喫茶 輪

コーヒーカップの耳

プロ棋士、N6段

2010-06-30 19:17:37 | 将棋

     Cimg0928

      

田さん 「暑くなって来たねえ」

山   「あんたぐらいの年になって来たら、あついのに慣れとかなあかんで」

田   「なんでやのん?」

山   「そのうち、入らんならんやろ。熱いとこへ」

田   「どこよ!?」

山   「みんなが、手を合わせて送ってくれはるとこや」

      

久しぶりに、K君のお父様来店。

K君は、昔、彼が小学生のころ、将棋を少し教えた。

彼は筋が良くて、あっという間にわたしより強くなり、その後プロへの道を進んだ。

それで思い出した。未だに腹の虫の納まらないことを。

K君は、選んだ師匠が悪かった。

日本将棋連盟棋士、N6段(当時5段)である。

K君はプロの養成機関である奨励会に合格し(これは大変なことである)、その後順調に昇

級、名人戦の記録係をするまでになっていた。

ところが、昇段目前の7連勝中のある時、いきなり奨励会を退会して、プロ棋士への道を自ら

閉ざした。

わたしは驚いた。

聞けば、師匠と彼の親との500万円もの金銭トラブルである。

彼はそのことに気づき、スッパリとプロへの夢をあきらめた。

わたしはこの話を聞いて、そのプロ棋士の手紙のコピーなどの証拠も入手し、そのコピーを
添えて、日本将棋連盟会長に手紙を出した。N5段の処分を要求したのである。

かわいい教え子が、非情に夢を断たれたのである。許せなかった。

ところが、連盟は、顧問弁護士を通じて「棋士は個人事業主であるから、連盟としては処分で

きない」との返事。

当時の連盟会長は中原誠十六世名人であった。

会長自身が、その時、脛に傷を持つ身だったのが、このような決着になったのかもしれない。

N6段は今も現役プロ棋士として、子どもへの指導などもしている様子である。

彼の生活権を奪おうとは思わないが、少なくとも、子どもの指導をする資格はないと思う。

日本将棋連盟さん、N6段に子どもへの指導をさせないでください。

少なくとも、連盟主催のものは。

K君はその後、研鑽を重ね、新たな人生を切り開き、コンピューター関連の仕事に就き、

明るい好青年になっている。元々頭脳明晰な子だから、きっと幸せになってくれる。

      

月刊『KOBECCO』7月号が出ました。

連載エッセー「コーヒーカップの耳」は今回「備忘メモ」と題して書いてます。

106ページです。「KOBECCO」のホームページから立ち読みして頂ければ幸いです。

      

明日1日(木)の「輪」の日替わり定食は、

「若ドリからあげ」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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太宰治の銅像

2010-06-29 18:40:47 | 日記

     Cimg0066_2

山  「あそこの医院に、こんな顔した看護婦がいるやろ。”あんた大きいな“て言うた

      ら、”よく肥えてるでしょ”て言いよった。俺は、”いや、その顔や“て言うたった。そや

      けどブスは性格はエエで。あんたとこの奥さんも性格エエやろ」

  「あんたも命知らずやねえ!そんなことばっかり言うてたら、エエ薬出してくれはるワ。

    ほんで、うちの店でも、ご飯の中にエエもん入れてもらえるワ。ボチボチ効いてくる薬を

    ね」

神戸新聞夕刊にこんな記事が、

神戸新聞さん、また記事を拝借させて下さい。

Img175 ← 例によって、ポチッ、してください。

わたしは知らなかった。太宰治の銅像が有ることを。

昨年、生誕100年を記念して建てられたのだと。

驚きですねえ!

もっと驚いているのは泉下の太宰ではないでしょうか。

太宰に銅像は決して似合わないと思うのですが。

これも観光資源なのでしょうか?

