J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

日本代表のこと・・・371

2017-08-31 00:01:05 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 いよいよ明日、運命のオーストラリア戦です。ネット等で事前に情報をチェックした中で、どうしても個人的に引っかかる部分があります。大事な磁気なのに、そういう報道が流れてくるかと。一つはハリル監督の練習について、もう一つは本田選手とハリル監督との関係についてです。では、一つ一つ見ていきましょう。まずはハリル監督の練習について、ざっくり言った場合の抜粋紹介です。(長々とした抜粋記事よりも読みやすいかも)
   
【メキシコデビュー大幅遅れ…パチューカ・本田、故障の“元凶”はハリル監督!? 過酷な「特別合宿」に不満噴出も馬耳東風:夕刊フジ】
・ハリル監督こそ海外組故障の「元凶」との指摘が存在。
・ハリル監督は最近、コンディション向上を目的に、海外組限定の「特別合宿」を日本国内で行うことが恒例化。
・徹底管理されている合宿メニューは、走り込み中心で調整と呼ぶには余りにも過酷な内容。極端にキツイメニューをやることで、逆にコンディションを悪化させており、選手の怪我との因果関係を指摘。
・選手やコーチングスタッフも何度もハリル監督に「練習メニューの再考」を訴えているが、全く耳を貸さない状況。
zakzak該当記事:http://www.zakzak.co.jp/spo/news/170726/spo1707260007-n1.html
  
 大一番の前にコンディション強化のためのハードな強化合宿をするって、どこかで聞いた事がある話ですね。前回のザックジャパンでも、「まるでジーコジャパン」と遠藤選手に言われたセリフを思い出しました。こういうのは日本代表の悪しき慣例なのでしょうか。以前から日本人ではなく、海外の一流のフィジカルコーチを置くべきと言われていましたが、今は何人がフィジカルコーチなのでしょうか。海外組が帰国して、日が無いまま大一番に臨むというのは、どこの国でもある事で、言い訳できません。他国(特に欧州)のフィジカル事情を知りたいですね。でも、ハリル監督が貫くというのは欧州流なのかと思ってみたり。どなたか教えてください。続いて、両者の関係について、同じくざっくり言った場合の抜粋記事です。
   
【W杯アジア最終予選】火種くすぶる本田とハリルが一時休戦:東スポWeb】
・ハリル監督が明日の本田外しを示唆して両者の遺恨再燃も心配される中、本田選手は自己主張の封印を宣言。
・本田は指揮官の目指すサッカーに就任当初から疑問を投げ掛けていたが、2人の間に決定的な亀裂が入ったのが昨年11月のサウジ戦。
・低調を理由に本田選手がスタメン落ちしたが、本田選手は「自分が代表にふさわしい選手かどうかは自分で判断できる」と猛反発、監督批判。
・その後も2人の間に火種はくすぶり、パチューカでの初得点も、豪州戦でベンチ外の可能性も視野に、厳しい姿勢を崩さず。
・それでも本田選手は大一番に一時的な休戦宣言。ただし、「一応、今の時点では」と不気味な言い回し。明日の結果次第では、くすぶり続ける火種が一気に爆発する可能性も。
東スポWeb該当記事:http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/748575/

 うーむ、良くないですね。代表の内部確執は昔からの定番なのかな。古くはフランスW杯でのカズ選手と岡田監督。ドイツW杯でのヒデ中田選手と小野選手ら。今回は本田選手とハリル監督ですか。報道をいろいろと読むと、本田選手は選手を代表して、ハリル監督に物申しているという見方もあり、ハリル監督が間違っている可能性もあります。
 とにかく、こういう大一番はチームが一つにならないと。Jクラブでもそうですが、中がバラバラの状態で成績のいいところは皆無でしょう。チームを一つにまとめる「カリスマ性」も監督の必須条件だと思うので、ハリル監督はこういうところでも評価は低いのかもしれませんね。
 個人的には、チーム力がこの状況なので、結果的にロシアに行けても1次リーグ敗退という見通しは変わらず、期待は低いと。サウジに負けた時に、「フランスW杯と同様に最終プレーオフでギリギリの出場」という予想もしていましたが、こういうネガティブな報道を耳にすると、案外そうなのかもしれないと思ってみたり。
 明日は負けは許されません。W杯予選で5分け2敗とオーストラリアに勝った事が無い状況。ドロー以下では最終戦に結果が持ち越されますが、最終戦はアウェーサウジ戦。今までアウェー戦では3戦全敗です。もう片方のオーストラリアは楽勝のタイ戦と、日本にとっては極めて不利な状況です。
 ところが今朝、一つ吉報が舞い込みました。あのサウジが昨日の予選試合で負けたのです。これで明日負けても、最終戦で引き分け以上なら予選突破と望みがつながるそうですが、他力本願ではいけないと思います。案外モチベーションを狂わす、悪いハプニングかもしれません。このタイミングで余計な心の隙を生み、明日ギリギリ負け、希望がつながっているアウェーサウジ戦でも逆転負けという最悪のシナリオが待っているかもしれません。
 さて明日。ウルトラス倉敷店へ行っても良かったのですが、やはり生書き込みで一緒に戦いたいと思います。もし、明日引き分け以下なら、苦しい苦しいプレーオフに陥る気がする・・・

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行政の支援53

2017-08-30 00:46:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、鳥栖さん絡みでちょっと目を引くニュースに目が留まりました。鳥栖さんのユニフォームスポンサーのサイゲームスが変わったスポンサードをするという話。まずはゲキサカの記事。以下、抜粋して紹介。
   
【Cygamesが鳥栖市に“ふるさと納税”を申し出、駅近スタジアムのリニューアル費用に:ゲキサカ】
 ㈱Cygamesは、J1鳥栖のホームであるベアスタのリニューアルに際して、寄付金の申し出。今後、所有する鳥栖市が内閣府に事業計画を申請し、通過すれば事業内容や費用が確定。
 ベアスタのリニューアルは「魅力向上プロジェクト」の一環で、J1鳥栖を応援する機運や市民の誇りを高め、同市の交流人口の増加などを目指す内容。同社によればと、内閣府が昨年度からの「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」を活用。寄付金の下限額は10万円で、税負担の軽減効果をこれまでの法人寄付金の2倍(6割)程度とする制度。
ゲキサカ該当記事:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?224392-224392-fl

 なるほど、面白い情報です。ふるさと納税はごく身近なところで関わっているので、雰囲気はよくわかりますが、正直個人の制度とばかり思っていました。そうですか、法人向けにねぇ。ふるさと納税では例えば、シーガルズで個人が利用する事例は見た事がありますが、法人の納税では初めて見ましたね。この鳥栖さんの事例で、他のJクラブも一斉にこれはというスポンサーに、「こういうやり方があるので」と声かけが白熱するのではないでしょうか。スポンサー側も地域への寄付なので、メセナとしてピッタリではないですか。そのサイゲームの公式情報も見てみましょう。
   
【㈱Cygames公式HP】
 「スタジアムリニューアルによる魅力向上プロジェクト」では、鳥栖市のスポーツ競技場、ベアスタの改修工事を行うことで、「まちのシンボルとしての輝きを取り戻す」ことによってJ1鳥栖がさらに発展し、鳥栖市への交流人口の増加、チーム応援気運の高揚やチームを通じたシビックプライドの醸成へと繋げていくことが目的。
 サイゲームスはこれまでも、クラブスポンサーとして、クラブを通じ、鳥栖市ならびに佐賀県の地域活性化を支援しており、サガン鳥栖を通じて地域の活性化を図るという本プロジェクトの事業目的に賛同し、この度の本税制の活用を決定。サイゲームスは今後も、本業であるゲーム事業の枠にとらわれず、スポーツなど様々なフィールドを通じて、「最高のコンテンツを作る会社」というビジョンのもと、社会に多様な価値を提供する活動を行う方針。
㈱Cygames 公式HP該当記事:https://www.cygames.co.jp/press/press-16903/

