J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

.WEリーグ(なでしこリーグ)について29

2021-04-30 00:04:23 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 少し前のFOOT×BRAINで観たのは「番組10周年 JFA100周年」SPでした。番組10周年おめでとうございます。唯一の地上波サッカー番組として頑張って欲しいと思います。協会の事は省略(田嶋ジャパンでなかなったらもう少し触れますが)して、当ブログで心配しているWEリーグが取り上げられ、珍しく岡島チェアが出演されていました。確か米国在住だったと思いますが、リモート出演しかされないのか思っていました。この時期にして初めてしゃべるお姿をじっくり拝見できて良かったです。そういう部分ももっともっと力を入れられた方がいいと思います。
   
〔.WEリーグと岡島チェア〕
 せっかくなでしこジャパンがW杯で優勝したのに人気が下火になっている。このタイミングで女子のプロリーグを作り、女性が社会に進出していく。(女性の社会進出を)まず実践するのが.WEリーグで、オフザピッチのところからやる。
 2021年9月シーズン開幕するWEリーグの初代トップに就任したのが岡島チェア。'72年(中2)に日本初の女子サッカークラブチームであるFCジンナンに入部。選手として活躍しながら日本女子サッカー連盟の設立に尽力してきた人物。引退後は結婚を機に拠点をアメリカへ移す。元アメリカ3大投資銀行のメリルリンチにも勤務。女子サッカーと世界経済のエキスパートが今度はプロリーグ設立に立ち上がった。
   
〔.WEリーグの進捗状況を聞いた〕
勝:WEは今どのくらい準備が進んでいるのか
岡:(達成目標の)15~18%くらいという所か。ここからグワーといくので大丈夫です。
勝:今問題になっていることは?
岡:どうやって.WEリーグのことを知らせていくかが結構問題。メディアなりいろんなところで活動していく事が必要になってくると思う。大きな問題です。なでしこリーグというアマチュアのリーグがあるが、なでしこリーグがプロリーグと思っていた人も結構いるので、じゃあ.WEリーグって何だろうという形になってしまうかもしれない。これからどんどんいろいろな形で発信したいと思っている。
   
〔.WEリーグ×人気映画・マンガ〕
その認知度を上げる施策の一つが映画や漫画とのコラボ。ターゲットはサッカー少女達。それにはこんな訳が。
勝:(女子サッカー)全体が優勝した時と比べると、少しメディアも含めてなかなか取り上げてくれなくなった。
岡:一番大きな課題はサッカーをする女の子が、なかなかスタジアムに来て、サッカーを観てくれていない事。練習時間とか自分の試合で重なってしまう事があって、会場に足を運べない。都道府県サッカー協会と連携して「.WEリーグを観に来る日」みたいなものを作って、女の子をスタジアムに連れて来たいと思っている。
 更に観戦のお供、スタジアムグルメにはスイーツやドリンクを充実させ、女性を中心にサッカーを楽しんでもらう環境づくりを整備しているという。

〔世界のスター選手の移籍〕
岡:これから(クラブに)外国人選手を入れるために、.WEリーグが補助をしてくれる用意をしており。佐々木則夫氏も獲るための用意をしている。そうなると今までは違うメンバーが入って来て、面白くなるかなと思っている。
勝:なでしこの選手達は海外でも活躍している。熊谷選手はCLで優勝している。
岡:日本人選手にもどんどん海外に挑戦してもらい、.WEリーグは海外から選手を呼んで両方向に行けるようにしたいと思っている。
   
〔日本サッカーを文化に.WEリーグができることは?〕
岡:.WEリーグはWomen Empowerment(女性たちが輝く社会の実現・発展)の略であり、WE(私たち)という意味もある。一方通行ではなく、みんなで作り上げるリーグにしたい。サッカーだけでなく、私達が話をしているのは地域(コミュニティ)の課題を発見して、選手が地域と一緒に課題の解決策を探っていくような活動を各クラブにして欲しいと思っている。そういったところでまた社会との繋がり、社会的な貢献ができる良い経験になって欲しい。
勝:地域地域によって抱えている問題とか違うと思う。
岡:例えば商店街に行って、閉店が多い商店街の空いているスペースで何ができるのかっていうのを選手と一緒に地域のリーダーなりが考えてもらう。私達が解決策を提示するのではなく、選手が考える、そういった力も付けて欲しいと思っている。

 岡島チェアのプロフィールを改めて見るとやはり米国の流れ。以前に書いた欧州スーパーリーグ騒動と同じ流れに見えます。どこを目指しているのか。米国女子プロリーグなのか、欧州のプロリーグなのか。ただ、地域課題の解決は地域密着という面で欧州の流れに近いと思うのでまだ期待は残りますね。
 目標の達成度が18%ですか・・・本当にグワーと行くのでしょうか。グワーと行って50%で終わったりして。WEリーグは官製リーグというイメージを持っていますが、国の施策でも計画とは程遠い箱ものとか多いですよね。日本サッカー界のネガティブな「箱もの」になりませんように。いわゆるプロモーション問題と思いますが、大手広告代理店とかと提携していないのでしょうか。Jリーグは開幕以降は博報堂で、最近電通に替わったとい聞いています。
   
 番組内でコラボしているという映画も漫画も映像で見るだけで、具体的な作品名は読み上げられず、サラッと流されたようなイメージ。この辺りも現在のWEリーグの存在感を象徴している気がします。ちなみに調べてみると、コラボ映画は「クイーンズ・オブ・フィールド」という作品、コラボ漫画は「さよなら私のクラマー」という作品(アニメにも)でした。うーむ、やはり存在感薄いなぁ。もっと頑張らないと。
 もう一つわからないのが、なぜターゲットをサッカー少女に狭めるのか。今のなでしこリーグは年配も含む男性のファン・サポーターが多い。なぜ観るだけのファン・サポーターではなく、「サッカー少女」というプレイヤーを観るのか。そりゃ週末は試合で来ないでしょう。サッカーをやらない「女性」でいいじゃないですか。この辺りもよくわからない価値観。
 
 有名外国人選手を移籍させるとありますが、例えば誰なんでしょうか。いくら頭をひねっても具体的な選手名がすぐに出てこない。ワンバック選手?くらい。Jリーグ開幕の時はW杯で活躍したあの選手、でしたが女子W杯で活躍したのは誰ですか? 知らないのは当ブログだけなのかもしれませんが。この辺も本当に移籍効果が出るのでしょうか。というか大勢来てくれるのかな。
 一つだけ希望が持てるのは地域課題の解決かな。簡単にはいかないでしょうが、米国流の商業主義に走るよりはましかなと。当ブログに一つの持論があります。Jリーグクラブもみんな川崎フロンターレのようなクラブ内容にしたら、それは素晴らしいプロリーグになるというもの。WEリーグクラブもぜひ川崎さんをお手本に運営して欲しいです。クラブ関係者が観に来られているかもしれませんが、この記事(最下部にアーカイブあり)に付加価値を集約しているので参考にして欲しいです。(もちろん地域課題解決型の先駆者です)
 あとはいかにして、官製リーグから民営リーグになれるか。どれだけ早く日本協会から抜けて距離感をキープできるかだと思います(Jリーグは一定の距離感がキープできていると思います。秋春制も否決しているし)。田嶋ジャパンの傘の中に居続けては未来は期待できないと個人的に思います。岡島チェアさん、これからも険しい道だと思いますが、頑張って欲しいと思います。
WEリーグ公式HP:https://weleague.jp/
WEリーグ(なでしこリーグ)関連(プロ化)関連: /  / / / / /
なでしこリーグ関連: / / / / / / / / / / / / / /
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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toto及びスポーツベッティングについて14

