里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

高川山の忠犬ハチ公

2008年11月30日 | Weblog
 高川山の犬の話は有名。昨日山頂でその老犬と初の顔合わせをする。
山に住み着いて8年前後の由、首輪が付いているので飼い犬だったろう
飼い主に捨てられたのか、はぐれたのか、明らかに主人探している。
登山者の足音が聞こえると必ず下に降りて迎えにでるが人違いが解ると
寂しそうに頂上に戻り、また下を眺める繰り返えし。雨・風・雪に耐えて
命ある限り975mの山頂で主人を待つ! 与えた握り飯に喜びを見せる
〈胸が切なく涙する時間を過ごす今日の山、富士に代わる感激を貰う〉


忠犬ハチ公は秋田犬、↓これは雑種ですがまさに忠犬ハチ公の世界 

老犬に胸を打たれた後に空を見上げればあさやかな虹掛かる

三角点の前に佇み何思う(富士が見えないので15分も観察してしまう)
            大人しく、利口そうな犬でした


山頂からの風景、本来なら真正面に富士山が見えるのですが・・・

(20年11月29日撮影・高川山山頂にて)

高川山登山は雨

2008年11月29日 | Weblog
            今日はもののみごとに天気予報に裏切られる
    今年初めての冠雪の富士見に高川山(975m)に登るが山頂で雨降り出す
     富士山は見えず、待っても晴れそうになく雨に打たれながら早々と下山す
    
     高川山は3回目。2回共易しいコースを選択していたので、今日はあえて
     厳しい男坂ルートを登る、富士は見えねど厳しいルートの達成感満足


      山梨百名山・大月市秀麗富嶽十二景の11番高川山山頂(975m)
         (本来なら山名の柱の後ろにドーンと富士山が見えます)

     
      残念ながら雨まで降り出し富士山は見えず山頂の案内看板で富士見
          
                       登山口分岐点
     
        右へ易しい玉子石ルート、真っ直ぐ登って厳しい男・女坂ルート 
     
      男・女坂ルートは上に登ると更に厳しい男坂と女坂に分かれる
     
           山頂から大月市方面(右の手前が九鬼山)を望む
               (20年11月29日撮影・高川山に<て)

銘石・庭石・三波石・良い庭

2008年11月28日 | Weblog
大した仕事をしている訳でもないが、休前日の開放感ホッとした気分は
実に嬉しい。ゆっくりとを飲みながら明日の行は何処にするか考える


全国に銘石として知られ、庭石には欠かせない"三波石"はここ藤岡市の
三波川の石です。ここ鬼石桜山公園の日本庭園にはすべてこの三波石が
使われています。冬桜の郷・鬼石には300店以上の石屋があるそうです
名実ともに日本一の三波石の名産地だそうです。タイミング良く、今日は
    1128日で語呂合わせイイニワ(良い庭)の日だそうです



        ↓↑三波石が置かれただけで庭になり

滝にあしらわれたこの岩もすべて三波石

(20年11月22日撮影・鬼石桜山公園にて)

鬼石・桜山公園の日本庭園

2008年11月27日 | Weblog
                          
今日は雨冷えで寒し。熱燗が胃の腑に滲みる。つまみのおでんが胃に優しく実に良い
この寒さどうしているか冬桜!冬桜に思いを馳せながら、今日は桜山公園の日本庭園
掲載してる。この地は群馬県の銘石”三波石”の産地として有名で、日本庭園はもとより
公園の至る所にあの青みがかった三波石が配置されていて、三波石と葉が実に美事






                        (20年11月22日撮影・鬼石・桜山公園にて)

冬桜・花の表情

2008年11月25日 | Weblog
今日は年末ジャンボ宝くじ発売日、人気のある売り場は長蛇の列で昨夜から並んだ人もいる由
小生はいつも験を担いで締切間際に買う事にしています。験を担ぐ≪残り物には福がある≫
 
