J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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ラグビーの日本へ2

2014-11-30 00:03:54 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 最近のニュースでちょっと気になっていたのが、ラグビー界のスーパーリーグへの参加です。サッカーでいうと、UEFAチャンピオンズリーグにJ1浦和かJリーグ選抜チームで参戦するような話で、ちょっと現実的には想像できなかった話なのですが、ラグビー界ではついに実現したようです。さて、どのようになっていくのか、全く想像できません。それについてのコラムがあるので、抜粋して紹介します。
   
【スーパーラグビーの概要】
 ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3ケ国が期間限定で、地域代表クラブを作り争う。世界最強、最速といわれる国際リーグ戦で、アタッキングラグビーが特徴でダイナミックで見応えがある試合が多い。
 参加クラブチームは15で、3ケ国からそれぞれ5チームずつが参戦。毎年2月から7月までの21週間に渡り、期間限定のスーパークラブを編成。 各国ごとをカンファレンスとし、各カンファレンスではホーム&アウェーで各チームが8試合、異なるカンファレンスとは、4試合ずつの計8試合で合計16試合計120試合を実施。各国1位の3チームとその他上位3チームの計6チームによるプレーオフで優勝を争う。トップリーグで活躍する外国人選手が主戦場としている舞台でもある。
 元々はオーストラリアでのラグビーリーグ人気に対抗するため、ニューサウスウェールズラグビー協会の招待試合を始まりに、'86年から'91年まで開催された「サウスパシフィック・チャンピオンシップ」が起源。'93年から、南アフリカとパシフィック・トライネイションズの優勝国が新たに参戦する国際トーナメント「スーパー10」を開催。
 オーストラリアとニュージーランドでのラグビーリーグの人気への対抗と南アフリカラグビーチームの強化を目的にオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3ケ国ラグビー連合協会「SANZAR」を設立。'11年シーズンからは「スーパーラグビー」となったとか。
 また2013年シーズンから日本代表選手も続々と参戦。田中史朗(パナソニック)はハイランダーズ(ニュージーランド)、堀江翔太(パナソニック)もレベルズ(オーストラリア)に2シーズン在籍。日本代表主将リーチ マイケル、ツイ・ヘンドリック(サントリー)が強豪チームでプレーすることが決まっており、日本代表選手の活躍にも期待。

【コラム】
 11月21日に、南半球で開催されている「スーパーラグビー」に日本チームが参加することが決定。「スーパーラグビー」とは、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアの3ケ国のラグビー連合協会によって運営される国際リーグ戦。現在は各国5チームずつの計15チームによって行われているが、2016年から18チームに拡大されることになり、今回南アフリカの新チームとアルゼンチンに次いで日本チームの参加が正式に認定。
 ラグビーワールドカップがあり、過去7回の大会では南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアが2回ずつ優勝。このスーパーラグビーは世界最高峰のユニオンラグビー(15人制)のリーグ戦であり、日本はそれらの強豪チームの胸を借りる機会を獲得。
 
 ただし、日本が参加契約を結んだのは'16年から5シーズン。限定的な参加ではあるが、異例の事。'16年から参戦する18チーム中17チームは南半球のチームで、日本は唯一北半球からの参加。
 南半球と北半球では季節が逆で、ラグビーの日本でのシーズンは8月下旬から翌年2月で、スーパーラグビーは2月から7月にリーグ戦が行われため、スーパーラグビーには日本代表クラスを集めた特別チームを編成して臨む予定。日本代表クラスの特別編成チームがスーパーラグビーに参加すること自体に問題はなく、現スーパーラグビーに参加している15チームも3ケ国の地域代表を集めてつくる期間限定のスーパークラブ。日本から参加するチームも日本という地域を代表するスーパークラブという認識。

 問題は過密日程。日本のシーズンが終わった後、ほとんど休みも取らずに世界最高レベルでプレーすることになり、壊されてしまうのではないか、という心配が発生。その懸念を払拭するには、トップリーグの日程を前倒しにするといった方法を模索。 
 こうした異例ともいえる力技を行うのは、'19年にラグビーワールドカップが日本で行われるため。日本のラグビーはアジアではトップクラスだが、ラグビーワールドカップでは、第7回まですべての大会に出場しているが24戦して1勝21敗2分という惨状。'19年W杯開催国としては、強豪国とも対等の試合をし、少なくとも予選リーグを勝ち上がるくらいまで実力を上げる事が必要。

 '12年からオーストラリア出身の名指導者エディ・ジョーンズがヘッドコーチに就任してからの日本代表は世界の強豪とも対等の戦いができるようになった。'13年には強豪ウェールズ代表に23-8で初勝利。今年も11月にニュージーランド強豪チームと18-20という僅差の試合を実施。スーパーラグビーに参戦する日本チームが勝利することは難しいだろうが、ボロボロにされることはないはずだ。
 何よりファンとしてうれしいのは世界のトップクラスのスーパークラブと日本のチームとの対戦が見られる事。スーパーラグビーでは日本は南アフリカグループでホーム&アウェーで対戦するため、日本にも強豪がやってきて、間近で迫力あるプレーを観戦。18チームに拡大されたスーパーラグビーが開幕するのは1年以上先だが、それまでに参戦する日本チームがどのような陣容になり、どこまで実力を上げるのか、そしてどんな試合を見せてくれるのか、楽しみであると締めくくっています。
ダイアモンドオンライン該当ページ:http://diamond.jp/articles/-/62603

 日本人選手としては、'12年にはニュージーランドのハイランダーズに田中史朗、オーストラリアのレベルズに堀江翔太がそれぞれ加入し、国内での認知度も向上。実際にスーパーラグビーでプレー経験のある田中選手は「日本と比べてコンタクトが全然、違う」と、堀江選手も「コンタクトエリアでのプレーは成長した。相手が大きいなかでも、すぐに倒れないように」とコメント。国内とは段違いの激しい肉弾戦に身を投げることで、自らの向上心を促すことができたとか。
 「その期間の補償、報酬がどうなるかも聞かされていない。そもそも、3月から参戦するには国内の試合を2月に終わらせる必要がある。3月以降、主力が不在ではチーム作りも進まない」とトップリーグ(TL)関係者のコメント。サッカーの世界でも代表招集でけがを負うリスクを嫌い、選手の供出に難色を示す欧州クラブがあるように、TL側が拒むことも想定。「強化にはなるだろうし、日本チームで参戦するのはいい。ただ、田中や堀江が自身の努力で契約を勝ち取った価値はどうなるのか」とTL現役選手のコメント。
 資金面でも不安。協会関係者によると「運営費で2億円から3億円。移動費用も含めれば最低5億円は必要」。実は日本協会は3年連続で赤字を計上しており、'13年も約2億3千万円の赤字。代表強化費の増大が主な原因とみられているが、収入は伸び悩んでおり、内部留保を取り崩しているのが現状の様子。
 5年後のW杯に向けての日本代表の強化は必要で、SR参戦も理解はできるが総論は賛成でも、年間スケジュールや予算、各クラブとの折衝、選手の補償問題などクリアすべき問題は少なくないと締めくくっています。
産経デジタルIZA該当ページ:http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/141102/spo14110208480004-n1.html

 サッカーもラグビーも実は同じような懸念要素があるのですね。サッカーでは代表そのものの強化と、育成世代の弱体化。かたやラグビーでは自国W杯で恥をかかないための代表強化ですか。そのラグビーの日本W杯は'19年と5年後。この5年を長く見るか、短く見るか。
 当ブログではラグビーは今までほとんど取り扱った事のないスポーツで、上のコラムにもあるようにアジアでは強くても世界と戦った時は、世界との差があると認識していましたが、2年前から新ヘッドコーチのもとで強くなっているんですね。やはり監督の力量ですか。それにしても、スーパーリーグがそのうち地上波でも放映されるようになったら、観るかもです。
ラグビースーパーリーグ公式HP:http://www.sanzarrugby.com/superrugby/

