J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

がんばれ!ニッポン5

2018-06-30 00:36:55 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 留守録観戦レポです。
 もう一つの熱い日本代表の戦いです。バスケ日本代表(AKATSUKI FIVE)の2019年中国W杯アジア地区1次予選(3位までが勝ち抜け)、ホーム・オーストラリア戦です。今大会の成績で東京五輪で開催国枠の条件を満たすかどうかが決まります。DAZNで中継をやっていて、見逃し配信で観ています。こちらは地元・東京五輪出場が掛かった大事な予選。運命の2戦。ある意味、昨日の試合より緊張感あります。日本は現在0勝4敗でグループB4チーム中4位でがけっぷち。
 残り2戦で日本が2次予選進出条件は以下のとおり
①                6/29:日本○-●豪、台湾●-○比 / 7/2:日本○-●台湾
②(2勝4敗で並んだ場合) 6/29:日本○-●豪、台湾○-●比 / 7/2:日本○-●台湾
  ※2点差以上で勝利した場合日本が進出。1点差の場合、総得点差で上位チームが進出
③(1勝5敗で並んだ場合) 6/29:日本●-○豪、台湾●-○比 / 7/2:日本○-●台湾
  ※2点差以上で勝利した場合日本が進出。1点差の場合、総得点差で上位チームが進出
   
 4戦全勝のオーストラリアはNBAの2選手が加入。グループ1位ですでに1次予選突破しています。日本はアメリカで活躍中の八村選手と、帰化選手枠にファジカス選手を加えて得点とリバウンドの強化を敢行とあります。期待の八村選手目立っています。オーストラリアは全員選手を替えてきました。先発に富樫、八村、ファジーカスといい顔ぶれです。
 第1ピリオド開始。やはり富樫選手は小さく見えますね。八村選手いいですね。上手いシューターです。フリースローも完璧。前に観た日本と全然違います。日本リードしています。前の試合と明らかに強さが違う。追い付かれても付き返す。今日の日本強いです。Bリーグもそうですが、ブースターのコールがわからない。八村選手13得点で23-16でリードして終了。首位のチームを圧倒しています。日本強い!
   
 第2ピリオド開始。日本いいディフェンスしています。今日の日本は遠目のシュートがよく決まっています。ただ、近めからのシュートが少ない。八村選手、シュート上手いです。どんどん決まります。八村選手は今後ブレイクしそうですね。何と2ケタの得点差がつきました。応援コールわかりました。攻められて守る時に「ディフェンス! ディフェンス!」と言っているようです。どうりでBリーグ中継でどのチームもコールが同じだと思っていました。
 オーストラリアはフリースローが下手です。全然入りません。八村選手体も強いです。当たっても負けません。そういえば先発の田中選手はA東京所属で確か今季MVPの選手。会場はどうやらB1千葉のホームアリーナのようですね。富樫選手の地元。バスケはファウルがよくわかりません。どうファウルしたのか。ここで42-33でリードして終了。
   
 リングにアタックできるかが鍵と解説。第3ピリオド開始。八村選手、3人に囲まれる中見事に決めました。ちょっと点差が近づいてきました。試合ベンチでも「バスケットにアタックしよう」というセリフが出ているようです。あ”っ、ついに逆転される。2ケタリードだったのに。
 B1川崎の3選手頑張っています。ファジーカス選手の名前もよく出ます。やっぱ上手いです。オーストラリアがフリースローする時に一斉にブーイングが起こります。ここで64-58でリードして終了。少し点差が縮まりました。

 そして第4ピリオド開始。タイムアウトで守備を固めろとHDから指示が出ています。最後の最後は1点差になりました。八村選手がブースターを煽ります。ブースターは扇子のようなものを鳴らしています。あれは何だ? 八村選手のダンクが決まる。30得点目。まさに救世主。台湾がリードされているので、視界が開けてきます。結局1点差の僅差勝利。世界ランク48位の日本が10位のオーストラリアを破りました。結局は79-78。客席にハンパないTシャツの人が見えました。「八村半端ない」というプラカードも。
 試合後の八村選手(24得点)の頼もしいコメントがありました。「僕はNCAAでやっているので、同じようにできました。フィジカル面は(今日の試合よりも)NCAAの方が少し強いかもしれないです」。来てもらって良かった。
 今回のサッカー日本代表に続く快挙と解説されていますが、同列に見ていいものなんだろか。AKATSUKI FIVEは博打でもなく、相手が1人少ない訳でなく、消極的な戦術に変える事も無く、ただ純粋に勝利に向けて戦っていきました。台湾が負け、日本と台湾が1勝4敗と並び、上に挙げたパターン①になりました。7月2日最終戦にアウェーで、台湾と直接対戦。勝てば1次予選突破です。うーむ・・・ベルギー戦の日だ。また留守録観戦かな。こちらの日本代表も応援しましょう。
AKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180320
      〃                   ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180226
      〃                   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180223
      〃                   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171125

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日本代表のこと・・・405

2018-06-29 00:55:19 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 さあ、W杯第3戦ポーランド戦です。ポーランドはW杯最高3位で、グループ内でFIFAランクが一番上(8位)ながら、2試合目で1次リーグ敗退という「手負い」状態。日本は引き分け以上で通過ですが、負けて、他の2チームが引き分けもしくはコロンビアが勝てば、日本は1次リーグ敗退という悪夢が襲います。ネット情報には「最後には何とかするポーランド」という報道があり、ポーランドは'02年、'06年の2大会ともにグループリーグ敗退となっているが、両方とも今大会同様、初戦と第2戦を落としているが、最終戦ではいずれも勝利というデータも。
 一方の日本は先発を6人(岡崎、武藤、宇佐美、槙野、山口、酒井高)替えてくるという、決勝トーナメントを見据えたターンオーバー策で来ました。見方によってはFIFAランク8位の格上に対して、61位の弱小チームがターンオーバーしてくるという失礼な采配にも見えます。当ブログ的には「大博打のど付き合いサッカー」が最後も通用するのかどうかという感じです。また、昨日のドイツ対韓国戦を観た日本代表選手が「明日は我が身」とビビッているという報道も。案外、前半で0-2とリードされて、他の2チームが露骨に引き分け狙いで来て、そのまま日本の悪夢になったりして。もっとも、今日も応援はしますが、当ブログ的にはどういう結果になろうが、西野(田嶋)ジャパンの評価は全く変わりません。なので「ごめんなさい」もありません。今日も生書き込みです。
   
 日本サポーター席では青く膨らんだビニール袋がはためいています。これぞ日本が世界に誇る会場ゴミ拾いの象徴です。ブンデスで3度の得点王のレヴァンドフスキ選手も先発です。しかし、2試合ポカがあった川島選手に替わって航輔選手出て欲しかったなぁ。キックオフ。
 報道では西野監督のど付き合いサッカーは、アトランタ五輪で守備的な姿勢を批判された事がトラウマになり、その後はずっと攻撃的サッカーを貫いているとか。そういう個人的主観が強いサッカーは、当ブログ好みではないですね。ポーランドは焦らず、リラックスしてボールを回している印象。
   
 ポーランドは左サイドからの攻撃が多いです。しかしプレスが弱いです。まるで第1戦のコロンビア戦みたいと書きましたが、強くなりました。いまのところ、ポーランドの方が足元の競り合いに勝っていますが、攻守の切り替えが遅いです。
 攻守の切り替えで柴崎選手が今日も効いています。前半は淡々と続いていっています。途中見せ場は無し。ここで前半終了。地味な展開でした。後半もこのまま行って引き分けに持って行けるのか。

