喫茶 輪

コーヒーカップの耳

椎名麟三

2014-01-31 20:05:06 | 宮崎修二朗翁

「KOBECCO」2月号が出ています。
今号の「触媒のうた」は「椎名麟三」と題して書いています。
「神戸っ子」出版のHPから立ち読みできます。
興味のある方はこちらから↓ ページを繰って78,79ページです。
http://kobecco.oide.or.jp/2014/14-02/nk1402/nk1402_06/nk1402_06.htm

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『余生返上』

2014-01-30 16:57:58 | 本・雑誌

編集工房ノアさんに注文していた本が届いた。

Img446

大谷晃一さんの『余生返上』である。
例によってあとがきを先に読む。
「終わりに」とある。意味深だ。

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ちょっと胸迫る文章です。
「人生最後の一冊…」とある。
そして終わりの方に
―亡くなった足立巻一さんが、「大谷さん、大阪の出版社ノアが潰れんようにしたいな」と話したことを忘れない。あれから三十年近くもたったが、ノアは盛んにやっている。うれしい。―
なんとも言えませんね。

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「昭和回顧録」

2014-01-30 15:41:48 | テレビ番組

ある人から「昭和回顧録」という昔のテレビ番組の録画を見せて頂いた。
1978年放映の、NHK教育テレビ番組だ。
1921年に神戸で起きた「川崎・三菱労働争議」の貴重なフィルムなど。
井戸の中に浸けていて助かったフィルムだと。
日本の労働運動の歴史的な争議の模様が写っている。賀川豊彦の姿も。
大正時代の何万人ものデモ行進。その当時の路面電車が走る様子など、神戸の街の風景も貴重だ。
しかし、今のNHKでは絶対に再放送はないだろうな。今日の夕刊には「NHK 原発テーマ拒む」の記事が。
この録画、見せて下さった人にお願いしてコピーさせて頂いた。
取り扱いは慎重にしなければならない。もしyoutubeにでもアップしたりしたら逮捕ものですね。

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竹トンボ

2014-01-30 12:49:05 | 懐かしい話

自転車で遠いとこまで行った話をしていて思い出した。
昔、わたしがまだ小学生の頃の話である。
近所のM重と竹トンボを作る話になって、それには竹がいると。
そこでM重が「神戸の親戚の庭にあるから行こう」と。
で二人で自転車で神戸に向かった。
子ども用自転車である。
なかなか進まない。
しんどかった。
御影です。
やっとたどり着いたのだが、庭に細い竹があって、家の人が切って下さった。
帰りも遠かった。しんどかった。忘れられない。
ところがである。
西宮まで帰ってきたら、道に竹屋さんがあって、表に切れ端が転がっていた。
分厚い竹である。
竹トンボを作るのにピッタリだった。
頼んでそれをもらって帰り、いい竹トンボを作った。
遠い昔の話を思い出した。
M重君、後、神戸大学を出ていい所に就職し、重役にまでなっていた。
今どうしているかな?

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「叢生」190号

2014-01-30 09:08:30 | 

神戸の詩人、江口節さんから「叢生」190号をお贈り頂いた。
いつもありがとうございます。
今号は総体に老人の愚痴やため息のような作品が多かったと思います。
といっても、ただそれだけではなく、軽いユーモアなどを交えてホッと温かなものが底流にはありましたので念のため。
そんな中で、この作品は少し趣が違って清々しかったです。

Img445_2
福岡公子さんの「ハリケーン」です。
子どもの姿が生き生きと描かれています。要注意なのは次の一行。
「危うさを孕んだままに」

編集後記の中の、佐山啓さんの文に、おっ!と思った。
「(略)かくて外国に行ったこともなく、飛行機に乗ったこともなく、日本中をくまなく旅したいと願いながらも預金不足。朝五時半に起きて早朝登山と、山上でのラジオ体操の毎日。(略)」
わたしのことかと思った。わたし、朝五時半には起きませんが、飛行機には乗ったことがありません。昔子どものころ、阪神パークのワイヤーで吊られてグルグル回る飛行機に乗ったことがあるくらいです。預金不足も一緒。佐山さん、お友達になりたいなあ。