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松本山雅の強さ18

2014-11-29 00:02:00 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 来シーズンからいよいよJ1に登場する山雅さんですが、2つの注目すべきコラムを読みました。本当に、今回の山雅さんの昇格劇は世の中で注目されている事がよくわかりました。まずは「J論」の佐藤氏のコラムです。抜粋して紹介。
   
【J論:松本山雅FC、J1初昇格。そこにはどんな風景が見えたのか?】
「手作りのマッチデープログラム」
 2004年で北信越2部で戦っていましたが、「他のクラブと違う」と確信するのに時間はかからなかった。スタジアムに入ると1人のサポーターが手作りのMDPを手渡してくる。1色刷りの1枚の紙だったが、中身は「この一戦にかけるサポーターの思い」がずっしり詰め込まれており、一見でもその試合の意義がよく分かった。地域リーグ2部で、クラブではなく、サポーターが作成しているなんて非常に珍しい。たった1枚の紙に松本サポーターの原点を感じた。それ以降、スタジアムに行くたびに驚かされ、刺激を受けることの繰り返し。
「サポーターがサポーターを呼ぶ」
 最も驚かされたのは松本のサポーターが自発的に、そして頻繁にイベントを開催している事。時にはスタジアムの外でサポーターによるLIVEイベントを開催していた。日頃スタジアムで歌っているチャントをバンド演奏にアレンジすることによって大盛り上がりを見せていた。地域リーグの試合は競技場で試合が行われているだけだったが、松本はサポーターが趣向を凝らした演出でスタジアム周りを盛り上げ、他の地域リーグの試合とは一線を画した盛り上がり。
 '07年に開催されたシンポジウムも印象深い。約250名のサポーターが集まり、クラブの歴史や未来について語り合った。また、日ごろJリーグや日本代表を取材している記者をパネリストとして招き、日本サッカーの現状をも学んでいた。クラブがさらに発展するために、彼らは本当に貪欲であった。その際、彼らが揃って口にしたのは「J1に上がりたい」ではなく、「スタジアムを満員にしたい」という事。
 観客が増える→スポンサーが増える→強化費が上がる→チームが強くなる→観客が増えるという好循環が生まれ、'10年にJFLに参戦し、'12年にJ2に参入、そして今シーズンついにJ1昇格。
 J2昇格からわずか3年のスピード昇格で急成長を遂げたように思われがちだが、10年以上前からサポーターは地道な努力を継続。行政やクラブに頼るのではなく、自分たちの手で「アルウィン劇場」での盛り上がりを醸成。
「ホームタウンからのサポートが少ない」「強化費が少ない」「親企業がない」
 J2で結果の出ないクラブはそういった言い訳を口にしがちだが、松本サポーターを中心にネガティブな事に目を向けるのではなく、魅力を発信し続けることに専念し、大きな力を獲得。他の地方クラブは松本をただ羨望のまなざしで見たり、言い訳を用意したりしているようでは、さらに差をつけられていくだけではないか。
「J論コラム」該当記事:http://j-ron.jp/matsumoto20141107.php

 そして次は、J1昇格の要因の一つである反町監督の存在。反町流のマネジメントを分析した内容です。「SOCCER KING」の記事で、抜粋して紹介。

【SOCCER KING :知恵と情熱を注いだ3年間。松本を昇格に導いた反町康治流マネジメントに見る、四つの流儀】
「反町流を物語るポイントは4つ」
①クラブが背負っているものをしっかりと認識した上で「松本山雅らしさ」を追求。
②サポーターやクラブを支える関係者、そしてフットボールへの敬意を絶対に忘れない。
③自分たちの実力を過大評価も過小評価もせず、選手に対して着実な取り組みとアプローチを続け、目の前の一試合、ワンプレーに集中させる。
④とはいえ、やや自虐的に口角を上げてニヤリと笑いながらシニカルなコメントを残す。
「忘れぬ配慮と感謝」
 反町監督の初采配は2012年1月の「松田直樹メモリアル」。それ以降、クラブが故人の「山雅をJ1に」という遺志を背負っていることを強く意識し、事あるごとにコメント。同時にサッカー人として「二度と同じような事故を起こしてはならない」という想いも込めていた。
 就任前のチームはラフプレーが多く、「松本という教育都市にふさわしくない」と苦情を受けたことからフェアプレーに強くこだわり、選手たちにもクリーンなプレーを徹底。2013シーズンにはフェアプレー賞(J2)を受賞し、今シーズンも連続受賞が決定的。クラブの歴史をしっかりと理解し、ホームタウンにおけるクラブの存在価値を上げることで多くの共感と支援を受けるようになったとか。
 人口約24万人という地方都市でチームをサポートしてくれる人を心から大切にし、クラブの存在意義とサポーターの声援が持つ力を組み合わせ、アウェイゲームに足を運んでくれたサポーターの人数をちゃんと把握していることも、その理由の一つなのかもしれない。
 また、御嶽山噴火にて亡くなったサポーターについて、昇格を決めた福岡戦後の会見でも「天国にいる松田と御嶽山噴火で亡くなった野口さんが抱き合って喜んでいるのではないかと思うと、うれしくて仕方がない」とのコメント。そしてポスターを貼ってくれたお店の人、チームバスの運転手、雪かきをしてくれた練習グラウンドのスタッフにも感謝の意を伝えた事が、反町監督らしい一面だった。
「真摯な姿勢が心をつかむ」
 チームと選手へのアプローチ。就任直後に在籍選手の実力を把握し、練習を徹底する中でまず取り組んだのはスタミナアップ。連戦が続く中でもフィジカルトレーニングを怠らず、90分間走り切れる体力をつけ、がむしゃらにボールを追い回し、素早く攻守を切り替えてゴールを狙う「山雅スタイル」を確立。頑張り続けるプレーが、多くのサポーターから共感を得るという副次的な効果もあった。また、昇格後の会見で「選手たちは日本で一番苦しい練習をしてきている。今日も最後までアゴが上がることはなかった」と選手たちの努力を称えることを忘れなかったのも、“らしい”振る舞い。
 選手達がそれだけの厳しい練習についてこられた理由は、監督のピッチ内外でのサッカーに対する真摯な姿勢が選手たちの心をつかみ、それが確固たる求心力となっていった。就任1年目、練習道具の片付けを率先して行っただけでなく、練習後にボールがなくなってしまったときでも「選手たちは早く上がれ。俺たちで探すから」と自ら歩き回った。そういった行動に「五輪代表監督までやった人なのにスゴイな」と心を惹かれていく。
 選手達の練習は、ほぼすべてと言っていいほど直接見守った。早朝から居残り練習が終わるまで約6時間も練習場に立っていることも珍しくなく、「見られている」と感じる選手たちの意識が自然と高まっていった。
 無類のサッカー好きで分析派としても有名なだけに、練習後はクラブ事務所に戻ってスタッフミーティングを行い、さらに夜遅くまで対戦相手の映像を見続けた。相手チームの得点パターンや守備の穴を発見する目は確かで、中でもセットプレーのスカウティングはピカイチ。ヨーロッパのサッカーだけでなく、ブラジルリーグまでチェックしているという話も聞く。喜山選手が「いつ寝ているのか分からない」と話すほどサッカーに正面から向き合い、松本山雅のJ1昇格のために没頭。
「生かすも殺すも指導者次第。選手たちの良さを見て、できることを伸ばす。できないことは考えさせる。そうやって少しずつ良くなってきた」と反町監督のコメント。
「名門のオファーを拒否し、いざ“4年目”へ」
 「ウチはJ2でも6番目くらいのレベルで、予算規模ではもっと下。だからやり続けるしかない」と何度も毒づいた。その一方でJ1での戦いも視野に入れ、選手たちの良いプレーを称賛しながらも、冷静に分析してダメな部分はダメと言い続けた。練習場や練習環境の整備など、クラブとして成長しなければならない部分にも折を見て言及してきたのも印象的。確かにまだまだ足りない部分は多い。だが、光るものに着眼して、伸ばそうとするのもまた反町スタイル。
「俺はあまのじゃくだからな」
 ニヤリと笑う反町監督は3年前、監督就任に際して「みんなに『やめろ』と言われたから引き受けた」とコメント。そして「3年間のプロジェクトだった」という勝負に勝ち、昇格を決めた翌日に来シーズンの契約延長を明言。果たして足りない戦力をどう補うのか、そしてJ1に「山雅旋風」は起こるのか。「目標と夢。言葉にしたことを叶えるのが使命だと思ってやってきた」という反町監督がJ1で迎える就任4年目のシーズンでのサッカーとシニカルなコメントが今から楽しみでならないと締めくくっています。
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20141107/248066.html