しかし、ご長女の津島園子さんが出席しておられるのですねえ???。

明日、30日(水)の「輪」の日替わり定食は、

「焼き魚・塩サバ」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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95歳女性

2010-06-28 20:59:55 | 日記

     Cimg1509

グラジオラス。

I見さんの奥さんが持って来て下さいました。

ご主人が丹精されたのを、ご主人が「輪」へと。

      

地域情報誌の取材に行く。

95歳の女性の一人暮らしのお宅に。

びっくりしました。その元気さがハンパではない。

記事は9月号に載るのだが、このブログを見て下さる人にちょっと先行して、紹介。

Cimg1520

ホントに95歳なのですよ。

インタビューの後でピアノを弾いてくださいました。

88歳から習ったのだと。

それまで音符も知らなかったのだと。

健康の秘訣、一つだけ紹介します。

米一合に麦一合を混ぜて炊いて食べておられます。

「美味しいですよ」と言われても、これ、わたし、真似出来ません。

もっともっと面白い話、聞きましたが、それは本が出てからのお楽しみに。

これから原稿、書きます。

   

明日29日(火)の「輪」のおすすめ定食は、

「冷やしうどん・おにぎり」セットの予定です。

よろしくお願いいたします。

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納音(なっちん)

2010-06-27 15:24:30 | 日記

午前中に豊中へ行く。

豊中インターの手前で、目の前をデッカイ飛行機がゆっくりと降りて行った。

弟の娘が結婚するというのでちょっと祝意を届けに。

近くなのに長らくご無沙汰でした。

会うのも5年ぶりぐらい。

目出度いことで良かった。

滉が植えたトマトとナスが実を大きくしている。

ところが、同じプランターに植えたものだから、トマトが養分を一人占めしているらしく、この有

様。別に植えてやればよかった。

Cimg1488  Cimg1490

「兵庫県現代詩協会」の会報27号が届く。

わたしの原稿がチラッと載っている。

何がテーマなのか分からないような散漫な文章で恥ずかしいが。

Img156

その文中に出てくる、荻原井泉水のハガキです。

Img051

明日28日(月)の「輪」のおすすめ定食は、

「イナリ寿司」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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21年前のビデオ

2010-06-26 22:21:40 | ブルーグラス

朝からずっと雨です。

しかも強い降りです。

今日は「宮水ジュニア」の将棋教室の日で、市内各所から子どもがやって来るのです。

こんなに降っては、参加者は少ないのでは、と心配しました。

Cimg1487

時間前の会場です。いつもなら、わたしが行った時には何人かがすでに待っているのです

が、今日は誰も来てませんでした。

盤が14面あります。28人分です。

淋しい風景です。

ところが、時間になると、やって来ました。

会場はいっぱいになりました。

写真撮る間もなく指導に追われました。

つい力が入って、快い疲れが。

      

最近、41年ぶりにお付き合いが始まったメル友が、メカに強くて、わたしと息子が親子バンド

で出演した21年前の劣化したビデオを上手に編集してDVDにしてくれました。これ以上の劣

化の進行は心配しなくてよくなりました。

もうずいぶん見てなくて、久しぶりに見たら、ちょっと恥ずかしかったけれど、懐かしかったで

すねえ。ああこんなに若いころがあったんだ!

当時中三だった息子は、わたしよりもっと恥ずかしいらしいが、わたしにとっては宝物です。

満員のアミティーホールのステージであれほど受けたのは二度とない経験です。

そのバンドにフィドルで参加して下さったのが、今は色んなフェスで司会をこなすブルーグラス

界の大御所、レフティーさんでした。

この頃はスマートな人でしたが、今は別人?

   

今日はたくさんのお客さん。店は休みでしたが、娘のお友達とその子ども。息子も帰っていた

ので、一時は全部で11人も。にぎやかだった。

今、22時20分。家内と二人です。しずか。

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1勝3敗

2010-06-25 22:36:22 | 日記

山 「嫁はんは、ゴンタの父親の娘をもらうのがエエ。

    そしたら、”あれよりまし“と思てもらえるからな。

    うちの嫁はんの父親は、チョー真面目やったから、俺はえらい評判が悪い。

    この前のことや。

    嫁のお母さんに、嫁がおる前でこう言うたんや。

   ”俺みたいなんと一緒にならなんだら、もうちょっと幸せになったかもわからんのに、スミ

    マセン“と。

    ほんなら、嫁はんが怒りよった。”心にもないこと言うて“てな。

滉、咲友たち来る。

しかし雨で、外では遊べず。

メル友がパソコンに送ってくれた動画を見せてやる。

マイケル・ジャクソンのプロモーションDVD。

咲友はお気に入りで、リズムに合わせて足を動かしている。

滉とはまた、ハサミ将棋。

今日も1勝3敗。

滉はご機嫌だ。

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サッカー、ワールドカップ

2010-06-24 21:13:37 | 日記

今夜半、3時半からサッカー!