2021-04-29 00:07:10 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 すいません、toto関連と合わせ技になりました。一時期危機を迎えたtotoもある時期から安定期に入り、たぶん今も会長に売れていると思います。プロ野球にも導入という話が2018年に出ましたが、その後動きは無かったですね。そして去年暮れにBリーグが新たに追加になるようです。そんな中で昨日突如出てきたスポーツベンディング。驚きましたね。くじでは無く、賭け(ギャンブル)です。一体どんな感じなのか。
   
【Jリーグとプロ野球 2024年にも賭け合法化検討と海外メディア報道 年間推定650億ドルの一大市場】

「日本政府がJリーグとプロ野球へのスポーツベッティング(賭け)を2024年にも合法化するため、検討を行っていると28日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が特報で報じた。合法化された場合、サッカーと野球を合わせて、年間推定650億ドル(約7兆1500億円)以上という、とてつもない規模のスポーツベッティング市場が生まれる。
 同紙によると、政府内では長年、スポーツベッティングに対する抵抗感は強かったが、コロナ禍によるプロスポーツ界への影響が大きいことから、容認する機運が高まっているという。
 同紙は競馬、競輪、ボート、オートバイの4つのスポーツだけが賭けの対象として認められているなど、日本国内のギャンブルの状況についても詳しく報じた。近年はスマホのアプリの普及で利用者は増加。4つの公営競技の「賭け金」の合計額は、年間約6兆円に上るという。
 また日本で最も一般的なギャンブルはパチンコであること。近年の年間売上高は減少する傾向にあるが、それでも年間約2000億円に上ることも伝えた。さらに海外のオンラインギャンブルの幹部の話として、多くの日本人が海外発行のクレジットカードを使って、海外のサイトでスポーツやオンラインカジノなど違法な賭けを行っている実情や、それらが年間4兆円規模に及ぶことなどを伝えた。こうした現状を踏まえ「いつ実現するか言及するには早すぎるが、スポーツ界に昨年起こったことは、政府を大きく前進させた」と関係者の話を伝えた。
 スポーツベッティングは、日本で2001年からJリーグの試合結果を対象に全国発売されたスポーツ振興くじ(トト)とは大きく異なる。トトは複数の試合結果などを的中させる「くじ」の要素が高い。
 スポーツベッティングは1試合もしくは複数の試合結果や得点者などを的中させるもの。イエローカードの数やフリーキックの数を当てるものもある。かつては試合開始前に全ての賭けを終えるのが一般的だったが、現在は試合中に点差や試合展開によって、刻々と変化するオッズを見ながら賭ける「インプレーベッティング」が主流になり、市場を拡大している。」
引用:中日スポーツ

 このコラムにわかりやすく具体的に書かれています。スポーツベッティングはスポーツブックメーカーであり、賭け(ギャンブル)であると。ブックメーカーといえば英国が有名で、以前には「ネッシーは本当に存在しているか」「映画「007」で次のジェームズ・ボンドを演じるのは誰か」とか、今も「2024年の新大統領が誰か」が賭けの対象になっているとか。過去にもよくW杯で日本代表が優勝するオッズ(確率)とか発表されていましたね。
 2024年の合法化に動いているという動きがあるそうです。コラムを読むと、コロナ禍でのプロスポーツ界の救済の意味もあると聞くとなるほどと思います。totoは自分である程度勝利チームを当てるメニューもありましたが、人気が出たのはコンピュータに勝敗を当てさせるくじスタイルでした。なので、まさにスポーツくじでしたが、今回はギャンブルですね。公営ギャンブルといえばどうしても、おじさん達が並ぶ「WINS」などの場外販売所のイメージが強いです。このスポーツベッティングが盛り上がったら、全国に場外「球」券場ができるのかと思ってみたり。
 でも、totoが当初、試合結果を自分で当てるスタイルで、どうせ当たらないからと人気が落ち込んだ時期があるように、今回のスポーツベッティングも日本人の好みに合わない可能性もあると思います。さぁどうなっていくのか。
toto関連⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130926
 〃    ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130223
 〃    ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100911
 〃    ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091122
 〃    ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091120
 〃    ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090110
 〃    ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081122
 〃    ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080416
 〃    ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080124
 〃    ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071002
 〃    ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070529
 〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070516

 〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070504
 〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070210
 〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060421
 〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051111

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トライフープ岡山について50

2021-04-28 00:25:47 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 今日、ちょっとビックリする事がありました。GWに予定されていたトライフープのホーム戦がリモートマッチになったのです。ちょうど松ちゃん君とあさってのZIPアリーナの試合(岩手戦)に行くかなと話をしていた矢先、「ありゃ、そうなんですか。残念」という事になりました。観には行けなくなりましたが、そのファンを守るその判断には拍手を送りたいと思います。確か以前の緊急事態発令時にも同様に、対応が早かったと思います。さすが、リーグ優勝が目前のチームです。
  
【4/29(木祝)・4/30(金)ジップアリーナ岡山開催 岩手戦 5/3(月祝)・5/4(火祝) 津山総合体育館 東京EX戦 無観客での試合実施決定】
「4/29(木祝)・4/30(金)ジップアリーナ岡山開催 岩手戦、 5/3(月祝)・5/4(火祝) 津山総合体育館 東京EX戦ですが、新型コロナウイルス感染症の感染が増加していることを受け、両節の試合を無観客で実施することが決定いたしましたので、お知らせいたします。試合観戦を楽しみにしていただいていた多くの方がいる中、大変急な決定となりますが、選手とスタッフおよびお客様の安全確保と感染拡大防止のため、ご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。なお6月の試合に関しては、有観客で開催ができるよう行政、施設管理者、リーグと引き続き協議をしてまいります。
詳細
■無観客試合 対象試合
B3リーグ 2020-21シーズン 第17節、岩手ビッグブルズ戦(ホーム)
 2021年4月29日(木祝) 15:05TIPOFF / 30日(金)12:05TIPOFF
 対戦:岩手ビッグブルズ
 会場:ジップアリーナ岡山
B3リーグ 2020-21シーズン 第18節 東京エクセレンス戦(ホーム)
 2021年5月3日(月祝) 16:05TIPOFF / 4日(火祝)13:05TIPOFF
 対戦:東京エクセレンス
 会場:津山総合体育館

背景と理由
 新型コロナウイルス変異株への緊急対策が岡山県より4/26~5/16 まで発令されております。イベント開催に関しては県外からの参加が見込まれるイベントの自粛が提言されており、岡山県と相談の上、選手とスタッフおよびお客様の安全確保の観点から上記試合での無観客での試合実施を決定いたしました。」
引用:B3岡山公式HP

【トライフープ無観客 B3 GW中のホーム】
「人手が増えるGWを前に、岡山県が4月26日から5月16日まで、県外からの参加が見込まれるイベントの自粛などを要請する緊急対策を出したことから県と対応を協議。選手やスタッフ、観客の安全面を考慮して決断した。」
「クラブは『SNS(会員制交流サイト)などで寄せてもらったメッセージは必ず選手に届けるので、リモートでも変わらぬ応援をお願いしたい』としている。」
引用:山陽新聞

 スポーツナビでは「リモートマッチ」の表示にはならないのですね。今日からNPBが実施するそうですが、面白い事にNPBでは「リモートマッチ」の言葉は使わずに「無観客試合」という表現になる模様。やはり「上から」感を感じますね。しかも、宣言期間中に予定していた6試合は、無観客を避けるため期間終了後に延期されたとか。こちらから延期にするとは、ちょっと他の競技との違いも感じます。今日のニュースで、JリーグはNPBに合わせて政府に補償を求めていくそうです。
 それにしても、これでホーム戦は6月5、6日の津山会場(静岡戦)だけになりました。その頃には緊急事態宣言は解除されて観に行きたいですね。できればそこまでにB3優勝B2昇格を決めて欲しいですね。でもリモートマッチでの決定になってしまうかもしれない。もしそうなればちょっと残念ですが、結果優先です。当ブログもB3TVが観れる某所へ行って応援できたらと思います。