 本当に山雅さんから学ぶ事は多いと思います。去年くらいまでは、その圧倒的な動員力や見事な一体感のある応援スタイルに、奇異な見方をしたり、ネット等での「生意気」的な論調を目にした事もありましたが、最近ではほとんど聞かなくなり、代わりに「松本山雅はいいらしいね」という称賛の声を聞く事が増えてきたと思います。当ブログはJFL時代に丸亀での試合を観た頃から、その付加価値の高さはずっと認識しております。
 「3年でJ1まで行ってしまった山雅と、6年で最高位が8位という地元岡山の違いを調べて欲しい」というリクエストをもらっています。そんな偉そうな事は書けませんが、当ブログなりの視点で、今度一つ一つ分析して記事にしてみようと思っています。
J2松本関連⑲:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141004
  〃    ⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140531
  〃    ⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140404
  〃    ⑯:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140203
  〃    ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130707
  〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120412
  〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121107
  〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120922
  〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120714
  〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120709
  〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120415
  〃    ⑧http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120317
  〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120316
  〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120107
  〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111118
  〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
  〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110913
  〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110818
  〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110817

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観客のためのスタジアム20

2014-11-28 00:01:36 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 今回は北Qさんの話題です。どちらかと言えば、当ブログでは取り上げる事が少なかったクラブですが、実は再来年大きくクラブ自体が変わりそうです。今シーズンの好成績がその予感を感じます。NUMBER WEBに「北九州はなぜ3位を目指すのか。J1昇格を断たれたクラブの“意地”」というタイトルで熱い記事が載っていました。以下、抜粋して紹介。
   
 世界サッカー史にも存在しえないような意地がある。小さな地方クラブ・J2北九州の2年がかりのストーリー。「J1ライセンスがないのに、J1昇格プレーオフ圏内にいる」。シーズン中、J2北九州の状況について様々な声を聞き、賞賛が半分と「でも昇格できないんだよね」という皮肉もまた半分。
 柱谷監督率いるチームは、'13年にゼロに近いかたちからスタート。三浦前監督の下で9位でシーズンを終えた'12年に、ホーム本城陸上競技場が、収容人数などの問題でJ1クラブの基準に満たないと判断されたために、Jリーグから「J1ライセンス」が発給されないことが発表になり、三浦前監督の退任とともに一気に22人の選手が移籍。

 ただでさえ強化費が「J2の22クラブ中19位」(2014年)と低いうえに、J1昇格権がないという悪条件が折り重なり、当然、集まる選手は他のクラブで出場機会を得られなかった選手がほとんど。前シーズンから残った選手がわずか7人という状況では「新たにチームがひとつ昇格してきた」に等しい状況。 柱谷監督とフロントの方針で、ほぼレンタル選手を加えない代わりに、大卒選手を積極的に獲得。
 2013年のシーズンでは、5月上旬からしばらく降格圏の21位に沈み、最終順位は22チーム中16位。平均観客動員数も3,175人とJ2最下位の数字。
 そんな中、今シーズンの快進撃で、J2湘南のチョウ監督は「ぶれないで戦えるチーム。選手全員が一体感を持って一つのスタイルを信じてやっている。たとえ相手にボールを持たれても、失点を喫しない守備の仕方を徹底してやっている。攻撃は、池元、原、渡といった選手のキープ力を活かして、ミドルシュートを決めてくる。そこを選手全員がやりきっているのは素晴らしい。現に被シュート数が多く、シュート数が少ないはずなのに上位にいる」とコメント。

 いったいどんな変化があったのか。柱谷監督は自身を「オーソドックスな監督」と称し、4-4-2で戦うチームは攻撃的でもなく、特にサイドを重要視したりすることもなく、あるいは極端に守備的でもない。多くの強化費をかけて構成するチームではないから、必然的に守備に追われる時間が多くなる。基本的にはサイドバックの攻撃参加などを控えつつ、「行けそうな時間帯」を見極めて、手数をかけずにゴールに迫る。その時間帯が終わると、再び耐えながら時が来るのを待つ。決して派手ではない、玄人好みのエコ・サッカー。絶望的なチームに集まった選手たちは、厳しい状況の中で「自分たちが縁あって契約したクラブをどうにかしたい、なんとかしたいという思いで戦ってきました。全員がこの思いで結束している」という高い結束力を発揮。若い選手の中には「一年も早くJ1に行きたい」という個人的な思いもあるが、今はこのクラブのために戦うという気持ちで一致。
NUMBER WEB該当記事:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141120-00822125-number-socc

   
 「北九州スタジアム」という名前で、2017年春オープンを予定に現在建設計画が進んでいます。マスコミ報道から情報をかき集めてみました。以下、抜粋して紹介。

 北九州市は、J2北九州の本拠地となる新スタジアムの名称を「北九州スタジアム」にすると発表。今後はネーミングライツの売却も検討。北九州スタジアムは、北九州市小倉北区のJR小倉駅北口そばに建設予定。来年4月に着工し、2017年シーズン開幕からの供用開始を目指すとか。収容人数は15,066人で、施設面でJ1昇格条件(収容人数15,000人以上)をクリア。市民の意見を聞くパブリックコメントや市議会も建設賛成が多数だったとして、北九州市長が建設を表明。
 
約3年かけて行う建設費80億6,500万円と、完成後15年間の芝刈りや施設補修などの維持管理費などとして計15億円が見込み。16年度末に完成。交通アクセスが非常に良く、新幹線口と小倉城口、商店街とあわせて街の賑わいの創出が可能。鉄筋一部鉄骨造6階建て。
 提案概要によると、屋根は船のマストをイメージしたデザインで、太陽光発電パネルを設置。将来的には2万席に拡張できる造り。ピッチと観客席の間は8メートルと近く、市は「躍動感、臨場感にあふれ、選手と観客の一体感を演出する」と期待。施設内には飲食店や売店が連なる「にぎわいプロムナード」を設置し、敷地北側にイベントができる「にぎわいプラザ」をつくる予定とか。


 現在の日本各地の専用スタジアム建設の動きを紹介します。
【現在・着工中】
ガンバ大阪新スタジアム(吹田市)、長野パルセイロのスタジアム改修(長野市)
【建設決定】
京都亀岡スタジアム(亀岡市)、北九州スタジアム(北九州市)
【建設計画実行中】
八戸多賀地区新スタジアム(八戸市)
【構想】
広島新スタジアム(広島市)、山形新スタジアム(山形市)、富山新スタジアム(富山市)、沖縄新スタジアム(那覇市)、相模原新スタジアム(相模原市)、清水新スタジアム(静岡市)、長崎新スタジアム(長崎市)、甲府新スタジアム(甲府市)、徳島新スタジアム(徳島市)、福島新スタジアム(福島市)

