J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

川淵チェアマン(キャプテン)について5

2015-05-31 00:01:03 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 このタイトルを使うのは'08年以来です。二宮清純氏の講演の紹介の中で、川淵氏の話題が出ました。この時はまだ日本協会の「キャプテン(会長)」でしたね。それ以降、特に例のバスケ界で一躍名前が目立っていましたが、その時は川淵氏よりはバスケ界が主役ですから。
 バスケ界の改革で大活躍の川淵チェアマンですが、何とスポーツ報知に「川淵氏、ハンドとバレーとホッケーも改革!球技活性化機構新会長に昇格」というタイトルで、バスケ以外の競技の改革にも乗り出すというニュースが飛び込んできました。ビックリです。以下、抜粋して紹介。
  
 団体球技のリーグ活性化を目指す一社)日本トップリーグ連携機構が29日に総会を開催し、'05年の設立以来5期務めた森喜朗氏に代わって、川淵三郎副会長が会長に昇格。川淵新会長の「最初の」公約は4団体の改革た。先日、日本バスケットボール協会の会長に就任したばかりだが、それ以外にハンドボール、バレーボール、ホッケーと続けて「4つに的を絞っている。順番に、集中的にガバナンス(組織統治)、強化を見ていきたい」と宣言したとか。
 1番手はハンドボール。'88年のソウル五輪以降、出場できていない男子代表は主力8選手が合宿中に禁煙エリアで喫煙して処分されたというチーム。「少なくともバスケットでやれたし、かなり本気でやる」。日本ハンドボール協会には来月から実態調査を開始し、低迷が目立つ団体競技にメスを入れるとしています。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20150529-OHT1T50228.html
 
 いろいろ読んでいくと、日刊スポーツにまた違った角度から見た今回の川淵改革の話題が出ていました。競技団体でそれぞれの課題がある事がよくわかりました。以下、抜粋して商会。

 川淵新会長のコメントによると、ハンドボールは、男子代表が味の素ナショナルトレセンの合宿中に、禁煙エリアで喫煙する問題があり、トレセンは各団体の日本代表が鍛える場。たるみが出ている。今、改革への情報収集を実施中とか。ハンドボールは男子が'88年ソウル五輪、女子が'76年モントリオール五輪以降は出場が無く、強化も進んでいない。男子が'68年メキシコ五輪から遠ざかるホッケーは協会で長らく分裂騒動が続き、競技人口1万人で財政難もあり、改善が必要。バレーボール協会は2期連続で不可解な会長交代。ガタガタしてるのはガバナンスに問題があるからで、それを改革して強化に結び付ける事が必須。
 同機構では昨年、日本サッカー協会副会長で田嶋JOC選手強化副本部長をリーダーに置いた「2020強化支援プロジェクト」を発足。ラグビーの平尾氏、サッカーの岡田武史氏ら、同プロジェクトのメンバーが、JOCなどの協力を得て改革を主導。
 川淵新会長のコメントでは、競技団体の中に手を突っ込んで、ベクトルを明確にしていく方針。どこまで首を突っ込めるかは分からないが、バスケットではできた。できなかったら、メディアに公開して、どれだけだらしない競技団体かを示す事を本気でやるとか。
 スポーツ界全体が良くなるようにしたい。各競技団体は排他的で、選手第一を考えているのかと。誰が選手のことを考えるのか。もっと選手のことを考えろと。そのことが腹が立ってバスケットボールの改革を実行。今度はハンドボールに怒りをぶつける方針。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/sports/news/1484403.html

 確か昔、一社)日本トップリーグ連携機構を記事を紹介した覚えがあるのですが、昔過ぎてまだ発見できていません(苦笑)。日本のアマチュア団体球技リーグによる組織で、現在10競技12リーグが加盟。その加盟競技団体は以下のとおり。

 アジアリーグアイスホッケー(ALIH)(アイスホッケー男子)、Xリーグ(アメリカンフットボール男子)、日本フットボールリーグ(JFL)(サッカー男子)、なでしこリーグ(サッカー女子)、日本女子ソフトボールリーグ(JSL)(ソフトボール女子)、ナショナルバスケットボールリーグ(NBL)(バスケットボール男子)、Wリーグ(バスケットボール女子)、Vリーグ(バレーボール男女)、日本ハンドボールリーグ(JHL)(ハンドボール男女)、ホッケー日本リーグ(HJL)(フィールドホッケー男女)、日本フットサルリーグ(Fリーグ)(フットサル男子)、ジャパンラグビートップリーグ(ラグビー男子)
 
 今回の川淵さんの行動については、当ブログとしては以下のとおりコメントいたします。
【いいと思う点】
 ①トップダウンで、なおかつ経験者なので、成果を期待できる点
 ②各競技団体が奥に抱える課題を情報開示できて、改善を期待できる点
 ③サッカーを中心に日本のアマチュアスポーツを引っ張っていける事は理想的な点
【どうかなと思う点】
 ①競技数が多過ぎて、果たして本当にそこまで見切れるのか
 ②バスケ界は目の前の損失があったが、他の競技は目の前の損害が無い点
 ③一競技(サッカー)がそこまで、強権的になっていいのかと思われる点

 個人的には、川淵さんには足元のJリーグを改革して欲しいとも思います。「チャレンジ」として今シーズン導入した「2ステージ制」も、報道では観客動員数は昨シーズンと変わらない見込みで、今のビジネスモデルが限界と思われるJリーグについて、ファン・サポーター本位の立場に戻り、商業主義の色合いを薄くする改革をぜひ川淵さんにやって欲しいですね。
一社)日本トップリーグ連携機構公式HP:http://japantopleague.jp/
川淵C関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080119
 〃     ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051124
 〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051116
 〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051105

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ファンサービスの一事例48 

2015-05-30 00:01:55 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 「フットボールの熱源」で「クラブに『いいね!』の新風」というタイトルで、サッカークラブのSNS事情の話題が載っていました。くれぐれもLINEはその中に含まれていません。誰でもどこでも情報を観る事ができる媒体が、望ましいSNSだと個人的には思っています。以下、抜粋して紹介。
   
