喫茶 輪

コーヒーカップの耳

満誉上人

2020-09-21 10:42:43 | 本・雑誌
葉室麟さんの『無双の花』を読んでいる。

その中に「満誉大僧正」というのが出てきてびっくり。思わずアッと声が出た。
家康がそのご母堂、於大の方の葬儀を知恩院で執り行った時の導師としてこの名前が。
声が出たわけは、わたしが昔作った隣の地蔵さんの縁起の冊子『小墓圓満地蔵尊』に出てくるからだ。

ご本尊「圓満地蔵尊」の開元をしたのが智恩寺。
寛政4年だが、その時の住職の名を調べると、満誉上人だったのだ。
知恩院と智(知)恩寺はどちらも法然所縁ではあるが、別のお寺である。
しかも時代が全く違う。
圓満地蔵尊の開元は寛政4年だ。
でも、何らかのつながりはありそうで。
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角換わり

2020-09-21 08:23:35 | 
昨日やってきました。
kohとfumiが将棋。


そのあと、fumiはお父さんと帰って行きましたが、kohはお泊り。
わたしと将棋。
途中図は手前がわたしで、今流行りの角換わりの中盤戦。

koh、今中三ですが、今年になってから学校の将棋クラブ(高校も一緒)に入っています。
だけどコロナで十分な活動は出来てません。
ところが、指してみると結構強くなっていてびっくり。
楽しみです。
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慶太さん

2020-09-20 13:46:02 | 将棋
Eテレの将棋NHK杯戦の解説に井上慶太九段が登場。
久し振りでした。

豊島将之竜王対畠山鎮八段戦。
最近ではちょっと珍しい本格的な矢倉の熱戦。
慶太さんの関西弁混じりの解説が面白い。いつも通りではあるが。
「ほんまかいな」
「よう分からん」
「あっ、ちゅうことになりますからね」
「むずかしいなあ~」
「しゃべらん方が良かったかな?」
等々。
局後の感想戦の時間がないほどの熱戦で、結果は豊島竜王の勝利。
畠山八段にも勝機はあったと思うのだが…。
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「あまかわ文庫」さん。

2020-09-20 09:33:29 | 完本 コーヒーカップの耳
この「あまかわ文庫」さんというのは、
もしかしたら「街の草」さんの関連かな?

   《あまかわ文庫@amakawa0414
    あまかわ文庫、本日8:00-14:00で営業しております。私は10時頃出かけます。お店は開いておりますので。
    今日も読んだ本を紹介。今村欣史『コーヒーカップの耳』失われてしまうものをすくいとるように。これぞ聞書文学です。
    時里二郎さん「苦海浄土の語りを思い出した」という書評がとても頷けました。》



いずれにしても、うれしくありがたいことです。
『完本コーヒーカップの耳』
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久し振りの将棋指導。

2020-09-19 19:01:47 | 将棋
以前「宮水ジュニア」の将棋教室に来ていたK君。
実はわたし、K君のお母さんとFB友達になっています。
で、現在中二のK君が、「imamuraさんに会いたい」と言っているということで、
日程調整して、今日実現。
「喫茶・輪」に来てくれました。
コロナ以来、「宮水ジュニア・将棋教室」もお休みになってますので、久し振りです。
大きくなってました。

将棋も進歩してました。
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地蔵さんのカニ

2020-09-19 09:08:50 | 地蔵さん
地蔵さんの境内の人工池にどこかからカニがやってきて、一時11匹にもなっていました。
一旦この池に入ったら、出られないみたいで、増えてしまって。
そのままでは子孫も増やせませんのでこのほど逃がしてやろうと、
煉瓦を縁にもたれさせておきました。
すると翌日にはそれを伝ってみんな出て行ってしまっていました。
ところがまた、一匹帰ってきています。


   

それでさっきまた、煉瓦を縁にもたれさせておきました。
もう今は逃げて行ってくれてるでしょう。
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石川記者の自撮り映像

2020-09-19 07:55:00 | 新聞記事
今朝の神戸新聞を見ていて、
「あれ?見た顔」が。

石川翠記者です。今は但馬担当です。
豊岡演劇祭(9~22日)の様子を自撮り画像で紹介するという記事。
youtube「豊岡演劇祭」を見せてもらいました。
翠ちゃん、元気そうです。良かった。
翠ちゃんなどと気安く呼んでますが、彼女がまだ初々しい新人記者のころに何度かお会いし、
いくつかの記事に協力させて頂きました。こちらの要請にもこたえてくれました。
西宮の阪神総局にいたのでした。当時からしっかりした記事を書いていました。
あ、そうだ、映像の中に、舞台芸術担当の溝田記者も「みぞやん」として登場。
この記者さんとは何度も将棋関連でお会いしてます。将棋囲碁も担当で、わたしの子ども将棋教室を取材してくれたことも。
ご子息二人がわたしが主宰する子ども将棋教室に来ていたこともあり、頭のいい子でした。