 寄付金額が出ていなかったですが、時事通信によると、3年で6億8,600万円で、昨年度から始まった同制度では全国最高額だとか。鳥栖市によると、完成から21年が経過し、'14年の調査では大きな危険箇所はないものの、さびが目立つ状態とか。21年前の鳥栖さんといえば、鳥栖フューチャーズという前身の運営法人である㈱佐賀スポーツクラブの解散の直前で最悪の時期だったですね。つまり、素晴らしいスタジアムはあっても、クラブの方が経営危機という状況。この時の事を今も覚えていますが、あの頃J1の常連として戦っている姿を何人想像できたのでしょうか。感慨深いですね。そして、地元の佐賀新聞で、具体的な鳥栖市の動きが出ていました。

【3年で7億弱 Cygames寄付でベアスタ改修:佐賀新聞】
 サイゲームスは渡邊社長が伊万里市出身である事もあり、'15年からJ1鳥栖のスポンサーを担当。鳥栖市は今回の申請を9月上旬に国に事業を申請し、11月での認定見込み。3カ年計画でスタジアムの支柱や外壁の塗装を塗り替えを行い、9月議会に設計費1,300万円の予算計上の方針。'18~'19年度にかけて、オフ時期を中心に施工、全額寄付で賄い、年度ごとに寄付を活用。ちなみに寄付した企業は寄付額の約6割が法人税控除などで優遇されるという話もあります。
佐賀新聞該当ページ:http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/457933

 サイゲームスといえば、やべっちFCの時間だったか、鳥栖さんがしっかり露出したTVCMをよく流しているのを観ますね。たぶん、全国放送だから、すごい露出であり、うらやましいなと。サイゲームスさんは、本当に地域のスポーツ文化に高い理解を示した素晴らしい企業であり、鳥栖さんもそんなスポンサーに恵まれて良かったですね。
 たぶん鳥栖さんが地域よりもスポンサーばかり目を向けていたら、ここまでの事はやってもらわなかったかもしれませんね。スポンサー企業も、地元クラブがどこまで地域に根付いた「宝」の存在であるか、そこもスポンサードの基準かも。地域に根付く活動ができていないのに、スポンサードが欲しい、欲しいと手ばかり出すJクラブがいませんように。
 ベアスタができた21年前はそれこそ当ブログが口にする「100年もたなかったクラブ」でした。鳥栖フューチャーズというクラブは消え去り、代わりにすべて生まれ変わったサガン鳥栖というクラブが登場しました。「サガン」という名前は佐賀という意味とともに砂岩という意味もあり、砂粒が固まって砂岩になるように小さい力を集結させ、立ち向かうことを表すという当時の「願い」がこもっています。当ブログ的には、ホームタウンが佐賀県でも佐賀県佐賀市でもなく、佐賀県鳥栖市なところが気になります。県内第1の県庁所在地に無く、第2?の都市にJクラブがあるという異色な存在。それでもJ1昇格後、一度もJ2降格がありません。当ブログの印象はやや企業クラブに近いものが根強いですが、これからも頑張って欲しいと思います。
J1鳥栖関連⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170713
   〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170524
   〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170308
   〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161120
   〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160509
   〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140804
   〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130321 
  〃     ⑤http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100820 
  〃     ④http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090608 
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090530 
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090314 
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070612

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勝利の白星106

2017-08-29 00:50:25 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラスステーションスタジアム(倉敷店)で開催された、ファジのアウェー熊本戦のPVに参加してきました。J2岡山のPVで行ったのは初めて。そんなに広い店でもないという事で、早めの45分前に入店しましたが、入り口で2人の顔見知りと顔を合わす。やはり倉敷市民で近いからか。T森店長と近いカウンター席はすでにいっぱい。T森店長に4、5人来るがどの店がいいか聞いたところ、頭上にモニターがある2テーブル席の通路をご厚意で座らせてもらいました。
 来店客の顔ぶれをよく見ると、何か岡山店の時の常連さんが何人も来ていて、T森店長を慕ってきたんだなという話になる。満席には至りませんでしたが、特に告知の無い中、よく入ったと思います。今回は語る会としての開催でもあり、まーさん親子、山やん君登場。もう少し来る予定でしたが、用事が入った模様。次に期待。
   
 試合の方ですが、今回岡山は竹田選手が怪我という事で、DF陣が心配されましたが、篠原選手が復帰して一安心。でも攻撃陣がまだ不足でニコことオルシーニ選手に期待が集まる。ただ、前節までは連携不足で、昨日の試合も疑心暗鬼な面もありました。試合開始早々から岡山がどんどん攻めていました。熊本さんも頑張っていましたが、ややプレーの精度が低く、90分通してひたすら守っていたという印象。うーむ、こういうプレーのチームに勝たないと上位に行けないよなぁと途中から思う。
   
 元岡山で、過去にギネス級ヘディングゴールを記録した植田選手も頑張っていました。すっかり熊本さんの看板選手ですね。オルシーニ選手が先制ゴール決めました。連携はまだ満足できないが、個人技で押し込みました。ただ、会場ではすごい歓声でしたが、個人的にはまだよくわからない選手。若干22歳とFリーダーに言うと、「マジかい!?」と仰天していました。でも、老けて見られるのはいいのでは。
   
 赤嶺ロスと言われ、DF陣もガタガタし、勝てなくなったチームでしたが、熊本戦で一つの結果を出したのはいいのではないでしょうか。戦いっぷりも赤嶺ロスを忘れさせる印象でした。でも、プレーの精度を見ると、1点しか取れなかったという見方もあり、相手が熊本さんだったから最少得点で勝てたが、他の相手ではどうかとも思いました。まぁ、今後少し希望が持てるFWが出てきたのも良かったのでは。
 柏サポでもあるまーさんとの会話で出たのが、熊本の池谷監督の事。確か監督からクラブ社長になられて、また監督になられたとの事。でも、熊本さんの前はJ1柏の監督を務めて、1度目のJ2降格時代の監督として知られている存在。まぁ、頑張って下さい。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
 3試合連続で無得点と深刻な攻撃力不足に悩む熊本さん。敵陣に進入する機会は多く見られたが、パスの出し手と受け手の息が合わず、シュートチャンスまで持ち込めず。逆に岡山は前半終了間際にオルシーニ選手の個人技から先制。
 熊本さんにとって嫌な流れで折り返した後半は、長身選手を投入して反撃を試みるが、岡山の粘り強い守備に阻まれて得点できず。熊本さんは結局最後まで決定機を生み出せず、岡山のクリーンシート勝ち。
J2採点
チーム:5.5、一森:6、片山:6、篠原:6、喜山:6、澤口:5.5、渡邉:6、関戸:6、三村:6、豊川:6、オルシーニ:6.5、伊藤:6.5
石毛:6、長澤監督:6