 バルサレアルのフェイスブック(FB)のファン数は8,000万人を超え、ユナイテッド(マンU)も約6,500万人を数え、巨大なマスメディア化している。昨年、米GMとユニフォームスポンサー契約したユナイテッドは、他のメディアに先駆けて公式FBページで新ユニフォームを披露。その情報は世界に拡散し、大きなスポンサーメリットを享受。近年その露出効果を金額に換算する数式を設定。
 そこに注目したJ1鹿島は市場調査会社、レピュコムジャパンとコンサル契約を結び、今年2月に遅ればせながら公式FBページと公式ツイッタ―を開設。公式FBページのファン数はまだ1万5千足らずで、J2・C大阪の36万、J1・G大阪の5万弱に遠く及ばないが、J1トップの伸び率を記録。
 4月9日の試合中に金崎選手とJ1鳥栖の金選手の和やかなやり取りを写真付きで発信すると、リーチ数が75万を記録。この話題がクラブのブランド向上につながり、1日で840人の新規ファンが発生したという調査結果。
 SNSはクラブに関心を持ってもらうための窓口だが、J1鹿島は単なるコミュニケーションツールではないと認識。SNSに集まる人の数が増えていけば、メディアとしての力が拡大。
 それに伴ってクラブスポンサーの露出機会も増えて、協賛するメリットが増大すれば、当然クラブの収入に跳ね返る可能性があり、その構図を認識しているかどうかで、クラブのSNSへの取り組み方、情報発信の仕方が変わってくるとか。

 という感じでした。ちょうど当ブログでもJクラブでの全クラブ調査を今年2月に行ったばかりでした。いい機会なので、公式FBページの「いいね!」の数と、公式ツイッタ―のフォロワー数を調べてみました。その多い順に並び直しました。この結果を観てどう思われるかはお任せします。
        
【J1:フェイスブック】
・G大阪  :49,826 http://www.facebook.com/GambaOsakaOfficial  
・広 島   :47,191 http://www.facebook.com/sanfrecce.hiroshima.official
・浦 和  :47,114 http://www.facebook.com/urawareddiamonds   

・名古屋  :38,313 https://www.facebook.com/nagoya.grampus.official
・F東京   :24,198 http://www.facebook.com/fctokyo
・横 浜   :22,060 https://www.facebook.com/yokohamafm
・清 水   :21,781 http://www.facebook.com/ShimizuSpulseOfficial
・新 潟   :18,895 https://www.facebook.com/AlbirexNiigata
・鹿 島  :14,831  https://www.facebook.com/official.KashimaAntlersFC    
・神 戸   :14,235 http://www.facebook.com/visselkobe.official
・柏      :12,748 http://www.facebook.com/ReysolOfficial
・湘 南   :12,707 http://www.facebook.com/teambellmare
・松 本  :11,493 https://www.facebook.com/matsumotoyamaga
・甲 府  :10,315 http://www.facebook.com/ventforetkofu
・鳥 栖  :  7,568  アドレス
・川 崎  : 見当たらず
・仙 台  :  見当たらず
・山 形   : 見当たらず

【J1:ツイッタ―】
・F東京:89,602 https://twitter.com/fctokyo_express
・横 浜:82,460 https://twitter.com/prompt_fmarinos
・浦 和:72,793 https://twitter.com/REDSOFFICIAL
・広 島:52,018 https://twitter.com/sanfrecce_SFC
・名古屋:50,208  https://twitter.com/nge_official
・川 崎:46,487 https://twitter.com/kawasaki_f
・新 潟:41,022 https://twitter.com/albirex_pr
・柏   :40,269 https://twitter.com/Rey_kun
・G大阪:34,441 https://twitter.com/GAMBA_OFFICIAL

・清 水:31,225 https://twitter.com/spulse_official
・鹿 島:30,062 https://twitter.com/atlrs_official
・湘 南:29,804 https://twitter.com/bellmare_staff
・松 本:28,619 https://twitter.com/yamagafc
・山 形:17,765 https://twitter.com/monte_prstaff
・鳥 栖:14,616 https://twitter.com/saganofficial17
・甲 府:  8,686  https://twitter.com/vfk_official
・神 戸:  5,566 https://twitter.com/vissel_kobe
・仙 台: 見当たらず

【J2:フェイスブック】
・C大阪  :370,607 https://www.facebook.com/OfficialCerezoOsaka
・磐 田   :18,399 アドレス
・札 幌   :16,131 http://www.facebook.com/consadole
・横浜C   :11,409 http://www.facebook.com/yokohamafc1999
・岐 阜   :10,857 https://www.facebook.com/FCGIFUPR
・東京V  :10,348 https://www.facebook.com/verdyofficial
・千 葉  :  9,611 http://www.facebook.com/JEFUNITED
・大 分   :  8,665 http://www.facebook.com/oitatrinita.official
・長 崎  :  8,388 http://www.facebook.com/VvarenNagasaki
・大 宮   :  8,135 http://www.facebook.com/ardija.official
・福 岡   :  8,118  https://www.facebook.com/avispaf
・徳 島   : 
6,637 https://www.facebook.com/TOKUSHIMAVORTIS
・金 沢   :  4,836 https://www.facebook.com/zweigenkanazawa
・熊 本   :  4,669 http://www.facebook.com/roassokumamoto
・栃 木   :  4,360 https://www.facebook.com/tochigisc.official
・北九州 :  4,149 http://www.facebook.com/GIRAVANZ.KITAKYUSHU
・水 戸  :  3,223 https://www.facebook.com/hollyhock.official
・京 都   :  3,116  https://www.facebook.com/official.KyotoSanga
・讃 岐  :  3,161 アドレス
・愛 媛   :  3,160 https://www.facebook.com/ehimefc.efc
・群 馬  :  2,038  https://www.facebook.com/ThespakusatsuGunmaOfficial
・岡 山   :  見当たらず

【J2:ツイッタ―
・C大阪:53,197 https://twitter.com/crz_official
・磐 田:30,651 https://twitter.com/Jubiloiwata_YFC
・大 宮:25,274 https://twitter.com/Ardija_Official 
・福 岡:18,693 https://twitter.com/AvispaF
・東京V:15,946 https://twitter.com/TokyoVerdySTAFF
・京 都:13,252 https://twitter.com/sangafc?original
・水 戸:12,025 https://twitter.com/hollyhock_staff
・長 崎:10,541 https://twitter.com/v_varenstaff
・横浜C:  9,628 https://twitter.com/yokohama_fc
・熊 本:  8,517 https://twitter.com/roassoofficial
・讃 岐:  8,288 https://twitter.com/kamatama_kouhou
・千 葉:  8,092 https://twitter.com/jef_united
・徳 島:  7,712 https://twitter.com/vortakun
・北九州: 7,268 https://twitter.com/Giravanz_staff
・愛 媛:  7,013 https://twitter.com/efc_iyokanta
・金 沢:  6,960 https://twitter.com/zweigen_staff
・栃 木:  6,533 https://twitter.com/tochigisc
・札 幌:  6,138 アドレス
・岐 阜:  5,948 https://twitter.com/fcgifuDREAM
・群 馬:  1,138 https://twitter.com/Thespanic
・大 分: 見当たらず 
・岡 山: 見当たらず