 選手交代は無し。不気味なのが別のもう一つの試合、セネガル対コロンビア。前半で0-0です。両チームとも日本がリードされるのを待っているのではないでしょうか。後半スタート。岡崎選手が足を抑えて、大迫選手と交代。うって変わって川島選手、ビッグセーブと解説されていますが、まぁ代表GKとしては止めなあかんだろというセービングではありましたが。
 後半14分、CKからフリーになっていた選手に足で決められました。日本痛恨の失点・・・ 0-1。試合前の嫌な予感が当たらなければいいのですが。ただ、今大会でもリードされても追いつく試合はあったので、まだ悲観的になる事はありません。たぶん、もう片方の試合はこの試合の状況を知ったら、一気にスローダウンする事でしょう。世界中のメディアに「退屈な試合」と批判されようがドロー狙いを含んでいるのでは。「大博打のど付き合いサッカー」は最終的にはどう実を結ぶのか。
   
 ここで宇佐美選手に替わって乾選手投入。ポーランドが勢いに乗ってきました。ずっとポーランドの時間が続いています。倒されてもボールをキープしています。ポーランドは少し疲れてきました。ちなみに勝ち点4でグループリーグ敗退はグループBのイランがあります。ここでコロンビアが1-0リードしました。フェアプレイポイントで上回って、日本が決勝トーナメント出場が決まります。ポーランドはポストプレー上手いです。ここで武藤選手に替えて、長谷部選手投入。日本は時間稼ぎっぽいプレーになってきました。後でボールを回し始めました。勝っているポーランドも取りに行きません。でもセネガルが追いつくとまずいリスクはあります。ブーイング起きています。史上初の「ハンドリング」というそうです。それが日本らしいサッカーなのか?
 ブーイングが大きくなってきました。行かないポーランドも何なのだ。ここで試合終了。そして、決勝トーナメント進出決定です。結果オーライという事でおめでとう。
   
  右上のトーナメント表を見ました。通常ならば誇らしいのですが、何となく場違いに思うのは当ブログだけでしょうか。本当にここに載る資格があったのか、幸運と博打でたまたま勝ち上がってしまったのではないかとよく思います。記録は残せました。ただ、記録だけで日本サッカーは本当に成長できたのか。世代交代を図る事が今回ほとんどできなかった西野(田嶋)ジャパン。4年後の大きなハンディになっていなければいいのですが。調子に乗った田嶋会長が、日本代表を強くするためと称してまた秋春制を強引に導入しようとするかもしれません。昔当ブログでよく出た構造的何とかという言葉をなぜか思い出しました。でも1人の日本人としては、今回の予選リーグ突破はうれしいです。おめでとう。

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次に向けて頑張りましょう178

2018-06-28 00:01:02 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。この記事の続きになります。再試合という事で、記事タイトルも揃えました。本来ならば明日のアップなのですが、明日ポーランド戦があるために今日のアップとなりました。今日、Cスタで開催されたファジの、ホーム東京V戦再試合の観戦に行ってきました。Jリーグを25年(J2岡山は13年)観ていますが、こういう再試合は初めてです。極めて貴重な経験でした。Jリーグ25年の歴史で3例目(過去2例はいずれも逆転できず)だとか。5/20の試合が豪雨で後半17分、0-1でヴェルディさんの1点リードでの、岡山のFKのシーンで中断。そのまま途中中止になりました。そして今日がそれの再開再試合でした。
   
 今日は19時半開始という事で余裕を持って会場入りできました。通りは結構ユニレプを着たファン・サポーターが大勢行きかっている気がしましたが、スタジアム前広場に入ると、それほど来場者の数は多くない印象。スタジアム前広場には、やたら食事コーナーのテントがたくさん並んでいました。イベントが少ないという事ですが、それはそれで座れて良かったかな。まずは、ファジフーズへ行きました。何でも安い価格メニューがあるという事でしたが、売り切ればかりの模様。顔見知りのサポーターさんが「安いのはそれなりのボリュームだったらしいよ」と。まぁ、余り関係無いですが。「岡山LOVE」は今回は無し。適当に食べて後にする。
   
 今回はシマカズ氏がファジシートに座りたいという事だったので、当日券売り場で購入するが、今日は1,000円と安い。時間も短いですが。久しぶりのファジシートで、眺めも抜群でした。ヴェルディサポさん、少ない人数の割には声量が大きくてビックリ。さすが元J1サポーター。
 試合前にビッグユニのみバックスタンドで展開される。選手が入場し、整列した後に陣地を入れ替わり、その後に両チームともヴェルディ側に移動する。そうでした、岡山のCKからスタートするのでした。
 そこから、岡山が何度もボールを奪って、ヴェルディさんのゴールに迫る。しかし、惜しいところで弾かれる。得点が入ってもおかしくないシーンが何度も。そこらの時間帯で入らなかったらしんどいなぁと思っていたら、結果的にそうなりました。
 岡山はずっと攻め続けましたが、決定力が伴わずに枠内にボールを入れる事ができない。個人的に思ったのが、今日の試合で交代させられた3選手。関戸・三村・斉藤の3選手ですが、90分に試合なら消耗しているのに、今日は20分くらいしか走っていない。普通の試合なら前半20分で交代させられるようなもの。これで勝っていればまだ良かったのに、そのまま無得点で敗戦だったので、とにかく可哀そうに思いました。
   
 イベント情報です。
 この試合限定で生ビール300円、ソフトドリンク100円だったようです。すっかり忘れておりました。「フーズ200円チケット」プレゼント企画 お誘いフーズチケット引換券の配布がありました。確かにAゲートでもらいました。あと、今季初めてうちわをもらいました。それくらいですかね。
 FSSのメンバーが頑張っていました。思わず何人にも「今日は仕事は?」と聞いてしまいました。みんな「仕事を終えてから来た」と言っていましたが、そりゃそうか。職場が近い人はいいですねー 
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「5月18日に豪雨の中で行われた試合では、岡山は前半から敵陣でパスを回して波状攻撃を仕掛けるなど、押し込む展開に。スローインの流れから先制点を奪われてしまうものの、得点の期待を持たせて後半を迎える。しかし、試合は悪天候で後半17分での中断が決定され、文字通りの「水入り」で続きは6月27日に開催されることに。再開後は、中断直後のCKを皮切りに岡山が攻め入り、ハーフコートゲームの様相に。だが、強引に放り込んだボールでは割り切って守りを固めた東京Vの堅陣を破れず。」 引用:スポナビ
J2採点
 チーム:5.5、金山:5.5、塚川:6、濱田:6、喜山:5.5、関戸:5.5、末吉:5.5、上田:5.5、三村:5.5、齊藤:5.5、赤嶺:5.5、仲間:5.5、長澤監督:5.5

【山陽新聞選定MVP:後日】

 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ逆襲ならず」というタイトルの記事の戦評です。
 岡山が見せた攻勢は最後まで実らず。再開直後の決定機を生かせなかったのが痛いDFはシュートゼロに抑えたが、ファウルの度に巧みに時間を使われ、したたかに白星を持っていかれた格好。これで6月は未勝利。2分け3敗と勝ち点は2しか積み上げられず。