   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ助っ人主役」というタイトルの記事の戦評です。
 今夏、J2徳島からレンタルで岡山への加入からわずか1ケ月のオルシーニ選手が、膠着状態を破れないまま迎えた前半ロスタイムに挨拶代わりの先制弾。抜群の決定力で4戦白星無しと苦しんでいたチームに最高の結果をもたらし、個の力で得点機を切り開く。「秘密兵器」オルシーニ選手はオーストラリアなど国外を主戦場にしておるが、Jリーグの実績はゼロだが、187cmの体躯に秘めた速さと力強さは規格外。勤勉な性格もチームにピッタリ。
 復帰した篠原選手ら守備陣は体を張って相手に重圧を掛け続け、2戦連続無失点。ただ、後半のオルシーニ選手のポストプレーや連続CKで何度も攻め込みながら追加点を奪えなかった点は課題に残る。
 これで岡山は順位が少し上がって9位。次節に勝てば、最良で7位。負ければ最悪で12位。時節の相手は今節好調の4位徳島さんに引き分けた山形さん。
   
 この日、タウン情報おかやまに掲載された、県庁通りの新しいスポーツバーの話が出る。西側との交差地点、ホテルマイラの向かい、1Fには某有名テニスショップがあるビルの3F。早速その前の晩に当ブログで下見に行ってます。雰囲気はEVERさんと少し似ている。景色は良し。
 若いオーナーさんと少し会話。Jやファジというよりは、代表やヨーロッパ、そしてカープだそうです。でも、リクエストすればDAZNを流してくれるとか。Fリーダーも名刺にあった「広島カープ同好会」という文言に反応していました。T森店長もオーナーさんと知り合いとか。本町にもう1店、本店?がありますね。という事で、今度語る会で利用してみますか。
ANGLE SPORTS BAR: 岡山市北区幸町3-10-3F
11 The Rock: 岡山市北区本町10-16

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松本山雅の強さ28

2017-08-28 00:01:40 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 「リスペクト」という言葉が好きで、当ブログのコラム記事の形態になっています。ニュースを見ていたら「リスペクト」を「尊敬」と翻訳されていました。意味としては「尊敬し、敬意を表す」とあり、当ブログのスタンスと合致します。そんな中でJ's GOALで何かリスペクトできないか探していたら、山雅さんにありました。さすが、元J1で当ブログでも「Jクラブの付加価値」で「雄クラブ」として高評価の市民クラブ。この度、MLSクラブと業務提携されたようです。他国との提携はJ1ではあってもJ2では皆無では。まずはMLSクラブとの提携について、抜粋して紹介。
              
【MLS・レアル・ソルトレークとの業務提携の締結】
 J2松本はMLS所属のレアル・ソルトレークとの業務提携について締結調印。山雅ドリームビジョン実現のために、アカデミー環境を整備する様々な取り組みを行っておりますが、その具体的な1つの施策が国際交流事業。今回の提携により、育成年代の選手・指導者の交流を深めるとともに、クラブ間の交流が姉妹都市間の益々の交流につなげる事が目的。JクラブとMLSクラブとの提携締結は、Jリーグ初でJ2松本の海外クラブとの業務提携は、シンガポール「ゲイラン・インターナショナルFC」に続いて2クラブ目。

〔神田社長のコメントの要旨〕
「J2松本にとっては、Jリーグの理念、そしてクラブビジョンである、「ひとづくり」「まちづくり」「未来づくり」の一環である、国際交流と育成年代の環境整備として、近年成長著しいMLS、そして松本市と姉妹都市のレアル・ソルトレークとの締結は自分達にとってたいへん意義のあるもの。提携の第1歩として、この後、お互いのU-14クラブによる姉妹都市フレンドリーマッチを実施するとともに、長野県サッカー協会70周年記念事業の信毎杯でも交流により、将来を担う子供たちにとって有意義なものになるよう推進。また来年は松本市とソルトレークシティが姉妹都市になって60年を迎える節目の年であり、ホームタウンである松本市にあるクラブとして、両都市間の国際交流がより深まることに尽力」

〔レアル・ソルトレーク:https://www.rsl.com/
 '05年にクラブ創設し、同年からMLSに所属。'14年に若手中心のセカンドチーム「レアル・モナーチスSLC」を創設し、翌年より2部リーグに参加。主なタイトルはMLSカップ('09年)。現在のMLS順位は西地区で11チーム中8位。
J2松本公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/archives/111444

 上の記事を読むと、Sリーグ(シンガポール)クラブとも業務提携をしているとあります。そうですか、2つ目なんですね。それはすごい。きちんとアジアにも目を向けておられましたね。よく思い出したら当ブログでも今年1月にしっかり紹介していました。
 一緒の話になりませんが参考にと、岡山市の国際友好交流都市と、そこを本拠地とするプロサッカークラブを調べてみました。あくまで参考資料で、それ以上何があるという訳ではないですが、知りたいのでチェックしてみました。
・サンノゼ市(米国): サンノゼ・アースクエイクス(MLS)
・プロヴディフ市(ブルガリア): PFCボテフ・プロヴディフ(ブルガリア1部)
・新竹市(台湾): 新竹FC(台湾女子1部)
 うーむ、3つありましたね。知っただけですが、岡山でもいつか、山雅さんのような景色が見られたらいいですね。山雅さんは今節で勝って、順位は岡山より一つ上の8位でした。勝ち点は一緒ですが、得失点差が大きな差ですね。
J2松本Sリーグクラブ提携関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170121
J2松本関連:30292827262524232221

 話は変わり今日、ウルトラスステーションスタジアムで開催された、ファジのアウェー熊本戦のPVに参加してきました。その模様は明日。

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南から攻め上がる鹿児島ユナイテッド2

2017-08-27 00:01:47 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 当ブログでは、100年続くクラブ、100年もたずに消えていきそうなクラブという書き方をします。個人的はどちらもイメージがありますが、上手く表現できません。ここ数年でも消えていったクラブがあります。その事例を通して、スポーツクラブが消えるという事はどういう事なのかを時々取り上げてみたいと思います。3回シリーズの3回目。バレー、バスケときましたが、サッカーにも気になる事例がありました。
 Jクラブでは無かったが、限りなくJクラブに近いクラブでした。しかも2つも。それは「鹿児島」です。同じ県に2つも要らないとJリーグから指導を受けて、1つに統合されました。聞いた時は正直ビックリでした。かつての横浜フリューゲルズのマリノスへの吸収以降、こういった例は見当たらなかったですが、Jリーグの手前にあったのです。まずは、旧2クラブ、そして現在の鹿児島さんについて、抜粋して紹介。
                 
【ヴォルカ鹿児島】
 '59年、「鹿児島サッカー教員団」として創設。'73年、九州リーグに参加し、一度も県リーグに降格無し。'95年、Jリーグ入りを目指す方針でクラブチームに移行。'03年、SPONET鹿児島を設立したが、プロ選手への給料の遅配が発覚しプロ選手はクラブを離脱。'05年、経営危機に陥り、SPONET鹿児島を解散。新たに運営団体として「ヴォルカ鹿児島評議会」を設立。'07年、クラブの法人化に失敗し、ヴォルカ鹿児島評議会を解散。'08年、新しい運営団体として「KAPS(Kagoshima Arcadia Project Sports)」を設立。'11年、クラブが法人化。'13年、JリーグからFC KAGOSHIMAとの一本化の要求があったため、Jリーグ準加盟申請を断念。'13年、ヴォルカ鹿児島と統合してJリーグ入りをする事で合意し、活動終了。