 さあ、読者の皆さんの地元クラブはどうでしたでしょうか。セレッソさんの数が群を抜いてるのが気になります。また、調査してみるとしましょう。どっちのSNSに限らず、実施していないクラブが見受けられますが、どうして実施しないのか一度理由を聞いてみたいですね。上の日経新聞の記事を読むと、ファン・サービスのためにも、スポンサーの獲得手段としてもごく当たり前の行動のように思えます。そもそも情報開示、情報発信は公共財としても大きな義務と言えるでしょう。まあ、どちらかのSNSは実施しているというクラブばかりですが。

SNS(フェイスブック&ツイッター)関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150228  

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日本代表のこと・・・291

2015-05-29 00:01:21 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 なでしこジャパンの強化試合、FIFAランク13位(日本4位)で、プレーオフでカナダW杯出場を逃したイタリア戦です。解説によると今回は若手主体だとか。今日の相手も弱すぎて、全く参考になりません。と書いていたら、過去の対戦は0勝7敗だそうです。でも佐々木監督では初対戦と、いい相手なのか悪い相手なのかわかりません。でも、もっと歯ごたえのある相手は呼べなかったのでしょうか。今日は生観戦です。今日は全員ドイツ組です。澤口も復帰しています。GKは福ちゃんではなく海堀。おっと今日の解説は、ご主人が大変な大竹さんです。岡山も全く関係ない事はない話題ですが、その後どうなったのでしょうか。キックオフ。
   
 今日の会場は南長野スタジアムです。女子と言いながら、代表戦が開催されるってうらやましいですね。前回ドイツ大会は6試合を戦いましたが、今回のカナダ大会は7試合を戦うようです。やはり日本は合宿疲れのようです。間隔が短い本番に向けて、スタミナを鍛える目的なのでしょうが、男子みたいに結局本番でも疲れが抜けなくて惨敗とならないように。イタリアは結構攻めてきますね。何度もゴールに迫られました。
 宮間主将はだいぶ絞ってきたようです。顔がやや細くなっています。来週の月曜日は早速本番第1戦ですね。もうすぐです。また、早寝深夜起きをしないといけません。宮間主将のセンタリングの先には必ず澤選手がいます。佐々木監督は今日は静かに戦況を見つめています。ここで前半終了。
 
 川澄ちゃんに替わって菅澤投入です。後半スタート。スタンドから聞こえてくるチャントは、ヴェルディのメロディですね。なでしこジャパンのコアサポーターはヴェルディ系なのかな。近賀さんが走っている姿は、個人的には久しぶりに観ました。この4年間ケガばかりで、余りまともに姿を観た記憶がないのです。実際はいくらか出場していたのでしょうけど。女の子走りを矯正した鮫島さんはまだかな。
 後半7分、ここでパスワークから、ゴール前で大儀見選手が、アウトサイドのハイテクニックなゴールを決めました。日本ゴォール!!! 大儀見ゴール!★ 1-0。やはり上手いです。
   
 ここで澤選手に替わって鮫島選手投入。
澤選手は6回目のW杯だそうですが、6回目って、4年×5回としたら20年。今36歳だそうですが、そうですか、16歳から20年って、カズ選手と同じくらいスゴいですね。佐々木監督は鮫ちゃんを新たなチャンスメーカーとして仕込んでいるそうです。続いて近賀選手に替わって有吉選手投入。近賀選手は右サイドも左サイドもできる器用な選手。そして何と、GKも海堀選手から福ちゃんこと福元選手投入。元々佐々木監督の予定に入っていたとか。福ちゃんは、「抜群のコーチング」としてどの選手も絶賛していると解説されていました。画面から聞き慣れた声が聞こえてきます。
 どんどん替わります。大儀見選手に替わって安藤選手投入。安藤さんも5回目なのかな。そして、後半終了前に宮間主将から川村選手に交代です。ロスタイム3分も過ぎて、ここでホイッスルです。1-0で勝ちましたが、最少スコアなのが気になります。練習疲れのコンディションという事ですが、どうなのかな。もう強化試合はありません。しばらくしたら、日本を出発しますね。

 ベルの2人が帰った美作には、種田監督の姿はありません。2人はどういう思いで美作のピッチに立つのだろか。NHKニュースで、カナダW杯に臨むアメリカ代表が流れていました。ワンバックも35歳なんですね。「最後のW杯」宣言していましたが、澤選手も潔く「今大会が最後」と言って欲しいですね。最近気になるのが、「フェアプレーできていないFIFA」ですか、また、特集してみます。
 
25日の日刊ゲンダイWEBに「澤“復活弾”も 上積みゼロのなでしこに『W杯に向け不安』の声」というタイトルの記事が上がりました。要約すると以下の内容です。

 24日のニュージーランド戦で先発11人中、11年ドイツW杯の主力が9人。ドイツ組以外では、第3GK・山根選手の先発出場は、187cmでニュージーランド選手の高さに対抗するため。川村選手はのボランチ起用は、正ボランチの阪口選手のコンディション不良のため。
 3月のアルガルベ大会では9位惨敗。ドイツ組を大勢招集したことでチームに安定感が生まれたが、ニュージーランド戦の出場メンバーは、動きにレスポンスの悪さばかりが目立った。試合前の合宿での疲労がたまっていると思いたいが、チーム全体から4年前のハツラツとした強さが見られず、熊谷選手以外に20代前半に主力がいない状況を考えるとW杯での戦いぶりを不安視。
 FIFAランク4位の日本が、格下17位のニュージーランドに何度も攻め込まれ、ピンチを招く時間帯ばかり。澤選手の得点シーン以外に決定機はなく、後半3分のPKを決められていたら、1―1のドローであった。
 なでしこは28日にイタリア代表と対戦する。この日のように「顔ぶれも点を取るのも同じ」の上積みゼロでは、W杯連覇なんて夢のまた夢。早期敗退もあり得る――。4年前に世界の頂点に立った女王たちは、良くも悪くも「何も変わっていなかった」。なでしこジャパンのコトだ。
日刊ゲンダイWEB該当記事:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/160106