【ハッシュタグ応援企画 声援を選手に直接届けよう!】
「【内容】 ハーフタイムにMCによる読み上げが! みなさまの応援が直接選手たちへ!
 【投稿方法】 #絶対優勝しろよ でTwitter に投稿!」
 いいですね、ぜひそのうちに投稿したいと思います。MC翼さんに読み上げて欲しいですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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勝利の白星146

2021-04-27 00:01:55 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。写真はシマカズ氏とissanにお世話になりました。
 この記事タイトルも本当に久しぶりです。昨日Cスタで開催されたファジのホーム北九州戦でボランティア参加してきました。FSSへの活動参加ですが、昨季はコロナ禍もあって結局1回のみに終わりました。今季は昨日が初出勤で、今のところは2ケ月の参加が目標。ちなみにトライフープは月1ペースですが、観客数やスタッフ数がファジよりは全然少なく、ゲートで相手にする人数が1桁違うためです。そんなペースの違いで考えています。ただし、それは昨日の状況での話なので、もっと感染状況が悪くなったら更にペースが広がるかもしれません。
   
 ボランティアの受付窓口が来賓受付の裏側に変更になり、スタジアムへの出入り口もその後側に変更になっていました。看板にも「ボランティア受付」の文字が追加で書かれていました。ボランティアを大事にしていただき、ありがとうございます。
 控室に行ってみるが何と一番乗り。そうでした。ミーティング開始時間がいつもより15分遅くなっていたっけ。ほどなくしてメンバーが参集。でも参集時間遅めの気がするがまぁいいや。見慣れた顔ぶれですが、男性メンバー2名が増えていました。持ち場は今回コロナ後で初めてのBゲート。慣れていない部署の事もあり、「Bゲートか、まぁコロナバージョンだし」と何とも微妙な気持ちも含めて現場に向かう。

 セッティングから、K山女史を筆頭にマダムパワーに圧倒されました(笑)。「イースターの飾りつけやります?センス問われるけど」と言われるが、(こんな辛口ブログを書いている人間に)そんなセンスがある訳がないでしょと即スルー(笑)。対面する間に吊るすビニールカーテンをセッティングしていると、コロナ時代なんだと実感する。通常の入場ゲートと再入場ゲートがありますが、今回は通常の方の手荷物検査やQRコード担当でした。「手荷物検査にご協力ください」という声かけも、ビニールカーテン越しだとどうしても言葉が伝わりにくいので、頑張って声を張り上げました。おかげでほとんどのお客様に協力していただけました。

 コロナ前のベテラン勢に替わって、新しい顔ぶれが何人も来ていました。Bゲートの男性2人も、元は前日準備ばかりの参加メンバーだったり、ずっとバックスタンドで観戦していたファジサポでした。桝氏は中国リーグ時代に倉敷の福田公園に行った事があるくらいの古参サポ。よく話が合いました。マスク姿が上門選手とよく似ている坂氏はよく動かれていました。作業の合間に歓談。フロント植氏は元銀行員と聞いてちょっと驚く。
 もう一つ。澤口コミュニケーターにお会いするのを楽しみにして行きましたが、全く姿は無し。ボランティアの日ならどこかで会えるだろうと思っていましたが、思い違いでした。ファン・サポーターとのコミュニケートではなく、スポンサーのみとのコミュニケートかと思ってしまうくらい。残念ですね。単なる裏方スタッフの1人になってしまったのか。
   
 イベント情報ですが、はるやまデーという事で、向かい側にブースにありました。オフィシャルスーツ即売会があったそうなので、店頭に飾ってあったのはオフィシャルスーツなのか。あとははるやまさんの協力によるハーフタイム抽選会ですか。今回は参加できなかったですが、いい事だと思います。いつも書きますが抽選会スポンサーさんを獲得してぜひ毎回やって欲しいですね。トライフープの「ファーストシュート当てクイズ」のように。今回はややイベントが少なかったですね。

 この日、ゲートにリベッツの羽場社長が登場。観戦に来られていました。全くのジャージ姿で聞いてみると、すぐ近くの会場で試合をしてきた後で、クラブ社長の服装ではなかったです。プロチームの代表でありながら現役選手なのですね。リベッツともコラボをして欲しいところ。
 そして、実はトライフープも全く同じ時間で、来場者がいない仕事の合間の時間にスマホでずっと試合を追っていました。ファジの5試合ぶりの勝利もうれしいが、残り1分を切った時間帯で劇的逆転勝利したトライフープの勝利も感動しました。

 試合ですが、全く様子がわかりません。早々に木村選手がナイスなシュートを決めて、それを頑張って守った様子をうかがい知るくらいで、最後にスタジアム前広場にいるスタッフから一斉に拍手が起きました。
 撤収作業もコロナ前と比べてボリュームも少なくて作業が早い印象。2Fコンコースのブース(グッズ等)が無くなり、全体的に資材も減っていたように思います。エコステーションに足を運ぶ来場者もコロナ前より少なかったですね。バックスタンドから学生さん達が大勢帰ってきて、えっ学生ボラいたっけと一瞬思うが、そうだったアルバイトさんだったと。スムーズに撤収作業も終了です。差し入れもいただき、勝ち試合でもある事から帰路もスムーズ。さぁコロナ禍がいくらか収束したら、2ケ月に1回を目安にまた参加するとしよう。お疲れ様でした。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「ホームの岡山は試合開始直後から積極的なプレスを仕掛け、主導権を握る。すると、前半25分に木村のJ初ゴールが生まれ、先制して試合を折り返す。後半は相手にペースを奪われる時間もあったが、濱田を中心とする守備陣が集中したプレーを見せ、相手に得点を許さない。最後まで冷静に対応して辛勝を果たし、岡山はうれしいホーム初勝利を挙げた。」引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
山本選手 ? 78分にピッチを退くまで前線でファイトした
  
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ上げ潮ムード」というタイトルの記事の戦評です。
「久々の白星は、この若武者(木村選手)だけでなく、チームが奮起した結果だ。攻撃は何度もショートカウンターを繰り出し、複数人が連動した厚みのあるアタックも仕掛けた。5戦ぶりの無失点に切り抜けた守備は自陣でしぶとさを取り戻した。本領を発揮できないゲームが続いた中、攻守に好内容でつかんだ1勝は今後への大きな自信になるだろう。2連敗した前節の群馬戦後に選手だけでミーティングを開き、改めて全員の気持ちを一つにして臨んでいた。」
   
 順位ですが、昨日の勝利で12位に浮上しました。まぁ今回最下位に落ちた相手なので、結果論ですが勝って当たり前だったかなと。次節勝てば最良で9位まで上がる可能性がありますが、負ければ最悪で降格目前の18位まで落ちる可能性があります。次の相手は現在8位と格上の秋田さん。J3昇格組ですが、昨日の試合で岡山が敗れた水戸さんに勝っています。個人的にはJFLのTDK時代に対戦したのを思い出します。
 得点も失点も7点で、ともにリーグ2位の少なさです。メディアが堅守と褒めてくれた時期がありましたが、また昨日の試合で復活しました。あとは有馬監督が目標60点と口にしている得点数ですね。

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 木村選手   2位:

issan: 木村選手。タイミング、方向性、スピードとも完璧な見事なゴールでした。

応援団浅口・メグミさん: 木村選手。キレイなゴールでした。自身J初ゴール。イケメンだと思う(笑)
山やん君: 木村選手。ゴールのみならず、攻撃時のドリブルでの仕掛けは相手の脅威になりました。
シマカズ氏: 木村選手。先制点とっても、積極的に攻めてた姿が印象に残りました。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう67

2021-04-26 00:01:50 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 いよいよ今日から4都府県で緊急事態宣言が発令されています。3回目の発令となる今回は前回よりも少し厳しい内容となっています。大規模イベントも今回は基本的に無観客開催が政府から要請されています。NPBもJリーグもその要請に応じる方向で、その他のスポーツでも同様の動きが出ています。Jリーグでは初日の今日25日は偶然にも4都府県での試合は無かったですが、来週からリモートマッチが始まります。昨年ネーミング募集を決めて実施したリモートマッチですが、再び実施されるとは思っていなかったです。それくらい今のコロナ禍はひどいのです。
   