   
 これで岡山は5試合勝利無しになりました。前節は最下位に負けるし、最近はいいところありません。これで岡山はヴェルディさんに抜かれて9位転落。一応甲府と金沢が1試合少ないために暫定かもしれませんが、12位以下の話なので、正式に9位です。岡山は次節勝てば最良で6位浮上(今日勝っていれば、ヴェルディさんの立ち位置6位復帰でした)。負ければ最悪で12位まで急降下。もう2ケタが見えてきています。もっとも当ブログや周りの人達は元々この辺りの順位を予想していたので、動揺は無し。次節はホーム金沢戦です。現在16位の位置。さあどうなるのか。
 あと、今日一つ発見というか認識がありました。この日の観客数は4千人ちょっとでした。つまり本当に好きで平日に集うファン・サポーターは4千人なんだなと。週末はよく6千人くらいと言われていますが、今日ははっきりしました。さすが人口も多く、プロスポーツが特に他に無く、新幹線の駅から近いJ2岡山、来場者数がやっぱり多いと思います。
サッカーキング該当記事:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180627/785197.html
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし    2位:  4,312

oketsu氏: 該当者無し。ノーゴールだったので。
issan:該当者無し。決めなければ何もなし。
雉人・F原氏: 該当者無し。点を取りたい気持ちは伝わった!
応援団浅口・メグミさん: 該当者無し。前向きなプレーが見られなかった。
山やん君: 該当者無し。工夫の無い試合でした。
うろたんK氏: 該当者無し。リードされた状況であるにもかかわらず、意地でも点を獲りに行く気迫は感じられず。
シマカズ氏: 末吉選手。チームの中で一番、安定感があった感じでした。

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監督、GMの力量31

2018-06-27 00:01:13 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 いくら西野監督が今回いい成績を残そうが、当ブログは日本代表での日本人監督は大反対です。今回、2試合いい試合をしてますが、今回は今回。世界を知らない監督が世界で勝てる訳がないという考え方は全く変わりません。じゃあ、今回の西野ジャパンはどうなんだと突っ込まれそうですが、たまたま、初戦でラッキーな出来事が起こり、その流れで西野監督のど付き合いサッカーが上手く合っていただけだと思っています。
 でも、同じ日本人監督でも、選手と同じような「海外組」は歓迎です。そういう中で当ブログ好みのコラムが出ました。
   
【藤田俊哉氏に「代表チームダイレクター」就任要請へ…協会が新ポスト、監督と選手のパイプ役】
「元日本代表MFの藤田俊哉氏(46)が、日本サッカー協会入りする可能性が浮上していることが24日、分かった。代表のサポート役として9月に新設する方針の「代表(ナショナル)チームダイレクター」(ND)への就任が有力。藤田氏は現在、イングランドのチャンピオンシップ(2部相当)に所属するリーズのスタッフを務めている。協会入りには調整が必要だが日本代表としての実績に加え、選手、指導者としての海外経験、誠実な人柄を協会が高く評価しており、今後交渉に入る見込みだ。
 Jリーグを代表する名選手だった藤田氏に日本サッカー協会入りの可能性が浮上した。役職については検討中だというが、就任が有力視されているのが、監督と選手の橋渡し役となる代表チームダイレクターだ。協会側は選手としての実績だけではなく、誠実な人柄によるコミュニケーション能力も評価しており、白羽の矢を立てたもようだ。」
「5月の技術委員会で、代表チームの支援に専念できるポジションとしてNDの新設を決定した。藤田氏は筑波大時代に主将を務め、磐田、名古屋などで精神的支柱の役割も果たすなど人望も厚い。07年6月~12年6月にはJリーグ選手会の会長を歴任。」
「現役引退表明後は、指導者として国内ではなく海外挑戦を選択した。14年から日本人初の欧州主要リーグコーチとしてオランダ2部VVVで指導し、1部復帰にも貢献した。英語も堪能で、昨季からはリーズのスタッフとしてフロントと現場の橋渡し役を務めてきた。
 選手の海外挑戦が増えてきたため、日本協会内では以前から元代表選手で海外で指導者実績のある人材の重要性を訴えてきた。藤田氏はその考えに合致する。一方で現在はリーズのスタッフを務めているため調整が必要。日本協会の技術委員会は現在、次期日本代表監督の選任を進めている。W杯後の新体制スタートとなる9月に向けて、藤田氏との交渉がスタートするとみられる。」
引用:スポーツ報知

 実は以前の記事で「藤田氏のように今後も一人でも多く、指導者の海外組が表れて欲しい」と、将来の海外組の日本人監督なら悪くないと書いています。スポーツ報知の記事を読むと、藤田氏は現在イングランド2部クラブのスタッフとあり、理想で言うメジャートップリーグの指導者には届きませんが、今までを考えたらいい方向だと思っています。
 また、「現在の日本代表には藤田氏を慕っている選手が多く、監督との橋渡しには適役だ」とあり、今の「おじさんジャパン」がW杯後もまだ続くかのような書き方なのが不満ですが、まあいいや。最初はそういう事にしておいて、W杯はおじさんメンバーを切って、有望な若手選手を指導して欲しいです。「日本協会内では以前から元代表選手で海外で指導者実績のある人材の重要性を訴えてきた」という部分には共感持てます。
 
 当ブログで考えるのは、まだ世界を知り、しっかり実績を持つ外国人監督がベスト。ずっとペケルマン監督を切望していましたが、今回のコロンビア戦でちょっとイメージが変わりました。ベンゲル監督でもいいですよ。ただ、今回のハリル監督の更迭で、日本に対するイメージダウンはやむを得ず、有力な監督は日本を敬遠するかもしれません。という事で、それがだめならという考え方で、「海外組」の日本人監督が望ましいと考えます。ただ、現在人材はいません。時代を待つしかありません。藤田氏もいいですが、実績まで残せるかどうかは未知数。
 セネガル戦の先発は11人中10人が海外組。しかもプレミアなどトップリーグで先発を務めている選手が多いです。2大会前までは考えられなかった現象。やはり「時」が必要なのでしょう。4年後とは言いませんが、8年後にそんな日本人監督でW杯を戦っている事を祈っています。
藤田氏関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170913
藤田俊哉氏公式ツイッター:https://twitter.com/toshiyafujita28
  〃    公式FBページ:https://www.facebook.com/fujita.toshiya28/

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3×3 プレミア.exe トライフープ岡山について7

2018-06-26 00:01:29 | トライフープ岡山

 生観戦レポポです。
 イオンモール岡山で開催された、3×3.EXEのトライフープ岡山の試合につい先日も含めて2回行っていますが、1回目のアップをすっかり忘れておりました。なので、今回2回分を一気にいってみたいと思います。まずは1回目
   
【1回目:6/17(日)】
 開始時間前に合わせて会場入りしました。観戦無料という事で、関係者席以外はどこででも観れます。どうしようかと思いましたが、1階の普通の立見席で観ました。結構いっぱいで前から2列目になってしまう。前の人が背が高いため、ちょっと見にくい。来場者の入りは前回並みかな。見渡してみても、見事に知った顔は無し。やはりバスケはバスケなのか。
 オープニングセレモニーで出場6チームが一斉に出てきて、並びました。前に観た時は全国で一本だったのに、今回は西日本カンファレンスで、やや大阪のチームが多い。四国代表的な徳島インディゴソックスもいます。母体はJクラブではなく、四国独立リーグです。頑張って欲しいですね。岡山と徳島さんがちょっとユニが似ている印象。
   