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5冊の冊子

2020-09-18 18:22:03 | 日記
店は午前中だけで閉店するので、他に用事がなければ午後は暇になる。
コロナですからね。
それでこのところ思い立ってmixiに書いている日記をプリントアウトして冊子を作っている。
今は家内に関して書いたものだけを抽出して。
最近のから遡って行って、今日は2014年、2015年、2016年のを作った。
3年分で一冊ということは家内についての数が少なかったということ。
その代わり、この時期は孫のことをいっぱい書いている。

今日で、家内についてのものが5冊になった。

改めて読むと面白い。
どれか紹介しようかと思ったが、どれもプライベートな事柄なので、やはり公開するのは恥ずかしい。
mixiでの公開は友達限定、しかも友達は10人ほどに抑制している。増やすつもりもない。
始めたのは2010年から。だからまだ何冊か作らねばならない。
そして、孫に関する日記が家内のものに比して何倍もある。
それをやり遂げなければならないので、まだまだ元気でいなければならない。
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『カツベン』

2020-09-16 08:19:02 | 新聞記事
今朝の神戸新聞から。
先ず、季村敏夫さんの『カツベン』(みずのわ出版)の話題。

神戸新聞さん、例によって記事拝借お許しを。
戦前の活弁士であり、詩人でもあった詩村映二の仕事を掘り起こした本。
この『カツベン』には足立巻一先生の名前もチラっと出て来ます。
そして、今わたしが毎月随想を書かせていただいている歌誌「六甲」も資料として登場。
もちろん戦前の「六甲」です。「六甲」は歴史が長いのです。
ほかに貴重な資料としての写真も多数掲載されています。
あ、そうだ。詩村映二は拙著『触媒のうた』(神戸新聞総合出版センター)にもちょっと名前が。

こちらもよろしく。『完本コーヒーカップの耳』

もう一つ今朝の神戸新聞から。
「読者文芸」詩の欄特選作。
←クリック。
遠山耕二さんの「ゆとり」です。
静かな口調で思いがしっかりと書けていて共感します。
選者時里氏の評。《七十歳という年齢に心の揺れを感じながら、充実した余生を生きようと静かに思う心情。》
70歳でこの心境。わたしはこの夏77歳になりましたが、このような静かな心境にはなれていません。
共感したといいながらね。
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「現代詩神戸」270

2020-09-15 11:20:57 | 
「現代詩神戸」270号をお贈り頂いた。

右ページに目次欄がありますが、昔とはメンバーが大きく変わりました。
ちょっと淋しい気がします。
←クリック。
その巻頭詩。力津耀子さんの「夏でした」。
いい詩ですね。ただ最終行の、《網に脚が一本残っていました》は評価が分かれるところではないでしょうか。ご本人はここが言いたかったのかもしれませんが、わたしにはちょっと強すぎて。
この力津という人、わたしにはあまりなじみがないのですが、「あとがき」に《故佐藤勝太さんがやっておられた「詩楽」のメンバーでした。》とあります。
次のページも力津さんの詩が2編。彼女の詩、3篇ともセミがモチーフになっています。
←クリック。
わたしは「朝一番」が好きです。変な作意がなくていいですねえ。終わり二行、印象に残ります。

左ページも、ついでといっては悪いですが、藤井清さんの二作上げておきます。

これから皆さんの作品を楽しませていただきます。
ありがとうございます。

『完本コーヒーカップの耳』
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久し振りの図書館

2020-09-13 14:28:18 | 本・雑誌
久し振りに西宮図書館へ。
調べ物のために借りてきた。

『全詩集・富田砕花』と『ひこばえのうた・富田砕花詩集』の2冊。
全詩集の方には写真がたくさん載っていて興味深い。
←二段階クリック。
昭和52年春・神戸ハナワグリルにて。
これは砕花師の傘寿記念の写真だが、足立巻一先生も写っている。他にも懐かしい人が。
わたしが知っている人でご健在なのは画家の納健さんぐらいでしょうか。