【緊急事態宣言対象地域におけるリモートマッチの開催について】
「政府より発出された緊急事態宣言において、対象地域で開催されるスポーツイベントの無観客での実施が要請されました。これによりJリーグは、対象地域である東京都において4月25日(日)から5月11日(火)までの期間中に開催されるJリーグ公式試合について、リモートマッチ(無観客試合)での実施を決定しました。なお、その他の対象地域である大阪府、京都府、兵庫県における期間中の試合については、すでにリモートマッチでの開催を決定・発表しています。」
引用:Jリーグ公式HP

【リモートマッチ対象試合】
・2021明治安田生命J1リーグ(4試合)
 5/1(土):F東京vs.横浜FM(味スタ) 神戸vs.広島(ノエスタ)
 5/2(日):C大阪vs.G大阪(ヤンマー) / 5/8(土)G大阪vs.川崎(パナスタ)
・2021JリーグYBCルヴァンカップ(2試合)
 4/28(水):神戸vs.大分(ノエスタ) / 5/5(祝):神戸vs.F東京(ノエスタ)
・2021明治安田生命J2リーグ(5試合)
 5/1(土):京都vs.愛媛(サンガS) / 5/2(日):東京Vvs.大宮(味スタ) 町田vs.山口(Gスタ)
 5/5(祝):東京Vvs.群馬(味スタ) / 5/9(日):京都vs.山形(サンガS)

 関西と東京そのままの会場ですね。うーむ、ノエスタはここ岡山から近く、すぐお隣か。隣県である兵庫県の感染者が増えていますが、それに合わせるように岡山県の感染者数も昨日24日は2番目の多さの89人を数えました。そして報道を見ていると、早くも延長もありうると言われています。それで当ブログとしては、仮に更に2週間延長になった場合のシミュレーションをしてみました。 

【緊急事態宣言が更に2週間延長になった場合】
・J1リーグ戦
 第14節(5/15・16)   2試合(神戸対C大阪、G大阪対浦和)
 第15節(5/22・23)   2試合(F東京対G大阪、C大阪対広島)
・ルヴァン杯(5/19)  1試合(F東京対大分)
・J2リーグ戦
 第14節(5/15・16)   3試合(京都対水戸、東京V対北九州、町田対新潟)
 第15節(5/19・22・23)1試合(東京V対北九州)

 更に9試合リモートですか。まぁ中止にならなくて良かったのでは。シーズン当初クラスターになって何試合も試合が中止になったガンバさんにとって、「みなし開催」がちらつく中でリモートでも開催できるから良かったのではないでしょうか。ただ、これは4都府県であって、今後は先のまん延防止措置で名前が挙がった他の県が非常事態宣言を発出する可能性があるので、これらの試合数が増える可能性もあります。J1クラブは都市部に多いので影響を受けますね。
 そんな中で最近、メディアに露出してきているのが「二重(三重)変異ウィルス」です。これは知れば知るほど恐ろしい存在です。巷ではまだ変異ウィルスが話題になっていますが、当ブログでは一足先に二重変異ウィルスに着目したいと思います。

【感染爆発のインドで猛威!二重から「三重変異株」に進化し日本上陸“秒読み”か】
「新型コロナウイルスの感染爆発に見舞われているインド。22日には1日の新規感染者数が世界最多となる31万4835人に上った。いったんは収まった感染が再拡大したのは、ウイルスに2つの変異が見られる「二重変異株」が原因のひとつだと指摘されている。ところが、今度は「三重変異株」が確認されたというから驚きだ。
 インドは昨年9月に第1波に見舞われ、1日当たりの新規感染者数が10万人近くまで増加したが、ワクチン接種が始まったこともあり、今年2月中旬には1万人ほどに減少。
 ところが、3月から感染爆発に襲われ、あれよあれよと感染者は増え続け、4月5日に初めて10万人を突破すると、15日には20万人に達し、22日から連日30万人を超えている。わずか2カ月の間に感染者は30倍である。
 インドはワクチンの「製造大国」だ。それでも感染爆発は収まらないのだから恐ろしい。専門家は「二重変異株」が急拡大の要因と指摘している。その闘いの真っただ中、追い打ちをかけるように現れたのが「三重変異株」だ。」
引用:日刊ゲンダイDIGITAL

 二重変異ウィルスが国内で5件確認されているようです。変異ウィルスの国内流入してからあっという間に既存ウィルスにとって替わりましたが、そのうちに今度は二重変異ウィルスが取って替わるのでは。インドの状況は洒落になりません。ちょうど1桁減らしたらよくわかります。1ケ月あたり全国で千人まで減ったが、感染爆発に襲われて感染者が増え続けて、初めて1万人を超えて最近では連日3万人を超えている。わずか2カ月の間に感染者が30倍と。ぞっとしますね。怖いのがインドではワクチンの製造大国でしっかりワクチン接種が進んでいた中での惨劇。報道では二重(三重)変異ウィルスはワクチンが余り効かないという情報も耳にしました。
 ふと個人的にですが、1年後も今とほとんど状況は変わっていないかもしれないと思い始めました。個人的に東京五輪は更に1年延期説を持っていますが、1年延ばしても全然ダメかもしれないと。県外にも旅行行けないし、マスクをずっとしなければいけないし、連休も遊びに行けないし、今年1年はずっとそうなのかもしれないと思い始めています。と言いながら早くワクチン接種をさせてもらいたいところです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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トライフープ岡山について49

2021-04-25 00:01:58 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 以前の記事で、今季・来季からのB2昇格は1.5と書いていましたが、今月2に変更になったようです。「今季優勝して来季王者と決定戦ですね」と言うと、モリカツ店長が「制度が最近変わって、2季で2チーム自動昇格ですよ」と。それは朗報と調べてみました。やっぱそうでした。つまり、先日の記事の情報は古くなり、トライフープが今季優勝したらB2昇格が決まるのです。これは今季絶対に優勝しなければなりませんね。昨季の佐賀さんのように。※下左画像はクリックすると拡大します。
   
【2021-22シーズン終了後におけるB2昇格対象について(一部変更)】
「B.LEAGUEの昇降格の決定を受け、2021-22シーズン終了後にB2への自動昇格が2クラブに決定しました。基本的には両シーズンの最上位クラブが対象となりますが、順位決定戦を講じる場合もあります。」
引用:B3リーグ公式HP

【B2昇格決定戦(仮称)について】
「B.LEAGUEの昇降格の決定を受け、2021-22シーズン終了後、2クラブがB3からB2に自動昇格となるが、下記の場合は「B2昇格決定戦(仮称)」を行う。
 ・2020-21シーズンと2021-22シーズンの最上位クラブが同一クラブの場合(次点のクラブ同士の対戦)
 ・2020-21シーズンと2021-22シーズンの最上位クラブが同一順位でない場合(次点のクラブ同士の対戦)
 ・2020-21シーズンの最上位クラブが2021-22シーズンにB2ライセンス不交付の場合
<出場条件>
 ・各シーズンの最上位クラブ(対象:上位4位以内)
 ・2020-21シーズンから1クラブ、2021-22シーズンから1クラブ(出場:2クラブ)
<実施条件>
 ・両シーズンの順位が同一
<前提>
 ・「最上位クラブ」とはB2ライセンス取得クラブの中で、シーズンで最上位のクラブ」
引用:B3リーグ公式HP
   
 今季の優勝が一番大事です。来季はもう4チーム増えるので今季より不利です。佐賀さんのような長崎さんもやって来るし、仮に優勝できなくても最低限準優勝に入っておけば昇格決定戦に出られる可能性があります。今更ながら今季がかなり重要です。しかも現在首位。行くしかありません。
 今日、某所でB3テレビの中継でホーム岩手戦を観ました。第1クオーターは一進一退でしたが、第3クオーター辺りから流れが来て、第4クオーターで点差を付けて勝ち切りました。82-64の勝利。岡山は強かったですね。