宝くじを買う人のにそれぞれの表情あり、桜のにも枝ごとに表情のあり、今日は花の表情

        ≪ 時季外れ 今を盛りの ふゆさくら 鬼石の紅葉 白の混じりて ≫  
 寒風吹きすさぶ中で、白くて小さい冬桜の花の一つひとつにそれぞれの表情のあり





(20年11月22日撮影・鬼石桜山森林公園にて)

鬼石・桜山公園の展望 (初冬の山と桜)

2008年11月24日 | Weblog
   のち 3連休もアッと言う間に終わりを告げてブログは今日も冬桜

桜を前景にして公園の上から見る初冬の山々。見方によっては晩秋の寂しさをさそい
見方によっては、初冬の陽だまりの長閑さを感じさせます。不思議な魅力のふゆさくら


          ↓桜山公園の山頂(標高およそ650m)から望む

          ↓山の名前を聞きそびれたのは残念でした

               ↓上の絵をアップにして撮影

            (20年11月22日撮影・鬼石桜山公園にて)

冬桜は感傷と鑑賞

2008年11月23日 | Weblog
   冬さくら鑑賞の感想
    冬の桜は春のそれに比べて花もくてさく、華やかさと賑やかさに欠けていて
    寒々しい感じがしなくもない。花見客の衣装も春に比べて華やかさに欠けている。
    かれた春の花見の気分に浸りきれずに、秋の終焉の感傷に浸りながら、桜と
    もみじの同時鑑賞は体内時計を狂わされながらも、これはこれで実に素晴らしい


              ≪ 感傷と 鑑賞のコラボ 冬さくら ≫

                       冬の花見

       冬桜 (3分くらいの蕾は越冬して、来年の4月にまた咲くそうです)

(20年11月22日撮影・鬼石桜山公園にて)

さくらともみじのコラボレーション

2008年11月22日 | Weblog
先週末に行きそびれた藤岡市・鬼石桜山公園冬桜の花見に再挑戦。快晴の中にもみじ葉が映え
もみじをバックに冬桜が映える。もみじと桜のコラボの一種独特の雰囲気と錯覚の世界にしばし酔う


   ↓もみじをバックにふゆさくら             青空をバックにもみじ葉


   (20年11月22日撮影・鬼石(おにし)桜山公園にて)   冬桜は国の天然記念物

神仏同居・寺院の中の神社

2008年11月21日 | Weblog
今日も全国的に冷蔵庫、紅葉前線は南下して安芸の宮島辺りが見頃の由

(高尾再発見) 飯縄権現堂(飯縄神社)
薬王院の中心となる本社で、飯縄権現を祀る社殿(神社)で江戸時代後期の
代表的な神社建築で、昭和27年に東京都有形文化財に指定されている。
社殿全体に華麗極彩色装飾がなされている事が特徴で、社殿前方には
鳥居があり、神社であることが分かる。〈寺院の中にある神社〉という形態は
神仏分離以前の神社の姿の一つの典型例だそうです。(高尾パンフレット抜粋)


↓飯縄権現堂(薬王院本社)(東京都指定有形文化財)

↓残念ながら正面は線香の煙で装飾がかすむ

極彩色の装飾・木鼻

↓木鼻


↓弊殿

↓弊殿にも極彩色の装飾物が

(20年11月15日撮影・高尾山にて)


高尾山八十八大師霊場・お遍路さん

2008年11月20日 | Weblog
今日は全国的に冷蔵庫、我が家は冷凍庫、今シーズン初の解凍スイッチオン

勤めていた会社を定年退職した時に白装束で身を固めお遍路さんとして四国
八十八か所を巡る事を考える。暇と経済面を考えて、四国に勤め口を探すも
見つからずに八十八か所巡りを断念した経緯あり。今回の高尾山散歩の折
高尾山八十八大師霊場に出逢い、簡便に長年の果たす事が出来ました(笑)


写真左から第一番ですが、徳島旅行の折、第1番 霊山寺、第2番 極楽寺
第3番金泉寺はお参り済みでした(元中日の坂東の実家は2番寺近くの由)