【FC KAGOSHIMA】http://www.k-sapo.com/
 '94年、社会人登録の鹿屋体育大学クラブとして創設。'04年、九州リーグ昇格。「大隅NIFSユナイテッドFC」に改名。その後県リーグと昇降格を繰り返す。'10年、現チーム名に改名し、九州リーグ復帰。本格的に将来のJリーグ入りを目指す。'12年、九州リーグ初優勝。'13年、ヴォルカ鹿児島と統合してJリーグ入りをする事で合意し、活動終了。

【鹿児島ユナイテッド】http://www.kufc.co.jp/
 両クラブは'12年にチーム統合の基本合意を発表したが、統合後のクラブの代表者人選や債務引き継ぎといった運営実務面での意見がまとまらず、戸の時に一度破談。'13年、両チームは前年同様に前年同様にJリーグ準加盟申の準備を進めたが、Jリーグ側から改めてチーム統合、申請の一本化指導を受け、ともに準加盟申請を断念。その後両チームは改めてクラブの統合について協議、'14年にクラブを統合する事を決定。
 '13年の地域決勝で両クラブともに決勝ラウンドに進出し、どちらかが3位以内というJFL入会基準をクリアし、鹿児島ユナイテッドFCとしてJFL入会が承認。'14年のJFL、前期は2位、後期は3位。この年にJリーグ百年構想クラブを申請し、'15年に入って認定、JFL4位でJ3に参入。'16年、J2ライセンスを申請したがスタジアム基準で不交付。
   
 鹿児島県にはJクラブは2つも要らないとJリーグから強い指導を受けたが、一度破談して別々に準加盟申請するが、やはりJリーグから強い統合の指導を受けて、渋々?統合した経緯。FCさんと比べてヴォルカさんは50年以上の歴史を持つ古豪。そりゃ解散には抵抗観あったでしょう。FCさんの存在さえなければと。でも、ヴォルカさんは歴史を見ると、経営危機もあり、かなり苦労されていますね。結果オーライですが、良かったのではないでしょうか。当ブログでは、「Jクラブの付加価値」という評価基準で、J3以下の市民クラブでは、奈良さんと並んで鹿児島さんも評価が高いです。県民と対話し、地域に根差した地域の宝として日々の活動をいつも見ています。先日加入したJリーグ公式アプリでも、J3では鹿児島さんを指定するくらい。確か県下各地で対話集会されていますね。ぜひ、J2へ上がってきて欲しいJ3クラブと思っています。
 そして、ふと思ったのがそういえば岡山にも一時期、JFLクラブが2つあった時期があったなと。水島FCさんは結局企業チーム?の道を貫き、Jリーグ入りに手を挙げなかったですが、もしあの時期に支援者が現れて、Jリーグ入りで本気で動いていたらどうだったのかと。極端に飛躍した架空の妄想ばなしになりますが、鹿児島さんと同じ道を歩み、ファジではなく「岡山ユナイテッド」になっていた可能性もゼロではなかったかもと。

 こういう風にサッカーでも、Jクラブの手前のカテゴリで、市民クラブの統廃合が見られます。「ユナイテッド」と名前がついたところがそうですね。高知ユナイテッドは、共に四国リーグのアイゴッソ高知と高知Uトライスラーが統合して発足し、その後2クラブとも解散しています。福島ユナイテッドは福島夢集団ユンカースとペラーダ福島が統合し、両クラブは解散したクラブで、福島県は今でこそ一本化していますが、もともとはJリーグを目指す市民クラブが群雄割拠していた地域。しかも、現在はいわきFCという新たな存在が出てきています。また、愛媛県も福島県と同じ状況になってきました。両県に共通するのは、県内第2のJクラブの存在を視野に、企業の影響が加わって、もう一つの勢力が台頭してきたという事。これは全国の都道府県でどこでも可能性があると思います。例えば、未来の岡山でもひょっとしたらどこかの企業か何かの勢力が、県内のクラブとつながって、そういう存在として台頭してくる可能性がゼロでは無いと思います。

 もう一つ個人的に気になる動きで、Jクラブを増やそうという動きと、多いから減らそうという動きの相対立する関係がある点。現在はJリーグで公式に全国で100クラブにしようという考え方が主流ですが、「Jプレミアリーグ」構想に見られるように、J1やJ2のクラブが多いから全体的にレベルが低下している。プレミアリーグを作って高いレベルをキープするべきという考え方が存在しています。これは一体どういう事なのかと。
 全国に100クラブとすると、J1が18、J2が22、J3が18として合計58。残りの42がJ4やJ5というカテゴリになってくるでしょう。では5部リーグがJリーグと言えるのかという論調になります。当ブログでは申し訳ありませんが、J3は元々半分アマチュアの「チャレンジリーグ」と認識していました。今でこそ、元J2のクラブが増えてきて、プロチームが増えてきたと思いますが、観客動員数ではJ3発足当初は千人に満たない試合ばかりでした(前節はどこも多かったですね)。J4やJ5になれば平均500人というプロサッカーリーグになりませんか? その流れでは「Jクラブが多い」という論調になってしまいます。
 そういういろいろな事象を目にし、気にすると、50年後はJ2でも普通にクラブが統合による解散という事例が起こっているかもしれないと思ってしまいます。もう一つ気になる存在が他のプロスポーツ。BリーグがJリーグを追い抜いているかもしれない。プロリーグ化したバレーがブームになっているかもしれない。そういう状況になれば、スポンサーの取り合いが激化した結果、お上から各プロ競技のクラブ数の健全化が打ち出され、減らそうという動きが出てくるかもしれません。あー、すいません、今日はかなり想像力を発揮し過ぎてしまいました。申し訳ありません。忘れてください。
 でも、当ブログではそういう論調もこれからも胸に抱いて、日本のスポーツ文化を注視していきたいと思います。Jに上がれば未来永劫安泰だと、のほほんと構えていたら、今は大丈夫でも、将来はわかりません。100年続くクラブになるためには、ファン・サポーター目線で絶えず地域と対話し、地域に根差す事だと個人的に思います。
消えてしまったクラブ②(バスケ編):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170821
  〃          ①(バレー編):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170812
J3鹿児島関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160319
  〃      ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130813
  〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080922
  〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051012

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盛り上げたいJ3リーグ12

2017-08-26 00:01:58 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、ライブドアを観ていたら、「皮肉な状況の中で行われているJ3リーグ」というタイトルに目が留まりました。当ブログでも発足当時や、冠スポンサーがついた時などはよく取り上げたものでしたが、ここ数年は安定してきました。特に数年前に各クラブの育成チームが参戦していますが、それに関する話題ですか、以下、抜粋して紹介。
     
【皮肉な状況の中で行われているJ3リーグ】
 日本で最も複雑なリーグがJ3リーグ。上位2チームはJ2に自動昇格するが、下位になったとしても降格は無し。チームの置かれている状況はバラバラ。J2への再昇格を狙う栃木、富山、鳥取、北九州がある一方、たとえ2位以内に入ってもJ2ライセンスを持たないため昇格できないところ、FC東京U-23、G大阪U-23、C大阪U-23のように元々昇格しないチームと混在している状況。
 そのためJ1やJ2のように優勝や昇格、あるいは残留というわかりやすい目標があるチームばかりではなく、チームによって大きく事情が違うという複雑さを持っている特殊なリーグ。
 J3リーグの中で、エリート集団と言えるのがU-23チーム。FC東京U-23の中村監督は「J1への出場チャンスを得るための場」だとJ3を位置づけ。「チームを作って勝つという方針ではなく、個人の力を付けてチャレンジして勝つ方針」のためにリーグ戦に参戦。言わばJ3は前哨戦で、目標はあくまでJ1でプレーできる選手を育成すること。
 J1に登録されている選手達と一緒に練習はするが、待遇には格差を設置。例えば、J1トップチームは新幹線のグリーン車に乗車できるが、J3選手は普通の指定席での乗車。ホテルや食事のグレードにも格差を設置。