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2014-01-29 08:37:00 | 喫茶・輪

インフルエンザが流行っているとのことで、喉の話に。
そこで、わたしの喉は強いと言うと、
「マスターはいつも口から毒を吐いてはるからでしょ」と。
そう言われればそうだ。
入って来る菌をやっつけるほどの強い毒を吐き続けている。

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本日は早じまい。

2014-01-29 08:31:15 | 喫茶・輪

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本日29日(水)は都合で午前11時に閉店いたします。
よろしくお願いいたします。


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ウィッシュボン

2014-01-28 18:54:04 | テレビ番組

声優の永井一郎がお亡くなりになったと。
最近ではサザエさんの波平役で有名だが、昔わたしがまだ中学生の頃、アメリカ映画の「ローハイド」で幌馬車の馭者、ウィッシュボンの吹き替えをしておられた。うちにテレビがやって来てから間もないころの話。ウィッシュボンはお爺さんだったので、わたしはその声の人も老人だと思っていたが、その頃は当然お若かったというわけだ。
懐かしい人がまた亡くなられた。http://www.youtube.com/watch?v=m6BXvWwAa48

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明日は早じまい。

2014-01-28 10:40:49 | 喫茶・輪

Photo

明日29日(水)は都合で午前11時に閉店いたします。
よろしくお願いいたします。

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K川さん

2014-01-27 16:07:32 | アート・文化

K川さんからお葉書が。
丁寧な内容に感激したが、最後に書かれた言葉、「ima〇〇さん、一度、じっくり話をしたいですね、又。」のありがたさに胸「じ~ん」でした。
しかしK川さんは今お忙しすぎる。どうかお身体を大切になさって下さい。

それと一緒に届いたのがぶんぶんさんからの年賀状。
やっと届きました。
彼女のFBによると、500枚ほどの年賀状を表裏全て手書きで書<wbr></wbr>いておられる。絵もですよ。
そして一人一人の相手の顔を思い浮かべながら、その人に即した言<wbr></wbr>葉をちゃんと添えて。そら時間がかかりますわな。しかも彼女は忙<wbr></wbr>しい。家庭事情もお母さんが入院中だったり大変だ。そんななかで<wbr></wbr>の手書きの年賀状、あだやおろそかにはできません。お年玉抽選に<wbr></wbr>当たってなくてもね。
このハガキを手に取ると、空の彼方までつづくハガキの連ダコが見<wbr></wbr>えましたよ。500連ですよ。素晴らしい。

今日届いたハガキ二枚は、どちらも今猛烈にお忙しい人からのもの。ありがたいことでした。

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鈴木漠さん

2014-01-27 12:51:43 | 文学

前ページの「六甲」だが、もう一つ楽しみにしている読みものがある。
詩人で俳匠(俳匠とはわたしが思っていることでご本人には迷惑かと)の鈴木漠さんが連載しておられる「連句茶話」である。

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今号の「天王寺蕪?」も面白かった。
というより、いつもながら漠さんの教養の深さに驚く。
与謝野蕪村のこと書いておれるのだが、蕪村は陶淵明に傾倒していたと。
蕪村の有名な句「菜の花や 月は東に 日は西に」も、文献を挙げながら陶淵明の詩からの本詩取りだと。
そして、蕪村を再評価した正岡子規のことを書き、しかし子規は蕪村という俳号について誤解していると。
その所、アップします。

Img433_3
鈴木漠さん、スゴイですね。

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『兵庫讃歌』を読む

2014-01-27 12:24:48 | 宮崎修二朗翁

短歌誌「六甲」をお贈り頂いている。

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わたし短歌は門外漢なので評論できませんが、中の「『兵庫讃歌』を読む」をいつも楽しみに読ませてもらっています。