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カリスマの存在183

2015-05-28 00:02:38 | カリスマの存在

 PV生観戦レポです。
 26日に№12everで開催された、ACL決勝トーナメント1回戦2ndレグの柏対水原の試合PVに参加してきました。噂の大雲寺交差点のスポーツバーについに初参戦です。本当に大雲寺交差点のすぐ横にあり、車で走っていても夜なら赤いネオンみたいなものが見えて、すぐにあれかなとわかります。

 駐車場に停めて歩いて到着。お店の前にファジの中旗がはためいていました。入店です。すでにカウンターに2名の来店客。その向かいのテーブル席にシマカズ氏が座っていました。店内にいくつもスクリーンがあったので、シマカズ氏と奥のテーブル席へ行きました。画面を見るとすでに前半終了近しの時間。てっきり19時半キックオフと思っていたら、19時でした。
   
 A店長に初対面のご挨拶。聞くと、2007年頃にファジサポになり、いつもは10番ゲートからややアウェー側に振った位置で観戦されているとか。少し前にメールで挨拶すると、「BLOGのほうはファジアーノ地域時代の頃から拝見させていただいています。いつか来ていただける事、心待ちにしておりました」と丁寧な返信が帰ってきました。どうやら、当ブログの古い読者の様子ですが、うーむ、覚えがありません。
   
 メニューを観ると、フードもピザや鳥唐などはありますが、ライスやパスタ類は無く、どちらかというと「飲む店」ですね。うれしい事にギネスビールがある様子。この日はノンアルコールでしたが、ぜひ今度ギネスビールを堪能したいです。岡山のスポーツバーにはあるようでなく、本当にご無沙汰のお酒でした。再会できてうれしいです。
 カウンター席付近はイングランド仕様ですが、壁側は地元ファジアーノ色満点です。正直、県内のスポーツバーで一番ファジアーノで染まっていると思います。壁には監督?や選手達のサイン色紙が掲示してあり、結構現場も来ている様子。
 思うに、少しにはファジのアウェー戦があるのに、ウルトラスはオープンしていない昼時間で、どこも観れる店が無くて困った時代がありました。それから少しずつ見える場所が増えていき、ここ最近ではどこかで観れる状況になりました。
№12EVER公式HP:http://no12ever.com/
   
 試合の方ですが、前半26分にあのチョン・テセ選手に決められました。まだ、この時点ではリードしていましたが、油断していました。とにかく、この日の水原は第1戦と打って変わってプレスが強かったですね。その後前半終了間際に、ゴール前の混戦からもう1点決められて、0-2となって2試合合計で3-4と逆転されてまずい状況になりました。でも、まだ時間はあるので、点を取りに行こうという雰囲気になる。
 ここで救世主になったのは、この日リーグ戦デビューとなった小林選手が、モンちゃんことレアンドロのこぼれ球を見事なミドルシュートで決めました。決してJ2では観る事のない素晴らしいミドルでしたね。試合結果は1-2で敗れましたが、2試合合計が4-4で並び、アウェーゴール数が3点対2点で柏が上回って、勝ち抜けました。
 
   
 今日の試合でガンバさんも8強進出です。6月18日(木)が組み合わせ抽選があります。準々決勝は、第1戦が8月25日(火)か26日(水)、第2戦が9月15日(火)か16日(水)です。そろそろ中東勢との戦いになると思いますが、次なのかその次なのか。

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吉備ファジ会

2015-05-27 00:02:40 | ファジ・地域のサポーター活動等

 庭瀬レポです。
 24日日曜日の夜、岡山市庭瀬の本町公民館で、吉備ファジ会の定例会が開催されました。ホーム横浜戦のボランティアの後に、山陽本線で庭瀬駅に降り立つ。歩いて行く途中で声を掛けられたので、振り返ると元FSS代表のTAN氏でした。この日は子どもさんの運動会で、ホーム戦に参戦できなかったとか。やはり、そういう人が多かったから1万人いかなかったのかな。
 この日は13人と久々に参加者が多かったですねー まるでオールスターキャストのように、一通りの顔ぶれが来ていました。O畑親娘さんが来ていました。愛犬のレン君は元気そうですが、レン選手は今長野で頑張っています。横断幕は今長野のスタジアムに掲げてもらっていると話したら、ビックリされていました。今回、試合DVDを持参しましたが、この日のDVDデッキ君はゴキゲン斜め。結局流れたのは、開幕の岐阜戦の前半のみ。画面が真っ暗じゃあという事で、「BGMですから」と言いながら、もう一度岐阜戦前半を流しました(苦笑)。
   
 まずは専務理事さんの開会挨拶と乾杯のご発声。OSS委員会の話も出ましたが、副委員長でもあるgermanee氏の姿を最近観ない話になる。FSSでも今シーズンは1回も観ていない。何かあったのかなと気に掛ける。
 前半が終わって、まずは募金等の報告です。後はお楽しみ抽選会です。今回はファジグッズのボールペンが当たりました。これはうれしかったですね。実用的であり、さりげなくPRもできるというもの。
 なぜか最後に、しゃべるセルジオ越後人形を賭けて、ジャンケン大会で盛り上がりました。頭をいじると(たぶん)本人の声でしゃべって一同笑いが起こる。この日のアイドルでした。ああいうのはどこで買えるのだろか。
   
 TAN氏が今回、一つ提案をされました。この吉備ファジ会で何かメンバー間のつながりを作るものを作りたいと。TAN氏の提案は、会の名前が入ったオリジナルのタオマフを作るというもの。また、公式フェイスブック(FB)ページを作ったらどうかという話も。ちなみに、ファジ応援団・浅口では、会名が入った中旗を2つ製作しており、公式FBとかブログの類はありません。当ブログで紹介するくらいですね。
    
 吉備ファジ会の公式FBページいいじゃないですか。ただ、FBをやっている人と挙手をしてもらっても、余りいなかったです。どうなるのかわかりませんが、TAN氏が率先してやって下さる事でしょう。TAN氏に一つアドバイスをしました。どちらのグループも長く続いているコツは、その地区在住在勤在学を参加資格とし、それ以外はオブザーバー扱いを貫く事。以前、誰でも参加OKにして、結局クローズしていったところを目の当たりにしているので。
 最後に、Oさん母娘が募金箱を手に一周されます。ファジの募金と東日本大震災募金です。4年経ってもこの空間で全く変わらず東北の復興支援の心が息づいています。素晴らしいです。
   