原さん   「サッカー、見るでしょ」

中林さん 「そんな夜中に見れるかいな」

原さん   「それはないでしょ!日本国民なら見るでしょ」

中林   「人を非国民みたいに言わんといてほしいワ。眠たいのに」

原    「メール、入れたげるワ」

中林  「やめてくれよ。電源、切っとくワ」

原   「家の電話にしたげる」

中林  「それはホンマにやめてくれ!嫁はんに怒られるがな」

      

子ども将棋教室。

 人数が多いので、きめ細かい指導が出来ないが、続けて来ている子は、確実に進歩してい

る。

 子どもの部が済んで、大人の部へ。

 大学4年生のT君が来ている。

 昔、彼が小学生の時に指導した子である。

 強くなっていて、うれしい。3段半はあるだろう。

 礼儀正しく、謙虚でいい青年になっている。

 就職も決まったと。良かった。

      

 『小説・太宰治』(壇一雄著)の中に、面白い記述があった。

 ”誰だって、妄想はある。そもそも人生というものは自分の妄想を抱いて、墓場に急ぐ道程

のことだろう。“

 ちょっと考えさせられますねえ。

      

明日25日(金)の「輪」のおすすめ定食は、

「手づくりハンバーグ」(750円)の予定です。

よろしくお願いいたします。

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尊敬します

2010-06-23 19:48:20 | 日記

山 「おばん、どないや。ちょっとはマシか?」

  無視

山 「おばん、どないや?て聞いとんねん」

  無視

山 「奥様はどうですか?」と猫なで声。

  「お陰さまで、ちょっとマシになりました」

         

山 「家におったら、バカにされる。

    夜、飲みに行った店でもバカにされる。

    ここへ来てもバカにされる。

    さあっ、行こ!」

  「いやいや、わたしは、あなたのことを尊敬してますよ。

    尊敬の尊という字は、”とうとぶ“と読む。ほんで、尊敬の敬は、”うやまう“ていう意味が     

    あるんやで。350円分ね」

      

血液検査の結果がわかった。

全て異常なし、と。

良かった。

      

明日24日(木)の「輪」のおすすめ定食は、

「冷めん定食」です。

よろしくお願いいたします。

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漢字検定のアホらしさ

2010-06-22 18:56:49 | 日記

   Cimg0066

中林さん 「今日は残念!みな美味(うま)いわ。

       焼き豆腐の炊いたのも美味いし、

       けなすとこないなあ。なんか、ケチつけようと思たけどな」

 この人は、うちの店のチェックマンです。

 今日のカツは堅い、とか、これは水くさいとか、よくクレームをつけて下さる。

 ありがたいお客様です。この人が、何を出されても文句を言わずにいたら、そのうち、スッと 

来られなくなるのでしょう。クレームをつけて下さってるうちは、来て下さる人だ。

 前にも紹介した本、『漢字検定のアホらしさ』です。

Img136

 他に読む本がたくさんあったので入手が遅れていたが、今日入った。

 パラパラと読んだが、実に面白い。しかも勉強になる。

 高島さんの博識には、又も舌を巻く。

 「漢字検定のアホらしさ」に納得。

 「問題を作った人の程度の低さがよくわかる」にも納得。

 続けて、「ついでに、こんな愚問ぞろいの検定試験を受けてできたのできなかったのと一喜

一憂している人の程度の低さもわかる。…どういうばかばかしい問題が出るのか、一つ例を

ごらんに入れよう。」

 いやあ、痛快な文章ですねえ。高島さんの面目躍如です。

 元々、わたしも、この「漢字検定」は疑問視していた。こんなものを信用したら反って文章が 

ダメになってしまうこと必定。

 また「両雄倶には立たず」の項の、白川氏と藤堂氏の論争について、あとがきの中に、「白

川氏の書いたものは二つともいたって程度の低いものであった」とある。

 漢字の白川と言えばすでに権威であろう。しかし、本文を読んで納得させられた。

 わたしは、白川氏の漢字についての「神戸新聞」の連載を興味深く読んでいるので参考に

なった。何でも、権威(とされているもの)を頭から信用してはいけないのだ。

 高島さん、昨年「輪」に来店して下さった時には、「もう書くことがない」とおっしゃってたが、

こうして有意義な本をまた出されて、わたしはうれしい。どうかお元気で。

月刊『kobecco』8月号の原稿、「四十一年」をほぼ仕上げる。

あと、推敲をもう少し。

明日23日(水)の「輪」の日替わり定食は、

「若ドリからあげ」(820円)の予定です。

よろしくお願いいたします。

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定食復活

2010-06-21 18:55:05 | 日記

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 家内の頸椎症の悪化で、先週は定食などの食事メニューが出来なかったのだが、