 待ち遠しいですね。今シーズンの北Qさんは3年後の北九州スタジアムの完成に向けて、今シーズンは振りを付けたようにも思います。すなわち、スタジアムが来シーズンまでに完成するのに、J3降格危機では洒落にならない。このままの強さをキープして、次の次のシーズンではダントツで首位をキープし、今シーズンの湘南さんのように余裕の優勝とともにJ1に駆け上がりたいという気持ちなのか。
 どうせ昇格できないからと、モチベーションが下がるのは、子ども達に夢を与える存在である、プロサッカークラブとしてふさわしくないと思います。もう2シーズン強さをキープするのは、並大抵の努力ではできない事ですが、きっと次の次のシーズンでは大暴れしているでしょう。もし、その時に岡山がいればくれぐれもお手柔らかに。
 それにしても、小倉駅から歩いてすぐという立地はいいですね。GOサインを出した地元行政さんも素晴らしい。このスタジアムが素晴らしいのは、商業やイベント施設が同居している点ですね。 
J2北九州(ニューウェーブ北九州)関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110219
    〃                 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071128
    〃                 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060228

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選手等による復興支援活動

2014-11-27 00:01:08 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 事例紹介コラムです。
 今年も12月に、Jリーグ選手会主催で、チャリティーサッカーが開催されます。去年もゴン中山氏の乱入等で盛り上がっていました(笑)。以下、抜粋して紹介。
   
 日本プロサッカー選手会(以下JPFA)は、来る2014年12月13日(土)と14日(日)に、4回目となる「チャリティーサッカー2014」を開催。本イベントは、東日本震災の復興支援活動として選手会が主催するチャリティーイベント。JPFAは、震災発生からこれまでも、被災地の子どもたちを対象とした「ふれあいサッカーキャラバン」や、「J100年基金」の設立など、多くの活動を実施してきましたが、より多くの方に復興支援活動の継続を訴えていくため、本チャリティーイベントを企画。
 イベントは大きく4つの活動を柱として実施。一つ目はチャリティーマッチで、東北をホームタウンとしているJクラブ所属選手を中心とした「東北ドリームス」と、「JAPANスターズ」の対戦として開催。2つ目は試合前日に、被災地の公共施設等を選手が訪問するイベント。3つ目は、被災地の子供たちを試合に招待するためファンドレイジングサイトの「JustGiving Japan」とタイアップした募金活動。4つ目は、選手のサイングッズなどの「チャリティーオークション」を実施。
 国際プロサッカー選手会でも高い評価を得て、2011年の「FIFProメリットアワード」を受賞。

【JPFA チャリティーサッカー2014 イベント概要】
・開催日
  ふれあい活動“グリーティングDAY” : 2014年12月13日(土)
  チャリティーマッチ : 2014年12月14日(日)(ユアテックスタジアム仙台)
  ジャストギビング寄付プログラム : 2014年11月3日(月・祝)~2015年1月4日(日)
  チャリティーオークション : 2014年11月3日(月祝)~2015年2月中旬(予定)
・主 催: (公財)日本サッカー協会/(公社)日本プロサッカーリーグ
・共 催: (一社)日本プロサッカー選手会(JPFA)/仙台市
・主 管: (一社)宮城県サッカー協会
・運営協力: ㈱ベガルタ仙台/(公財)仙台市スポーツ振興事業団
・後 援: 宮城県/宮城県教育委員会
・協 力: (一社)Jリーグ選手OB会/アディダスジャパン㈱
・寄付者: 3万円以上の寄付者は会場内のLEDでニックネームを紹介。寄付の際の「応援コメント」は金額に関わらず、会場で紹介する場合あり。
・予算使途の内訳
 チャリティーマッチやふれあい活動“グリーティングDAY”の運営、チャリティーマッチへの子供たちの招待などの活動資金として使用。
JPFA公式HP該当ページ:http://www.j-pfa.or.jp/charity2014
  〃  出場選手一覧:http://www.j-pfa.or.jp/category/news/9579

   
 チャリティーオークションのページ(第1回)を観てみました。各クラブ所属選手のサイングッズをはじめ、チャリティーサッカーに出場した選手が使用したアイテムを中心にウェブサイト上でオークションに出品。某黄色いチーム全員とか以外の単独で最多の5人の選手が参加。他にもJ1の人気選手が目立っていました。J2では松本、福岡、大分、栃木、何と長崎と熊本は全選手です。熊本は選手会としても出品。この辺りにもクラブのカラーというか違いが出るのでしょうか。

JPFA公式HP該当ページ:http://www.j-pfa.or.jp/category/news/9600

 「ふれあい活動“グリーティングDAY」は、昨年は岩手・宮城・福島三県の4会場で開催され、チャリティーマッチに参加した選手が手分けをして駆けつけ、子ども向けのサッカー教室を開催しています。最近、何かと名前を見かける岩政選手も昨年仙台会場に参加しており、岡山からはゴ・ダイム選手も参加しています。今年は岡山から鎌田選手が行くのかな。
JPFA公式HP該当ページ:http://www.j-pfa.or.jp/category/news/8801
   
 「ジャストギビング寄付プログラム」による募金活動は、寄付を集める世界最大の規模でファンドレイジングサイト「ジャストギビング」内に寄付行為のページを設置し、寄付を集めるシステム。チャリティーマッチに足を運ぶことができない方々の想いを、被災地に届ける活動として募金活動を実施。今回の募金活動によって集められたお金は、チャリティーマッチやふれあい活動“グリーティングDAY”の運営、チャリティーマッチへの子供たちの招待などの活動資金として活用。目標の寄付金額は500万円に設定。
ジャストギビング公式HP該当ページ:http://justgiving.jp/p/1623

 去年のチャリティーマッチでは、柿谷選手が先制ゴールを決め、プロ野球の銀次選手もなぜかゴールを決めていました。何と途中交代した岡山の呉大陸選手もゴールを決めています。他、キタジ選手などこの年で引退する選手達の花束贈呈も行われていて、とても盛り上がっていました。さて、今年はどんなドラマ?が待っているのでしょうか。T森店長の話では、ウルトラスでPVやるそうです。時間があったら行こうかなと。
「JPFAチャリティーサッカー2013」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131229

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湯郷ベルについて36

2014-11-26 00:02:18 | 岡山湯郷ベル

 TV留守録観戦レポです。
 昨日、開催されたなでしこリーグの湯郷ベル対日テレの試合のTV中継で、留守録観戦しました。何か気のせいかもしれませんが、岡山のサッカー界で何となくTV中継が多い年の様に思えます。この日の解説が小島さん。昔、ファジアーノに臨時コーチで来ていたのを、どれほど知っているのだろかと。相手の日テレは岩清水や阪口というお馴染みの選手もでていて、馴染みがあるチームですね。それにしても、日テレの胸スポンサーの「ポポラ」というのはどういう会社なんだろか。と思って調べてみました。都市型保育園の㈱タスクフォースという会社でした。
 あと、加戸ちゃんですが、解説の小島さんの発音がどうもおかしい。「ド」を上げずに、「カの方を上げていて、違う選手のように聴こえます。どうでもいい話ですが。
   
 試合開始。ベルは4-4-2、日テレは4-2-3-1のフォーメーション。福ちゃんは積極的に前へ出て、セービングをやっています。これぞ岡山の真骨頂。阪口のミドルシュート。宮間選手もそうですが、ちょっとスピードが違います。宮間選手はかなりマークされていて、プレーしにくそうです。2位の日テレと3位のベル。どうなかと思いましたが、まずまず日テレといい勝負で戦えています。ただ、ポゼッションでつなぐスタイルのためか、若干日テレの方がボールを回せている印象。ここで前半終了。ロスタイム無しという珍しい結果。
   
 日テレは10代の選手が多いそうです。藻幹選手は若干18歳です。後半スタート。選手の交代は無し。後半も押されていますが、途中ベルの選手がハンドでしたが、主審からは見えなかった様子。取られていたらPKでした。ラッキー。カウンターから阪口のヘッディングが決まってしまう。ベル痛恨の失点・・・0-1。後半はずっと攻められている展開です。なかなか向こう陣内にボールを持ち込めません。
 ベルは相手ペナルティエリアにボールを持って行くが、どうしても日テレの厚い壁を割れない。おっと、ここで中田麻衣子さん投入です。久しぶりです。かつて、本田監督に「顔から倒れてはダメ」と言われたヴィジュアル系の選手ですが、あれから何年か経って茶髪になってるし、普通な感じになっていましたね。追いつく事なく、そのまま0-1で日テレの勝利です。ベルはホーム最終戦を飾れませんでした。
   