 そして、いよいよ明日から4都府県で緊急事態宣言が発令されます。岡山が戦うB3リーグでどういう影響が出るのかですが、対象地域にあるクラブは2つ。八王子さんと東京エクセレンスさんです。期間中(5/11まで)の東京ホーム戦は5月8日(土)・9日(日):八王子さんのホーム金沢戦だけでした。やはり無観客試合になるのかな。ただ、宣言が延長になる可能性は低くないです。二重変異ウィルス怖すぎです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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欧州リーグの事情16

2021-04-24 00:34:56 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 緊急事態宣言による無観客試合とともに、ここ数日間でサッカー界を賑わせていたのが、欧州スーパーリーグ騒動ですね。思ったよりあっけなく頓挫してしまいましたね。当ブログでは2020年10月の記事で初めて取り上げています。この時は「欧州プレミアリーグ」構想でした。この時はFIFAもこの大会の開発に関わっているとありますが、実態はどうだったのか。2024年までの放映権契約に合わせての動きのようです。それにしてもあっという間の騒動で終わってしまいました。失敗したのはやはり昇降格を無くして囲い込むという米大リーグ型モデルへの反発なのでしょう。欧州リーグがMLS化するというのは普通に考えてダメでしょう。
   
【欧州新リーグ撤退クラブ続々 早くも頓挫か】
「サッカーの強豪クラブによる欧州スーパーリーグへの参加について、イングランド・プレミアリーグのリバプールなど全6クラブ(他にMユナイテッド、アーセナル、Mシティー、チェルシー、トットナム)が20日、一転して撤退を表明した。21日にはイタリア1部(セリエA)のインテル・ミラノとスペイン1部のアトレチコ・マドリードも不参加を決め、18日に3カ国の12クラブが創設に合意した新リーグは早くも頓挫する見通しとなった。」
「新リーグには合意発表の直後から「利己的だ」などと批判が殺到し、国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)は参加クラブの選手をワールドカップ(W杯)などの主催大会に出場禁止とする方針を示した。」
引用:山陽新聞 
       
 「利己的」、まさにそうですね。そこにはファン・サポーター不在のメガクラブ側の身勝手な論理があり、当ブログで大昔から口にする「商業主義」そのもの。勝手に徒党を組んで動いても最後にFIFAがOKしなければ頓挫する事はわかっているはずなのに、どうして行き当たりばったりな事をやってしまったのか、理解に苦しみます。リーグもクラブ・チームも公共財、一民間企業の一商品ではなく、地域みんなのもの、ファン・サポーターのもの、クラブはその管理人という事がわかっていなかったのか。

【英王子もスーパーリーグ懸念=欧州サッカー、社会問題に】
「ウィリアム英王子は19日、欧州の強豪クラブが創設で合意したサッカーの「欧州スーパーリーグ」について「ファンの懸念を共有する」とツイッターに書き込んだ。英政府が創設を全力で阻止する姿勢を示すなど、世界的な人気スポーツの行方は大きな社会問題に発展している。
 王子はイングランド・サッカー協会の総裁を務めている。投稿では「トップレベルから草の根に至るまでのサッカーコミュニティー全体と、その核となる競争と公平性の価値を守らなければならない」と訴えた。
 政府も反対姿勢を強めている。ジョンソン首相は19日、「この国のサッカーにとって良いニュースではない」と強調。ダウデン・スポーツ相は議会答弁で「阻止するためにできることは何でもする」と表明し、競争法(日本の独占禁止法に相当)などを使った介入を示唆した。」
引用:時事通信

 サッカー発祥の地イングランド。王室も政府も国を挙げて全力で阻止する姿勢というのは尋常ではありません。さすが王子、「草の根」「サッカーコミュニティー」「公平性の価値」とアメリカでは聞く事のないキーワードが並び、歴史のある深いサッカー文化がにじみ出てきます。イングランドもメガクラブの規模膨張が目立っていましたが、今後はぜひ国を挙げてファン・サポーターが臨む適度なクラブ規模に矯正して欲しいと思います。そうしてもらわなければ、日本にも悪い影響を受けてしまうので。
    
【欧州SL降格なしのアメリカ方式にサッカー発祥国のファン激怒 英国在住通信員が見た】
「欧州の強豪12クラブが創設を表明した欧州スーパーリーグ(SL)が20日、計画の見直しを発表した。SL創設の発表直後から批判が殺到したことを受け、同日にリバプールなどイングランド・プレミアリーグの全6クラブが撤退を表明。21日にはインテル、ACミラン(ともにイタリア)とAマドリード(スペイン)も不参加を決定。SLは「プロジェクトを作り替えるために、再検討する」と声明を発表。」
「英国内では「降格なし」の大会方式に批判が集中した。一握りのエリートクラブが永久メンバーとなり、永遠に所属し続ける―。この方式がサッカー発祥国のファンを激怒させた。
 降格がない大会方式は米大リーグ式で、プロ野球の歴史が長い日本でもなじみ深いが、英国では違う。発足に賛同した6クラブのうち、リバプールとマンチェスターUのオーナーは米国人。またアーセナルの最大株主も米国人だ。オーナーがアラブ人のマンチェスターC、ロシア人のチェルシーの順で撤退が発表されたのは、彼らが英国サッカー文化を米国人より理解していたからかもしれない。
 米投資銀行がリーグの準備金を用意したという事実もあり、米国人の大きな関与があったことは容易に想像できる。わずか48時間での崩壊は、米国のベースボール文化を当然という感覚で、文化の異なるサッカーに当てはめようとしたことが最大の原因だったのではないだろうか。」
引用:スポーツ報知

 これらを読んで気になるのがドイツとフランス。リーグとして断ったと聞きました。そうでなければ、ドイツもスポーツシューレから来るドイツサッカーの歴史を否定する事になるから。質実剛健の国が易々とMLS化を許すはずがないと思います。実際に表明12クラブも英国6、イタリア3、スペイン3でドイツとフランスは0。その2カ国が入っていない時点で新リーグは瑕疵があるものになっていました。

 降格なしの大会方式に猛反対という事ですが、修正案で条件付きで昇降格制度を入れてくるかもしれません。それって、Jプレミアリーグ構想とだんだん似てくる気がします。今回のイングランドの6クラブのうち3クラブが「アメリカ系」の経営だそうです。しかも米投資銀行も資金を用意という事で、米国人の大きな関与があったと書かれていますが、サッカー文化をベースボール文化に染めようという無理がある話でした。個人的にはJプレミアリーグ騒動やWEリーグも米国人の関与があったりしてと勘ぐってしまいました。

【欧州サッカー界バブルの終焉 欧州SLの背後にある大問題】
「ペレス会長(Rマドリード)がSL(スーパーリーグ)に固執する理由は明白だ。それはパンデミックの影響でRマドリードが大きな減収に直面していること。SL発足の直後に出演したスペインの深夜枠のテレビ番組で、白い巨人が直近2シーズンで4億ユーロ(約528億円)もの減収に直面することを明かしている。」
「ペレス会長が“サッカーの未来を守るためにSLが必要”と主張したが、この“サッカー”の部分に『銀河系軍団』を当てはめると、その意図はさらに明確になる。
 もちろん、Rマドリードに限らず、これ以上選手の移籍金と年俸が高騰すれば、さらに潤沢な資金源が不可欠となるのは明白だ。そんな金欠の心配が、新型コロナウイルスのパンデミックで前倒しとなり、ペレス会長が「3年かけた」というわりには唐突で、稚拙な印象も強い欧州SL発足につながったのだろう。
 とすれば、問題は現行の欧州サッカー界の現実離れした金銭感覚ということになる。2008年のリーマンショックから経済が停滞し、世界に貧困が広がっているのは歴然たる事実だが、そうした一般の状況と乖離するかのように、欧州サッカー界の金銭事情は現実離れするばかり。今も極端な右肩上がりだ。
 しかしそんな好景気もパンデミックで弾けてしまった。今回の欧州SL発足騒動が明かしたのは、ファン不在の一部の権力者に牛耳られたビッグ・クラブの実情に加え、いつ弾けるのかと心配されていた欧州サッカー界の危いバブルがついに終焉したことだったのかも知れない。
 英国では今後、今回のような欧州SL構想が2度と立ち上がらないように、法整備をするという話も出てきている。しかし、ここではやはり、常識はずれの金満が続いた時代の終焉を意識する必要があるはずだ。
 今度こそ、有名無実になりつつあるFFP(ファイナンシャル・フェアー・プレー)を厳格に法定化して、バブル崩壊後のサッカー界を変革することが不可欠になりそうだ。」
引用:スポーツ報知