「それでもクラブは、J3を戦う環境は最大限、特にハード面をクラブが整備しているので、選手は結果を出さなければいけない状況」と中村監督のコメント。たとえ昇格できないにしても、勝利が求められるのだと強調。
 7月にFC東京U-23は、J2昇格を目指す鳥取に大勝したが、鳥取にすれば昇格しないチームが足を引っ張られたような印象。平均観客動員数はJ2の7千人足らずに対してJ3は半分以下の2,500人余り。試合数もJ2はホームゲームが21試合なのに対し、J3は17試合のみ。J2昇格がクラブの財政面に大きな違いを生む状態。ならば資金を投下して昇格を勝ち取ればいいと考えるが、J3のクラブの営業収益は'16年度平均で3億8,400万円程度。J2平均の13億1,300万円に比べると大幅に小さく、そのため各クラブは厳しい環境を耐え忍ぶ状況。

 例えばJ3鳥取は、営業収益が4億1,200万円と、J1・FC東京の45億4,100万円の1/10以下。当然経費削減は必至で、関東までなら移動本的にバス移動。ホームゲームでも、東西に長い鳥取県を移動するにあたり、スタジアムの近くに試合前日泊まるようなコストはかけられないため。約2時間のバス移動でのスタジアム入り。コストをかけられないのはわかっているので我慢はするが、環境を改善しない限り勝利は難しくなっていく。しかし環境を改善するためには、勝利して昇格するしかない。「鶏が先か、卵が先か」という命題がいつも大きな存在。
 昇格をしなくていいチームのほうが環境が良く、早くJ2昇格したいチームの方が厳しい状況の中で勝負をしなければいけないというのは皮肉な状況。その一方で、J3リーグがあるからこそ、日本サッカーには目に見える進化も存在。
「試合をやるグラウンドはどこもいい。すごいスタジアムというわけではないが、小さいながらも立派な芝生もあり、サポーターもいる」と中村監督のコメント。Jクラブが日本全国に出来たおかげで、サッカーが出来る設備、身近な場所で楽しめるファンは増加。それこそがJ3がもたらした最初の恩恵と締めくくっています。
ライブドアスポーツ該当記事:http://news.livedoor.com/article/detail/13490032/

 ここ数年は波風が立っていなかったので、U-23チームのJ3参入は順風漫歩と思っていたのですが、いろいろとあるんですね。練習環境といえば、J2岡山がそうでした。政田ができる前は、市内の競技場を転々とし、子ども用プールでアイシング。当時は故障も多かったのでは(今とどう違うん?という声はスルー)。J3クラブは今まさにそういう環境なのでしょうか。かたやJ1のU-23チームは専用スタジアムなどで、シャワー施設も整った恵まれた環境で練習しているために、故障も少ない。
 そういう大きく異なった環境のチーム同士が同じリーグで戦い、成績が先か環境整備が先かという論議になっているんですね。今日現在のJ3の順位を観てみました。
  1位~10位: 秋田、沼津、富山、栃木、鹿児島、長野、琉球、藤枝、北九州、F東京U-23 
11位~17位:  福島、相模原、鳥取、G大阪U-23、C大阪U-23、盛岡、Y.S.C.C.横浜 

 こうして見ると、U-23チームがJ3の上位を席巻しているという状況でもないようですね。開幕当初もこんな順位だったような記憶があります。F東さんは健闘していますが、他の2チームは文句言われる順位でもない気が。
 村井チェアマンが口にした、J3にJのU-23チームを参戦させる目的を思い出しました。この世代の真剣勝負の機会の創出です。U-23世代でその恩恵が出ているのかどうかは、この場では簡単に論じられません。読者の皆さんのお考えですね。当ブログの持論は、ドイツ方式(自クラブ育成に限らない、U-23選手の一定条件のリーグ戦出場の義務)ですが。
 Jリーグ発足の意義はもう一度思い出して下さい。「プロ化」の目的は代表など日本のサッカーを強くする事。強くするためには、育成世代の強化も必要。その強化のためのJ3参戦だったはず。もし、J3クラブの中で、U-23チームを面白く思っていないところがあれば、そういうのを全部含めて、それを乗り越えればいいと思います。そういうところを克服できれば、J2どころか、気が付いたらプレーオフ圏内にいるかもしれませんよ。
Jクラブセカンドチーム関連⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160211
   〃             ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151216
   〃             ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151119
   〃             ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151112
   〃             ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151007
   〃             ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150911

   〃             ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121124
J3リーグ関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140204
   〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130131
   〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130107
   〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131121

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Jリーグへの道について35

2017-08-25 00:01:19 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日の記事で、福山にJリーグを目指す活動がある事を初めて知り、とても興味を持ちました。ネットで調べてみると、いろいろと出てきました。現在は総合型地域SCとして運営するNPO法人を立ち上げられ、今季から将来のJリーグ入りを目指す、サッカーのトップチームが発足しています。まずは2年前、'15年6月の地元新聞の記事より、抜粋して紹介。
   
【福山にプロサッカークラブを JC、まちを活性化】
 福山からJリーグに参入するチームの誕生を目指す運動を開始。福山JCは2015年6月17日、「福山にプロサッカークラブをつくろう会」を発足。将来のサポーター組織(後援会)につながる市民団体で、クラブ設立の機運を盛り上げる活動を実施。会長は福山JC理事長が務め、サッカー愛好家らの市民が名を連ねる予定。今はチームもスタジアムもないが、イベント等を通じて「おらが地域のサッカーチーム」を持つ魅力を伝え、会員を拡大する活動を実施。
 福山JCの「真に価値あるまちづくり推進委員会」が、スポーツを通したまちづくりには、競技人口が多く、市町レベルでチームを持てるサッカーが最適と着目。今治市や松本市など、いずれも福山と同じ県内第2の都市に本拠地を置くチームがある事により刺激を受けたとか。
 Jリーグ3チームを視察した「真に価値あるまちづくり推進委員会」委員長は「地域の盛り上がりが大切。そのためには広島市のJ1広島ではなく、自分達のまちに人を呼び込み、地域経済の活性化にもつながる福山のチームが必要」と力説。
 つくろう会の活動による会員の拡大状況を見ながら、チームを結成し、その管理運営をする「プロサッカークラブ設立協議会(仮称)」を早ければ年内にも設立。企業人、行政、有識者、サッカー関係者らでチームの方向性やスタッフなどを協議していく考え。「遠大な計画だが、消滅危機の市町村もあると言われる中、今取り組まなければ間に合わない」とコメント。
   
【福山にプロサッカークラブをつくろう会】
 会長は小林福山JC理事長。会の構想では、'20年頃に法人組織を設立して、チームを発足させ、将来はJリーグ入りを視野に入れる。会は、サッカーに関心のある市民や、JC会員ら約50人で構成。事務局は、福山商工会議所内のJCに設置。計画では、月1回程度、意見交換会を開催。講演会やシンポジウム等でクラブ設立に向けた機運を盛り上げる。行政や企業の協力を得て、来年度をめどに、「プロサッカークラブ設立協議会(仮称)」を設置。母体となるチームやJリーグ加盟条件などを検討し、'20年頃には法人組織の設立、チーム発足を目指すとか。サッカーを通したまちづくりや、国際交流、青少年の育成も目標。