 準決勝前の1次リーグのみ観戦しました。岡山も勝ちました。相手はKYOTO BB.EXE。他のチームと比べて、中島代表以外は随分背が高い印象でした。ご存じ比留木選手と外人選手。そして、昨季入団した長谷川選手。上手かったですねー 関係者席に結構選手が座っていて、やたら距離が近い。でも、声をかけたりサインを求める人は見られない。バスケのブースターはマナーがいいですね。選手も余所行きではない普段着の顔で感じがいいです。
 岡山は強かったです。1次リーグでKYOTOに21-10で、NINJAに22-13と差をつけて快勝。決勝で負けて惜しくも2位で終了しましたが、すっかり強くなりました。長谷川選手の加入が大きいのかな。昨季はカンファレンス優勝していますから。今季はどうかな。
 途中、背が小さくて若い女性審判でしたが、大柄な選手に突っ込まれていて、ちょっと可哀そうでした。どのスポーツもそうですが、審判って大変だぁと思いました。フェアプレーでいきましょう。
          
【2回目:6/23(土)】
 今回は開始1時間後くらいに会場入りしました。そのままJ2岡山のPVを観るという事で、2Fに上がるが空いたスペースが無く、3Fに行ってみる。試合コートは真下でやや見にくいが、モニターと同じ目線という事で3Fに立ち位置をキープ。ちょうど岡山の試合をやっていて、快勝したところでした。
 岡山はこの日も強かったですが、中島代表はベンチ外で別の外国人選手が出場していました。開始前や準決勝の前に、ファンサービスで、10秒間でシュートを決める数を競い、確か5本以上入れたらボールをもらえるイベントをやっていました。MCの「現役選手の登場です」とアナウンスがあり、見ると中島代表。結果は触れないでおきます・・・
   
 しかし、岡山は準決勝でNINJA.EXEに負け、4強止まりでした。岡山は背の高い選手や外国人選手など迫力はあるのに、なかなか結果を出せません。初めて3×3を決勝まで観ました。セレモニーはシンプルでしたが、それよりも18時からJ2岡山のPVが始まるのに大丈夫なん?という感じ。セレモニーが終わったのが17:30過ぎ頃。どうするのかと思って観ていると、何と3×3のコートの上に、関係者席の椅子を運んで並べていく。なるほどこう来たかと。
          
 あっという間に椅子が並び、J2岡山の2、3名のフロント社員がチラシを配布していったりしている。コートの端にスポンサーのピッチボードが並んでいましたが、それを隅っこに寄せていく。しっかり「3×3.EXE」の看板は見えている位置。J2岡山のPVを観ながら、こう会場を撤収していくんだと、興味深く観させていただきました。あのコートって、1枚の反物ではなく、コタツくらいの大きさのブロックをつなげたものでした。普通バスケって、体育館とかで床はいくらか柔らかいと思っていましたが、今回のコートは転んだら痛そうでした。
 結果は1回戦で徳島さんに21-10、GERA.OSAKAに21-16と快勝でしたが、準決勝でNINJAに22-18で負け。この日はOSAKA.DIMEが優勝しました。
     
 それにしても、3×3さんも普通ならば大会終了後どんどん撤収したいところでしょうが、しっかり約2時間撤収時間を遅らせ、J2岡山の試合終了後に合わせていただいて事はありがたいですね。ふと、これを機会に両クラブが連携したらいいのにと思ってしまう。同じスポンサーにイオングループがあるので、ひょっとしたら今回のシチュエーションは、イオンさんの何かの思惑があるのではと思ってしまう。岡山スタイルがマイナスに作用するのか。また、同じように開催して欲しいですね。
 3×3で野球独立リーグ(徳島)がチームを結成するくらいですから、Jリーグチームが持ってもおかしくはありません。実際にBリーグでは新潟さんが連携(同じチーム名)しています。3×3ではまだ存在していませんね。さて、5人制の方はどうなっているのかと思ったら、6月にはその後試合は無いようです。
トライフープ岡山関連⑧(5人制):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180617
   〃         ⑦(5人制):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180612
   〃         ⑥(5人制):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180605
   〃         ⑤(5人制):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180315
   〃         ④(3人制):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180110
   〃         ③(3人制):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160713
   〃         ②(3人制):
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160704
   〃         ①(3人制):http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150410

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日本代表のこと・・・404

2018-06-25 02:05:52 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 やってきました。ロシアW杯第2戦セネガル戦です。強そうです。身体能力に組織ばった攻撃が加わったチーム。先発はコロンビア戦と同じ。まあそうでしょう。ケガの情報もあったマネ選手先発です。もうこの前のようなラッキーな出来事は無いでしょう。実力と実力がぶつかって、撃破してくれる事を祈ります。ハンパないダンマク出てます。初めて、その言われの動画をこの前観ましたが、この人がこのイラストだったんだとわかりました。審判に囲まれたあの女の子は誰? 日本選手の表情は余裕があります。自信と落ち着きあります。
   
 キックオフ。セネガルはかなり前から来ています。まぁ、この前のコロンビアは特別で、普通はこう来るでしょう。セネガルのプレーも動きも速いです。やっとW杯らしい試合を観る事ができました。こういうチームに勝たなければ日本も本当の評価をもらえません。これが世界レベルって感じです。ボールのトラップも上手い。コロンビアとは大違い。快速ウィング、長友選手をぶち抜きました。前半11分、川島選手のパンチングしたボールをマネ選手が膝で押し込まれました。日本痛恨の失点・・・ 0-1。川島でいいのか説が脳裏をよぎる・・・ この前のコロンビア戦はくそまぐれだったと言われないように、ここから反撃していきましょう。
 観客席から謎の音楽が聞こえます。日本サポーターの声援もかろうじて聞こえます。セネガルサポーターか。トップ下13番の脇スペースが空くという事で、そこを狙っているとか。セネガルはパスの質も高いです。プレスも強い。日本選手の表情から、ちょっと焦りが見えてきましたね。まだわかりません。
    
 土曜日の「FOOT×BRAIN」で、セルジオさんが日本がセネガルに勝つ可能性は1%と言っていましたが、そんなネガティブな意見を吹き飛ばしましょう。セネガルはフィジカルも強いです。日本のシュートはまだ1本。セネガルの選手はほとんどがヨーロッパの強豪チームでプレーしているので、みんな上手いです。ピッチも暑いのか、みんな水を飲みに来ました。かなり消耗してきたのか。
 前半33分、ゴール前で乾選手が決めました。日本ゴォール!!! 乾ゴール! 1ー1。今日の日本はダメかと思い気味だった空気を吹き飛ばすゴールでした。日本強いじゃないかと。この辺はヨーロッパ組増加(先発のうち昌子以外全員欧州組)の影響か。
 長い脚でセネガルは日本からボールを奪取していきます。セネガルには19歳や20歳の選手も出ているのか。GKと1対1になった危ないシーンがありました。日本は先制されたら過去では1分け6敗だそうです。ここで前半終了。見応えのあるいい試合です。
   
 後半スタート。交代は無し。マネ選手がかなり自由のポジションチェンジしています。こういう大きな大会ではミスした方が失点し、負けにつながります。日本はどこまでミスを減らせるか。都並さんの解説ではセネガルは守備の修正ができていないそうです。日本はコミュニケーションを十分に取れており、そこはハリル時代とは違うようです。セネガルは次々とロングシュートを打ってきますが、精度に救われている感じ。
 長谷部選手出血。大丈夫でしょうか。今度は手が出て昌子選手倒れる。これは一発レッドの可能性も。セネガルも運動量落ちてきました。柴崎選手からワンタッチで絶好のクロス、大迫選手が空振り。惜しかった。入ったと思いました。日本やれていますね。
 セネガルはバラバラ感が出てきました。乾選手のシュートがクロスバーを叩く。今日のヒーローは乾選手ですね。当ブログでは、大迫、原口、乾3選手は同じイメージです。セネガルはスピードに乗ったら怖いです。スペースを与えると爆発的な速さが出ます。後半25分、サイドを崩されてゴール前の競り合いから押し込まれる。日本痛恨の失点・・・ 1-2。ここで香川選手に替えて本田選手投入。
決定力ですね。
   