一人若い女性が写っている。「野村小弓」とある。
もしかしてこれは元知事阪本勝さんの令嬢か?結婚して野村姓になったとか。
忙しい阪本氏に代わっての出席だったか。
こんなことも宮崎翁にお聞きすればたちどころに解決するのだが。
そして驚いたのは池津勇太郎さんの名が。
何年か前に古書市で入手した豆本『桜博士・笹部翁』に、「笹部さんの長話」と題して書いているのが池津勇太郎だ。
ただ、この豆本、但馬の竹田で、山桜の保存に力を尽くしておられる人に差し上げたので今は手元にない。
池津氏は宮崎翁によると、元朝日新聞記者ということだった。
もちろん池津勇太郎は「いけずゆうたろう」と、しゃれっ気のあるペンネームだ。
そんな話を一昨年、『KOBECCO』に書いたのだった。

ここに宮崎修二朗翁は写っていない。
多分シャッターを切られたのが翁だったのだろう。

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足立先生のコーナー

2020-09-13 09:53:22 | 足立巻一先生
わたしの書棚の一部。



「輪」の店内の一角にあります。
足立巻一先生のコーナー。
まだご健在中の新聞切抜きなど、貴重な資料もファイルに保存してます。先生のお墓の所在地の地図も。
以前、Tさんが講演で足立先生の墓所は須磨寺にあると言っておられましたが、あれは間違いです。
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「街の草」さんへ

2020-09-12 21:07:52 | 本・雑誌
今日はエッセイの原稿を一本書く予定でした。
ところが思わず早く、午前中に草稿まで書けてしまいました。
ということで、午後、武庫川の「街の草」さんまでひとっ走り。
店内はいつも通り本でいっぱい。
通路にも積んであってほぼ通れません。

Kさん、写真アップお許しを。

葉室麟さんの文庫本を6冊。

しばらく楽しめます。
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「足立巻一と戦後大阪」

2020-09-12 08:29:16 | 足立巻一先生
こんな案内をお送りいただきました。



「足立巻一と戦後大阪」というイベント。
大阪の「現代詩セミナー神戸実行委員会」というところから。
足立先生のことなら興味がありますので、できれば行きたい。
間違いなくわたしの人生を変えた人ですから。
今のわたしの人脈は足立先生なくしてはあり得ない。

パネラーに扉野良人さんのお名前が。
扉野さんは特に「きりん」のことを調べている人です。
それに関する著書をやがて出してくださると期待しているのですが。

場所は「神戸女子大学」。
もう昔に、ここで足立先生の詩を朗読したことがある。
ピアニスト、田中敬子さんの伴奏で。
思い出の場所だ。
忘れてはいけない。足立先生が教授を務めておられた大学でもある。

足立先生についてはこのブログのカテゴリーに「足立巻一先生」として上げてますので、興味のある方はお読みください。

足立先生と出会わなければ『完本コーヒーカップの耳』も生まれなかったにちがいない。

追記
 夕刊に、姫路駅の「えきそば」の話題が載っている。
   
 ちょっと思い出すことが。
 昔、足立先生の取材に同行した時、姫路駅で待ち時間があったので「外へ出て食事しましょか?」と言ったら、
 足立先生は、「あれでええやないですか」とおっしゃって、プラットホームで「えきそば」を食べたのでした。
 
コメント (2)
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「珈琲店にて」

2020-09-11 14:15:47 | 宮崎修二朗翁
宮崎修二朗先生から託された兵庫県の文学資料だが、
浅学のわたしが全てを消化することはほぼ絶望的だ。
しかし、少しずつでも紹介できればとは思っている。
その中の今日は、砕花師の詩の草稿。

「珈琲店にて」と題された草稿だ。
8枚の紙に書かれているが、昭和22年ということで、戦後の物資不足の中、至って粗悪な紙である。
下手に扱うとホロホロと崩れてしまいそうな。
ということで、一応コピーに取って検証することにする。
先ずは字を正確に読みたいのだが、ちょっと読み取りにくい。
でもこれは、わたしには分かりにくいだけであって編集者には読めるのだろう。
だから、ジーっと眺めていればそのうち分かってくるのではなかろうか。
宮崎先生に尋ねれば一発即答なのだろうが。

西宮図書館を蔵書検索してみたら、『富田砕花全詩集』があるので予約しておいた。
そこにこの「珈琲店にて」は入っているかな?
入っているとして、この草稿からはどのように修正されているかな?

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