 ここからのスタートでした。当初は'20年頃に法人組織とチームを発足する計画のようでしたが、去年すでに法人組織を、今年はトップチームを発足され、実行するペースがとても早いです。運営法人は公式HPを立ち上げています。月1回程度意見交換会を開催し、講演会やシンポジウムもやる予定とか。上右の写真を見ると、カンプノウや新潟さん、鳥取さん、そして山雅さんに視察に行っています。これを見る限りではお手本を間違えていない様子。運営法人の概要は以下のとおり。
  
【一社)福山スポーツコミュニティクラブ設立】
 '15年6月に設立した任意団体「福山にプロサッカークラブをつくろう会」から法人化した組織。引き続き、福山にプロサッカークラブをつくる活動と共に、スポーツ通じたまちづくり・ひとづくり・ コミュニティづくりを行い、地域を活性化させることを目指す。福山SCCサッカートップチームは、'17年2月に設立。
地域に根付き、地域に貢献し、地域の夢、子供たちの夢となるチームを目標とし活動。現在は、県東部3部リーグに所属しているが、将来的には、県リーグ、地域リーグ、JFL、そしてJリーグへの道を目指す。
福山スポーツコミュニティクラブ公式HP:http://fukuyama-scc.jp/

 なかなかネット上では、それ以上の情報が出てきません。噂では、福山競馬場跡地にスタジアムを作りたいという構想があるようです。競馬場跡地はフクアリが4つ程収まる位の広さで、アリーナ、公園、スタジアムが出来ても更に駐車場も造れる広さ。隣が一級河川の芦田川なので、河川敷を解放すれば臨時駐車場に困る事はないとか。競馬場の隣は地元バス会社の本社が在るので、観客のバスのピストン輸送に置ける増便が比較的安易の様子。駅から約2.7Kmの一本道。
 J2岡山も'04年前後は今の福山さんとほとんど変わらない状況でした。当ブログでは'05年以降しか動きは知りませんが、きっと希望に胸溢れる雰囲気だったのでしょう。福山さんは山雅さんの動きとよく似ていますね。地元JCが中心となって、行政と一緒になって育てていくという形。どこだったか忘れましたが、初期の時期にJクラブに視察に行って、後援会設立の話になったら、クラブ側から「わしらだけでできるので結構です」といった風に断ったところがあるとか、ないとか。仮に本当だったら福山さんはそんな道は歩んで欲しくないですね。正しいJリーグへの道を歩んでいき、山雅さんのような立派なJクラブに駆け上がって欲しいです。地元に根差さなければ、興業数値は良くても、商業主義の親企業の無い企業チームになってしまいます。くれぐれもお手本を間違えないように。

 前にその福山出身の人と意見交換をした時に、一つのアイディアとして、チーム名は「福山」ではなく、「備後」の方がいいのではないかと提案しています。すなわち、J2湘南と同じ形式です。備後都市圏に含まれる代表的な自治体は、広島県福山市・尾道市・三原市・岡山県笠岡市・井原市などで、岡山でもなく、広島でもない地域性が打ち出せると思います。県内第2の都市からJリーグを目指すか・・・ 将来、倉敷からもこういう動きが生まれたら面白いですね。福山はちょっと遠いですが、シンポジウムとかあれば、行ってみたいですね。

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全市町ホームタウンに支えられるレノファ山口10

2017-08-24 00:01:17 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 アルゼンチン人新監督を迎えても、新外国人選手を獲得しても、なかなか勝ちきれず、現在J3降格圏(入れ替え戦)の21位と苦しんでおられる山口さんですが、事業面で当ブログでは評価が極めて高いです。こういう面でJ1広島を除いて、「地域の宝」で100年続く存在として、中四国で№1かもしれないと思っています。最近、当ブログでは独自評価基準「Jクラブの付加価値」で見て、高い市民クラブ(川崎さんは市民クラブなのかは微妙ですが)をカテゴリで以下のようにまとめています。
・二 卿 = J2湘南、J1川崎  ・御三家= J1新潟、J1甲府、J1仙台  ・雄クラブ=J2松本、J2山口

 そんな中、山口さんの公式HPの「ホームタウン」ページがますます充実してきました。正直眩しく、うらやましい。一緒にじっくり観てみましょう。
        
【トップページの文言】
 「オール山口で『地方創生、まちづくり』に関する(以下の)取り組みを実施」
・ 各市町では「ご当地レノファ活用会」を開催
・ ご当地所属選手がPR活動や応援活動で「県・市・町を元気に」
・ レノファ山口のホームゲームで「県・市・町 ご当地じまんを発信」
・ レノファ山口のホームページにて、「各市町の取り組みを発信」

【ご当地所属選手一覧】 自治体名/所属選手/自治体のページ
・山口県 / マジョール監督・鳥養選手 / 準備中
・山口市 / 小野瀬選手 / 準備中
・下関市 / 小塚選手 / 準備中
・山陽小野田市 / 池上選手 / 準備中
・宇部市 / 渡辺選手 / 宇部市のページ
・防府市 / 岸田選手 / 防府市のページ
・周南市 / パク チャニョン選手 / 準備中
・美祢市 / 宮城選手 / 美祢市のページ
・萩市 / 清永選手 / 萩市のページ
・下松市 / 高柳選手 / 下松市のページ
・岩国市 / 村上選手 / 準備中
・光市 / 加藤選手 / 準備中
・長門市 / レオナルド ラモス選手 / 準備中
・柳井市 / 福元選手 / 柳井市のページ
・周防大島町 / 大石選手・吉満選手 / 周防大島町のページ
・和木町 / 廣木選手・山田選手 / 和木町のページ
・上関町 / 米澤選手・三幸選手 / 上関町のページ
・田布施町 / 佐藤選手・マルセロ ビダル選手 / 準備中
・平生町 / 前選手・和田選手 / 平生町のページ
・阿武町 / 星選手 / 阿武町のページ
   
 各市町のページを覗いてみました。その市町の概要や特徴、NEWS PICK UP(クラブとの絡み)、ニュース一覧(クラブとの絡み)、わが町のじまん(観光名所の紹介)、所属選手(写真、ポジション、背番号、氏名、生年月日、身長・体重、クラブ公式HP選手紹介ページへのリンク)、市町公式サイトが載っていました。
 ニュースを見ると、次々にご当地所属選手として、その市町を訪問していますね。最初のうちは首長を訪問していますが、22日に美祢市所属選手の宮城選手が秋芳梨選果場を訪問しています。先日委嘱された「美祢のええもん発信隊 レノファ山口FC部隊 部隊長」として、他の部隊長やマスコットキャラと一緒にこれから旬を迎える秋芳梨をPR活動のための訪問だそうです。宮城選手は梨組合長からPRの特長を教わり、実際に梨園にも足を運んでコメントや写真撮りを行っています。これはホーム戦での美祢市ブースでの秋芳梨販売の際に今回撮影したPR動画、写真が登場するとか。
J2山口公式HP該当ページ:http://www.renofa.com/hometown/archives/420/