 続いて原口選手に替えて岡崎選手投入。前に起点が無かった状態から、前線に2つできました。後半35分、ゴール前の駆け引きでクロスから本田選手が難しい決めました。日本ゴォール!!! 本田ゴール! 2ー2。本田選手は日本人初の3大会連続得点です。セネガルは疲れてきたようです。
 今日の審判は余りファウルを取りませんが、いい審判ですね。やたらファウルを取るゲームよりもいいです。ここで乾選手に替わって宇佐美選手投入。今回はNHKの中継が多いですが、やはり民放の中継の方が面白いですね。あと、日本の良さはスタミナですね。誰も疲れた表情を見せない。思い出しました。ガンバ時代の西野監督の戦いはよく「どつき合いサッカー」と言われていたと思いますが、今日の試合もそんな風にも見えなくもないです。ここでホイッスル。2-2のドローでした。よく頑張りました。
よくW杯は1勝1分け1敗でと言われますが、2試合で1勝1分け。最低ラインをキープできました。この勝ち点1は大きいと思います。
   
 関係ないですが、土曜日の「FOOT×BRAIN」で、「日本代表がセネガル代表に勝つための戦術は?」というアンケートで、「堅守からカウンター」と書いた当ブログのコメントが紹介されてちょっとうれしかったです。HNは紹介されなかったし、他にも同じコメントもいたでしょうが、うれしかったなぁ。また書こう。まぁ、実際は西野ジャパンは攻めに出ていましたが。

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次に向けて頑張りましょう177

2018-06-24 00:21:30 | ファジアーノ岡山

 PV生観戦レポです。
 今日、イオンモール岡山で開催された、ファジのアウェー讃岐戦のPVに参加してきました。いつもなら明日のアップなのですが、明日はセネガル戦の生書き込みの予定なので、今日のアップです。
 実はかなり早い時間に現地入りしました。3時間程前に着きましたが、同じ会場で実はトライフープ岡山の3×3.EXEの試合があったのです。ちょうど岡山の第2試合の真っ最中で、しばらくして勝利を挙げました。さて、そのまま讃岐戦の観戦位置にしようと思い、1Fでは首が痛くなりそうなので、2Fに行くがいっぱい。3Fに行ってみると、スクリーンと同じ高さなので、ここにしようと。見下ろしてみると、3×3の試合はちょっと角度が高くて遠いが、まあいいかと。3×3の試合の模様は後日として、キックオフ30分前になっても、表彰セレモニーとかやっていて、大丈夫なの?と心配してしまう。
   
 3×3の試合が終わり、どうなったのかと言えば・・・上写真のとおり(左から右へ)です。 関係者席等で置いてあった椅子を、何とバスケのコートの上にそのまま並べて観客席のセッティングとなったのです。早業でした。うーむ、こうきたかと。ピッチボードはすぐ側に固めて寄せて、バスケのゴールもそのまま、上から観たら何とも言えない観た事もない景色でした。でも、素晴らしい光景でした。時間も間に合いました。J2の試合中継が終わる約2時間後にならなければ、3×3の会場撤収ができないのに、その間ずっと待ってもらう事になりました。3×3.EXEの皆さん、ありがとうございます。
 トライフープ岡山の公式ツイッター、「TRYHOOP OKAYAMA.EXEは負けてしまいましたが、ファジアーノ岡山さんには勝って欲しいので応援しています。3x3の後も、未来スクエアでパブリックビューイング瀬戸大橋ダービーしていますので、皆さん、応援よろしくお願いします」とツイートしていただけました。ありがとうございます。ぜひ、今後J2岡山と連携して欲しいですね。
   
 2F席とか観客でいっぱいだったのに、結果的には2Fの位置はスカスカ状態。全体的にも少なかったです。みんな現地組だったのかなと。今回、シマカズ氏と山やん君が参加。うち、山やん君は3×3の試合を少し観れて、「ルールがわかりません」と口にしていました。3×3デビューですね。貴公子氏が来た時に「このまま両チームが連携したらいいのに」という話が出るが、「向こうがどう思っているか」だねと。個人的には当然向こうは連携したいだろうから、やはりJ2岡山次第か。「岡山スタイルを貫く」か、「よそのようになれるか」とも言えるか。イオンモールは両チームのスポンサーでもあるし、今回のシチュエーションは、スケジューリングから考えても、イオンさんの何かの思惑だったりしてとも個人的に推測してしまいました。たぶん、J2岡山はそういう反応は鈍いと思うので、イオンさん、どうぞ今後もどんどんこういうシチュエーションをよろしくお願いします。
   
 試合の方ですが、最初から最後まで岡山の球際負け、ポゼッションで支配されて負けたような印象でした。赤嶺選手はまたしてもベンチスタート。最近では個人的にどの選手が本当に頼りになるのかわからなくなっております。最初から讃岐さんにどんどん攻められ、危ないシーンが何度も続いていました。岡山も惜しいシーンもありましたが、讃岐さんの方が内容は良かったかな。古巣対決となった仲間選手も目立つプレーは無し。讃岐さんの得点者の佐々木選手は若くていい選手でしたね。終盤に岡山もいろいろと交代選手が出てきましたが、個人的には薄い選手層のために、誰が出ても大して変わらないのかなと。
 DAZNの解説でも言っていましたが、岡山も研究されてきて、積極的に岡山に対して前に出てくるチームが減ってきた。ブロックを敷かれてショートカウンターでやられる形が多くなってきました。当ブログでも前から口にしている、岡山の苦手な3タイプ。ポゼッション、ローライン、ハイプレスと同じような論調です。今日の讃岐さんはとにかく球際で上回っていました。
     
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「ホームの讃岐は、アタッカー4人が躍動し、果敢な仕掛けからゴールを脅かす。しかし、再三の決定機を迎えながらも、フィニッシュの精度を欠き、スコアレスで時計の針が進む。均衡が破れたのは、後半28分。佐々木匠が左サイドから強引に守備網に割って入り、豪快なシュートを突き刺して先制点を挙げる。以降はパワープレーに遭うが、中島の決定的なシュートブロックにも救われて逃げ切りに成功。苦しい展開に耐え、実に10試合ぶりとなる白星を獲得した。」
J2採点
 チーム5.5、一森:5.5、塚川:5.5、濱田:5.5、喜山:5.5、椋原:5.5、上田:5.5、武田:5.5、三村、5.5、伊藤:5.5、斎藤:5.5、仲間:5.5
 赤嶺:5.5、長澤監督:5.5