 サポーター席に頭を上げていましたが、いつもベルの場合は頭を下げている時間が長いです。メインで頭を下げていた画像が映りましたが、宮間選手からは涙が見えました。
 首位の浦和は新潟に敗れ、2位の日テレがベルに勝ったため、勝ち点で並んだが、得失点差で浦和が日テレを上回っています。結局最終順位は1位が浦和、2位が日テレ、3位は新潟で、ベルは結局4位でフィニッシュです。5位は千葉で、6位は何とINACでエキサイティングシリーズでは1勝しか挙げられませんでした。浦和はレギュラーシリーズ1位のベルとともに30日開幕の国際女子クラブ選手権に出場。
 また、1部の最下位はシャルムで2部に自動降格、9位は伊賀でチャレンジリーグの日体大と入れ替え戦が行われましたが、伊賀が勝って残留を決めています。チャレンジからは大阪高槻が自動昇格。浦和さんでは、男女アベック優勝が期待されているようですが、先に女子が優勝しました。スポーツニュースを見て、思わず頭を抱えました。「2014年シーズン優勝」ではなく、「2014年シーズン年間優勝」なのです。違和感ありありですね。浦和さんはさて、男子はどうなるのかな。
 ベルは休む事なく、以下の日程で各大会を戦っていきます。

【ネスレカップ 国際女子サッカークラブ選手権2014】
 11/30(日): 1回戦:メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
 12/  3(水): 2回戦:アーセナルレディース(イングランド)・・・ 1回戦に勝った場合。大野選手が所属。
【第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会】
 12/13(土): 3回戦:岡山湯郷ベル / ※12/7(日):2回戦:吉備国際大シャルム
 
 来週いきなり、美作で国際女子選手権がありますね。オーストラリアに勝てば、次は大野がいるアーセナルです。頑張って欲しいですね。当方は埼玉出張が入りました。何かサッカーの試合ないかなと。

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勝利の白星72

2014-11-25 00:04:20 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラスで開催されたファジアーノのアウェー富山戦のPVに参加しました。客席はいつもよりはやや少ないかなという感じ。相変わらず知った顔は見られませんが、B太氏と以前に語る会に来られた同級生の方が参戦でした。
 岡山にとっては今シーズン最終戦であり、相手は同期参入クラブの富山さん。しかも、富山さんはJ3降格が決定しており、相手も意地を見せてくると思われる試合でした。ちょうど同じ時間に、桃アリでシーガルズの日立戦(栗原選手所属)が行われており、そっちも気になる時間帯でした。
   
 意地を見せてくるかと思われましたが、岡山が終始ペースを握っていたようです。富山さんも守りを固めるでなく、ポゼッションを強めるでなく、岡山好みの戦い方を仕掛けてきました。ただ、後半から岡山出身の苔口選手が登場してからは、攻めこまれるような展開に。前半11分に4試合連続となる押谷選手ので1点先制して前半終了した後に、T森店長と「後半追いつかれてしまうのが、今までの岡山」と語ってしまう。
 後半4分には、DFラインの裏へ抜け出した清水が2点目のゴール。後半40分に三村選手が得点を挙げて、3-0で試合を決めました。富山さんも苔口選手を中心に迫ってきましたが、一歩及ばず。富山さんでは攻守に細かいミスが見られて、今シーズンを象徴するような一戦となったと報道されていました。
   
 他の試合も気になる。岡山が出られなかったプレーオフ出場をかけて上位勢が戦っていました。まずは磐田さんがずっとリードされていて、千葉さんがリードしている展開。これは磐田さんが4位に下がるのかときにしていました。大分さんは一進一退、山形さんも北Qさんもずっとリードを許している状況。結果的に千葉さんが勝利、磐田さんがドロー、北Qさんと山形さんと大分さんが負けという事で、最終順位が決まりました。大分さんは勝てなかった時点で、7位止まりが確定していました。
 また、2014明治安田生命J3リーグ(来年もスポンサー名を付けて長くなるのか)も気になっていました。讃岐さんの相手が、長野さんか町田さんかと。結果的に長野さんが来ました。来週からJ1昇格プレーオフとJ2・J3入れ替え戦がH&Aで開催されますが、以下の内容に決定です。

【J1昇格プレーオフ】
準決勝: 11/30(日)13:00キックオフ / 磐田対山形 / ヤマハスタジアム
決  勝: 12/ 7(日)15:30キックオフ / 磐田対山形 / 味の素スタジアム
【J2・J3入れ替え戦】 讃岐対長野
第1戦: 11/30(日)12:30キックオフ / 長野運動公園総合運動場陸上競技場
第2戦: 12/ 7(日)12:30キックオフ / 香川県立丸亀競技場

   
 プレーオフは史上初の3チームで行われることになりました。T森店長の話だと、去年同様にこれらの試合のPVを行うとか。そして、富山さんのホーム最終戦セレモニーも続いて中継されました。その中で、GK水谷選手の引退セレモニーも行われました。ふと、どこかで聞いた名前だなと思って、調べてみたら、元黄色い選手でした。確か雄太選手の時代のサブだった覚えがありました。そして、ピッチを一周してファン・サポーターに深々と頭を下げていました。富山さんは6年間ともにJ2を戦ってきた同期クラブです。ぜひ1年でJ2に戻ってきて欲しいと思います。J2からJ3(JFL)に降格した、町田さんと鳥取さんはもがいておられます。富山さん(他の2クラブも)には、新しいGMの采配の元で、早くJ2に戻ってきて欲しいですね。

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岡山シーガルズ52

2014-11-24 00:03:39 | 岡山シーガルズ

 昨日発生した長野県北部の地震について、被害に遭われた方へお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念いたします。J2松本該当記事

 生観戦レポです。
 昨日、桃太郎アリーナで開催された、Vプレミアリーグ女子、岡山対東レの観戦に行ってきました。土曜日でみんな忙しいのか、なかなか集まらず、当初参加予定だったうろたんK氏も急に行けなくなり、チケットを買ってあげた始末。Fリーダーと桃アリ前の集合という事で到着。
 この日は「県民応援デー」という事で、アリーナ前広場にはスタグルテントがたくさん出ていました。岡山は第2試合で、第1試合が14時開始というのに、13時集合だったため、余裕を持ってウロウロしていました。そこに、ウロウロするのが趣味というもつ鍋氏登場。いつもながら神出鬼没です。
   
 まずは、アリーナ前広場の散策です。岡山県ブースでは、本部の横に岡山空港とJA全農おかやまさん?(きぬむすめ、黄ニラ千両なす紫苑)と酪農関係?(みるく鍋、牛乳モチ)のブースがありました。そして、岡山シーガルズ応援屋台村という事で、ご当地グルメののれん街が広がっていました。ここ、総合グランドでは普段見られないスタグルなので、とても感じが良かったですね。美咲町黄ニラ部会(黄ニラぞうすい)、黒糖風味かりんとうまんじゅう、津山ホルモンうどん三枝津山ホルモンうどん)、にいみ茶屋千屋牛バーガー)、華麗備前会衆楽館備前カレー)、志気五宴(れんこんコロッケ)、備中井原、エーファンフーズふ~ちゃん焼)でした。今回、黄ニラぞうすいをいただきました。器が無くなったという事で、100円のところを50円で買わせていただきました。美味しかったです。
   
 入場しました。第1試合は、日立リヴァーレ対上尾メディックスの試合です。上尾を今年2部から昇格してきたチームで、名前の通り病院系のチームのようです。日立には、昨シーズンまで岡山に所属していたメグ選手こと、栗原選手がいます。日立の方を見ると、いましたいました。でも、背の高さが目立たない。つまり、日立の選手は平均身長が高いのです。上尾の方でおなじみの名前を聞きました。倉敷出身の元全日本選手、荒木選手です。東レにいると思っていたら、いつの間にかこちらにいました。という事で、馴染みのある選手がいたので、試合の方も面白かったです。
 応援団がいましたが、上尾さんのは昔の甲子園みたいな懐かしいスタイルだったのに対して、日立さんでは「妖怪体操」をやっていて、大注目の後に拍手が起こっていました。日立の応援というのはどのスポーツでも個性的で面白いんだと再認識しました。試合結果は3-0で日立が貫録勝ちしました。
   
