喫茶 輪

コーヒーカップの耳

一番

2018-11-30 17:27:58 | 健康・病気
薬がもうすぐ無くなるので、かかりつけのクリニックに。
ネット予約をして行くのですが、今日は遊び心で受付時間になるのをパソコンを凝視して待っていました。
やがて13:29から13:30となった瞬間にクリックしました。
やったーっ!
一番でした。
まるで子どもですね。
いつもお医者さんには文庫本を持って行くのですが、今はもっぱら『鬼平犯科帳』です。
気楽に読めますのでね。
でも今日は一番だったので待ち時間が少なく、いくらも読めませんでした。
診察と、ついでにインフルエンザの予防接種を受けてきました。
帰りに、階段を下りたところでMさんにバッタリ会いました。
前回もこの人と待合室で一緒になって病気談義をしたのでした。
で、彼女、「病院ばっかりやねえ」と。
ホントだ。滅多に会う機会がないのに、会うのはお医者さんでばかり。
ああ、情けない。
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『次の本へ』

2018-11-29 15:53:00 | 本・雑誌
電話がかかってきた。
「くらくどーの…」と。
てっきり何かの営業だと思った。
だから警戒心丸出しの対応をしたと思う。
だいたいこういう営業の電話には、わたしは年寄りのふりをして撃退する。
実際に年寄りなのだが、さらにわけわからん爺さんに化ける。
ところが今日のくらくどーさんは違った。
「K新聞のHiさんも一緒にお詫びに行きます」とのこと。
それなら間違いない。
で、お二人で来てくださいました。
くらくどーのI井さんとK新聞のHi記者さん。
Hi記者さんにはこれまで何度もお会いしている。

I井さんは、この本を示して、
誤植がありましたと。
わたしの名前の字を間違って印刷してしまったというのだ。
珍しいですね、新聞社さんの仕事なのに。
「間違ったものは仕方ないです」とわたし。
しかし、あの記事が本になるとは知らなかった。
2年前のHo記者さんが取材してくださって載った「次の本へ」。
わたしは足立巻一先生の『夕暮れに苺を植えて』と灰谷健次郎さんの『お星さんが一つでた』を取り上げたのだった。

せっかくお二人でおいで下さったので、色々本の話や足立先生や宮崎翁のことなどをお話しました。
暇にしているわたしにとっては刺激的な時間でしたが、お忙しいHi記者さんにとっては迷惑だったかも。
ごめんなさい、お引止めして。

あ、そうだ。本のそでに描かれているイラストはわたしだということです。


←クリック。
イラストライターは朝野ペコさん。
あれ?わたしいつの間に左利きになったのかな?


この本『次の本へV3しごと編』(苦楽堂)は12月10日より書店への出荷が始まるそうです。
お買い求めいただければ幸いです。さて、わたしの名前はどうなっているでしょうか。

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書き手と編集者

2018-11-29 07:14:05 | 神戸っ子
今朝の神戸新聞「正平調」ですが。
←クリック。
向田邦子さんのことから書き起こして、流石に上手いもんですね。
そして《雑誌連載中でも「書き手と編集者が一度も顔を合わせないこともあるとか」。》が出て来て、わたしは「アッ」と思った。
大きな雑誌ではないけれど、わたしもタウン情報誌「KOBECCO」に連載のページを持たせて頂いていて、20年近くになる。
最初の担当編集者Yさんは二度ばかり「輪」を訪れて下さった。
二人目の担当者Tさんも何度かご来店くださった。
T編集長さんはこの前、見舞いに来てくださった。ところが、
今の編集者のIさんとは顔を合わせたことがないのだ。
全てメールと電話でのやり取りだ。もう何年にもなるのに。
それでたしかに用は足りている。でも…。
コメント (1)
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町を歩けば

2018-11-27 15:10:36 | まち歩き
市役所と銀行に用事があって、例によってリハビリがてら歩いて行ってきました。

キョロキョロしながら歩いていると、普段気がつかないものが見えます。

これは染殿町の福祉センター前にある時計です。
わたしは北から南へと歩いていたのですが、ふと見てみると、
あれ?4時過ぎてます。そんなはずはない!
腕時計を見ました。
ほら、2時45分です。

で、南側から見てみると、
大体合ってます。

歩くと、普段見えないものが見えてくるというのは本当です。
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「草むらのなかへ」

2018-11-27 08:27:24 | アート・文化
六車明峰さんの書「草むらのなかへ」ですが、
店の入り口を入ったところのスペースに飾りました。




おしゃれですねえ。

今日、ご来店のお客さまで、「おっ」と気づいて下さる人はあるでしょうか?
わたしはないと思います。

この詩は竹中郁の「断片」という6篇の詩群の中の1篇です。『竹中郁全詩集』の276ページに載っています。
←クリック。
目立たないので、あまり知られていませんが、わたしは好きな詩です。
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「林哲夫作品展:父の仕事場」

