からのCK。頭で岩清水が合わせて2-1。辛くも勝利で、決勝進出。日本は5大会ぶり5度目の決勝進出。相手は韓国に2―1で勝ったオーストラリアです。 

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ファンサービスの一事例37

2014-05-22 00:04:49 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 先日、某黄色いチームのコアサポさんの公式HPを観ていたら、「Jマジ!20」の話題が出ていました。読者の皆さん、ご存じですか? 確か20歳のファン・サポーターでネットで登録したら、入場が無料になる制度で、Jリーグのファン・サポーターの高齢化対策のようにも見えます。以下、記事を抜粋して紹介。
   
5/10(土)新潟戦は「Jマジ!20」の対象試合になっており、結果として申込み枚数は「78枚」。5/10の他会場チーム試合の申込み状況は以下のとおり。
・横浜:160枚 / ・広島:109枚 / ・川崎:200枚 / ・C大阪:200枚
 柏は、まだまだ「Jマジ!20」のメリットを活かしきれていません。もっと周辺の知人や友人に、このシステムを告知していって下さい。新規の観客を増やして、日立台を満員にしましょう。

※「Jマジ!20」の紹介
 20歳をJリーグ公式戦に無料招待するキャンペーンで、20歳なら、J1・J2クラブの対象試合を無料で観戦可(ホーム側自由席のみ)。対象者:1994年4月2日~1995年4月1日生まれの男女。
「Jマジ!20」公式HP:http://www.jalan.net/jalan/doc/etc/jmaji20/
「Jマジ!20」公式FBページ:https://www.facebook.com/jmaji20
「柏レイソルのゴール裏」該当ページ:http://www.hitachidai.net/log/top_log/eid249.html

【Jマジ!20参画クラブ】(本日時点)
J1:15チーム 鹿島、大宮、柏、F東京、川崎、横浜FM、甲府、新潟、清水、G大阪、C大阪、神戸、広島、徳島、鳥栖
J2:17チーム 札幌、水戸、栃木、群馬、千葉、東京V、横浜C、湘南、松本、富山、岐阜、京都、愛媛、福岡、北九州、長崎、熊本
【Jマジ!20未参画クラブ】(本日時点)
J1:3チーム 仙台、浦和、名古屋
J2:5チーム 山形、磐田、岡山、讃岐、大分

 3/1の記事の時は合わせて14チーム(記録残しておけば良かった・・・)だったのが、2ケ月で一気に32チーム(ここ最近で鳥栖さん参画)に増えていますね。参画クラブと未参画クラブを観て、傾向的には・・・ よくわかりません。讃岐さんなどは、Jに上がったばかりで20歳の客層もそうだが、全体的な観客動員が課題なのかもしれませんね。仙台さんや山形さんなどの地方の市民クラブはすぐに参画しそうです。あとは企業チームがいくつか残っていますが、黄色いチームやガンバさん、マリノスさんなども参画しているから、企業チームだから参画していないという訳でもないでしょうし。
 記憶では山雅さんやセレッソさん、湘南さんなどは最初の時期から参画していたと思います。観客動員数が普段多いから、その制度は活用しないという価値観でもないようですね。確か、昨年20歳のバースデーを迎えたJリーグが、20歳の人にファン・サポーターになってもらおう、まずはお試し体験してもらおうという企画だったと思います。すぐに導入する、そのうち導入する、当面導入する予定はないというのは、価値観の違いだと思いますが、例えば10年後、20年後に、地元ファン・サポーターの中年かお年寄りばかりになっているか、うまく新陳代謝ができて「セレ女」のように若者層に溢れているか、違いが出ているのではないでしょうか。というか、そのうち全クラブで実施になっていると思いますが。

 この「マジ!」シリーズは、リクルートグループの企画で、他に19歳なら全国100以上のゲレンデで何回滑っても無料という「雪マジ!19」という企画があるようです。雪マジ!はなかなか斬新な企画のようですが、一定の成果を上げているからJリーグにも話が来たし、上のように多くのJクラブが参画している状況を見ると、参画すべきという価値観が正しいと言えるようですね。さて、参画について未実施で最後に残るのはどのクラブなのか。当ブログの予想は・・・

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