里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

九品仏 主役と脇役  

2013年11月28日 | Weblog
阿弥陀如来像にしても釈迦如来像にしても 大きな仏像は目につく
が、小さな石像は忘れられがち。浄真寺には小さな地像も多くあり
彼等は風雨に晒されて立ち尽くし、注目される事もないが、お寺の
雰囲気作りの名脇役です。小生の境遇に良く似ているが、小生は
”も付かない単なる脇役。待てよ!発音だけが良く似た惑役

     
落ち葉の絨毯で秋らしく浄真寺の名脇役達 

あんたが主役 紅葉に映える美男美女

黄色いモミジに覆われても脇役(観音堂の三十三観音) 

総門を潜って紅葉の参道を本堂に向かう

空は真っ青アカモミジ
       
紅葉には不似合いな狂い咲きのツユクサが咲いて・・・ 
        
(25年11月26日撮影・九品山浄真寺にて)


九品仏(くほんぶつ) 九品山唯在念仏院浄真寺  

2013年11月27日 | Weblog
昨日は7月に次ぐ二度目の九品仏へ行って来た。写真を整理
してみると、意識していないのに≪7月の九品仏≫とは全く違う
絵になっている。 下手は下手なりにその時々の 心境が写真に
反映
されている様だ。時々の心境が絵に残り、絵日記は楽しい
(寺の正式名をメモしておく。九品山唯在念仏院浄真寺…長い) 

阿弥陀堂(本堂の対面に3つの阿弥陀堂がある)
上品上生、上品中生、上品下生の三躯の阿弥陀如来像を安置  

左端の阿弥陀堂
下品上生、下品中生、下品下生の三躯の阿弥陀如来像を安置 
ゲボン(ゲヒンとは読まない)。下品下生は私の座る位置  

右端の阿弥陀堂
中品上生、中品中生、中品下生の三躯の阿弥陀如来像を安置   

上品上生の安置される中央の阿弥陀堂

阿弥陀如来像・上品上生

阿弥陀如来像・上品中生 

阿弥陀如来像・上品下生 

(25年11月26日撮影・九品山浄真寺にて)



九品(くほん)とは、物質や人の性質を3×3で分類したものだそうで
九品仏とは、浄真寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のこと。
3つの阿弥陀堂があり、3体づつ合計9体の阿弥陀如来像が安置
されている。この9体はそれぞれ、上品上生(じょうぼんじょうしょう)
上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生
下品中生、下品下生を表し、これをあわせて九品(九品往生)という
この九品の仏から、浄真寺は通称「九品仏」と呼ばれ、東急電鉄の
大井町線に九品仏と言う駅名の駅もあり有名。
このような九体阿弥陀は、他には京都の浄瑠璃寺にしかない由。
 

九品仏(九品山浄真寺)の紅葉散策

2013年11月26日 | Weblog
昨日の風雨が嘘のように晴れ渡る。「自然を楽しむさんわ会」の
臨時の会として九品仏浄真寺紅葉散策。例会として7月16日
に訪ねた時に モミジが多く紅葉の時期に再訪したいと言う希望
があり臨時の会として実施。7月に予想した通りの綺麗な紅葉で
東京の紅葉を存分に楽しむ事が出来て良かった。

九品山浄真寺本堂「龍護殿」 通常九品仏と呼ばれている

本尊は釈迦如来像(東京都有形文化財) 

本堂の廊下から見る紅葉

浄真寺総門(山門)

鐘楼(関東でも名楼の誉れ高く刻まれた彫刻に特徴) 

境内から総門を見る (天然記念物の銀杏)

(25年11月26日撮影・九品山浄真寺にて)

  

      

故郷を思う

2013年11月24日 | Weblog
転勤先の何処かで見た風景                 
「うっ!寒い」。雪深いド田舎の踏切は単線。ジャンバーの襟を立て背を丸めて
急ぎ足。藁靴が滑る。踏切の向うには村でたった一軒の飲み屋。それも老舗の
うどん屋が兼ねている。 「いらっしゃい!」 「熱燗一本!」 冬の故里の原風景
故郷と言えば、故郷の友を失う。互いのパソコンの不具合が誤解を生み交信を
止めようと、先方の一方的訣別宣言!。一抹の寂しさが故郷を呼び今日の絵。
       

日展・絵画部門  
タトル:「北の踏切」  画家:高田啓介(岩手県)

日展・絵画部門
タイトル:「老舗」  画家:川合正威(広島県)

(25年11月11日撮影・国立新美術館”日展”にて) 


     

絵筆の凄さ

2013年11月23日 | Weblog
今日もブログのネタがなく、日展で見た素敵な絵を掲載して終わる
   素晴らしい絵に向かって、言う事のなし、今日の絵日記

これが絵ですよ! 写真で撮ったような凄い絵に 驚くばかりでした
 
タイトル及画家名  記録失くして不詳

日展洋画部門
タイトル:「FROZEN TIME」 画家:中島健太(神奈川県)

