喫茶 輪

コーヒーカップの耳

雨過天晴

2020-09-07 11:47:57 | 本・雑誌
『蒼天見ゆ』(葉室麟著・角川文庫)を読んでいる。

幕末から明治にかけての悲しい物語。
葉室さんにしては少し重い小説。
その中にこんな言葉が出てくる。
《雨過天青雲破処》。
前半の主人公、臼井亘理が息子と娘に授けた言葉。元々は唐の皇帝に関する故事からの言葉だという。
この言葉に関連して思い出すことがあった。
宮崎翁からお借りしたままの『雨過天晴』(中川一政著)というタイトルの本のこと。
そのこと拙ブログに書いている。
お返しせずじまい。
また読んでみなくてはならない。

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コメント
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