【山陽新聞選定MVP】なし

 山陽新聞朝刊の「ファジ痛すぎる1敗」というタイトルの記事の戦評です。
「試合後のスタンドから降り注ぐブーイングに、選手たちは何を思ったか。「瀬戸大橋ダービー」に勝てなかった要因はリスクを冒すことのできない姿勢だろう。0-0の時間帯に前への意識が乏しい。特に前半、トップ下の伊藤はポジションが低く、最前線の仲間と斉藤にパスが打ち込まれても2人との距離が遠いため好機をを生み出せなかった。左ウィングバックの三村も縦に仕掛けるシーンは数えるほど。全体的に守備への意識が強くなりすぎているのではないか。結局、有効なアタックは仕掛けられず3試合連続無得点とゴールがいかにも遠い。
 全節は無失点だったディフェンス陣だが、序盤から多くのピンチを招き、相手に流れが傾いた末の痛い失点だった。右サイドを強引に突破され、決勝点をたたき込まれた。寄せが甘く、簡単に進入を許した。攻撃陣も2トップが孤立する場面が目立ち、3戦連続無得点。仲間や伊藤が決定機をものにできず、全体的に単純なミスが目立った。」

  
 讃岐さんの今季ホーム初勝利を献上しちゃいましたね。今日勝った大宮さんに抜かれて、暫定7位(プレーオフ圏外)に後退。明日、横浜さんが勝てば岡山がまた抜かれて暫定8位になります。次の水曜日の再試合東京V戦に勝って、次節に勝てば最良で3位までジャンプアップしますが、続けて負ければ最悪で12位まで転げ落ち、ついに2ケタ生活と相成ります。今日の勝利で讃岐さんはやっと最下位脱出しましたが、あれっ代わりに最下位になったのは愛媛さん。四国勢同士で最下位争いは良くないですね。両チームともJ3降格圏から早く抜けて下さい。
 ちなみに、試合終了後ずっと3×3.EXEさんが会場撤収をされていました。時間がかかっていたという事で、元々こういうシチュエーションだったんだなと納得しながら家路に向かいました。

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全市町ホームタウンに支えられるレノファ山口15

2018-06-23 00:01:46 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介レポです。
 Jクラブの付加価値シリーズ10チーム目です。細かく見ると内容的には該当していない部分もありますが、文句無しに「二天王」山口さんです。遅くなってすいません。とにかく、地域の宝としての公共財の要素がハンパでないです。地域に根を張るという部分では、ぶっちぎりのトップです。当ブログでの評価ポイントでじっくり分析しています。あくまで個人的な論調ですが、参考にご覧下さい。

【Jクラブの付加価値】
<ハード面>
1)サッカー専用スタジアム
 現在のホームスタジアムは維新みらいふスタジアムです。残念ながらサッカー専用スタジアムではありません。元々は'63年に建設された古い競技場で、'11年の国体に合わせて改修されたもの。山口さんが素晴らしいのがみらスタ以外に、下関市営下関陸上競技場でも公式試合(昨季2試合)を開催している点。これは全市町ホームタウンからの流れも大きいと思います。ホームタウンなのに、営利的な理由でスタジアム使用をやめ、営業活動も取りやめるような、よその事例とは大違いです。将来に期待。
   
2)専用練習場
 現在は山口県立おのだサッカー交流公園と、山口きらら博記念公園などになり、下部組織はまた別の施設になります。'15年に山陽小野田市が市内の赤崎運動広場を芝生化して天然芝コート2面を新設し、クラブが優先利用できる練習場に充てることが可能に。その後県知事が、山陽小野田市がおのだサッカー交流公園内に新たにクラブハウスを整備し、県が公園内の天然芝グラウンド1面をクラブが優先利用できるグラウンドとして提供する話になっているようです。つまり、クラブハウスと優先利用できる練習場ができるという事ですか。今後に期待。

3)アカデミー
 U-18、ジュニアユース、ジュニアのアカデミーが組織されているようです。運営会社とは別に「NPO法人 レノファ山口スポーツクラブ」があり、U-15以下がそこの所属となります。ジュニアユースが中学生カテゴリートップチームで、その下にU-15セカンドとU-13があり、ジュニアは小学生カテゴリーチームで、その下にU-10、U-9があるそうです。他にレディース・アカデミー(U-18)もあります。
   
4)後援会等支援組織(チェック機能)
 現在、「後援会」という組織はありませんが、山口さんは他に例を見ない「全市町のホームタウン化」を実現されています。実質、県下全市町を後援会化したような形です。通常は、地元の政財界から声が挙がり、県庁所在市を拠点に後援会を組織していきますが、山口さんは行政を拠点にした後援会組織を県下くまなく設置したような格好ですか。

全市町ホームタウン化関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170417

5)選手会活動 
 選手会活動としては、日本プロ野球選手会と日本プロサッカー選手会が、熊本地震復興支援活動として、共同で実施した「熊本地震 チャリティーオークションに、出品した事くらいしか出てきません。が、こちらは「ご当地所属選手」事業があり、選手自ら地域に根を張る活動をされています。今後に期待。
ご当地選手関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170617

<ソフト面>

1)情報公開(役員名簿や出資社などの経営面)
 見当たらず。J1が間近なJ1にふさわしいクラブとしてぜひ、情報開示をして欲しいです。今後に期待。

2)情報公開(SNS等による情報開示)
 公式フェイスブックページ公式ツイッター公式Instagramページで。

   
3)スタジアムイベント
 家族3世代が1日を通して楽しめる空間「オレンジドリームパーク」として、みんなのマルシェなどが開催されています。また、フードドライブや衣料回収プロジェクトの他 、瀬戸内海沿いのご当地アイドル、STU48をイベントに呼んでいますね。岡山ではまだ観た事ない。
 スタジアムグルメでは、「グルメガーデン」があり、ご当地グルメ、山口郷土料理、山口名産スイーツが並んでいます。しっかり実店舗名も表示しているし、肉フェスなどの特定イベントもしっかちご当地メニューを揃えており、当ブログでのイメージに近いスタグルだと思います。

4)広報誌
 見当たらず。将来的に期待。

5)協賛店制度(サポートショップ制度)
 会員証を提示するだけで参加各店の提供する各種特典サービスを受ける事ができる、現在32店のサポートショップと、7店のレノファ応援ショップを運営されています。
 
  
6)地域の後援会組織
 「うべレノファホームタウンクラブ」という組織を結成されています。まぁ、こちらの場合は全市町ホームタウン化で支援体制が県下隅々にまで根が張れているので、各行政が地域の後援会組織のようなものだと思っています。
うべレノファホームタウンクラブ関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160715

7)サポーターカンファレンス 
 クラブ主催のサポーターカンファレンスを2011年、サポーターズグループ主催のサポーターミーティングを、確認できたところでは2012年、2014年、2017年、2018に開催。今後はクラブももうちょっと絡んで欲しいですね。1回やって、大きい声を出されてその後やらないというどこかの事例を思い出しました。山口さんにはそうなって欲しくないです。選手出身の社長さんならばできるでしょう。
   
<ハート面>
1)Jリーグ百年構想
 こちらのクラブでは、アカデミーなどを切り離して、「NPO法人レノファ山口スポーツクラブ」という別の総合型地域スポーツクラブを設立されています。アカデミー(U-15以下)の他に、サッカースクールやテニススクールも実施されてます。
     
2)東日本大震災等の復興支援
 残念ながらクラブとしては、全クラブ統一行動以外は見られません
。J1にふさわしいクラブとして、ぜひ何かもう一歩「ブームではない」復興支援活動をやって欲しいです。今後に期待。ただ、選手単体では、元熊本の高柳選手が、熊本地震復興支援で年俸の1%(金額は非公表)をチャリティー団体「Charity工場」に寄付したとか。
 他に震災復興ではありませんが、「やまぐちを良くするグッズ!プロジェクト」として、レノ丸グッズの売上の一部を赤い羽根共同募金を通じてやまぐちの福祉を良くする活動に寄付する活動を行っています。また、「がんのない社会、がんに負けない社会」を目指す活動「リレー・フォー・ライフ・ジャパン やまぐち」とも連携されています。