 そして、第1試合終了後、地元のOSKスポーツクラブのジュニアのダンスチームが大勢登場して、賑やかに演技しました。企業団チームの男性応援団の勇ましい応援風景もいいですが、やはり女性によるチアの方が個人的にはいいですね。シーガルズも清心女子大のチアリーディングが応援団をやっていますが、華やかさが違います。
 コンコースをうろうろしてみました。チームに応援メッセージを贈る「幸せの黄色いハンカチ」という企画ブースがありました。また、岡山南高校とのコラボ商品の「ひめらてラスク」を販売していたので、購入しました。みんなで食べましたが美味しかったです。
 第2試合の前に、両チームの選手達が入場してきました。通路を走ってくるのですが、東レは観客とハイタッチをしていましたが、岡山は普通に走って入場です。まぁ、岡山らしくていいかなと。全日本でお馴染みの宮下選手も山口選手も元気に先発です。また、廃部になってパイオニアから移籍してきた3人の選手(今野、浅津、香野)の姿もあります。何でも栗原選手以来のバックアタックが打てる選手の登場とか。
 向こうの東レを観ると、今シーズンから復帰した木村選手がいます。Fリーダーの話では、背番号1~4番(中道、高田、木村、迫田)までが全日本とか。豪華な顔ぶれです。
   
 応援ですが、相変わらず賑やかで楽しい応援です。清心女子大の部員さんが、会場を隅々までチヤホーンを配布しています。また、T岡助教率いる岡大女子のアンケートスタッフさんもスーツ姿で会場を回っていました。「T岡さんのアンケートですよね?やりましょうか?」と声をかけるも、すでに回収モードでした(苦笑)。コールリーダーさんの声もトラメガなしで会場に響き渡るいい声です。上手いです。音楽がちょっと変わっていましたね。一番気持ちに来るのが「オ・カ・ヤ・マ!」コールです。これは、他のチームもビビっている事でしょう。
 山陽新聞さんのシーガルズブルーの特別紙面が配布され、事前にMCの音頭で練習をしていました。赤系と違って青色はよく映えていました。ただ、事前練習はあったのに、本番のその時にうっかり忘れてしまったようです。第1試合を終えた2チームが端っこの方で観戦していました。みんなマスクをしていましたが、メグ選手はすぐにわかります。第1セット終了時に通路ですれ違いましたが、やはりデカい!
   
 試合開始。ここから素晴らしいゲームの始まりです。とにかくずっと最初から最後までずっと3点くらいのリードを保ったままでした。ちょっと話をしていても、得点、得点とテンポ良く点を取っています。東レはチョコチョコとミスを出すのと対照的に、岡山はミスがありません。ブロックもきっちり決まります。きわどいボールもしっかり拾っています。浅津選手などの攻撃陣がどんどんスパイクを決めます。そして圧巻は宮下選手のトスワーク。右へ左へと上手くトスを上げます。MCによると、浅津選手へはニコニコしながら配球していたとか。背の高さからの並行トスも何度も観られて、ハイレベルなプレーを見せてもらいました。去年までの岡山とは全然違います。浅津選手がビシバシ決めていく。
 リードしたまま1セット取り、またリードをキープしたまま2セット目(途中7-7まで追いつかれましたが)を取り、そしてまたまたリードしたまま3セット目を取って試合終了です。3-0(25-16 , 25-14 , 25-17)というスコア。あっけなかったですね。とにかく岡山は強い。いや強すぎる。
   
 ネットを観ていたら、前節で久光が2連覇へ向けて好発進とありましたが、何と岡山が昨日の時点で1位(同じく3-0が2回をNECを得点率差で上回る)で、久光は3位(3-0と3-2)です。今シーズンの久光以外の注目で岡山の名前は出ていなかったので悔しかったです。岡山で世の中をあっと言わせてやりましょう。久光が2セットを取られた相手が実は東レ(昨年2位)なのです。久光から2セットを取っている東レに完勝したという事は、今シーズン大いに期待できるという事です。久光に互角にでも競り勝ったら、今シーズンの優勝を、本当に期待できます。去年はレギュラーシーズンで3位だったので、プレーオフで準優勝になっても、まやかしの成績に思えましたが、昨日の戦いぶりを見ると、今シーズンはマジで完全優勝が見えてくるかもしれません。それくらいに完勝でした。
     
 試合後、選手インタビューでは浅津選手が出てきました。とにかくこの日は浅津選手が大活躍。選手でサインボールの投げ入れをやって、終了です。今朝の山陽新聞には、岡山が東レを攻守の完成度で上回ったと出ています。ともに45%を超えるアタック決定率をマークした川端愛と、浅津を軸に攻めました。そして、チームとして40.5%のアタック率(東レは28.3%)が岡山の強さを象徴しています。東レさんは昨シーズンまでは11連敗し、2年3ケ月勝てなかった相手ですが、うそのようです。6シーズンぶりの開幕3連勝をかけて今日、日立と対戦しています。
 試合が終わって、帰りのコンコースで思わぬ顔を発見。FSSの車いすボランティアの富氏です。知った顔が少なかった中、ここで会うとはと声をかけました。これから、讃岐さんは入れ替え戦で正念場を迎えますね。運営ボランティアも頑張って欲しいです。
 ホクホク顔だったissanから教えてもらったという選手出待ちをするという事で、もつ鍋氏について行ってみました。8年くらい(何だかんだで観戦歴長いよ)見続けている中で初めて出待ちゾーンに潜入です。
   
 初めて立つ場所でしたが、すごい人でした。東レと岡山のバスは並んで留まっていました。普通の外観の東レのバスと比べて、岡山の選手バスの外装にはあちこちにスポンサー広告が貼られています。岡山らしいというか、選手バスが無いよりは全然いいかなと。東レの選手はすっと乗り込んで行ってしまいましたが、岡山は山口選手や監督が熱心にファンサービスをしていました。当方はチャンスがあればサインをもらおうと、応援Tシャツとマジックを手に持っていましたが、もらえず。まあ、そこまで絶対に欲しいという訳でもないので。充実した1日でした。日曜日も行きたいなと。お疲れ様でした。

 そして今日、岡山は日立を3-0で下して首位固めをしております。東レの時よりは苦戦したようですが、やはり岡山は強い! 今後は上位勢との戦いが待っています。上尾、NEC、そして久光に勝っていけば、今シーズン優勝が期待できます。優勝・昇格・残留など大事な試合観戦で8勝1敗のジンクスを手に、決勝戦は観に行きたいです。まだ、ちと言うのは早いか。
 話は変わり今日、アウェー富山戦のPVに行ってきました。その模様は明日。

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岡山シーガルズ51

2014-11-23 01:14:46 | 岡山シーガルズ

 事例紹介コラムです。
 山陽新聞に今月上旬に2つの特集記事が掲載されました。
 4日の山陽新聞に、「ホーム戦84.5%がファン 地域に根差す岡山シーガルズ」というタイトルで、Vリーグ観戦者調査の結果が報告されていました。その中で岡山はVリーグ平均54.7%を大きく上回る数字で、地域に根差している実態が判明したとか。以下、抜粋して紹介。
   