↓第八十八番讃岐の国・大窪寺の薬師如来の文字が寝た子を起こす
  再度出かけたくなるが・・・・・・今の仕事を捨てない限り


(20年11月15日撮影・高尾山にて)

天狗信仰(天狗=山伏)

2008年11月19日 | Weblog
昨日に続き今日も天狗。高尾山は天狗だらけ。山と天狗で高尾は三ツ星

(高尾山パンフレット抜粋)
 天狗は飯縄大権現の随身として、古来より神通力をもつとされ、多くの
天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されている。高尾山は飯縄信仰と共に
天狗信仰の霊山として、また修験道根本道場として 山伏修行が随時行われ
山伏が深山幽谷に籠もり難行を重ねてやがて、高尾山の※霊気と融合して
呪力、験力を体得して大先達となり、山伏の姿と天狗が同一視されるのです。


       ↓極彩色の飯縄権現堂 (東京都指定有形文化財)      

     
  ↓飯縄大権現の随身として本堂↑正面の右と左で大権現を守る天狗↓

 四天王門をくぐった境内にある天狗像 (外にもあちこちに天狗だらけ)


    ※霊気満山
   
          (20年11月15日撮影・高尾山にて)

天狗の鼻

2008年11月18日 | Weblog
若い頃は何でも自分が一番と鼻を高くして自惚れた時代あり。まさに天狗の鼻
    ≪ 天狗を見て思う、若気の至り。当時は厚顔無恥、今汗顔 ≫


高尾山は行基菩薩により開山されたと伝えられ、本尊として薬師如来が安置され
たことから薬王院(正式名称:高尾山薬王院有喜寺=ゆうきじ)と呼ばれ
天狗信仰の霊山として、山岳修験道霊場です(高尾山パンフレットより抜粋)
山岳修験道の象徴の天狗の写真を掲載して(己の鼻柱をへし折る反省の日)


山岳修験者が吹く法螺貝の音が全山に木魂する(無理にポーズをお願いする)


仁王門の右に赤鬼(?)↑

↑仁王門の左に青鬼(?)↓






(20年11月15日撮影・高尾山にて)

ミシュランの三つ星観光地・高尾山

2008年11月17日 | Weblog
  (土)(日)は天気悪く、今日は快晴。皮肉なもの。仕事帰りに寄り道
有田焼の窯元直売・大名陶市を見学する  ≪ 有田焼 もみじ同様 美しく ≫
 

高尾山はフランスのタイヤメーカーミシュラン三つ星観光地に選ばれました。
昨年4月に新聞で紹介されて以来大変な賑わいで、特に外人客も増えている
この日も多くの外人観光客があらゆる所にカメラを向けているのが目立ちました
≪ エッ!それまで撮るの 良いカメラで 外人さん ≫  お地蔵さんの後頭部を撮影


神社の境内は初詣に似た混雑ぶり。 この上の山頂は芋を洗う様でした

ミシュラン効果でもみじ台も混雑

↓↑山の中はどこも座れる所があれば弁当を広げる人達で大変な混雑


        やっぱり紅葉はもみじでなければいけない!

(20年11月15日撮影・高尾山にて)

紅葉と豪華な昼食と幸せと

2008年11月16日 | Weblog
            今日は終日
昨日は高尾山の冬桜に満足。東京の淡い紅葉にも不足ながらも満足の一日
愚妻が握った握り飯と、山茶屋の一杯¥300のなめこ汁に胃が大喜びをする
小さいけれど、とても大きな幸せを噛みしめる年金生活者の豪華な昼食でした

       ≪ 幸せの 色が見えるや フォト(さと)の秋

高尾山の紅葉も場所により良い所もあり、信号色を捉える

山がガスっていて、色が出ないのが残念。中央にケーブルの軌道
  紅葉に時期早いか?本来なら真っ赤に染まり赤高尾と呼ばれる由


↓紅葉の紅に鳥居の赤を載せて

けやきの黄葉が見事(展望台から)

↓¥300のなめこ汁を啜った休憩所。なめこ汁が飛ぶように売れてました

(20年11月15日撮影・高尾山にて)