 FBページ用にと久しぶりに集合写真を撮りました。吉備・陵南地区に何のつながりも無いオブザーバの当方がシャッターを切りましたが、ご好意で途中で替わってくれました。最後に和尚さんの閉会の挨拶。その後、恒例となったろんぱ氏のファジアーノ締めです。皆さまお疲れ様でした。

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ボランティアの力206

2015-05-26 00:01:07 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。この日も専属カメラマンのシマカズ氏とろんぱ氏にお世話になりました。issanのも使わせていただきました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム横浜戦にボランティア参加してきました。天気を少し心配していましたが、全く問題なくいい気候でした。ミーティングルームに入ると、すごい人数にビックリしましたが、よく観ると学生さんばかり(IPUさん、いつもありがとう)。古株の知った顔が少なく感じたので、資料を観るとやはりこの日も古株メンバーは先月より少な目でした。まあ、運動会や溝掃除で来れなかったのでしょう。月イチ参加なので、たまたまの状態だったのか不明ですが、個人的にはちょっと物さびしいかなと。
    
 この日の担当はバックスタンドでした。バックスタンドはサポーターとのふれあいがあるので、楽しい部署です。この日は、初めてGゲートに再入場口が設置され、隣で準備・運営をされていました。また、県の消費者デーという事で、県から委託を受けたNPO法人の方々が来られていて、周知資料を配布されていました。
 この日は、公的仕事で定年された加さんという方とご一緒しました。作業の合間にいろいろな話をしました。仕事の話からクラブと地域との距離感の話まで。島根県出身で、今シーズンから参戦されているらしいですが、ベテラン勢が増えないのでぜひ将来的にそうなって欲しいですね。
 あと、メインスタンドコンコースには、募金箱君がいたようです。とって付けたような書き方でごめんなさい。
   
 久しぶりにホームのサポーターさん達がおられる場所に行きましたが、懐かしい顔もいて楽しかったです。aoi氏ご夫妻の姿も見えました。この日はサポーター企画で「大旗体験会イベントがオーロラヴィジョン前で実施されたようです。当方も振った事はありませんが、どれくらい重たいのだろうか。大旗部隊の新しいメンバーが誕生したらいいですね。
 試合後に始めて、ファジ丸ビッグフラッグの撤収作業を拝見しました。山やん君がスタッフとしてずっと頑張っていました。山やん君に「試合どうだった」と聞くと、「前と変わらなかったです」と言われて、気持ちが下がりました・・・
       
 この日のイベント関係ですが、まずは「岡山県消費者被害撲滅デー」という事で、「岡山県消費者月間PRブース」に「ファジアーノ特製掛け軸・選手等身大パネル」が展示され、妹尾、加地、田所の3選手が一筆したためた掛け軸がありました。加地選手のは達筆過ぎました(笑)。アメリカ仕様なのかな。ハーフタイムにはデカい横断幕を広げるPRタイムがありました。
 あとは、お馴染みの「フェイスペイント」。何か、清心の子が増えてきた気がする。他には「5月疲れを吹き飛ばせ!」というテーマでまず、クイックリラクゼーションコーナー「ファジテラピー」」なるブースが新登場。一度プロのマッサージを受けてみたいものです。ファジステージでは、「大声コンテスト」や、「OHK岡山放送 トークショー」があり、あの武田氏のトークもあったとか。この日はイベントが多かった日でしたね。いつもこれくらい賑やかだったらいいですね。
     
 試合ですが、スコアレスドローでした。岡山は前線からのプレスが機能して主導権を握れたようですが、奪ってからの攻撃に精彩を欠き、好機を作れず。後半は疲れの見え始めた横浜さんに対して運動量で上回ってゴールに迫り、矢島選手のループシュートなど再三のチャンスがあったが、南選手の好セーブに遭う。終始してゲームを支配できたが、そこまで。とにかく、「南にやられた」という戦評が多かったですね。
 今朝の山陽新聞には「ファジ攻めきれず」というタイトルでレポが載っていました。1点が遠く、再三の決定機を生かしきれない。シュート数は14本でしたが、GK南選手にセーブされた模様。1ケ月を超えて7戦未勝利。南選手ですが、当ブログの古い記事には、某黄色いチームの記事で「雄太」選手として登場しており、昔の雄姿をちょっと思い出してしまいました。かつて「柏の子どもは雄太の背中を見て育つ」と言われてきた存在。懐かしいですね。
   
 これで岡山は、ヴェルディさんにも抜かれて12位。ついに下半分に入ってしまいました。開幕当初は1位とかで期待が大きく膨らみましたが、J1がどんどん遠のいてきましたね。やっぱり、研究されているのではないでしょうか。岡山はスカウティングってどれくらいやっているのか気になりました。まさか、「自分達のサッカーを貫けば、相手の研究は必要ない」とかではないでしょうが。
 次の相手は勝ち点が同点に迫ってきた讃岐さん。去年のアウェー戦での惨敗を思い出し、今節でこの前岡山が勝てなかった福岡さんにしっかり勝ってきているという気になる相手です。何と勝利数は岡山を抜いていますね。

 試合後半に、来場者数が発表されました。カズ選手が出るかもしれないと期待されていたのか、A席以外は完売したと聞いていました。ミーティングの時は1万人いく予定と言われていましたが、実際は9,300人余りという結果。確かに知り合いに「子どもの運動会で欠席」という人が何人もいました。まあ、こういう日もあるでしょうが、あと来場者の多さが期待できるホーム戦は、磐田さんと讃岐さんくらいなのか・・・ それにしても、最近のMOM↓は「該当者無し」が多いな。最近ずっとだ。去年まではこんな事はめったに無かったのに。何があったのだ・・・ 「激励の喝」みたいなものでしょうが、それだけ不甲斐ないという事なのか。
 この日の夜、丸亀競技場でなでしこジャパンの強化試合があり、最初は行く気満々でしたが、吉備ファジ会が予定されている事を思い出し、山陽本線の下り電車に乗っていきました。その模様は明日。

 【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし 2位:

まーさん親子: 該当者なし。
シマカズ氏: 該当者なし。あえて。
雉人・F原氏: 該当者なし。次回、押谷と矢島に期待。
B太氏: 渡辺選手。積極的な守備が良かったです。
山やん君: 竹田選手。ロングフィードやドリブルなど攻撃のパターンを増やしていました。
issan: 該当者なし。
吉備ファジ会Oご夫妻: 中林選手。再三の危機を無失点で抑えてくれました。
oketsu氏: 該当者なし。ファジのサッカーになっていませんでしたネ。
江氏: 加地選手。サイドから素晴らしいパスが供給されてチャンスにつながっていた。
松ちゃん君: 該当者無し。横浜FCのGK南が当たっていました。

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日本代表のこと・・・290

2015-05-25 00:04:21 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 今日はファジのホーム横浜戦の後に、思い切って丸亀に行くのもいいなぁと思っていたら、吉備ファジ会がある事を思い出して断念。なおかつ、ファジのOHK生中継の留守録はしてきたが、夜のなでしこジャパンのニュージーランド戦の留守録をしてくるのを忘れてしまいました。なので、留守録レポも書けず。しょうがないので、報道等をつまみ食いしながら、今回のなでしこジャパンの試合っぷりをまとめていきたいと思います。その後随時、記事も増やしていくかもしれません。
   
 なでしこジャパンは24日、ニュージーランド女子代表との国際親善試合を実施。6月6日に開幕するカナダ女子W杯に向け、仮想スイス戦として想定。メンバーには前回大会の経験者が17人選出されており、これが6回目のW杯出場となる澤選手も登録。ニュージーランド代表とは昨年5月に対戦し、そのときは2-1で勝利を収めたが、終盤に苦戦を強いられている状態。そして、阪口、岩渕両選手が怪我のために欠場。

 試合ですが、ドイツW杯大会決勝・米国戦の先発メンバー8人がスタメン。澤は36歳260日の女子日本代表史上最年長出場記録を樹立。前半23分、宮間主将からのCKにあうんの呼吸で、10番を背負った澤選手がジャンピングダイレクトシュートでゴールを決めました。ドイツ女子W杯の決勝米国戦で延長での同点弾をほうふつさせる一発だったようです。昨年5月アジア杯決勝以来、364日ぶりの代表戦で、367日ぶりとなる最年長得点記録も更新。
 後半に入ってシュート1本と迫力を欠き、課題も残った形です。後半4分には熊谷がPKを献上しましたが、相手選手のシュートはクロスバーを越え、救われた格好。親善試合とはいえ、FIFAランク17位の相手に1-0では、正直本番での連覇は夢のまた夢だと思います。澤さんはやはり、ジョーカー的存在の方がいいのではないですか。

 あと、この試合で、来場者全員に特製なでしこジャパン・オリジナルポーチ(非売品)が配付されたそうです。大きさは縦20cm、横24cmでベージュの綿地に代表カラーの青とピンクでプリントがされているデザインだったとか。ファスナーもピンク色でどちらかといえば女性サポ向けなのかな。なでしこジャパンは次は28日にイタリア(FIFAランク13位)と南長野運動公園総合球技場で対戦するそうですが、画面ながら初めて新スタジアムがお目見えですね。とこんな感じでした。全く、観れていない試合の事を記事にするのは難しいですね。

 今日、Cスタで開催されたファジのホーム横浜戦に行ってきました。その模様は明日。

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湯郷ベルについて38

2015-05-24 00:05:57 | 岡山湯郷ベル

 事例紹介コラムです。
 昨日ですが、ビックリするニュースが飛び込んできました。湯郷ベルの種田監督が辞任するというもの。シーズン途中での辞任というのはインパクトありましたね。何があったのでしょうか。まずは昨日のネット上での記事(山陽新聞朝刊には今朝)を抜粋して紹介。
   
 岡山湯郷ベルは22日、種田監督が成績不振の責任を取り、31日付で辞任すると発表。本人から21日に申し出があり、チームが了承。後任は未定で、監督代行は当面は桜井コーチ。湯郷ベルは今季、レギュラーシリーズ前半9試合を終えて7位と低迷。
 なでしこリーグは、カナダ女子W杯に伴い中断しており、7月12日に再開。シーズン途中での辞任に種田監督は「長い間多くの皆さまからのご声援、ご支援ありがとうございました」とコメント。
 種田監督は'08年にコーチとして湯郷ベルに入団し、'11年に本田監督の退任に伴い昇格。'11年に4位、'12、'13年は3位で'14年はのレギュラーシリーズ優勝したが、年間順位は4位。
山陽新聞該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/177616/1/?rct=okayama_sports

 また、クラブ公式HPに、「種田監督の辞任について」というニュースが掲載されています。抜粋して紹介。

 本人から成績不振により辞任の申し出があり、チーム側が受理。しばらくは櫻井庄吾コーチが代行で指揮を執ることになり、後任の監督につきましては、決まり次第発表。
種田監督コメント】
 
長い間多くの皆様からのご声援、ご支援ありがとうございました」
【櫻井 庄吾監督代行】
・生年月日:1979623日(35歳)
・出身地:奈良県
指導者資格:日本協会公認A級コーチライセンス
・指導歴: 2007年~ ディアブロッサ高田FCソヒィーゾ 監督 / 
2014年~ 岡山湯郷ベルコーチ
湯郷ベル公式HP該当記事:http://www.yunogo-belle.com/modules/cms/pub_content_detail.php?id=858&stat=0

 そして、今朝の山陽新聞には「ベル種田監督辞任で選手や支援者 戸惑いと躍進 思い交錯」というタイトルで、その後のチームの様子が紹介されていました。以下、抜粋して紹介。

 選手達には21日の練習後、種田監督から直接辞任の意向を伝えられたとか。監督代行となった桜井コーチの下、選手達は練習に励んだそうです。サポーターも複雑な思いを抱いた様子。「明確な戦術を持ち、組織的に戦えるチームに育てた種田監督には感謝しかない。桜井氏にはこれまで作りあげたものを継続して欲しい」とチームの私設応援団「湯郷りんりん俱楽部」代表のコメント。

 残念ですね。当ブログと種田監督との関わりは直接は無いですが、OSS委員会でのボランティア現場と、浅口地域での子どものサッカー教室でのやり取りですね。コーチ時代は、とにかく裏方を一所懸命にサポートする熱心な方、監督時代はとにかく落ち着いて采配を振るわれた経験深い監督さん、そしてサッカー教室の講師としては、とにかく選手の立場になって、一緒に頑張った女性指導者という印象でした。
 一つ一つ、種田監督の当ブログでの思い出を振り返ってみましょう。
         
