里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

老人と案山子 in 体験水田

2012年09月30日 | Weblog
強力な台風17号が今夜にも関東へ上陸のニュース。嵐の前の静けさか
実によい天気。好天のうちに日課の散歩を済ませる。市民の米作り体験
水田
に立つ案山子に一声かける 「オ~い、今日は台風に気をつけろよ」
「おゥ、良い女だな」友人のいない老人が案山子に話しかける。寂しい秋

一般公募で集まった市民が地元農家の指導を受けて米作りを体験する

刈り入れもすみ、はさがけにして天日干し

脱穀も終わって稲藁作り

腰のくびれた良い女

案山子作りも体験の一端か? 体験水田は未だ刈り入れ前
 
俺より良い背広            子供を肩車する案山子は大変珍しい
 
                
 
近隣のお百姓さんの農産物直売所”四季菜館

(24年9月30日撮影・水田地帯にて)



里の秋

2012年09月29日 | Weblog
♪静かな静かな里の秋、お背戸に木の実の落ちる夜は ♪あゝ母さんと
ただ二人、栗の実煮てます囲炉裏端♪・・・里の秋を象徴する栗のイガ
が弾けて里に秋が来た。耳を澄ますと懐かしい童謡里の秋
聴こえくる。それはいつの間にか、ろまんちかる爺に変身して口ずさむ
他ならぬ自分が歌う「里の秋」でした。静かな静かな里の秋の散歩道。

はじける栗のイガが山里の風情

キクイモが風に揺れて里の風情

にいはる里山交流センター

篭と笊が里山の雰囲気を余すところなく醸し出しています

柿の実もも赤くなり始めて里の秋

イチジク(実が割れるのもまじかでしょう)

サトイモ畑 収穫もまじか・・・

キクイモ(キクイモの根茎は食べられます、私も一度食べました

この時期にはあちこちで咲いているキクイモ

(24年9月29日撮影・にいはる里山公園にて)




センニチコウ ムラサキシキブ 

2012年09月28日 | Weblog
昨日はありふれたコエビソウを取りあげた。 今日も路傍に咲くありふれた
千日紅と紫式部。普段は見向きもしない千日紅も、写真の様に束になって
かかってこられるとありふれた花にも気を惹かれるものでございます。また
普段はあまり見向きもしない紫式部も池のほとりに咲かれると気を魅かれ
るものでございます。見向きもしない花に関心を寄せたのは花の咲き方
あるのか?咲く場所か?その日の己の心の有り様か?。ありふれて美しく

千日紅

千日紅(今まで写真に撮った事がないがこれだけ密生すると美しい)

ムラサキシキブ

紫式部(池のほとりにさいて可憐です)

紫式部

五色唐辛子

(24年9月28日撮影・花探し近隣散歩にて)

コエビソウ(ベロぺロネ)

2012年09月27日 | Weblog
コエビソウは道端で年中見かける花で、気にも留めずに見過ごしていたが
よく見ると苞とよばれる赤褐色の葉の間から咲き始めた花が可愛く見えた
ので初めて撮影。 「ありふれた 花にもその美 コエビソウ」。 爺が歩けば
花にあたってフウセンカズラも初めて撮れて、ブログ開設以来の初投稿!

苞の先端から咲き始めたコエビソウの花が可愛く、美しい。

苞が鱗状に重なり合い湾曲した姿がエビのように見えるので「小海老草」

初めて撮ったフウセンカズラ
 花の観賞よりも風船状の果実の観賞用で栽培されるそうです。

花よりも蔓の絡まりが見事なフウセンカズラ


附録 イワシャジン(キキョウ科)

(24年9月27日撮影・花探し近隣散歩にて)




健康診断とカクトラノオ 

2012年09月26日 | Weblog
近くの新緑総合病院にて健康保険組合指示の健康診断を夫婦で受ける
名ばかりの簡単な健康診断。 ま、やらないより良いか。近くの家庭菜園
の畑でカクトラノオとニラの花が美しい。私のも、こんなに奇麗に写って
いるだろうか?心配症のお爺さんは健康診断を受けると元気をなくします
愚妻が私によく云います「このハッタリ屋の小心爺が・・」。 私は云い返し
ます「何を言うか!」。しかし腹の中では思うのです。その評価は正しい

カクトラノオの密生

ほぼ咲きそろったカクトラノオ

見ようによっては人(泥棒)の顔にも、犬の顔にも見えて・・・

蕾もびっしりでまだまだこれから・・・

虎の尾の隣には食用の栽培と思えるニラの花が奇麗

(24年9月26日撮影・近隣の家庭菜園用の畑にて)


同類 (彼岸花 & タマスダレ)

2012年09月25日 | Weblog
今日は近くの開業医二科受診と散歩で多忙
最近、声がかすれて喉に違和感を覚え喉頭癌を疑って耳鼻咽喉科を受診
内視鏡検査の結果加齢による一部機能の衰えを認めるが異常なしの診断
消化器内科へ要経過観察であった大腸癌の疑いの 便の潜血反応の結果
確認、これも陰性でひとまず安心。気分を良くして花探し散歩。もう 彼岸花
が咲いているのに驚き、歩を進めるとタマスダレが咲いていた。どちらも絵
になる花でもないがタマスダレが彼岸花科である事を知り、彼岸花コラボ!