 この記事では経営規模が肥大化しすぎて、コロナ禍で頭打ちになったスペインのメガクラブが特にESLをやりたかったと書かれています。問題は現行の欧州サッカー界の現実離れした金銭感覚とあります。まさにバブル。バブルはどこかで弾けます。「FFP」というキーワードが出てきましたが、また今度リスペクトします。バブル化しないように英国を中心に法整備をして、しっかり管理して欲しいと思います。バブル化して欲しくないです。欧州も日本も。

 従来のリーグ戦にもう一つカテゴリを上乗せして、スーパーもしくはプレミア化するビジネスモデルといえば、Jプレミアリーグ化構想と、WEリーグを思い浮かべます。2部リーグから引き離して、1部からの降格を(全くもしくはなるべく)無くすモデルとしては本当によく似ていると思います。ESL構想がすぐに頓挫した事に象徴されるように、ファン(ファン・サポーター)不在で一部の経営者(運営者)が思い描いただけのもろい大会方式だと思います。
 ESL騒動で浮かび上がってきたのが米国勢力(米国人の関与)。昇降格の無いMLBやMLSの米国方式こそが理想的なビジネスモデルという主張なのでしょう。でも、サッカー発祥の地の欧州では通用しなかった。それではこの「米国」部分って、日本ではどうかなのかと思い返してみる。2ステージ制騒動の時も確か、プロ野球に慣れている日本人はクライマックスシリーズと同じプレーオフ方式を受け入れてくれるだろうと言われていたっけ。
 かつての2ステージ制騒動も、MLSのプレーオフ方式を強く意識していた覚えがあります。現在、Jプレミア構想を口にされている木村専務理事(米証券会社Gサックス出身)は、以前に米国視察を行い、米プロスポーツ(MLS等)を理想とし、米国のビジネスモデルを取り入れたいと思われているイメージが昔からありました。そういえばJ2岡山の木村社長時代の経営イメージ(現在はどうなのか)もどちらかといえば欧州型よりは米国型に近かったのかもしれない。
 ならば、WEリーグはどうか。おっと岡島チェアがアメリカ在住で、米女子プロリーグを強く意識されていました。つまり、当ブログとしては、JプレミアもWEリーグも、Jリーグ百年構想につながる欧州型から離れた米国型を意識した大会モデルと思っています。今回、ESLが騒動であっという間に終わったという事は、Jプレミア構想も一時の騒動で終わり、WEリーグも長続きしないという事なのかと今回の騒動の報道を観ながら思いました。長くなったので、この辺にしておきます。またリスペクトしたいと思います。
欧州スーパーリーグ騒動関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201023
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう66

2021-04-23 00:01:48 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 大阪を中心に感染者の急増は大規模イベントにも最近大きな影響を与えていますね。はっきり吉村知事が「イベントは中止、延期」と口にされて、こりゃ本当にこの週末くらいから都市圏を中心にJの試合が中止になっていくぞと思っていたら、昨日辺りから無観客という流れが出てきました。どのみち、今後しばらく通常開催は難しくなってきたようです。まぁしょうがないところでしょう。東京ではなく大阪がそろそろ2千人を超えようかという状況になってきたので。明らかに第3波とはフェーズが一変したと思っています。感染力と重症率(強毒化)がかなり高いのです。今までのようなものではなく、より強い対策が必要と言われています。
   
【吉村知事 スポーツイベントは「中止、延期か無観客」の考え…緊急宣言中は】
「大阪府の吉村洋文知事は22日、府庁で囲み会見に応じ、国に発令を要請している緊急事態宣言について、「1日も早く」「週末から適用していただきたい」と繰り返し訴えた。
 デパート、テーマパーク、ショッピングモールなど、「人の動きが大きく出る目的となる」大型商業施設、遊興施設などの休業要請を政府に求めているが、あわせて、イベントの自粛も求めている。
 この日、あらためて、記者からスポーツイベントについて質問されると、「中止、または延期、もしくは無観客(という考え)。人が大きく集まってくる場は、緊急事態宣言中は避けるべきだ、と僕は思っています」と述べた。
 ただし、政府が受け入れなかった場合は、「支援策、府の財政で独自に(休業要請に伴う補償)できることは極めて限られてきます。財源あれば、やりたいが、(財源が)ないわけですので(考えていない)。そこはできるだけ、(緊急事態宣言の)基本的対処方針で(盛り込むよう、政府に)お願いしています」と話した」
引用:デイリースポーツ

 どのみち、地元行政の指示には逆らえないので、正式に無観客での開催の指示が来ていたら従わざるを得ないでしょう。無観客というキーワードが出てきたので、まだ試合が継続できていいじゃないですか。まぁ、無観客にするにしても個人的には早い方がいいと思います。当ブログではかなり前から言っていますが、無観客と50%5千人1席空けとの間に3席空けがあるので、まず社会的距離を空けて欲しいと思っています。5千人超えについては、ルヴァン杯決勝のように、「発売済みだから」という言い分でのスルーはもうして欲しくないですね。
 昨季の途中からシーズンが中断、夏頃からまずは無観客で再開、その後に3席空けで有観客を再開、その後50%の5千人上限、そして現在の50%のみの制限とやってきました。変異ウィルスではなく、昨年からの既存ウィルスだったら、ここまで規制が強くならなかったのかもしれませんが、その予想以上に変異ウィルスの猛威がすごかったという事です。個人的にはまん延防止措置ではなく、すぐに緊急事態宣言に行くべきだったと思っています。
   
【プロ野球は「制限5000人」のはずが東京ドームは1万人超 コロナ感染リスクは本当に低いのか?】
〔「適用決定前に発売済みだった分のチケットは有効」というルールが〕
「新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた対策ができる「まん延防止等重点措置」。その適用地域が広がりをみせる中、本来は入場者数が5000人に制限されているはずのプロ野球の公式戦で、制限を大幅に上回る観客が球場に足を運び続けている。同措置を巡り、「適用決定前に発売済みだった分のチケットは有効」という偏屈な理由で5000人ルールが無視され、国や自治体が黙認しているのが原因のようだ。しかし、飲食店は営業時間が20時までに短縮され、旅行業界も適用地域への旅行のキャンセルが相次ぐなど他業界は同措置の適用で苦境を強いられている。それなのに、プロ野球だけ特別扱いが許されていいのだろうか。」
〔破られる制限〕
「同措置の適用地域において、大規模イベントの入場者数の制限5000人というのは、政府が新型コロナ感染拡大防止の観点から、専門家の意見を踏まえて設定している数字である。当然、主催者はその制限を守らなければならない。プロ野球では、各試合の主催球団が、既に販売したチケットの払い戻しなどを行い、入場観客数が5000人以内になるよう調整すれば済む話で、物理的にも可能なはずだ。にもかかわらず、各試合の主催球団は「既に発売済みのチケットは有効」という何とも身勝手な理由で5000人を超える客を入れ続けている。国や自治体も実質的にそれを放置してしまっている格好だ。」
〔都道府県またぐ移動も助長〕
「球界でこうした緩い意識がまかり通っている背景には、「球場での観戦が原因でコロナに感染したという事例が確認されていない」という昨年の“実績”がある。「大声での声援を禁じ、マスク着用を徹底している球場での野球観戦は、コロナ感染リスクが低い」という考え方が浸透しているのは間違いない。
 だが、ある球界関係者はこう疑問を呈する。「そもそも、球場で観戦した客がコロナに感染したとしても、前後に飲食店に行ったり電車に乗ったりしており、感染原因が『球場での観戦』と断定するのは難しい。さらに、ファン心理からすれば、応援する球団に迷惑をかけたくないという思いから球団に正直に連絡していないだけなのではないか」
 確かに、昨年の全公式戦の入場者数は延べ約480万人にも上っていることからすれば、本当に球場でのコロナ感染者が一人もいないのか、にわかには信じがたい。むろん、球場での観戦のために大勢の人が移動することは避けられない。移動が頻繁であれば人同士の接触機会も増えるわけで、「プロ野球観戦はコロナ感染リスクが低い」というのは、いささか都合が良い解釈だとツッコまれる余地がある。」
引用:デイリー新潮