3)選手による社会貢献活動
 何といっても「ご当地所属選手」です。究極の選手による地域貢献活動で、ご当地所属選手が担当ホームタウンや山口県全体を盛り上げるため、PR活動や応援活動を行うという内容。今シーズンから、特定のホームタウンに所属せず、各ホームタウンのご当地所属選手をサポートし、全県で活動する選手をオール山口所属選手とするとか。ここまでの選手による地域貢献活動は他には愛媛さんしかできていません。
ご当地選手関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170617
    
4)市町村デー
 山口県および県内19市町と包括協定を結び、全県(県内全市町)ホームタウン化を実現。「ホームタウンサンクスデー」。各自治体の日を設け、ホームゲームの際にブースを背設置して各自治体のPRを実施。別に、順番に各市町による出展ブースもあります。ホームタウンサンクスデーなどの小学生を対象に無料招待をおこなう「レノ丸シート」を実施。このホームタウンサンクスデーとは別に試合会場で行政の出展ブースを設けています。
   
5)ファン・サポーターとの交流イベント
 「「ファン感謝祭」レノファフェス」を開催され、2017年はスタジアムで勤労感謝の日、2016年は多目的ドームでクリスマス会と絡めて実施されています。また1月にキックオフイベント「新体制発表会」を開催しています。うべレノファホームタウンクラブが宇部市スポーツコミッションと協力して、宇部市で実施しています。  

 という事で、山口さんのJクラブの付加価値でした。調査中のものは随時更新していきます。いくつか「期待」項目があり、まだここへの掲載は早かったのかもしれませんが、それ以上に地域貢献性が高すぎるので、期待を込めて評価させていただきました。あくまで個人的な勝手な評価ですが、この辺ができていないと、いくら今盛り上がっていてもそれは「一時の出来事」で、100年は続かないかなと個人的に思っています。そういう面では山口は100年続くクラブでしょう。維新から100年。クラブはこれからも立派に100年なのかな。J1へこのまま先に行かれるかもしれません。
「Jクラブの付加価値」全体:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170206
 〃 J1・C大阪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140507
 〃 J1浦和:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140119
 〃 J1川崎:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130825
 〃 J1甲府:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130811
 〃 J3鳥取:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121021
 〃 J2湘南:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120123
 〃 J1仙台:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111230
 〃 J2松本:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111030
 〃 J1柏:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111126 
J2山口関連:22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 

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愛媛FC奮闘中13

2018-06-22 00:01:41 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 先日、J's GOALを観ていたら、「1市町1選手応援事業 選手から市へメッセージ」という記事があり、観てみるとなかなか面白い内容だったので、紹介させていただきます。一瞬山口さんかと思いましたが、愛媛さんの話でした。そうでした、愛媛さんでもされているのです。実は元々愛媛さんでは「MCMT(マッチシティマッチタウン事業)」といういわゆる市町村デー事業を、順番に県下全市町村で昔から実施されていましたが、それにご当地選手が加わり、パワーアップした訳です。まずは「1市町1選手応援事業」と「MCMT(マッチシティマッチタウン事業)」について。
   
【1市町1選手応援事業】
「簡単に言うと県下20市町にそれぞれ応援する特定の選手を決めて、その市町は決まった選手をとにかく応援する!そして、選手もその地域のイベントなどに参加して交流を深める!といった事業となります。」
「選手たちも、選んでいただいた各市町に、プライベートタイムに、個人的に訪問しているケースもあるようですので、皆さんがお住まいの町に、ふらりと愛媛FCの選手がやってきて、バッタリとあったりするかも!!?」
引用:J2愛媛公式HP

【MCMT(マッチシティマッチタウン事業)】
「愛媛FCのホームゲームを通じて、各市町の観光情報PRや、各地域の色彩豊かな特産品・物産展などの出展、文化伝統芸能の披露など、全国に愛媛の素晴らしさを発信していきたいと思います!」
「■マッチシティ&マッチタウンとは・・・
愛媛FCホームゲーム21試合をそれぞれ、“県下20市町の日”として振り分け、各試合にて、各市町のPRイベントなど下記の項目が実施されます!」
「愛媛産には、愛がある。」とことん地産地消にこだわった愛媛FCの物産展!少しでも愛媛県民の皆様、また県外からお越しいただく県外サポーターの皆さまに、愛媛県の地産の特産物に触れ合って頂きたいと考えています。愛媛の農林水産物の全国への情報発信と消費宣伝活動の場、消費拡大のきっかけになればと思います!」
〔マッチシティ&マッチタウン具体的な実施内容〕
1) 優待価格チケットがGETできる!
2) 試合当日イベントなどへの参加!
3) 各市町の物産展ブースの出展!
引用:J2愛媛公式HP
J2愛媛「マッチシティマッチタウン事業」関連:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222

 確かに愛媛さんは行政も経営に参画している極めて行政色の強いクラブではあります。しかし、そういうところだからこそ、ここまで地域密着し、地域の宝となる公共財となっているのではないでしょうか。例えば地域に根差せていないため、都会の会社が試合の時にやって来て、地元のふりをしてスポーツ興行をやっているような個人的イメージに時折映る、そんな事例とは違いますね。愛媛さんの公式HPにご当地選手達のメッセージが次々と載っていっています。面白く観させていただきました。

【市町1選手応援事業 選手から(市民・町民)へメッセージ】
・06/18(水戸戦)  1市町1選手応援事業 河原選手・山﨑選手から東温市へメッセージ:
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?stpId=105320
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/aoMku5xQgDA
・05/31(大分戦)  1市町1選手応援事業 愛媛FC選手から八幡浜市・伊方町へのメッセージ
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=105284
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/7wFZ-6Q2zgY
・05/16(京都戦)  1市町1選手応援事業 近藤選手・池田選手から伊予市へメッセージ
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=105253
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/z8xlgU1QcAw
・05/05(栃木戦)  1市町1選手応援事業 近藤選手・池田選手から上島町へメッセージ
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=105224
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/qAu1kHkncQo
・04/26(松本戦)  1市町1選手応援事業 安藤選手・竹嶋選手から今治市へメッセージ
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=105191
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/FeG1e7Esr18
・04/20(甲府戦)  1市町1選手応援事業 神谷選手・パク選手から鬼北町へメッセージ
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=105167
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/If0Yta3mFC8
・03/13(熊本戦)  1市町1選手応援事業 上原選手・馬渡選手から愛南町へメッセージ
 公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=105059
 該当YouTubeページ:https://youtu.be/FX8Ei7218eg

 まずいいのは、それぞれの動画をそれぞれのご当地のCATV等が制作している点。どこかでありがちな、大人の事情での一本化ではなく、ここでも地域貢献しています。最初の頃は地域性が出ていなかったでしたが、だんだんと特産品を紹介して食べてみたりと、ご当地カラーが増えてきました。いい傾向です。まぁ当然そうなるでしょうが。
 ふと、ご当地選手の猛者、山口さんが同じ事をやったらどういう内容になるのかなと思いました。愛媛さんは目下J3降格圏内の21位。当ブログではネガティブな存在である、今治さんに絶対に負けないようJ2で頑張って欲しいです。
J2愛媛関連⑳:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180216
  〃     ⑲:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170929
  〃     ⑱:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170126
  〃     ⑰:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160818
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160401
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160212
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151015
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150122
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140703
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140319
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131110
  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130522
  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130512
  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130511
  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090426
  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080330
  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051112
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051013
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050920