彼岸花(曼珠沙華)



タマスダレがヒガンバナ科である事を教える名札

タマスダレ (彼岸花とは似ても似つかないがヒガンバナ科)

今までナツズイセンと思っていたが・・・タマスダレ。

タマスダレの密生(にいはる里山公園にて)

(24年9月25日撮影・近隣花探し散歩にて)

雨の日ウオーキング

2012年09月24日 | Weblog
現役を退き日々ぶらぶらしている内に、退職後1ヶ月半で体重4キロ増
慌ててダイエットに挑戦。ウオーキング、ジョギング、148段の階段登り
降り三種合計約1時間。間食は禁止。雨の日はSCアピタの店内を借用
ウオーキング、階段(124段)の登り降り、駐車場内でジョギングに励む
ダイエット開始後2ヶ月半で5キロ減。お陰で高かった血圧も少々下がる

昨日(23日)は終日の雨でユニー系SCアピタでトレーニング
     地下~屋上駐車場への階段(6往復)

1階フロアー。休日の雨の日は客多く歩きにくいのが難点
平日は客少なく、足場もよく格好のウオーキング場(平日撮影)

2階フロアー
(洋服其の他売り場で平日の雨の日は特に客少ない)

カルディコーヒーファーム
(アイスコーヒーの試飲。言わば”おもてなし付きトレーニング”)



田園風景 実りの秋 案山子

2012年09月23日 | Weblog
一昨日の最高気温28.4度、昨日27.5度 今日は22.0度で一挙に秋
実りの秋。稲穂もたわわ。まだ残る青い稲も刈り入れ前にこんなに気温が
下がってしまい大丈夫か? 夜半は肌寒くタオルケットにくるまり、今朝は
短パン半袖シャツから、長袖シャツ長ズボンへ衣替え。22.0度の雨空に
は案山子も似合わない・・・急激な気温の低下は自然界にも人の身体にも
アンバランスを来す。正に季節の変わり目体調管理には充分なる注意を

刈り入れ直前の稲

多くの案山子が賑やかでスズメを寄せ付けず

ここの田は稲の種類が違うのかまだ青く、案山子の活躍は暫く続きます



この田1枚だけが案山子で囲まれている。大事な種類なのか?

(24年9月21日撮影・愛川町の田園にて)

アケビ と トキワアケビ(ムベ)

2012年09月22日 | Weblog
昨日の最高気温28.4度、今日は25.4度一挙に涼しくなってしまいました
散歩中に近隣の市営住宅のフェンスに、大きなアケビをみつけた。よく見る
と似てはいるがアケビとは違う。通りがかる老人に尋ねると「トキワアケビ
と即答。別名を「ムベ」と言い、アケビの一種だが熟してもアケビの様に実が
割れる事がないと解説してくれる。世の中には物知りが居るものと感心する
こちとらはメモをしないとムベという名前すら覚えられないというのに・・・

初めてみたトキワアケビ(一番下の写真のアケビとそっくり)

皮を食べる人がいるようです

団地のフェンスに這わせるトキワアケビ

本物のアケビ↓は未だトキワアケビに比べて実が小さい

アケビ

アケビ

(24年9月22日撮影・近隣花探し散歩、アケビはハーブガーデン和枝園にて)

釣りキチ 鮎釣り

2012年09月21日 | Weblog
13日に今年の鮎釣りの竿納めをしたつもりが、どうしても又釣りたくなり
竿納めの前言を撤回して(笑)中津川に出掛ける。横浜は晴れていたが
川に着くと雨。囮屋で時間を潰して雨のやむのを待って開始。条件悪く
3時間で一匹釣ったところで鑑札員が来る。尋ねると殆んどの人が釣れ
ていない
との事で竿をたたむ。これでは竿納めが出来そうもなく又来週
  鮎釣りは釣れても釣れなくても実に楽しい!釣れればなお楽しい。

個人情報保護の面で後から撮影。 鮎竿は大変長く、二人とも10mの竿

深い処に入っている、暫く見ていたが釣れず・・・なかなか良い川である

釣りキチは車にも鮎の絵を描き・・・

日釣り券(鑑札)

(24年9月21日撮影・中津川にて)


鶏頭(ケイトウ)

2012年09月20日 | Weblog
鶏頭にも色々な種類がある。よく見るのは鶏頭の名前の通りの花房が扁平
で鶏の鶏冠(とさか)に似た鶏冠鶏頭、葉を鑑賞する葉鶏頭、花房が羽箒の
様な房鶏頭である。散歩中に花房が丸く珍しい久留米鶏頭と呼ばれる鶏頭
を見る機会に恵まれた。(前にも見ていたのに気がつかなかっただけか?)