(25年11月11日撮影・日展会場にて)

独り身の男 「怨男」

2013年11月22日 | Weblog
今日は11月22日。語呂を合わせて「いい夫婦の日」だそうです
愚妻は出掛けていて不在。昼食は200円引きのチラシを持って
近くのラーメン屋で。昼食代は¥300也。昨日は独り身を嘆く女
の事(怨女)を書いた。愚妻が不在で飯も食えず 独り身を嘆く男
何がいい夫婦の日なものか!これは女の逆だから今日の俺は
怨男」!下らぬネタで茶を濁すブロガーの「頭の中はカラッポ

頭の中はカラッポ  (漆)は漆器部門 

日展・美術工芸部門 
タイトル:「頭の中はカラッポ」作家:原田和代氏(東京都)      
    
日展・美術工芸部門
タイトル:「波動」  作家:水野真澄(愛知県) (陶)は陶器の部門

(25年11月11日撮影・日展会場にて)

日展・日本画部門特選 「怨女」

2013年11月21日 | Weblog
自然を楽しむ会の会議に出席。ネタがなく日展で見た<撮って置き>の絵

この歳になって「怨女」という言葉を初めて知る。三省堂大辞林によれば
「婚期を失したり、亭主が不在であったりして、独り身である自分を哀れと
思って嘆く女」の事で、ある意味可愛い女。愚妻のように「亭主はとにかく
留守が良い」と思っている女は「?女」・・・一応文字に女を入れて「鬼婆」

       
日展・日本画部門特選
タイトル:「怨女」 画家:田中 武(福岡県)≪田中武≫ 
田中武は日本画の異端児と言われている由。とにかく凄い絵でした!   

(25年11月11日撮影・日展会場にて)

自然を楽しむ「さんわ会」 ゴンズイ

2013年11月20日 | Weblog
昨日は、新治市民の森を散策。 ネーチャーガイドと一緒に歩くと
散歩コースの森が、大変魅力的な森に変貌するから不思議です
いろいろな植物の説明を受けるが、次から次へと忘れていくのが
情けない!。 だって・・・・・ 歳だから・・・・・。 生来の頭の悪さを
歳のせいにして誤魔化せるのは爺さんの特権!。進むと認知症

新治市民の森・谷戸田の秋 
 
里山の秋

ゴンズイの実と種(初めて知る) 

ゴンズイの実(ゴンズイは別名狐の茶袋とも黒臭木とも言う由)  

マユミ 

マユミ

イボタノキ(初めて知る。初夏に白い花が咲くそうです) 

(25年11月19日撮影・新治市民の森にて) 

自然を楽しむ「さんわ会」総会

2013年11月19日 | Weblog
自然を楽しむ「さんわ会」が発足して1年。今日は「新治市民の森」
の散策後に総会。世話人の御役目御免とならず継続。さんわ会の
メンバーの一員としてゆっくり自然を楽しむ積りだったが・・・ 

新治市民の森を行くさんわ会のメンバ-

里山の秋 (この時期は見る花もなく実物だけでした)

ニシキギの実

紫式部(街中で見るたわわに実のる園芸種より自然で美しい) 
    
イヌホオズキの実(実は初めて見る、花は悪茄子にそっくり) 

クサボケの実(クサボケの実も初めて)

(25年11月19日撮影・新治市民の森にて)

鷹狩り ノスリ

2013年11月18日 | Weblog
と言えば「鵜の目鷹の目」の言葉。鵜や鷹が獲物を求める様に
熱心に物をを探し出そうとするさまを言うが、今日はウォームビズ
の衣類を求めてユニクロ店内を鵜の目鷹の目。購入した暖パンを
見て愚妻曰く「女ものを履くの?」 確かにタグにはwomanの文字!
試着してフィットしたのだが・・・。出直して男物Sサイズに交換する
ウェストがきつく、又下が長過ぎ。出腹短足の体型の悪さに嘆息

ワシノスリ

羽を広げると物凄い大きさ! 

まさに鷹の目・・・目つき鋭い猛禽

モモアカノスリ
 
モモアカノスリ  

鷹匠のところへ飛んでいく鷹

鷹匠の腕にとまる寸前 

写真左下の鷹匠から飛ばされました

実に美しい尾翼(?)です

(25年11月16日・神奈川県綾瀬市東山公園にて)

コノハズク ワシミミズク

2013年11月17日 | Weblog
昨日見た鷹狩りショーの会場にコノハズクノスリも展示されていた     
コノハズクは愛知県の鳥。愛知県新城市の鳳来寺山に多く生息する
ブッ・ポウ・ソーと鳴くことから ブッポウソウとも呼ばれている。仏教の
三宝「仏・法・僧」にあやかり霊鳥扱い。嘗て 愛知勤務時代鳳来寺山
で初めて見て、鳴き声を聞いて以来の懐かしい出会いである。

         コノハズク(フクロウ、ブッポウソウ)