 これが活動内容の中の「ご当地所属選手がPR活動や応援活動で『県・市・町を元気に』」なのですね。写真を見ると、その市町名と所属選手が入ったノボリがありましたねぇ。当ブログでは、理想はフラッグかタペストリーとしており、正直ノボリは田舎臭い存在としていましたが、山口さんのこのご当地選手ノボリは、逆に田舎臭くてピッタリじゃないかと。全く眩しい存在ですね。ただ、試合の日に街の人に並べてもらうパターンもありますが、付加価値が全然違いますね。よっぽど馴染み度が増します。こういう活動は古くは今西社長時代の岐阜さん、今は熊本さんが「火の国もりあげタイ!」が該当します。熊本さんは、「日本一地域に根ざしたクラブづくり」という活動方針のもと全市町ではなく、毎年順番に6から10市町ずつ決めて、選手を各市町に数名ずつ割り当てて、町おこし応援活動をされています。
J2熊本「火の国もりあげタイ!」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140928

 同じJ2なので、山口さんや熊本さんの活動を岡山に置き換えてみましょう。山口さんの活動であれば、岡山でいえば例えば浅口市にあの選手、新見市にこの選手と担当選手が決まり、よしもとのご当地芸人のように、一緒にその市町を盛り上げてくれる訳です。熊本さんの活動であれば、例えば浅口市に5人の選手が担当になってくれて、同じく一緒に地域を盛り上げてくれるという訳か。素晴らしいです。岡山でもそんな日がいつか来て欲しいものですね・・・
 岐阜さんは、今西社長時代に、選手が週末になるとソワソワするくらいに、地域貢献活動に力を入れた時期がありました。現在はそこまでやっていない現状を見れば、やり過ぎも良くなく、やらな過ぎも良くなく、そのバランスが重要かなと。山口さんも上手くバランスが取れたら、Jリーグ一の地域に根差したクラブになるでしょう。一番気になるのが活動内容にあった「ご当地レノファ活用会」です。これは何なのでしょうかねぇ。無茶苦茶気になります。
 山口さんにおかれては、早くマジョール監督の戦術がチーム隅々にまで浸透し、勝利を積み上げて、一刻も早くJ3降格圏を脱出して欲しいです。新外国人選手が得点を重ねています。そういう選手の登録前の対戦だったので、やはり岡山は運が良かったと思っています。
J2山口公式HP該当ページ:http://www.renofa.com/hometown/
J2山口関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170617
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170517
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170429
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170417
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170224
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170109
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160820
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160715
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151130
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150928
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141122

  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20101012
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100602
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090922
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070507

  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060611
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060223

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頑張る町田ゼルビア4

2017-08-23 00:57:45 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 町田さんやりますね。「エスコート女子大生」なる来場者イベントを町田さんが実施し、大きな話題になったと伝え聞きました。こういう新風を吹き込んでくれる存在は、Jリーグにとって有益ですね。本当にいいアイディアだと思います。まずはGoal.comの記事から。
   
【J史上初 “エスコート女子大生“の舞台裏を直撃!元町田戦士、星大輔氏「ゼルビアがきっかけで友だちの輪が広がれば…」:Goal.com】
 16日、J2町田のホーム名古屋戦の試合前に、Jリーグ史上初めてとなる「エスコート女子大生」というイベントを開催。8月16日の「女子大生の日」にちなみ、選手と一緒に手をつないで入場するエスコートキッズの代わりに、女子学生たちにエスコートしてもらおうという企画。J2町田では、過去にも「ミニスカートの日」にちなんでスカート着用者の無料招待や、入学の季節に合わせて学生服、ランドセル着用者の無料招待など、一風変わったユニークな企画を実施。
 今回のイベントを企画した経緯として、開幕前に年間スケジュールを確認したところ、名古屋戦当日が「女子大生の日」であると判明。「夏休みだし、女子大生を招待したら面白いかもしれない」ということで企画を立ち上げたが、無料招待だけなら以前の企画と変わらないので、町田のアイディアマンたちが、もうひと工夫を加えて生まれたのが「エスコート女子大生」。
 手本にしたのはアヤックスが行った「母の日」の「エスコートママ」。「母の日に選手がお母さんと入場するというのは世界でもやっていたが、「女子大生は例がないのでは」という事で、今回の企画がスタート。相馬監督や強化部と協議した結果、選手と手をつなぐことはなく、フラッグを持って入場する形となったが、「エスコート女子大生」は発表と同時にSNS上でも話題に。

 いざ募集を開始すると、クラブの予想以上に応募が殺到。エスコート22名とフェアプレーフラッグベアラー4名、合計26名の枠に対し、約4倍の101名が応募する激戦。当日、集まった女子学生たちは、星さんの案内のもとで記者会見室やイベント広場のゼルビーランドを見学。そして、キックオフ前に選手の元へと集まると、入場曲とともにピッチに入場。
 この日の観客動員数は6,007人。雨天気で、J2町田にとっては今季3番目に高い数字を記録。クラブとして目標の数字には届かなかっただが、初対面の参加者の女子大生達、色々なところで写真を交換。Jクラブゼルビアがきっかけで友だちになり、個々で「また行こう」「面白いことをやっているチームがあるんだよ」みたいに輪を広めてくれる事を期待。
 Jリーグ全体が抱える問題の一つとして、若年層のファンの少なさを指摘。「そのくらいの年代の子たちは日本代表は観ても、なかなかJリーグやJ2リーグを観に行きたいとは思っていないとクラブ側も若者の少なさを認めるからこそ、エスコートに参加した女子大生や、無料招待の学生が喜んでくれたを評価。
「面白いことだったり、話題になるようなことは今後もやっていきたい。町田は「アホなこと」、面白いことをやっているクラブと覚えてもらえたらなと思います」とホームタウン推進課課長のコメント。
Goal.com該当ページ:アドレス

【クラブ公式発表】
 「女子大生の日」記念「エスコート女子大生の募集」「女子学生の無料招待」の開催日の8月16日は、1913(大正2)年に東北帝国大学(現:東北大学)が女子受験生3人の合格を発表、日本で初めての女子大生が誕生したという記念日。
開催日: 2017年8月16日(水)19:00
①:8/16女子大生の日記念:エスコート女子大生を公募
内容:
 女子大生の日を記念して女子大生の皆様の前でフェアプレーを誓う意味を込め、選手入場時、審判団・両チームの選手をエスコート。エスコート女子大生は抽選で選出し、漏れた中から4名様は、フェアプレーフラッグベアラーを担当。
②:8/16女子大生の日記念:女子学生を無料招待
内容:
 女性の短大生・四大生・大学院生・専門学生は、試合当日に特設ブースにて学生証を提示すると、ホーム自由席チケットを進呈。
J2町田公式HP該当記事:http://www.zelvia.co.jp/news/news-106332/

 という感じでした。町田さんってそんなアイディアマン的なクラブだったんだとビックリです。今までの当ブログでの印象は、ゼルビーキッチンと選手の読み聞かせくらいで、正直インパクトは薄かったです。でも、今回の記事でユニークな取り組みをする柔軟な発想のフロントというイメージが付きました。一番のポイントは当ブログでよく口にする「ファン・サポーターと選手との距離感」。これが選手を露出したがらないところであれば、エスコートはキッズ限定でせいぜいスポンサー絡みくらいまでか。よくイベント力と言われますが、元々来場数がある程度いるために、徐々にこういうイベントがしぼんでいき、日常的にマンネリ化するところもあれば、町田さんのように数字は関係なく、ただファン・サポーターに「面白い事をやっているクラブ」と思ってもらいたいと頑張るところと、いろいろあるなと。町田さんにはぜひ、「イベント王」川崎さんの価値観をお手本に頑張って欲しいと思います。
 大事な事は「ファン・サポーターとの距離感」だと思います。選手を囲って、出したがらなかった結果、地域への馴染み度が低下してしまうのではなく、ファン・サポーターと同じ目線で選手を露出していけば、100年続くと思います。
J2町田関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151210
  〃     ②
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150820
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120510