【観戦者調査】
 調査はVリーグ昨シーズンホーム戦で実施。女子チームの有効回答は2,055で、市民クラブと企業チームとの違いが如実に反映。最も差が出たのがホームチームを応援するファンの割合。「ホームチーム」と答えたのは、岡山は84.5%で2位の日立(64.9%)を大きく引き離し、久光製薬でさえ、58.9%という結果。1会場に4チーム集まる事も踏まえると、岡山での地元人気が大きい。
 観戦者のうち、バレーボールのプレー経験の無い人の割合は岡山の56.5%でトップの一方、「定期的に競技を継続した経験あり」が最低の23.6%。純粋に観戦するファンの多さを反映。また、前年度のリーグで1試合でも観戦経験がある人は、84.4%。そのうち、6~10試合は22.6%、11試合以上も19.3%といずれも1位。「再び観戦する可能性が高い」の質問に、「大いにあてはまる」が71.6%、「あてはまる」も含めると85.0%でファンの割合と一致。
 桃太郎アリーナの観戦者は年齢層が高いのも特徴。40歳代が28.5%、50歳代が27.3%、60歳代以上も20.5%で全体の76.3%を40歳代以上が占めるとか。調査を担当した岡山大学大学院教育学研究科T岡講師は「一部の人気選手を観に行くのではなく、わが街のチームを応援する意識が高い。地域に根付いている証拠」とコメント。
 岡山が更にファンを拡大する課題として、女性客の拡大も浮上。観戦者での男性の比率が67.5%で1位。1人で観戦した人は43.5%と平均の倍近い数字。

 9日の山陽新聞に「新プレーオフ、勝ち点制導入」というタイトルで、V.プレミアリーグで2014-15シーズンから新しいプレーオフ制度が導入されるニュースが報じられていました。以下、抜粋して紹介。
            
【今シーズンより新制度採用】
 4強が争う従来の決勝ラウンドに代わり、上位6チームが2段階のプレーオフを経て優勝決定戦に進出。勝利数よりも勝ち点が優先されるため、初優勝を狙う岡山も戦い方に変化が求められる。
 新システムはいわゆる「消化試合」を無くし、終盤まで緊張感のあるリーグとするのが狙い。勝ち点制もワールドカップ、世界選手権と同様の仕組みで国際基準に合わせたとか。
 8チームによるレギュラーラウンドは、1回戦減り、3回戦総当たり。この上位6チームが「ファイナル6」に進む。従来より短期決戦となり、スタートダッシュできるかが重要。
 更にファイナル6には、レギュラーラウンド順位に応じた勝ち点を持ち越す。1位が5点、2位が4点、3位が3点などと決められており、ギリギリでファイナル6に進出しても、そこから盛り返すのは困難。
【粘りの姿勢】
 新しく取り入れられる勝ち点制では、負けてもフルセットの場合は勝ち点1を付与。逆に3-2で勝っても2点しか付与されない。極端な例では、レギュラーラウンド21試合全敗でも、全てフルセットなら勝ち点21を付与。10勝11敗したチームの勝利が全てフルセットだった場合は、勝ち点20点にとどまり、全敗したチームの方が上位になるとか。いかに効率良く勝ち点を上積みしていくかがポイントで、勝つときは3-0か3-1で決め、負けそうになったらとにかく粘る姿勢が必要。
【逆転現象も】
 昨シーズンの3回戦までの戦いを新しいシステムに当てはめてみると、岡山は勝ち点38で3位。1位の久光は48、2位東レは40で上位3チームの序列は昨シーズンの大会方式と変化無し。ただ、11勝10敗で4位だったトヨタ車体は31点で、5位の日立が10勝11敗で32点で上回る逆転現象が発生。セットの取りこぼしが響く可能性があり、思い切った選手起用が難しくなる場合もあり。
【勝ち点付与の条件】
セットカウント      勝ち点
3-0か3-1勝利 / 3
3-2勝利      / 2
2-3勝利      / 1
1-3か0-3敗戦 / 0
【V.プレミアリーグ大会新方式】
 プレーオフ「ファイナルステージ」を新たに導入。8チームの4回戦総当たりだったレギュラーラウンドは3回戦に減り、6位までが1回戦総当たりの「ファイナル6」に進出。その2位と3位が準決勝「ファイナル3」に進出し、勝者が優勝決定戦「ファイナル」で1位と対決。
 更に勝ち点制を初採用。上のとおり。レギュラーラウンドは勝ち点の多いチームを上位とし、同点の場合は勝率、セット率、得点率の順に争う。1~6位は勝ち点5~0をファイナル6の持ち点とするとか。

 これらの観戦者調査を観ても、普段シーガルズを観戦するファンとしては当たり前のように思えます。確かに平均年齢の高さ、男性客の多さは言われてみればそうだなぁと思うくらい。シーガルズも今後はファミリーで気軽に観戦できる工夫や、女性客を取り込む取り組みが必要となってくるのかもしれません。あと、新しいプレーオフ制度ですが、当ブログとしてはプレーオフ制度そのものに反対の立場なので、制度が新しくなっても特にコメントはありません。昨シーズンもレギュラーシーズンの成績が3位だったシーガルズが準優勝ともてはやされるのは正直違和感がありました。今シーズンは完全優勝をして欲しいと思っています。
 そんな中で今日、桃アリにシーガルズの観戦に行ってきました。まさに横綱相撲で完勝でした。その模様は明日。

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盛り上げたい「2014 明治安田生命 J3リーグ」7

2014-11-22 00:08:09 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 レノファ山口の皆さん、J3昇格おめでとうございます。レノファさんといえば、岡山にとって古~い中四国の仲間だと思います。何しろ、当ブログでもファジアーノが中国リーグに昇格した'05年12月から観ていますが、その頃にすでに戦っておられました。そんなレノファさんが来年から違うカテゴリですが、Jリーグに参戦する事になりました。まずは、昇格及びクラブについての情報をお届けします。
   
【J3への昇格】
 19日にJFL山口FCのJ3昇格が正式に承認決定。上野監督は「監督就任の時、社長に『J1に行きたい』と言われたから引き受けた」とコメント。山口は10月にJ3ライセンスを取得。事業収益1億5千万円以上、ホームゲームの年間平均観客動員数2千人以上、年間順位4位以内等の条件を今年クリア。来シーズンも引き続いてU-22選抜の参戦も決まり、来シーズンのJ3(今年は「2014明治安田生命J3リーグ」)は13チームによる3回戦総当たり方式で試合を争実施。'15年のJリーグ加盟クラブはJ1、J2と合わせて52クラブとなる。
【クラブの概要】
 '49年に創設された山口県内の教員を中心に「山口県サッカー教員団」(山口教員団、山口KFC)として発足。'80年に中国リーグに昇格。'05年までに2度県リーグに降格。'06年に、山口県サッカー協会が山口教員団を母体とする、山口県からJリーグ参入を目指すクラブの創設を発表。'11年の山口国体優勝と、'15年からのJ1昇格が目標。4月に任意団体として「レノファ山口FC」が発足。'08年と’10年に中国リーグ初優勝。'11年に本格的にJリーグ入りを目指すべく、運営母体となる「NPO法人 山口アスレチック・クラブ」を設立。'13年に元選手の中山監督が就任。J3の創設をきっかけに8月Jリーグ準加盟クラブとして承認。11月に運営母体を㈱レノファ山口に移管。この年の前社(全国社会人サッカー選手権大会)で初優勝し、入会希望申請チーム枠でJFL入会を承認。今年、JFLで4位に入り、J3昇格基準条件をクリアし、Jリーグ入会(J3参入)が認定。
 ホームタウンは山口市、下関市、山陽小野田市を中心とする山口県全県。クラブエンブレムは'13年に一新され、チームカラーは山口県の色でもあるオレンジ。
                     

【主なJ1・J2出身選手】
孫正倫(J2福岡)、藤本大(J2熊本レンタル)、岩渕良太(J2松本レンタル)、小塚和季(J1レンタル)、ジャン・ジョンウォン(J2レンタル)、西森正明(J2長崎レンタル)、飯塚亮(J2讃岐)、山崎侑輝(J2熊本レンタル)、岡本秀雄(J2讃岐レンタル)、ジョン・ミンヒョク(J2熊本レンタル)
JFL山口公式HP該当ページ:http://www.renofa.com/news2014/1119.html
日テレニュース:http://www.news24.jp/nnn/news8705692.html