食餌中のコノハズク(くちばしの先に生肉が・・・)

鷹匠のソアレス・エドアルド氏とコノハズク(2013年生まれ、愛称プチ)

餌(鶏の生肉)を与えるソアレス・エドアルド氏

ワシミミズク 

ハリスホーク

(25年11月16日撮影・神奈川県綾瀬市東山公園にて) 

世界鷹狩りの日 ハリスホーク

2013年11月16日 | Weblog
鷹を見てきた。「鷹狩り」が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されて
3周年にあたる今年から 11月16日を(世界鷹狩り協会 (IAF))が
世界鷹狩りの日」として定められて今日は世界各地でその催しが
行われている由。そのイベントが神奈川県は綾瀬市の東山公園で
開かれる情報を得たので行ってきた。猛禽類をここまで飼い馴らす
鷹匠と嘴と眼光鋭鋭いを、初めて目の当たりにして驚くのでした。

ハリスホーク(モモアカノスリ) ♀のみきちゃん

鷹匠のブラジル人ソアレス・エドアルド氏(53歳)とみきちゃん
(海老名市で会社経営をする傍ら惚れ込んだ「鷹匠文化」を広める
為にその腕を磨ているそうです)

日展の絵に「イタチを抱く女」がありましたがこれは「鷹を抱く女」 

鷹匠を目指す弟子でしょうか?(目を合わせるな!の注意を受ける)

広げた羽も大きく見事 

鷹匠の処へ戻る鷹

飛び入り参加した見学者(鷹匠が飛ばした鷹をキャッチ)  

主催者Rator Japan NPO法人の幟 (後援綾瀬市)

(25年11月16日撮影・綾瀬市東山公園にて)

年寄りの日課 と 日展

2013年11月15日 | Weblog
    午前中に整形外科で背筋痛の電気治療と鎮痛抗炎症剤湿布を貼り
    午後は筋肉痛に有効の塩化物天然横浜温泉に浸かり日々繰り返し
    あな恥ずかしや「年寄りの日課」。日展で鑑賞した木登り少年の絵に
    悪餓鬼の頃を思い出しあの元気さ懐かしむ。 ・・ワインのある静物画
    ・・そろそろ晩酌にするか・・・年寄りの日課。<宵>女は抱けないし・・・

     日展出品作品   
     タイトル:「緑光Ⅱ」  画家:島崎英子氏(埼玉県)
     
     日展出品作品
     タイトル:「ワインのある静物」  画家:郡司島久(茨城県)
     
     日展出品作品
     タイトル:「」  画家:飯田祐子氏(東京都)  
     
     (25年11月11日撮影・日展会場にて)

乃木希典将軍 (乃木神社)

2013年11月14日 | Weblog
       北里大学病院眼科受診。造影剤の注射と撮影。混雑で一日仕事
       日展鑑賞より時間を要す。 日展と言えば会場の国立新美術館は
       地下鉄の乃木坂駅が最寄駅。乃木坂に来たら乃木希典君に挨拶
       しない手はないだろうと旧乃木邸を見学、乃木将軍が祀られている
       乃木神社を参詣する。 さほど大きな神社ではないが背筋が震える
       ような感覚に陥る。自刃された刀を見たせいばかりでもあるまいが
       こんな事は初めての経験である。何故震えたのだろうか?

       明治時代に活躍した軍人・乃木希典将軍と静子夫人を祀る神社
       
       祖先の乃木玉木家の家紋
       
       灯篭にもその家紋がつく 
       
       たてがみが長く筋骨隆々とした珍しい狛犬
       
       乃木神社
       
       本殿(右側の社)
       
       巫女さん 
       
       宝物館の乃木将軍の書 
                 
       明治を象徴する無能・無責任将軍の演出心中・・・批判もあるが・・・
                 
       乃木夫妻が明治天皇大葬の日に自刃した刀と短刀
       
       (25年11月11日撮影・東京、乃木神社にて)  


第45回 日本美術展覧会 洋画部門特選4点

2013年11月13日 | Weblog
          最低気温が昨日は7.7度で今日は7.0度。寒さだけが原因で
          もあるまいが治療中の背が痛み午前中に整形外科へ。 大変に
          混雑して賑やか。腰や膝等々のご老体病の老人ばかりで、俺も
          その一人。何度見回しても年寄りしかいない、整形年寄りサロン
          午後はパソコンで日展の作品鑑賞。画は素晴らしい。芸術の冬

           洋画部門特選          
           タイトル:「鼬を抱く女」 画家:土居原崇浩氏(高知県)
           
          洋画部門・特選
          タイトル:「獺祭図」 画家:久保博孝氏(千葉県)
          
          洋画部門特選
          タイトル:「september」 画家:前田恵美子氏(愛知県)
          
          洋画部門特選
          タイトル:「ハミングバード」 画家:本山二郎氏(石川県)
          
          国立新美術館2階カフェ
          
          (25年11月11日撮影・六本木・国立新美術館にて)