今日は久しぶりに定食メニューで。

 しかし、一週間のご無沙汰は、商売には打撃で、予想通りヒマ。

 それで良かった。忙しかったら、また悪化するかもしれないので。

 明日もヒマでしょうが、焦らず、それでもいいと思ってユックリとやります。

 隣の用海小学校へ将棋クラブの指導に行く。

 6時間目の正規の授業の一環なのである。

 だから、教師が一人ついて下さる。

 G田先生は女性だが、なかなか厳しい先生で、子どもたちもよく言うことを聞く。

 クラブ員は4年生以上で、23人が所属。

 今日から、3組に分かれてのリーグ戦を始めたが、もう5連勝した子がいる。

 明日22日(火)の「輪」の日替わり定食は、

 「冷やしうどん・おにぎり」セットの予定です。

 よろしくお願いいたします。

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新聞記事色々

2010-06-20 11:48:34 | 日記

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昨日の神戸新聞「人」欄に、先日もここに取り上げた、竹中ナミさんが。

NHK経営委員に就任と。

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記事中にあるように、彼女は1991年にプロップステーションを設立するのだが、その活動中

に、うちの店に来られたのだ。その時、車いすの人、二人を連れてだったと思う。うちの店は

バリアフリーになっておらず、段差を難儀して入ってもらったのだった。

あれから、19年か。

彼女はその後、大変な活躍、活動ぶりだ。

引き替え、わたしは何をして来たのだろう?

今日の「正平調」に團一雄のことが、父の日に関連して出ている。

わたしが今、読んでいる本のうちの一冊に、こんなのが、

Img131

この團は、太宰治と、北山冬一郎との関連で面白い話がある。

團伊久磨のwikipediaより。

Img135  ← 「ポチッ」して下さい。

これは出典が不明とのことです。どなたかご存じないですか。

今日の神戸新聞にはもう一つ興味深い記事が。

ジュンク堂の岡充孝さんです。

この人、今ジュンク堂の専務で、東京池袋店の店長だと。

昔、神戸サンパルジュンク堂の店長をされてたと思う。そのころ、わたしが敬愛する足立巻一

先生が出入りされてて、その縁で、今も「夕暮れ忌」には、この岡さん、神戸に帰って来て世

話をされている。

皆さん、年月と共に偉くなられている。

喜ばしいことです。

明日21日(月)は、久しぶりに定食が出来ます(予定)。

しかし、そろ~っとの営業です。

予定では「豚肉しょうが焼き」がおすすめとなります。

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咲友とジャクソン

2010-06-19 21:37:07 | 日記

梅雨の中休み。

滉、咲友たちは外で遊べました。

そして、滉が植えたトマト、ナス、トウモロコシも大きくなりました。

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咲友はマイケル・ジャクソンにはまっています。

「だくとん(ジャクソン)見せて」と言います。

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終わると「もっかい(もう一回)」と言います。

それで、これなら「イヤ」というかと思って「スリラー」を見せてやる。

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おどろおどろしい画面。

しかし平気です。

「これなんだ!」「これなんだ?」と面白がってます。

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マイケルの歌と踊りを、かぶりつくように見てます。そして、

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気持ち良さそうに寝ました。悪い夢などみている様子はありません。

室内に戻ると滉は、ハサミ将棋に熱中。

何度も「もういっぺんしよう」

で、今日はわたしの、一勝三敗でした。

また、「しっかり腕磨いときや」と言われました。

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江戸川乱歩

2010-06-18 14:19:24 | 日記

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いつも奥の席で昼ご飯を食べてくださる常連さんが、5人。

コンビニで買った弁当持参で来店。

帰り、レジで、

中林さん 「コーヒー代だけ払うの、何か違和感あるなあ」

 「それじゃあ、からあげ定食とアイスコーヒーで1100円です」

      

      