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日本代表のこと・・・403

2018-06-21 00:01:40 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 昨日開催された、W杯1次リーグ、日本対コロンビア戦ですが、生書き込みができなかったので、事後になりますがコラムとして書かせていただきました。いやぁ、日本頑張りましたねぇ。叱られるかもしれませんが、当ブログの予想は0-2か1-3での負けでした。当ブログで「田嶋ジャパン」と称していた今までの代表の動き、西野ジャパンの様子から見て、勝てる要素が見当たらなかったためです。でも、限られた条件のもと、「忖度ジャパン」とも揶揄された日本は本当に頑張りました。あくまで個人的な主観ですが、昨日の試合を追ってみたいと思います。
   
 まずはコロンビアサポーターの迫力に出迎えられました。確か7割くらいが向こうで、声量も大きく、どアウェー状態でした。すごかったのが国歌斉唱。コロンビアは選手もサポーターも大声で歌う。あれが本場の姿なのかと。まずは試合の流れです。
 前半3分、大迫選手が競り合いから抜け出し、アーセナルのGKオスピナと1対1の局面。一度は防がれてしまうが、こぼれ球に反応した香川選手がダイレクトシュート。Cサンチェス選手が手を出してボールを止めてPK獲得。Cサンチェス選手は決定機阻止として、W杯史上2番目のスピード退場。香川選手が真ん中に決めて先制。
   
 前半39分、キンテロ選手がFKで、壁の下を抜けるグラウンダーのシュート。川島選手がかき出す前にゴールラインを越え、ゴールインの判定。ゴールテクノロジーの映像も出てきましたが、やはりゴールだったかな。後半28分、本田選手のCKを大迫選手が頭で合わせ、ゴール右ポストの内側に当たってネットを揺らして勝ち越し弾。
   
 ネットの戦評です。
「数的優位に立つ日本だが、この絶好の状況を生かせず。ブロックの外ではボールを回せるものの、コロンビアの急所を突くような最後の1本が繰り出せない。こう着した展開の中で、状況を打破したのはセットプレーだった。途中出場の本田圭佑のCKから大迫勇也が勝ち越し点を奪取。そのまま必死の守備を見せて辛うじて逃げ切った日本。」
引用:スポーツナビ
     
 前半の日本はチャレンジできていなかったが、後半になってやっとチャレンジするプレーが出てきましたね。それにしても、昨日の試合は前半3分のPK&レッドがすべてだったのかもしれません。また、昨日のコロンビアは4年前に観たあの強いコロンビアとは全く別のチーム。プレスをかけに行かないし、足元も下手。パスミスもトラップミスも多く、あれだけ強化試合で叩かれた西野ジャパンが数段上手く見えるくらいに劣化したチームという印象。
 強いチームに果敢にぶつかって、競り合って勝ったのではなく、H.ロドリゲス選手の体調不良も含めて、開始早々に超ラッキーな事が起こり、劣化したチームにたまたま勝ったような印象がどうしても個人的に出てきます。昨日の日本は本当に強かったのか、ひょっとしたらコロンビアが予想以上に弱かったのではないかと。そうでなければ、今までのハリル時代も含めて、あれほど国際試合に苦戦してきた日本のダメっぷりが説明できないと。
   
 当ブログでも日本代表監督に就任して欲しいランキングが1位くらいのぺケルマン監督も、昨日は采配ミスでしたかねぇ。ボールを日本に支配されていたコロンビアにとって、監督采配は不可解で、後半14分、H.ロドリゲス選手交替後すぐに決勝弾を日本に献上。得点を挙げたキンテロ選手に代えて、体調不良でスタメンを外され、明らかにフィットしていないH・ロドリゲスの途中起用のギャンブルは失敗。後半に入って数的不利のコロンビアの運動量とプレーの質が極端に低下していました。ファルカオ選手も最後は足がつりそうになっていた。
   
 コロンビアは初戦が苦手で過去5回のうち、3回初戦で負け、グループリーグ敗退し、逆に勝つと決勝トーナメントに進出しているというデータがあります。また、こちらのフットボールチャンネルの記事には詳しく勝因が書かれています。
 コロンビアは疲弊していました。日本にボールを回され、そのたびにポジショニングを修正。1人少ない中でこれをやられると余計に走ることになっていました。
 また、Web Sportivaにはこんな辛口記事が、GOALには「コロンビアが敗れた5つの要因」とありました。以下の5点です。
1)ハメス・ロドリゲスのスタメン落ち。
2)カルロス・サンチェスの早々の退場劇
3)成長著しいダビンソン・サンチェスの不調
4)ホアン・モヒカとホセ・イスキエルドの左サイドでの連携ミス。
5)GKダビド・オスピナのプレー。
   
 また他の報道では、川島選手について辛口な論評もありました。「川島は再び日本の負担となる」と海外メディアも厳しく指摘し「日本にとってデジャブのようだった。4年前、日本はコートジボワールにリードをしていながら、わずか3分間で2ゴールを許した。その2点目は、川島がジェルヴィーニョのヘディングシュートで体の下を抜かれてゴールが決まったもの。今回はコロンビアの番だった。フアン・キンテロの前半終了間際の壁の下を通したフリーキックは賢明なものだったが、大会においては厳しく放たれたシュートとは言えず、本来であればセーブされるべきものだった」と、川島のミスだと断罪。確かに取れたシュートだったかもしれません。

 FIFAランク61位のアジアのチームが16位の南米の強豪を破るという番狂わせ。まさにジャイキリでした。
【日本がマークした記録】
・アジアのチームとしてワールドカップで初めて南米チームを破った(18試合で1勝3分け14敗)
・ワールドカップで1974年大会以来、初めて南米の4チーム以上が初戦勝利を逃した
・本田選手がワールドカップの3大会でアシストを記録した初のアジア選手。

 当ブログとしては、昨日の試合でジャイキリでコロンビアに勝っても、西野ジャパン自体の評価は変わっていません。監督も選手も一所懸命に頑張っています。「田嶋ジャパン」は早く体制を変えなければならないという論評です。W杯で1次リーグ敗退になれば、責任を取ってもらうべきです。西野後も日本人監督なんて論外です。世界を知らない監督・体制が世界で勝てる訳がありません。たまたま今大会でいい成績を残せても、長い目で見ればネガティブな流れで進歩はしません。
 昨日の試合で一つ結果を出しましたが、それは開始早々のラッキーな出来事に加えて、欧州組選手の場馴れ感も大きかったと思います。ガンバ時代に見せたつないで攻めるサッカーが、疲労困憊のコロンビアにたまたま合致したのかもしれません。西野監督もガンバ時代と神戸・名古屋時代の2つの顔がありますが、昨日の試合はたまたまガンバ時代になっただけで、すぐに神戸・名古屋時代に変わってしまうかもしれません。当ブログでは世界で勝てるのは、堅守からカウンターだと思っていましたが、昨日の試合はたまたま相手の調子が悪かったために、ポゼッションサッカーに合っただけで、本調子だったら4年前と同じ結果になっていただろうと個人的に思っています。でも、運も実力のうち。
 さて、次のセネガル戦も昨日と同様の結果が出せるのか、それともアトランタ五輪のように、結局1勝2敗で1次リーグ敗退になってしまうのか。

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