咲き始めたばかりの久留米鶏頭(くるめげいとう)

花穂を付け始めたところは鶏冠鶏頭(とさかげいとう)によく似ています

花穂をアップで



初めて見た丸い花の鶏頭・久留米鶏頭

色違いの久留米鶏頭

久留米鶏頭の栽培地

(24年9月19日撮影・近隣のハーブガーデン和枝園にて)

綿の花 (コットンフラワー) 

2012年09月19日 | Weblog
近隣花探し散歩は 鵜の目鷹の目。色々な花に巡り合えて楽しいウオーク。
久し振りに綿の花を見かけた。美しい花もさる事ながら”綿100%”の綿も
鑑賞できた。白い花が開花二日後にはピンク色に変わり 散り際も奇麗です
綿の花は何時以来かな?・・あの時あそこで?・・・人生振り返る事も又楽し

綿100% 

アオイ科だけにあおいにそっくりの花です

花は開花二日後にはピンク色に変わってしおれていきます

花びらのヒラヒラ感、ソフト感がまたあおいそっくりです

綿の実(はじけて綿が出来る前のコットンボール)

綿の花畑(私の背丈以上ありました)

(24年9月19日撮影・近隣のハーブガーデン和枝園にて)

横浜ブランド 浜なし

2012年09月18日 | Weblog
昨日は敬老の日。拙宅の子供達が持つ辞書に「敬老」という言葉はない
私の辞書には敬老という字は赤字で書いてあり、敬老の日のプレゼント
を密かに期待していたが例年通りの期待外れ。止むを得ず自分で自分
を敬う敬老の日
。梨園で直売の横浜ブランド「浜なし」を買う散歩道

      息子  「この梨はどうしたの?」
      愚妻  「お父さんが買って来たの。浜なしよ」
      息子  「大きいネ! 幾らしたの?」 
      愚妻  「一個@600だそうよ」
      息子  「えっ! 何時も食べてるのは幾ら?」
      愚妻  「@150~@200位よ」
      息子  「年金暮らしの親爺が、こんな高い物を
             買ってきて大丈夫か? 無駄遣いだよ!」
       娘   「お酒の量を減らせばいいのよ!」

      
  揃いも揃って馬鹿息子に馬鹿娘よ!敬老の日も気づかずに・・・

一個の重さが910gと870g。一個@600

以前に横浜ブランド「浜なし」の事を書いた事があるがその梨園

直売所

(24年9月17日撮影・近隣梨園にて)

松本散策雑景・縄手通り商店街の蛙 

2012年09月17日 | Weblog
過日の松本散策の折に縄手通りをぶらり歩いて蛙が多いのに驚いた
松本市縄手通り商店街のシンボルが蛙で毎年蛙祭りを開催している
なんで蛙がシンボルなの?町内に流れる女鳥羽川に清流だけに住む
カジカガエルが戻ってくるように、川の清掃を続けられたのを機に辻々
に蛙を置いて、商店街のシンボルとしたのがその始まりだそうです。
経緯を町の人に聞きながら、蛙を撮り込んで喜ぶ老人観光客が一人。

松本市縄手通り商店街

松本市縄手通り商店街

町のシンボル「ガマ侍」(東京芸術大学デザイン科の寄贈による)

町のシンボル「ごうた君」(ユーモアたっぷり二宮金次郎がえる)

「メトバちゃん」(蛙に傘は必要ないが傘代わりの大きな蕗の葉を持つ)

附録 拙宅近くの十字路で交通安全を祈る無事カエル(17日撮影) 

(24年9月6日撮影・松本なわ手通り商店街にて)

平林荘子の句 in 旧開智学校 

2012年09月16日 | Weblog
旧開智学校の売店で素晴らしい手拭いをみつけて、買おうか買うまいか迷う
が額入りにして飾られていた手拭いを記念に撮影して結局買わず。描かれた
絵は開智学校卒業生の平林勝太郎母校を忍んで描いたもので、そこには
父・平林荘子(本名・荘治)の句「水清くして 山高く 風光る」の句を配した親子
合作のほのぼのとして、なお懐かしさが伝わる素晴らしい絵入り手拭いでした

                 「水清くして 山高く 風光る
たったの17文字で信州の素晴らしさを表現した句はこれ以外にないでしょう
後の山は標高2,857mの常念岳、学生の帽章は旧開智学校の校章の松

勝太郎は明治39年入学
勝太郎氏の絵とは学生の立ち位置がちがいますが同じ玄関前

(24年9月6日撮影・松本市旧開智学校にて)