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ボランティアの力231

2017-08-22 00:02:36 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。今回も画像は、シマカズ氏とろんぱ氏にお世話になりました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム松本戦に、ボランティア参加してきました。暑い日でしたね。いつもの光景で、いつもの作業をこなしていった訳ですが、前に参加した日と比べて、ある程度のベテランメンバーがやや少なかった印象。話相手が時々切れてしまうくらいに。最近めっきり見なくなった名前がいくつか出ていました。この日のポジションはAゲート。
 この日も学生さん達にお世話になりました。本当に感謝しています。君たちがいなかったら、どうなっていただろうと思うくらいに。Aゲートはやはりいいですね。相手する来場者の数も多いが、知り合い・顔見知りと会う数も多い。応援団・浅口の高さんも来ていました。明治安田生命の団体観戦だった様子。ファジステージで賑やかにされていました。TEAM AS ONE募金箱くんも暑い中お疲れ。
   
 ボランティア参加のメリットの一つに、普段の生活で関わる事のない、世代や学生さんとの交流や情報交換があると思っています。この日も福山の人と情報交換しました。設営や撤収時での会話だけでしたが、面白かったですね。福山にもJクラブを作る活動が始まっているそうで、面白く聞かせていただきました。個人的な率直な感想として、「岡山のJクラブができる前から関わっているが、どちらかといえば、できた後よりもできる前の方が楽しかったと。手弁当で、大きな夢に向かってみんな距離感が近かったから」と。福山地域の動きを楽しみにしたいと思います。
 他にも今年から来ている某氏。暑い日にずっと来場者に声掛けをしているのにもかかわらず、全く元気。空手とランニングの賜物とか。うらやましい。この日は特に時間が長く感じられました。暑かったからだと思いたい。
   
 イベント情報です。
 前節もあったビアフェスタの他、この日はボートレース児島デーという事で、ファジステージでは岡山県出身の現役ボートレーサー 守屋美穂選手のトークショーがありました。やたらうるさいMCだなと思ってると、どうやら以前に語る会にも来ていた、ハタナカヨースケ氏でした。懐かしい。ちょっとぽっちゃりしていましたが、お元気そうです。レース用ボート展示や、ラジコンボートを操縦する「模擬ボートレース体験」もあったそうですが作業で動けず、目に留まらず。ファジステージではその後は、明治安田生命の皆さんが、社長さんと?集合写真を撮られていました。大勢いましたね。
   
 この日はゆかたデーで、Aゲートでも浴衣や甚平姿の来場者に特製手ぬぐいを配布していました。前の愛媛戦よりは見かけるのが多かったかな。そしてお化け屋敷。何か黒くてでかいふわふわがあるなと思ったら、お化け屋敷でした。Aゲートにも悲鳴が聞こえてきました。
 あと、サポーター企画として、「大旗体験会イベント」が開催されたとか。獲ってもらった写真を見るしかありませんが。松本市ブースでは「りんごジュース」を1,000本配布されたとか。美味しそうですね。恒例のファジピスタのフェイスペイントもありました。こんなところか。 
 締めのミーティングで修了しましたが、今回も木村社長の姿を見かけず。2、3年前は毎試合、挨拶をされたり、お見送り握手を先頭に立ってされていましたが、今季はめったに見かけない。忙しいのか、何かの変化なのか。まぁ個人的には何でもいいですが。そうそう、Aゲートで久しぶりに、役員DY氏(この方とも10年か)にお会いしました。ご家族で観戦の様子。お元気そうで、2年前に1回やったサポカンの時の雄姿を思い出す。そういえば次のサポカンは今度いつやるのと思ってみたり。
   
 帰り道にあるメンバーさんと、「一般的な」ボランティア論を話して歩きました。この方は他にもボランティア活動をしているそうで、ボランティア活動そのものの全般論になりました。「楽しくやろう」と緩くし過ぎれば、ルール・マナー違反的な事が増える。「きっちりやろう」と細かく規制し過ぎれば、「ギスギスして楽しくない」と参加者が去っていく。そのバランスを取るのが難しいと。基本的に無償ボランティアとは上下が無い緩やかな関係のはず。一番のポイントは、規制のため注意喚起をする時の「ものの言い方」であろうと。言い方を間違えたら「偉そうに言いやがって、もう参加するもんか」と、組織全体を敵視する。懇切丁寧に説明すれば「自分が間違っていた」と自制すると。特に学生さん等に対してはそこが重要と。勉強になりますね。
 そのバランスの結果が、参加状況の数字に見事に表れるとか。もし、特に新しく加入して何回か来た人がプッツリ来なくなって、何年も長く来ている「超」ベテランばかりが埋めている状況になれば、組織が形骸化している恐れがあると。あと、リスペクトの必要性も言われました。どういう組織にも言えますが、自分達が一番優れていると唯我独尊にならず、絶えずよそをリスペクトする事ができるかどうか。いい話を聞けました。読者の皆さんの周りにも唯我独尊の方々いませんか?
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
 勝点が同じ両チームの一戦は互いにチャンスを作りながらも、スコアレスドローという結果。岡山は攻撃では今季初先発のオルシーニ選手にボールを集めてゴールを狙ったが、最後まで松本の堅い守備陣を崩すことができず。守備では後半に押し込まれる時間帯が続いたものの、DF陣が粘り、辛うじて引き分けに持ち込む。山雅さんはサイドからのクロス攻撃を中心に再三チャンスを作るが、得点を奪うことができず。
J2採点
 チーム6、一森:6.5、片山:6、竹田:6.5、喜山:6.5、久木田:6.5、塚川:6、関戸:5.5、澤口:5.5、伊藤:5.5、オルシーニ:5.5、三村:5.5
 藤本:5.5、長澤監督:6

   
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ激闘ドロー」というタイトルの記事の戦評です。
 前線の主力を欠きながら、今季29戦目にして岡山の初めてのスコアレスドロー。空中戦で競り合い、こぼれ球に体をぶつけての奪い合い、激しい肉弾戦を展開。前節から一新したオルシーニ、片山、伊藤の3選手のFW組み合わせも機能。オルシーニ選手は屈強な肉体で起点を作り、存在感を発揮。ただ、リスクを背負って人数をかける攻撃は少なく、相手の堅守を打ち破るまでには至らず。主力選手が欠場で、苦しい台所事情での4戦白星無し。
   
 オルシーニ選手については、足元の事がどうのこうの聞きました。あの風貌でもまだ全然若いのですね。今回は運が良かったです。他会場の途中経過で、てっきり2チームに抜かれて13位くらいまで下降したと思いこんでいましたが、結果は大分さん、山形さんがドローで順位は動かず、11位のまま。次節勝てば最良で7位。負ければ最悪で13位というところ。次は今節で湘南さんとスコアレスドローに持ち込んだ熊本さん。
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】

1位: 該当者なし    2位: 
 
oketsu氏: 該当者なし。今節も。
issan: 片山選手。久しぶりに前でプレーして、攻守に躍動していました。
雉人・F原氏: 該当者なし。足元のある選手を導入し、個人での打開が必要かと。
つかっち氏: 該当者なし。引き分け・負け試合ではMOMの該当者はいません。
シマカズ氏: 一森選手。体を張って無失点で抑えたことですね。
雉楽・シンジ氏: オルシーニ選手。初先発でしたが、いろんな可能性を見せてくれました。

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