【コーチ時代(OSS委員会でのボランティア現場)】
 2010年の試合ボランティアの時に初めて、種田さんにお世話になっています。当時は本田監督の下、大原学園から来たばかりのコーチとして、試合運営作業で我々に接していただきました。2011年の記事では「何かホウキを持って事務所を掃除しているおば、いや女性の人がいるなぁと思っていたら、何と種田監督でした。普段は美作市体協の職員さんとして勤務されていますが、INAC戦の直前とは思えない光景に、ちょっとビックリでした」という記事がありました。本当に我々と距離の近い監督sなんだった印象がありました。
コーチ時代関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100507
【トップアスリート派遣事業(浅口地域:子どものサッカー教室)】
 2013年には、浅口にサッカー教室に来ていただきました。電話で少し種田監督と打ち合わせをした事を覚えています。この時は、自ら運転手として美作市からワゴン車で選手とともにやって来られて、ずっとマイク片手に司会をしていただきました。本当に上手な講師さんだったと覚えています。本当にこの時はお世話になりました。とにかくメリハリの効いたサッカー教室でしたね。種田監督、本当にお疲れ様でした。次の道でのご活躍を祈念しております。
トップアスリート派遣事業関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130227

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Jリーグファミリーの資格58

2015-05-23 00:04:53 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 フットボールチャンネルを観ていたら、「『会いに行けるアイドル』」としてJリーグが秘める可能性。地元のヒーローとファンの関係がもたらす未来」というタイトルで、選手とファン・サポーターの距離感についての記事で、大昔から当ブログで口にし続けているテーマをちょっと違う表現に変えた内容で、例えはちょっとユニークですが、言いたい事は当ブログと同じ。以下、抜粋して紹介。
   
 地域密着を理念とするJリーグ。しかし、ここ数年は観客動員数も伸び悩み、リーグとしての成長が見込めない状況にまで陥っており、その閉塞感を打破する鍵を握るのは「会いに行けるアイドル」として地元のファンに愛される存在となること。

【Jリーグの魅力とは何か】
 Jリーグの魅力って何かというテーマで考えをめぐらせていると、Jリーグとは「会いに行けるアイドル」なのではないかという考えに行きついた。プロという性質上、クラブや選手とファンは切っても切れない関係にあり、ファン・サポーターだけが存在せず、クラブや選手がいてもファン・サポーターがいなくてはプロとしてお金を受け取るのは不可能。アイドルはファンに活力を与え、逆にファンの声援を自らの力に換え、この相互作用なくして繁栄することはないと言える。
 Jリーグはファンビジネスであり、ファン・サポーターがいなければ存在することはできず、市場規模を拡大するにはファンを増やすことが最も重要。一昨年から昨年にかけて、いわゆる「セレ女」がブームを巻き起こしたが、間違いなく「会いに行けるアイドル」を象徴する成功例で、試合会場に行っても練習場へ行っても、あこがれの選手が目の前にいて、その存在を身近に感じられる。
 一般的なファンの心理として、自分にとってより身近なものや人には感情移入しやすい。ある試合後には、J2磐田のジェイ選手はスタッフに引きはがされるまで、すべてのファン・サポーターに対してファンサービスを実施。あの場面でジェイ選手と交流したファン・サポーターは、必ず彼を大好きになるだろう。

【地元に愛される「アイドル」がもたらすもの】
 Jリーグはここ数年平均観客動員数が頭打ちで、スタジアムを毎試合満員にできるクラブは少ない。だからこそ、積極的なファンとの交流で「身近さ」や「親しみやすさ」を演出し、地元が積極的に応援してくれる雰囲気作りが起爆剤になるのではないか。
 J1清水の村田選手は毎日ブログを更新し、日々の生活を紹介。その内容はプライベートというより、後輩を引き連れて地元のお店やサッカースクールを訪れて紹介しているものが多く、これは誰もが学ぶべき姿勢ともいえる。
 地元の商店街にJリーガーが現れて自分の店をブログで紹介し、子どもたちが地元のヒーローに直接サッカーを教えてもらう、これだけの小さなことでも、選手が身近な存在になれば応援のきっかけにはなるはず。
 村田選手は自身のブログで「久々にスクールに顔出したけど本当に子どもたちからパワーをもらいました。ありがとう!(中略)いつの日かスクールに顔出すことが活躍の秘訣、という時代を作ります」とコメントしており、ここまで言われたら、スクール生の子どもたちも喜ぶだろう。

 かつて名古屋グランパスでプレーしたウェズレイ選手は、自宅の場所が地元で有名だったとか。小学生たちがやってきては、呼び鈴を鳴らしてサインをねだるが、ウェズレイ選手はまったく嫌な顔をせず、快くサインを書き、子どもたちと交流していたとか。
 当時の近くの住民によれば、「スター選手なのに驕った雰囲気はなく、地元の人たちは皆ウェズレイが大好きだった」とコメンと。性質は違うにしろ、村田選手やウェズレイ選手のように選手の方からファンに歩み寄る姿勢も、Jリーグが「会いに行けるアイドル」である所以であり、誇るべき点。

「『会いに行けるアイドル』がJリーグの未来に】
 「地域密着」を掲げるJリーグではどのクラブも原則、地元に根差した存在を目指してホームタウン活動を推進。シーズン前になると地元の商店街にあいさつ回りをするJ1川崎のように熱心なクラブもあれば、そこまで力を入れていないクラブもある。(さて、後者はどこだろうか)
 そこで、今後は某アイドルグループがブレイクしたように「会いに行けるアイドル」としてのブランディングが鍵を握ると考える。プロ野球に比べてホームタウンが限定されている分、Jリーグはより地域に愛されるクラブ作りが重要。そういう意味で選手たちを「地元のアイドル」として愛せるようになれば、安定したファン・サポーターのベース作りができるのではないか。
 Jリーガーはサッカーをしていれば誰もが一度はあこがれる存在。最初は遠い存在で、ただ見ているだけかもしれないが、選手達がだんだんとサッカーに興味のある人も、興味のない人にも愛される「地元のアイドル」になっていけば、本当の意味で「地域密着」の理念を実現したJリーグができあがっていくのではないか。
 「アイドル」とは決してスター選手をまつりあげて話題を作るのではない。「会いに行けるアイドル」はより身近で、それぞれのファンの趣向に合った様々な性質を持っていることが魅力。Jリーグが人々にもっと寄り添い、地元でより身近な存在としての価値を高めた未来は、大きな発展の可能性を秘めていると締めくくっています。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2015/05/22/post89099/