 出てきましたね、プロスポーツだけ特別扱い論。これも当ブログでは疑問を呈してきました。いくらクラスターが発生していなくても、「サイレント・アシスト疑惑」論を口にしていました。仮に観客全員にPCR検査をやっていたら、また違った結果が出ていたのではないかと。陽性者も「無症状」という現象があるので。陽性になった選手の動向をチェックしてみると、毎日検温する体温で37度以上はめったに出てきていない様子。ずっと36度台ばかりの印象。でもゲートに置かれた温度制限は37.5度以上。そう見ると、無症状の感染者がゲートを通過しているのが確実に0人とは言えないでしょう。
 上のコラムでも「球場での感染との断定は難しい」と言っていますね。ファン心理から球団に正直に連絡していないだけではないのかという部分も、よくぞ直球で言い切ってくれたなと思いました。確かに足を運んでいるのはスタジアムだけではなく、その前後もあるし、電車も車も乗っている。そういう行動で「スタジアムで観戦した」と言い切る事が難しいのは確か。
 吉村知事は「今回の決定の主旨は人流抑制。そのときに大規模なスポーツイベントはそれにあてはまってくるので抑制していくべき」と口にされています。去年から今年に入るまで、二度目の緊急事態宣言時でも大規模イベントの規制は緩目の印象で、個人的にそんなに緩くて大丈夫?と思っていました。今回、大阪を中心にはっきりしてくれて良かったと思います。Jリーグサポとしては残念ですが、一国民としてはやっとやってくれたかという気持ちですね。

 今までの大規模イベントの鈍い動きの中には、東京五輪への影響も大きかったようですね。特にNPBが強く五輪運営を意識していたという報道を観ました。プロスポーツ界は「政府の指導を受けながら」という言い方をしながら、感染対策を行ってきました。最初は単独スポーツでの対応でしたが、いつしか2大スポーツ合同で足並みを揃えるようになってきました。個人的な印象ではJリーグよりもNPBの方が緩くしたい姿勢を感じます。Jリーグ側もできる事ならNPBの顔色を見ずに自分で考えて自分で行動して欲しいところですね。

 そして明日4都府県に三度目の緊急事態宣言の発令が決まります。さっき報ステで宣言地域は「イベントは原則無観客」と言っていましたね。さて、明後日からの週末の試合はどういう事になるのか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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次に向けて頑張りましょう248

2021-04-22 00:01:56 | ファジアーノ岡山

 TV生観戦です。
 久しぶりの平日ナイトゲームです。今日の相手は相性最悪(昨季2敗)の群馬さん(現在20位)で、しかもアウェー戦。しかも前節で逆転負けした雰囲気の悪い中での試合。先発も少しいじってきました。岡山は前半風上の位置になりました。今日は山本、川本(6試合ぶりの先発)の2トップ。クワシン化して欲しくない宮崎選手、疋田、木村選手も先発。3試合ぶりに徳元選手の名前も。群馬さんはサイドからの崩しが上手いとの下馬評。おっと4-4-2同士のミラーゲームだ。これも岡山の苦手なタイプ。今日も生書き込み。
   
 キックオフ。風上のためは岡山が押しています。ただ、いつもそうです。積極的に岡山が押しています。押せるうちに得点を取らないと、今までのようにやられてしまいます。群馬さんにはあの大前選手います。脅威ですね。群馬さんといえば、経営トップの話題がありましたが、今はどういう経営状態なのかな。大前選手はずっと先発なのにまだ無得点とか。シーズン初得点を献上しないように。ベンチメンバーを見ると、元岡山の久保田選手と松原選手の名前があります。出てこないかな。飲水タイム。

 岡山ずっと攻めています。解説で今日はサイドの攻防に注目と言われています。最終ラインの上げ下げが揃っていて安定していると褒めてくれましたが、最近2試合連続2失点なんだよな。ここまでは岡山が積極的にプレスをかけてカウンター、シュートという流れです。群馬さんのカウンター攻撃、やはり大前選手が起点になっています。さぁ前半のうちに点を取らないとやばい岡山。疋田選手、遠目からミドルを打ちます。外れますが。
 岡山がサインプレーで、1人スルーして遠目からミドルを打つ。が、外しては一緒。数字を見てみるとシュート数は群馬さんが0に対して岡山は12なのに、枠内シュートは1本(スポナビの数字。DAZNは5本でどっちが正しいんだ)。ボール支配率とパス成功率が群馬さんの方が高い。今のチーム状況を象徴している数字ですね。残念、前半で点が取れなかった・・・今日もやばいかも。前半終了。 
   
 後半スタート。選手交代は無し。一転して風下の岡山、さぁしのげるか。前半の群馬さんは左サイドからの攻撃が8割と多かったようです。群馬さんどんどん攻めてきます。風を計算した危ないシュートも浴びました。
 今日も新鮮戦力目立ちません。後半9分、大前選手から風を利用したスルーパス、一気に背後を取られて1対1になってシュートを決められてしまう。あとであれはオフサイドじゃね?と言われそうなくらいにきれいに抜けられました。まるで前節の2失点目のようなシーン。岡山痛恨の失点・・・。0-1。やはりまずい展開になってきました。ここで宮崎選手に替わって上門選手投入。さぁ流れを変えて欲しい。ここで飲水タイム。

 群馬さん、シュート6本打っています。岡山は2本。前掛かりになった岡山に対して、群馬さんはカウンターを仕掛けてくる。なぜかCKのシーンでリモート応援の音が流れる。岡山がちょっと攻めていましたが、なかなか相手ボックスにたどり着けません。劣勢の中でも濱田選手の守備が効いています。ここで川本選手に替わって喜山選手、山本選手に替わって阿部選手投入。風下なのに岡山頑張っています。また、群馬さんのリモート応援が聞こえてきました。
 岡山のパスワークは何となく、きれいに回そうとして泥臭さが無く見えます。ここで木村選手に替わって福本選手投入。あくまで攻めようという姿勢。ここでホイッスル。また負けました。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「群馬は序盤から岡山の積極的なプレスとロングボールを軸とした攻撃に苦戦。相手に主導権を握られる時間が続くも、守備陣が集中したプレーを見せて相手の得点を許さない。すると、後半は自分たちのペースに。シンプルな攻撃で相手ゴールに迫り、進のゴールで先制に成功。その後は清水を中心に奮闘してゴールを守り、相手の反撃を抑えて3試合ぶりの白星を挙げた。一方、岡山は多くのチャンスを作りながらも生かせず。選手交代で流れを変える時間帯はあったものの、1点が遠く、今季初の連敗となってしまった。」 引用:スポーツナビ
速報!サッカーEG採点
白井選手 5.5 プレースキックの質は高いも得点につながらず

