喫茶 輪

コーヒーカップの耳

狐か猫か、はたまた?

2020-09-22 15:15:15 | 本・雑誌
葉室麟さんの『無双の花』を読み終えた。
終盤に近付くにつれて面白くなり、感動が深まって行く。
いいですねえ!葉室さん。
そして、次に読む葉室さんの『おもかげ橋』(先日「街の草」さんで買った本)を開くと、中からはらりと栞が一枚。
布のような紙のような化学紙のような。
どうやら手製である。

ハサミで切りぬいたような。
でも紐は挟み込んで接着されている。
ひと手間かけてあるのだ。
そしてこの形。
なんだろう?
狐?猫?はたまた、作った人の頭の中にある想像の生き物?

ところで「おもかげ橋」だが、読み始めたばかり。
まだ50ページほどのところ。
どんな話になってゆくのだろうか?

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『山田稔自選集』

2020-09-22 08:37:15 | 本・雑誌
今朝の神戸新聞文化欄に山田稔さんの『山田稔自選集』(編集工房ノア刊・各巻2530円)全3巻のことが大きく出ている。

京都新聞からの転載らしいが、いい紹介文です。
「文学の命は文章にある」
《ごく普通の人々、何でもない身の回りの出来事を「言葉の力によって書き留めることが文学の使命ではないか」といい、「同じ出来事でも、どういうふうに描くのか、書く人によって全然違う」と話す。》
など。
そして、
《古くからの親友のほとんどみな、もういなくなっている。長生きするとはこういうことか」》
山田さんにはお会いしたことはないが、氏の文章はわたしも好きで、これまで何冊も読んできた。
思い出すのは2年前、丁度救急で入院した時に病床で読んだ『こないだ』。
今回の本も読んでみたい。
今年わたし、なにかに頑張ったとすれば、そのご褒美に自分に買ってあげようか。
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桃の実

2020-09-22 08:22:12 | 完本 コーヒーカップの耳
『完本コーヒーカップの耳』の出版祝いにとI井さんが贈って下さった桃の植木。

I井さんは本を何冊も買って友人に配って下さったありがたい人です。
その上、このようなこともしてくださって。春には素晴らしい花を見せてくれました。
その後、実がたくさんついたのですが、多すぎると思って摘果し、三つだけ残しておきました。
するとピンポン玉より少し大きめに育って、今、色づいてきました。

花が咲いて、実をつけるということはうれしいものですね。
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