 その他、公式HPを観てみました。本当に何年ぶりだろかというくらいに久しぶりです。何と、以前は地域リーグっぽいデザインでしたが、今はすっかりJリーグっぽくなっていて、とても驚きました。いろいろ観ていると、素晴らしいページがいくつかありました。また、公式FBページも公式ツイッタ―もちゃんと完備していました。何度も言う話ですが、LINEはあくまで限られた人にしか見えないツールなのに対して、FBやツイッタ―はネットをやるすべてのユーザーにオープンです。情報公開性が問われる部分です。J1・J2のほとんどのクラブが完備しているのに、こういう情報発信に後ろ向きなところが見受けられますが、山口さんは見習う事なく今の姿勢をキープして欲しいです。
・公式FBページ:https://www.facebook.com/renofa.staff
・公式ツイッター:https://twitter.com/renofayamaguchi

・サポーター感謝運動会http://www.renofa.com/news2014/1114.html
 この30日にサイン会の他に選手と一緒に大運動会が開かれるそうです。楽しそうですね。思えば、上に上がっていくのもいいですが、一番楽しいのはJ2入りを夢にして、ファン・サポーターと一番近いこのカテゴリの頃なのかもしれません。思う存分楽しんで下さい。
・レノファ山口「緑の町づくり」活動および幼稚園・保育所http://www.renofa.com/news2014/0909.html
 廃タイヤを再利用した環境にやさしい植木鉢を、希望する山口市内の幼稚園・保育所(保育園)に無償で寄贈。
・GO!GO!RENOFA!!(エフエム山口)http://www.fmy.co.jp/blog/renofa.php

 毎週金曜日に放送。選手達が毎週生出演しています。

 当ブログのレノファさん絡みの記事(2006.6.112007.5.72009.9.22)を引っ張り出してみましたが、余りなかったですね。というか、大昔の記事は試合の模様は書いていても、肝心の対戦相手が書かれていない記事が多く、実際はもっとあるのでしょうが。中国リーグでファジのトップチームと対戦していたあのレノファさんがついにすぐ下のJ3までやって来たのですね。レノファさんは中四国の仲間だと思っていますが、あくまで空想ばなしですが、将来的に中四国で7クラブ(広島、岡山、鳥取、山口、讃岐、愛媛、徳島)が同じフィールドで試合をする事になれば、ものすごく楽しいでしょうね。いつか実現しないかなと。レノファさん、来年はJ3で暴れまくって下さい。 

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日本代表のこと・・・263

2014-11-21 02:08:08 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 18日の山陽新聞に注目すべき記事が載っていました。「サッカー年代別W杯出場逃す ユース地盤沈下深刻  日本協会「勝つ技術」に軌道修正」というタイトルで、日本の育成世代代表の凋落を指摘する内容です。日本のサッカーはどこかおかしい方向に行きつつあると思います。2ステージ制に象徴されるように、本来日本代表の強化を目的にプロ化したはずが、いつの間にか商業主義に走っている始末。以下、抜粋して紹介。
               
 日本のユース年代代表の地盤沈下が止まらず、今年はU-19とU-16両代表がアジア予選敗退し、W杯出場を逸脱。Jリーグ発足後初の事態に日本サッカー協会は方針の転換を迫られているとか。
【ひ弱さ露呈】
 これまでは年代別の世界大会の経験選手が、上の世代代表で主力となるサイクルを維持して5大会連続のW杯出場につなげており、ユース世代の先細りは将来の没落を予見。ブラジルW杯の惨敗もあり、関係者の危機感は強い。
 目先の勝利より技術習得を優先し、「勝利至上主義」を否定してきた弊害か。日本のユース世代は一発勝負に弱く、国内ではポゼッションサッカーを重視するチーム同士が対戦するために、武骨で泥臭い相手への免疫がなく、国際試合ではひ弱さを露呈。
 パス回しで圧倒しても得点できず、研究勝ちした相手に何度同じ負け方をしても「内容は良かった」と受け止める傾向がある。
【パスは手段】
 「パス回しのためのパスでは意味がなく、勝つためにスタイルがあり、それが逆転はしない。今は極端すぎる。育成世代から勝つ事を追及すべき」と手段が目的化する現状から育成の軌道修正の必要を説く日本協会強化技術委員長のコメント。
 日本選手は世界的に技術レベルは高いが、足元の技術ばかりが尊ばれて育った影響で、代表クラスでも基本プレーができない選手が多いとか。U-21の手倉森監督は、「それは勝つための技術かと問い直す必要がある」とコメント。体格で劣るからと小手先の器用さに逃げるのではなく、勝負に直結する「本物の技術」の再定義が必要。 また、ザルツブルグのザウアー氏は、「日本の育成は30年遅れており、日本で悪い癖がつく前の17〜20歳の選手が欲しい」とコメント。
 日本協会とJリーグは、立て直しのために育成組織の格付け制度の導入を検討。W杯で優勝したドイツは2000年の欧州選手権惨敗後を契機に育成改革に着手。「00年のドイツのように14年をターニングポイントにしたい」と委員長のコメント。
   

 また、今月初めに産経新聞に「韓国に勝てない日本サッカー「ユース世代」の不安…欠けているものは」というタイトルで、同じテーマの記事が載っていました。以下、抜粋して紹介。

 U-19とU-16両代表は来年行われる年代別ワールドカップ(W杯)への出場権を獲得を阻まれた相手は韓国や中国、北朝鮮であり、アジアで覇権を競う国々。今の日本代表の主力選手はユース年代の国際大会で世界との差を痛感し、成長の糧にしていたが、それを体験できない選手の成長は厳しい。
 仁川アジア大会で、U-21日本代表は準々決勝で韓国に敗退。その際に韓国紙に「サッカー韓国代表監督…韓日戦10戦無敗」と報じられ、日本に勝つことが彼らの至上命題になっていることを象徴。
 韓国と日本のサッカーの違いは、韓国文化の根底にある「恨の文化」に基づく「日本に勝たなければならない」という「克日」への強い思いではないか。
 AFC・U-19選手権で、日本は1次リーグで敗退しているが、戦いぶりに関して、球際や寄せの激しさ、ボールへの執着心、勝利への強い意欲などで相手より見劣っていた等の指摘があり、元韓国代表監督のフース・ヒディンク氏は日本代表について「サッカーの三大基本要素の精神力、フィジカル、個人技が落ちるからパスだけで戦う」とコメント。また英国のデイリーメールは「日本サッカーは草食動物のガゼルに似ている。機動力は優れているが、耐久性が落ちて軟弱だ」と酷評。その評価を覆すためには、世界で自らの“現在地”を知ることが不可欠。
産経新聞WEB該当ページ:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141115-00000537-san-socc

 確かにこれらの記事を読んでいくと、限りなく将来が不安です。そういえば、稲本や川島がユース代表で頑張っていた時代に、深夜放送でワールドユースの試合が放送されて観た覚えがあります。アジア予選では放送もないでしょうし、そういえば久しく観なくなりました。観たのはヤングなでしこくらい。少し前にTV局が何とかジャパンとネーミングして煽っていたいましたっけ。本番出場でなく、アジア敗退であれば、そりゃ放送されないでしょう。
 昨日のJリーグ理事会で2ステージ制での詳細が決まっているようですが、何度も言う話ですが、半期の短期決戦になれば、長期的視野での育成よりも目先の結果を求めるために、監督はコロコロ変わり、若い世代の出番は確実に減ります。つまり、商業主義に走るJリーグが結果的に、日本サッカーを弱体化させている訳です。2ステージ制の導入年から日本サッカーの転落が始まり、W杯予選を突破できなくなったという時代がすぐに来るのではないでしょうか。
 当ブログでは、こういう状況を「日本サッカーのゆとり世代化」と呼びたいと思います。来年から「失われた5年」がついにスタートしますね。誰か物申す存在ははいないのでしょうか。

コメント (2)
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