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隣の地蔵尊の境内の額紫陽花です。

今日は朝から雨。

もうすぐ滉たちが来るのに、遊べない。

Cimg1455

しかし、あの子らは、「お外へ」と言うだろうな。

      

神戸新聞朝刊「正平調」に、江戸川乱歩についてのことが。

「怪人二十面相などで人気を博した推理作家、江戸川乱歩がエドガー・アラン・ポーにちなん

で筆名を考えた話は有名だ」

わたしは子どもの頃、好きだった。買ってもらえないので、図書館へ行った。児童閲覧室で読

んだ覚えがある。

後にはコナン・ドイルの「シャーロックホームズ」が好きになり、これは何冊か買ってもらって読

んだ。

で、今日も例によって「輪」にあるハガキから、江戸川乱歩の署名を。

Img128

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人を寝かせる

2010-06-17 15:30:37 | 日記

   Cimg0066

山 「奥さん、どないや?」

  「もうちょっとねえ…」

山 「ストレスやろ、あんたからの」

  「いや、お客さんからのや。わたしは、お客さんでストレス解消してるけどね」

      

食事がメーンのうちの店が定食を提供できないので、店はすっかり暇で、読書が捗る。

Img121

これは以前にも紹介したことのある、親戚の宮大工、小川三夫氏の本である。

後少しのところで読みかけになったままだったのだ。

いい話がいっぱい。

ページを「ポチッ」して読んでみて下さい。

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Img123

いいですねえ。その道を極めた人の話というのは味があります。

この本、夜空の星のようにキラキラ光る話がいっぱい。どれもこれも紹介したいが、

本、読んでください。

      

もうずいぶん前に頂いていた『現代詩神戸』も読み終える。

巻末の、和田英子さんの詩「夕ぐれ・花」です。

Img124

しみじみといいですねえ。

      

午後6時より、公民館の子ども将棋教室でした。

行ってしばらくすると、小4のYちゃんが 、「Iさん!Y、髪型変えたの気づかないの?」

 「あっ!ほんまや!かわいいやん」

Yちゃん 「男の人にそんなん言われたん初めてやわ」

また別の、Kちゃん2年生。やはりかわいい女の子。

ふと気付くと泣いている。

どうしたん?と聞くと、涙ポロポロ。

相手している男の子に「いじめたんか!?」と聞くと、

「いじめてないよ」

で、Kちゃんに「負けて悔しいの?」

Kちゃん、首を横にふる。

「意地悪された?」にも、やはり首を横に。

何を聞いても首を横にふる。そして、きれいな涙をポロポロ。

もしかして、「お母さんが来ないから?」

すると、首を縦に。

7時に迎えに来ると言ってたのに、と。

7時半になっていた。

ロビーを見に行くと、陰に待っておられた。

Kちゃん、「覗いたけど、見えなかった」と。

みな、かわいい、かわいい。

子どもの部が済んで、わたしは大人の部を休ませてもらって、早退した。家内の体調が悪い

ので。先週は子どもの部も休ませてもらって、替りの人にお願いしたのだった。2週休むわけ

にいかないので。

      

「輪」は明日も定食を休ませていただきます。

よろしくお願いいたします。

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井伏鱒二の剽窃

2010-06-16 14:22:48 | 日記

Cimg1454

かわいいお嬢様が来店。

しかも一人で。

おっちゃんおばちゃんばかりのうちの店には似合わない。

そして驚くなかれ、花をプレゼントして下さいました。

なんということでしょうか!なぜでしょうか?

やがて、その「なぜ」はわかりました。

それは内緒です。

      

Img118

『杉山平一・青をめざして』を読み終える。

で、このページ!

杉山先生の発言。最終二行。

「これはおそらく井伏鱒二が自分の訳を書いたものだと思いますね。」

これは先生、間違いです。

次に上げるのは、高島俊男氏の著書『お言葉ですが』の「サヨナラダケガジンセイダ」の項の

一部。

Img117

クリックして拡大して読んで下さい。

この前後に実に詳しく、井伏の剽窃について書いてあります。

興味ある人は、本を読んで下さい。

Img120 例によって「輪」にあるハガキ。井伏さんの筆跡です。

「サヨナラダケガジンセイダ」は、井伏の訳ではなかったのです。

そのことに、我が宮崎修二朗氏が関わっておられるのですよ。

     

明日もやはりお食事を提供することが出来ません。

よろしくお願いいたします。

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