 本当にユニークな視点ですが、面白く読ませてもらいました。それにしても「地元に根差した存在を目指してホームタウン活動に力を入れていないクラブもある」ですが、筆者も目に移ったそういうクラブはどこなのでしょうか? 今度聞けたら聞いてみたいなと。
 あと、記事にあった村田選手の公式ブログを拝見しました。けっして毎日の更新ではないし、最近の記事では地元の紹介がそれほどでしたが、何を筆者が訴えたい事のかは伝わりました。ウェズレイ選手のエピソードも面白いですね。
 まあ、当ブログで昔からさんざん口にしてきた「ファン・サポーターと選手との距離感」や「選手の露出度」「選手を街に出したがらない」という部分でしょう。当ブログでは「地域の宝」「Jクラブの主力商品」という表現で、選手はサッカーだけやってればいいというものではなく、一定の制限の中でできるだけ、ファン・サポーターと交流すべきと言い続けてきました。「この前、駅まで募金活動を頑張っていた、あの選手が頑張っているから」スタジアムに足を運ぶ。逆に選手は「あのおばちゃんが今日は観ている。疲れているけどもう1歩走ろう」とパワーをもらう。前にもレジェンド選手が、後からGMや統括責任者から「体を休ませろ、早くバスに乗れ」と言われても、気にせずファンサービスを続ける姿とか書きました。「Jリーガーはサッカーだけやってればいい」という価値観がいかに愚かなものか、この記事を読んでもよくわかりました。読者の皆さんの地元クラブは、ちゃんと選手を露出させていますか? やはり出てきましたね、川崎さん。さすがです。選手を出したがらないクラブは、100年続くのはやはりしんどいかなと。
J1清水村田選手公式ブログ:http://ameblo.jp/kazuya-murata/

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変わりゆくEURO2

2015-05-22 00:02:57 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 今回はちょっと難しいテーマです。昨日の山陽新聞朝刊スポーツ欄の囲み記事で、「人種差別抑止力なるか」というタイトルで、「人種差別監視システム」の導入の話題が出ていました。世界的な話題なのかもしれませんが、試合に専属の監視員を置くそうです。確かに人種差別は無くすべきだとは思いますが、何とも言えない話でした。以下、抜粋して紹介。
   
 FIFAは先日、「人種差別監視システム」の導入を発表。協議を通じて差別行為撲滅を目指す団体「FARE」とFIFAが協力。'18年ロシアW杯予選の一部や、'17年のコンフェデレーションズカップが対象。
 チームの歴史的背景などを考慮し、差別行為が起こるリスクが高い試合の会場に、専門知識を持つ「反差別マッチオブザーバー」を置いてゲームを監視。24時間以内にFIFAに報告書を提出する仕組み。差別行為があったと判断されれば、FIFA規律委員会が処分を検討。
 「監視員は現在約50人。現場にいないとわからない事を見る。痛みを伴う結果になるかもしれないが、例外は作らない姿勢で臨む」とFARE幹部のコメント。これまで以上に具体的な証拠を示し、より大きな効果を狙うとか。
 '13年、試合中に人種差別行為を受けた、コートジボアール代表のトゥーレ選手の訴えは切実。「アフリカ選手は常に人種差別を受ける可能性がある。その気持ちが分かるのか?これで少しでも状況が改善される事を希望」とコメント。

 また、朝日新聞デジタルにも同様の内容で「W杯予選に人種差別監視員 FIFA、対戦国で判断」というタイトルで、もう少し詳しい情報が載っていました。「人種差別が起きそうな試合」ってどんな試合なのでしょうか。以下、抜粋して紹介。

 新しいシステムは、FIFAが人種差別が起きそうな試合を選び、監視員を配置。対象試合は、サッカー界の人種差別問題解決に取り組む市民団体「FARE」と協力して過去の事例、対戦国の歴史的背景や政治状況などから判断。監視員はFIFAとは関係のない第三者で、試合後24時間以内に報告書をFIFAに提出し、差別行為があった場合はFIFAの規律委員会が処分を決定。
 W杯予選やコンフェデ杯が対象。W杯予選がない開催国ロシアは、親善試合も対象。'18年のW杯ロシア大会の全64試合にもこの監視システムが導入される見込み。
朝日新聞デジタル該当記事:http://www.asahi.com/articles/ASH5J6DD6H5JUHBI01W.html

 FARE(フットボール・アゲンスト・ラシズム・イン・ヨーロッパ/欧州フットボール人種差別反対活動団体)の活動について、UEFAの日本語版に詳しく載っています。以下、抜粋して紹介。

 FAREが実施する「FAREアクション週間」は、40カ国以上が参加する欧州最大の反差別キャンペーンであり、「我々は皆、サッカーを通して多様性および一体性を尊重することのできる「サッカー人」 である」ということがテーマ。スタジアムの巨大スクリーンで活動スローガンを掲げる30秒のテレビCMを流すほか、スピーカーを使い、サッカーにおける人種差別排除を目指すUEFAの活動への参加をファンに呼び掛けるとか。出場する全チームの選手たちは、「団結して人種差別と闘おう」と書かれたTシャツを身に着けた子供たちとピッチに入場。各チームの主将は同じメッセージが書かれた腕章をつけて試合に出場。
 FAREアクション週間の期間中は、300以上の民間グループも参加し、欧州各地でさまざまなイベントを実施。その内容はファン・サポーター、クラブ、各国サッカー協会、少数民族のグループ、そしてユース団体が参加するワークショップ、ディスカッション、ミニサッカー大会など。
UEFA公式HP日本語版該当記事:http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/news/newsid=1877296.html

 今回のFIFAの行動は、元々ヨーロッパで、UEFAが実施していた活動をW杯予選を通じて、世界に広げていこうというものでしょうか。まだまだ日本ではそういう問題意識は少ないのかもしれません。話は戻って、「反差別マッチオブザーバー」という監視員が今後、日本代表の試合をチェックするそうです。でも、日本代表の国際試合では、今までどれだけ問題ある事が起こったのかなと思い出してみたり。
 一方で昨シーズン、Jリーグの試合ではいくつか問題ある事が起こっていました。確かにペナルティは重要だとは思いますが、やり過ぎはどうなのかなと思います。一番大事な事は二度とそういう事が起こらない工夫なのかな。人間対人間なので、ペナルティだけでは難しいのでは。では何なのかと言われても、言えませんが。以上、今回はちょっと堅い話題でした。

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