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宮崎修二朗翁が講座で話されたことを坂野訓子女史が文章化されているもの。
坂野さんは長く宮崎翁について秘書的な働きをされている人。もちろん報酬を受けてのものではありません。この人も宮崎翁のお人柄と教養の深さ広さに惚れこまれた人です。ずっと翁の縁の下の力持ち的役割を担っておられる。
さて今号(一月号)は、但馬のことが書かれている。
アップします。

Img432_2少し誤植がありますが。

歌詞の中に出石が出て来ます。わたしのペンネーム、「出石アカル」の由来です。
実は出石は家内の故里。素晴らしい町です。
「アカル」は、ここに出てくる「天日槍(あめのひぼこ)」(出石神社の祭神)の最初の妻の名前でもあります。
といっても、わたしのペンネーム、そこから採ったのではありませんでした。実はこのこと知ったのは恥ずかしながら後からだったのです。
「アカル」は友人が自分の子どもに付けた名前「明」からです。「あかる」と読ませてました。わたしはそれを面白いと思い、ペンネームにもらいました。

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もう一度足立先生

2014-01-27 10:32:58 | 足立巻一先生

足立先生に関する著書だが、もう一冊忘れていた。
西尾明澄さんの『『やちまた』ノート』というのがあった。

Img429

この本、編集工房ノアから出ているが、非売品でした。
だから市場に出ておりません(兵庫県の各図書館には所蔵されてます)。
わたし、お願いして譲って頂きました。
著者の西尾さんは、生前の足立先生にはお会いになっていない。でも足立先生のことをお知りになって先生に惚れこんでしまい、このような本を書かれた人。
欲得ではありません。いかにも心の美しい人という気がします。
この本を出された後、郷里の四国に帰られたはずだが、お元気にしておられるだろうか?

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足立巻一先生のこと。

2014-01-27 10:12:44 | 足立巻一先生

先日の神戸文学館での催し「足立巻一さん、その詩と散文の仕事」だが、録音禁止とか言われてなかったので録音させて頂いた。聞いてみたい方にはCDにして差し上げます。お申し出下さい。
講演の中で、講師のたかとうさんが足立先生のお墓のある場所を「須磨寺」と仰っていたがこれは間違いでしょうね。葬儀告別式は須磨寺で行われましたが、お墓は神戸北区の鵯越墓園のはず。何度かお参りさせて頂きましたが、かなりご無沙汰してます。
墓石の裏面には先生の文字で

   人の世やちまた

   祖父 祖母 父 母 

   ここにあそびたまえ

       一九七二年秋 巻

と彫ってある。

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足立先生のこと。

2014-01-26 10:23:37 | 足立巻一先生

昨日の催し「足立巻一さん 詩と散文の仕事」をお聞きして思いました。
わたしも足立先生とのことをちょっとまとめておかなければならないなと。
というのも足立先生を直接知る人で、文が書ける人が少なくなってきているということです。
昨日の講師のたかとうさんにしてもそれほど深くはご存知ない様子だった。司会進行をされた大橋さんも同じくあまりご存知ない様子。みな書物からの知識だ。
参加者の中で三浦さんなどは「天秤」の同人だったからよく知っておられるはずだが、まとまったものは書いておられない。
これまでに足立先生の評伝的な書物は、東秀三さんが『足立巻一』を出しておられる。それから、庄野至さんが『足立さんの古い皮鞄』で織田作之助賞を受けておられる。
そのほか、桑島玄二さんが「海鳴り」に「アダッツアン」と題して連載を始められたがほどなく中断した。この時、わたしお便りを出し「続けて下さい」とお願いしたが、「事情があって続けられない」とのお返事を頂いた。その事情、後に宮崎修二朗翁からお聞きしたが残念だった。
わたしもせっかくのお近づきだったのだから、何らかのものをまとめておかなくてはと思った次第。古い日記帳などを調べなければならない。
歳を重ねるほど、しなければならない仕事が増える。残り時間が…。
足立先生は69歳で遺言書を用意され、73歳で亡くなられた。くらべものにはならないが。

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