 22日の山陽新聞朝刊の「精彩欠きファジ連敗」というタイトルの記事の戦評です。
「攻守に精彩を欠き、2連敗を喫した。風上の前半は激しい守備でボールを奪い相手のシュートをゼロに抑えるなど押し込んだものの、フィニッシュの質が低かった。後半は流れが一転、相手の速攻に手を焼き、9分にはロングパスでDFの背後を取られて先制を許す。」
「ここ4試合で6失点となかなか守りが安定しない。前節の水戸戦に続いてピンチ自体は多くなかったものの、当初あった粘りやしぶとさを失っているように映る。早急に立て直すしかない。」

 これで順位は15位に下降。開幕前にオンライン語る会で順位予想をしましたが、当ブログの予想はポジティブなら12位、ネガティブなら18位でギリギリ残留というものでしたが、すでにポジティブ割れをしております。ここで根性でV字回復して欲しいところです。当ブログが一つ目安にしているのは前半のフィニッシュ順位。年間順位に近いので。スタートダッシュできたところはその勢いで上位争いをキープするパターンが多いもので。
 次節勝てれば、最良で13位あたりですが、負ければ最悪でやはり最下位転落まで可能性が残ります。いつの間にかこの位置まで来ちゃいましたね。次の相手は北Qさん。現在19位で今日は山口さんと引き分けています。さぁこの閉塞感を打破できるか、それともずぶずぶとまた沈下していくのか。こうなると荒療治が必要かもしれませんね。間に合わなかったら本当にJ3に降格してしまうかもしれません。そういうパターンをJ1でたくさん見てきたので。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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ボランティアの力274

2021-04-21 00:01:39 | トライフープ岡山

 ボランティアレポです。写真はY野奥さんにお世話になりました(最後の1枚は公式ツイッターより)。
 18日にZIPアリーナで開催された、トライフープ岡山のホームさいたま戦GAME2で、ボランティア参加してきました。2日続けてのZIPアリーナ出勤です。前日と打って変わった快晴の1日でした。
 開始3時間前の集合時間に到着。前日に素通りした入口から入場すると、フロントの方々が準備の真っ最中。そのままアリーナの一番奥にあるボランティア控室に行く。前日はコラボデーで大忙しだったから今日のボラは自分1人かと思っていたら、武氏と、いつも見る女子高生の子、久しぶりのM女史。そして初参加のファジサポのmow女史。ファジボラは前日参加のみでいつもはいわゆるゲート9.5の位置で応援されているとか。新メンバーが増える事はいい事です。早速挨拶代わりにブログを見せる。普及活動に熱心なのです。
   
 この日の持ち場は武氏と2Fゲート。他に大学バスケ部のA君とサテライトのB君も来てくれて、一気に楽になりました。手荷物係、半券回収(来場者自身にもぎってもらって、容器に入れてもらう)、MDP配布、再入場口の4部署です。この日は大学生コラボデーで、大学生・専門学生が無料招待でチームオリジナルラバーバンドかシュシュが進呈されるとか。確かにいつもより多い学生さんが2F席に来ていました。対象者限定企画として、スポンサーの高級洋菓子店「GOWDY」ブースで、お店のインスタフォローで洋菓子プレゼントとか。思わずブースで値段を聞くと、この日は販売商品は無いとの事。残念。
     
 1Fコンコースにはズラっと企業ブースが並んでいました。ちょっと1つ立ち寄ってお話を聞いてみると、今回初めての試みとか。まさに大学生コラボデーにふさわしい企画ですね。来場者から「こんにちは」と声をかけられる。見るとEスポーツのM(女性)社長さん。かなり昔にチーム岡山(岡山YEG系)の集まりで同席して以来(それ以前にも面識はありましたが)。顔(マスク姿なのに)を覚えてもらっていて恐縮。「中島さんのセレモニーを観に来ました」との事。ぜひトライフープももっともっと取り扱ってあげて下さい。
   
 そして何といっても、この日は代表である中島選手の引退試合。B君に中島選手はどのタイミングで出るのかなぁと聞くと、「点差がついていないと出れないでしょ」と。後半をだいぶ過ぎた辺りで翼MCの「背番号39 中島聡が入ります!」とアナウンス。来場者もいなかった事もあり、ガラス戸の隙間で見える位置から遠目に観ました。守備のプレーも観れました。中島選手が守備のポジションだった事を初めて知る。プレーするのを観るのも初めて(最初で最後のB3の試合出場だとか)。出場時間は無茶苦茶短かったですが、既定の攻撃時間を超過する反則を誘発するプレーでチームに貢献。
   
 試合後引退セレモニーがありました。個人的には上手い企画だなと思いました。同じ企画で次はGMも行けますね。この日のMVPも獲得し、セレモニーでは岡山マツダさんからスポーツカーを贈呈される。太っ腹です。その後、ご家族から花束贈呈がある。中島選手から引退挨拶がありました。さぁ、これからは経営者として戦ってもらわなければなりませんね。
 試合の方ですが、前日とは一転してスリリングな展開。26-24、18-20、19-20、31-26と進んで結果は94-90という何とも言えないスコアで9連勝を飾りました。
   
 19日の山陽新聞朝刊の「トライフープ首位肉薄 ゲーム差なし」というタイトルの記事の戦評です。
「トライフープは63-64で迎えた第4クオーターに逆転した。さいたまの精度の高いシュートに苦しみ、このクオーターで最大6点差までリードを広げられたものの、向井の3点シュートなどで追い上げると、最終盤に岡田、小堺らが得点を重ねて押し切った。」

 試合後は片付け作業です。2F席の1席空けのために貼られたチームオリジナルの養生テープ(スポンサー作)を剝がしていく。トライプくんも入ったお洒落なデザインで、これ欲しいなぁという声が聞こえそうなくらい、いいデザイン。
 1時間半の作業で中女史から、終礼のアナウンス。解散時に後期用ポスターをもらいました。さぁどこに貼らせてもらいに行こうかなと思いました。一つ支援を声掛けしているところがあるので、いい話になったらそこにしようかなと。

 控室でメンバー間で何となくある話題が出ました。「ボランティアの張り切り過ぎは控えるべきかどうか」というもの。集合時間前に早めに行って作業したり、解散後も善意でフロントスタッフの作業に合流する例が中にはあるのかもしれませんが、これから参加してくる新メンバーのためにも、線引きははっきりさせるべきというのも一つの意見なのかなと。ファジボラのようにリーダー役を置いてあれば、他のメンバーより少し多く働くというもありかもしれませんが、同列のみの参加メンバーだったら、そういうのはどう映るんだろうかという内容。意見を交わすのは自由でいい事だと思います。
 個人的に想像するのが、初参加のメンバーが、張り切って動くベテランメンバーを見て、「私はあそこまでは無理」と感じてしまって、1回きりになってしまう事。そしてそれが続いてしまう事。一つだけ言える事は、有償のアルバイトとは違って、我々は無償の奉仕作業なのであくまでお手伝いの立場なのかなと。筆者個人は、その昔のファジボラ(穏やかに書いていますが、一番きつかった時代。あの頃はサポーターもボランティア要員だったなぁ)を経験しているから、少々の事は何とも思いませんが、次に参加してくれる新メンバーさんのために「ほどほど」が大事なのかもしれないと個人的に思いました(私は16年間ずっとほどほどのボランティアライフです)。

 この日、首位の東京エクセレンスさんが負けており、ゲーム差なしの2位になりました。次戦は3位の岩手さんとアウェー戦。その次も今度はホームで同じく岩手さんと2連戦。そしてその次はいよいよ首位のエクセレンスさんと頂上決戦です。これからの6試合がどうなるかで、B3優勝に限りなく近づくか、優勝争いから零れ落ちてしまうか試金石ですね。生きるか死ぬかの激しい戦いになりますが、ぜひ勝ち抜けて欲しいと思います。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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