2018-11-26 18:00:58 | アート・文化
林哲夫さんから案内状を頂きました。





林哲夫さんは画家ですが、また書籍への憧憬の深いエッセイストでもあります。
昨年には、氏のブログ「daily-sumus2」で拙著『触媒のうた』を詳細に紹介して下さり、過分にお褒め下さいました。
ありがたいことでした。

また、会場の「ギャラリー島田」ですが、ここでは生前の菅原洸人画伯が毎年個展をなさっておられて、わたしにも縁が深い場所でもあります。
そして忘れてならないのが、足立巻一先生の書額を入手した画廊でもあります。

久しぶりに是非とも出かけたいと思っております。オーナーの島田さんともご無沙汰してます。
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「日本の古本屋」の「メールマガジン」に『やちまたの人』が。

2018-11-26 11:38:41 | 足立巻一先生
「日本の古本屋」の「メールマガジン」に涸沢純平さんが書いておられます。

https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=4313&fbclid=IwAR1cxnuOonhwzI9uLX7iSvG7exK-neQTDhdg69vPy00V5pXGJz4nH48Yucg

足立巻一先生と杉山平一先生のことが感動的に。
 《本書では、特に杉山平一さんのことを書いています。
ノア「海鳴り」他誌追悼号に書いたものも、重複はあるが、収録。
その中で、杉山さんが足立さんのことを書いた文章を引きました。
 「集りなどで、足立さんの顔を見かけると、急に心がなごんで、近づいてゆく。
そこにはいつも、ふあーとした風が吹いている感じだった。…ヒューマニズムというのは、ああいうものだと思った」。
「ふあーとした風」は杉山さんそのものでもあったのです。
 文は人なり、文章と人の魅力、出版とは「やちまた」なり。の思いです。》


因みに、この欄にはわたしも昨年書かせて頂きました。https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3342
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もう一度「六車明峰近作展」へ

2018-11-25 20:09:53 | アート・文化
最終日の「六車明峰近作展」へもう一度家内と一緒に行ってきました。






これ、いいですねえ。「この静かな変化に耐えよ」(足立巻一)。

そしてこれ。
竹中郁の詩。一般にはあまり知られている詩ではありませんが、わたしの大好きな詩です。
譲っていただきました。

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fumiの七五三

2018-11-25 19:02:46 | 
fumiの七五三で、大阪福島の天神さんへ。
いいお天気でした。


少女が一人、お参りしてます。


今日の主役は左に座るfumiです。

おみくじを引く姉弟。
二人とも大吉で大喜びでした。

この天神さんは、作家の田辺聖子さんが氏子だった神社です。
kohは学習帳持参です。
天神さんは学問の神様でもありますからね。




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「構内」

2018-11-24 19:35:10 | 杉山平一先生
杉山平一先生のご息女、H美さんから今日届いたハガキは絵葉書でした。


画質、落としてます。実際はもっと美しいです。

杉山先生らしい、いい絵ですねえ。
しかしこの絵、わたし覚えがないんです。
いや、記憶力が弱くて、覚えてないだけかも。
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「現代川柳」第64号

2018-11-24 15:52:30 | 文学
神戸の川柳作家、中野友廣さんから「現代川柳」第64号をお贈りいただいた。



中野さんには「輪」へもお越しいただいたことがあります。
「現代川柳」の編集部のスタッフの皆様と。

さて「現代川柳」ですが、重厚な本です。
84ページあります。
それが充実してます。
これだけのものを隔月で出すにはかなりのエネルギーが要ります。
スタッフの皆さんの能力がよほど高いのでしょう。
中身は川柳の羅列だけではありません。
自選作品、選評、初心講座など勉強になることがいっぱい。
そして、エッセイ欄が充実してるのです。
これは、みなさんのかつての師、時実新子さんの影響でしょう。
新子さんはもちろん、現代川柳の旗手と言われた人。しかしまた、エッセイの名手でもあった人です。
わたしは十分楽しませて頂きました。

後になりましたが、巻頭文「川柳の目」を中野さんが書いておられます。
その一部。
《本誌には、文芸としての現代川柳を愛し、作っていこうという人たちが集まっている。過去の文芸川柳、そして時実新子の川柳を大切に読み継ぎつつ、自身の川柳を研いていこうという人たちと共に本誌は歩んできた。(略)川柳は人物そのものを描く。額に浮かぶ一滴の汗や涙のにじむ瞳、戸惑いを隠せない手の動きまでクローズアップして、人間そのものを描くのだ…》

そして巻末の「事務局雑記」の中で、渉外担当の門前喜康氏がこんなことを書いておられる。
《サラリーマン川柳ほか、一般的に知られる”川柳”から生まれる誤解を解くような、文芸の薫るユーモア句の作句に頭を悩ませました。》
このことは大切なことで、生前の時実新子さんが口を酸っぱくするように言っておられたこと。
<川柳をバカにするような風潮を生むのは、新聞やその他媒体が、ふざけた笑いを川柳と勘違いして流布させている。>
だから川柳は俳句や短歌などほかの短詩形文学の一段下に見られてしまうと。
新聞などでも、ちゃんとした選者ではなく、手っ取り早い自社の記者などの素人を選者にしたりして、文学としての”川柳”を貶めていると。
彼女はそれを糺そうとして必死だったと思う。
そして彼女が頑張ったお陰で、川柳の文学的価値が上がったのだった。
ところが、彼女が亡くなって10年が過ぎ、また以前のように川柳をちょっとした娯楽だけの文芸と錯覚する人々が増えてきている気がする。
あの世で彼女はさぞ悔しい想いをしているだろう。
と、そんな風潮を打破すべく、中野さんたち「現代川柳」の人たちは頑張っておられる。
それがこの本、「現代川柳」を読むとよくわかる。
中野さん、頑張って下さい。
そしてありがとうございました。

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「多島海」34

2018-11-24 09:57:53 | 
小さな詩の同人誌「多島海」をお贈りいただいた。



B6版の小ぶりな冊子です。
表紙の紙もいい。色も好きだ。スッキリしていて、しかも落ち着きがある。

同人は、江口節・彼末れい子・松本衆司・森原直子の4人。
それぞれが詩と散文を1編ずつ載せている。
いいですねえ。
読むのに手ごろだ。
今号で大いに共感したのは、松本衆司氏の「朝、発条仕掛けの螺旋を巻く」だった。

←クリック。



一読、わたしのことを書かれているのかと思った。
わたしも病気以来、毎日ラジオ体操をしている。
そしてソフトスクワット。
おんなじですねえ。
わたしはそのことをこれまで詩に書いたことはないですが、松本さん、上手いですねえ。
「発条」と「螺旋」という漢字を使ったのも工夫。
ただタイトルにルビを振ってありますが、わたしならルビなしにしますが。

散文では、彼末さんの「<トノサマガエル>から<モリアオガエル>へ」が印象的でした。力作ですね。
その細かな描写力に感嘆します。ということは、観察力でもありますが。詩人の必須条件かもしれません。

お贈り下さった江口節さん、ありがとうございました。楽しませて頂きました。
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貴景勝

2018-11-24 08:11:40 | 新聞記事
今朝の神戸新聞で知りました。
貴景勝が西宮と縁が深かったと。

←クリック。

越木岩神社の子ども相撲に出たのが相撲との出会い。
そして小学校は仁川学院。
さらに中学は報徳学園。
みんな西宮だ。
以前の西宮はマイナスイメージの話題ばかりだったが、
最近はフィギアスケートの紀平梨花の活躍があったりして、若い子が素晴らしい。
貴景勝は今日の高安戦に勝てば優勝!
兵庫県力士としては貴闘力以来18年振りとのこと。
ガンバレ!
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13手詰め

2018-11-23 08:26:10 | 将棋
昨夜の「用海将棋会」の例会。
F4段との終盤です。先手がわたし。
再現局面。
詰みありと見て考えました。
色々の変化を読み切って、見つけました。
最長は13手。。
まだ認知症にはなってないようです。
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北山冬一郎の「ひぐらし」

2018-11-22 16:46:20 | 北山冬一郎
兵庫県文苑の重鎮、鈴木漠さんからお便りをいただいた。
ウィキには載っていないが、たしか兵庫県の文化賞も受けておられると思う。

こんなものを送ってきてくださった。


「神戸波の会」の演奏会のプログラム。
演奏会は11月18日なのですでに済んでます。

添えられたお便りに、
《先週、神戸波の会のコンサートを聴きに行ったのですが、以前大兄が「神戸っ子」に書かれていた北山冬一郎の詞に団伊玖磨が作曲した歌曲が歌われていたのでお知らせします。》とありました。
実は、北山冬一郎に関しては、鈴木さんに教えて頂いたこともあって原稿が書けたのでした。

そのプログラムの中にこんな箇所が。

佐々木倫子さんという人が北山冬一郎の「ひぐらし」を歌っておられる。
多分、北山のことは知らずに歌っておられるだろう。教えてあげたいような、知らないで歌っている方がいいような…。

北山は文献が殆どなく幻の詩人というわけです。
その北山のこと、「神戸っ子」に書いた後、昨年出した拙著『触媒のうた』に詳しく載せています。
興味のある方はその本をご覧ください。山頭火と並ぶようなおもしろい人生を歩んでいます。

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