喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「歴史と文化の散歩道」

2015-02-28 08:08:19 | 西宮のこと
昨日ちょっと用事があって「白鹿記念酒造博物館」へ行って学芸員のO浦和也さんにお会いして来た。
その関連であることをネット検索していたら興味深いサイトに出合った。
「歴史と文化の散歩道」という「さくらFM」のラジオ番組のこと。
ここに最近一年間に放送された番組の表があって、好きな番組をネットで聞くことができる。
聞き手のパーソナリティーの前田豊さんはわたしもお相手して頂いたことがあるが、この一年間に出演しておられる中にわたしの知った名前の人がたくさんおられた。
T田みかさん、G田茂伸さん、N畠益男さん孝恵さんご夫妻、O浦和也さん、そしてD本秀雄さん。
ちょっと聞いてみたが、中でもN畠さんの奥様の声は懐かしかった。うちが米屋をしていたころのお得意さんだったのだ。もう20年以上お会いしていないが、いい感じの奥様だった。そしてそこにはお姑さんがおられて、このおばあちゃんがまたかわいい人だった。わたしが行くとうれしそうにお相手して下さり、昔話などして下さった。ここに嫁入りして来られた頃の、家の前の港の様子など。そして嫁入りしてくる前の和歌山でのことなど。ある時、きれいな手づくりの鞠を何個か下さった。色とりどりの絹糸で作った民芸品である。まだ置いてあるはずだ。
ああ、懐かしいことを思い出した。一度お訪ねしてみようかな?

追記
 N畠さんのおばあちゃんに戴いた鞠、出て来ました。

立派な鞠です。ソフトボールの球より少し大きい。
これ、そのおばあちゃんの手づくりなんです。
もう一個、もっとかわいい色のがあったのですが、satoに上げたのでした。
sato、大事にしてくれてるかな?

まだ追記
 このおばあちゃんのこと、わたし新聞投稿に書いてたのを思い出しました。昭和56年7月4日付けの神戸新聞「読者文芸」欄です。
 画面をクリックしてどうぞ。書き始めた頃のもので稚拙ですが。
ここに出てくるおばあちゃんが、N畠のおばあちゃんです。
足立先生の選評はこうです。
「風景を描きながら風俗への批判がのぞいている」と。
コメント (2)
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「箱入りさん・上」

2015-02-26 21:32:24 | 宮っ子
「宮っ子」3月号が出ました。
今号の「わが町この人あり」は、「箱入りさん・上」と題して足立女史を取り上げております。
お読み頂ければ幸いです。
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尼崎精工

2015-02-25 14:57:22 | 杉山平一先生
ある人がこんな資料を提供して下さった。

「地域史研究」-尼崎市立地域研究史料館紀要ー
昭和61年3月号。
この中に「尼中生の戦中戦後日記」-戦中の部ーというのがあり。これがスゴイ。
岡本忍という人の日記だが、よくぞ公開されたものと思う。
中には青春の恥ずかしい心情なども含まれていて、公開には躊躇があったと思われる。
しかし、それも含めて戦中の貴重な記録だ。
そして、興味深いのは、この岡本氏が中学4年の時に勤労動員されたところが「尼崎精工」だったという。
杉山平一先生のお父さんの会社で、杉山先生は専務さんだった。
戦時中は軍需工場になっていたのだ。
その工場での毎日の詳細な日記である。
大洲の女高生も学徒動員された会社だ。

日記の一部、紹介しましょう。

昭和20年7月1日(日)雨
どうも面白くない。本日の作業、機械掃除。今朝新聞に尼崎の十日間で復興した事が載ってゐたさうだ。帰ってから隣のを見して貰ったが、ハッタリもハッタリ、実に驚いた。「工場至る所狭しとばかり埋められた日の丸の旗(たった二本)の下、神風鉢巻をキリリとしめた学徒(俺たちは神風鉢巻なんか一本も貰わん!)」といった工合である。新聞は、前からよく誇大、ありもせぬ事を書きたてる。そんな事をすれば、報道というものの真実性を失ふではないか。(略)


検閲を受けない日記だったから良かったのでは?当局に知られたらただでは済まなかったのでは?

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神樹

2015-02-24 16:32:29 | まち歩き
福祉センター筋の街路樹は神樹が植えられていたのだが、最近腐敗により倒木の危険があるとかで処分されてしまった。立派な樹木だったのだが。
後にはサクラが植えられているのだが、名札がないので品種が今のところ分からない。
ソメイヨシノでなければいいのだが。
ところが今日歩いていて、神樹がまだ残っているのに気がついた。
 阪神より南に。

辺りを見ると、まだ数本残ってました。
いつまであるでしょうか?腐らないように保護してやってほしいなあ。
笹部翁によれば、役所はダメ、当てにならないということですが。
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サ高住完成

2015-02-24 16:23:40 | 日本盛
隣の「日本盛」の敷地に完成した「サービス付き高齢者住居」です。


植樹もされました。
色々な樹木が植わっていますが、中でサクラ。

名札を見ると、残念ながら ソメイヨシノでした。桜博士笹部新太郎翁によれば「サクラのクズ」だそうです。
せっかく西宮なのだから、西宮ゆかりの「ササベザクラ」か「夙川舞ザクラ」にして下されば良かったのに。
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西福寺

2015-02-24 16:10:13 | まち歩き
若竹会館のすぐ近くに「西福寺」はあります。
立派なお寺です。

大屋根も立派。 

鐘楼も 

境内には親鸞聖人像が。 

しかし門の横の壁にこんなものが掲げられています。

寄附をされた方の名前が。お寺とすれば仕方ないのでしょうか。
中に「何某殿」というのもあって、あ、奥ゆかしい人もあるのだと…。
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図書館若竹分室

2015-02-24 15:53:51 | 本・雑誌
お借りしていた本、三冊お返ししてきました。
西宮図書館、若竹分室に。
その内の一冊は貴重な本なので、係の人にアドバイスしておきました。 


「これは笹部さんの直筆署名が入っています。貴重です。この本の内容は、こちらの新しい方に全て入ってますから、笹部さんのことを知るには、この古い方は必要ありません。なので、今後この本は貸出ししない方がいいと思います。出来れば、笹部翁の資料室がある白鹿記念館に所蔵した方が…」と。

「ご意見、上の方に報告致します」とのことでした。

帰り、若竹会館の窓口へ。
実は「宮水ジュニア・将棋教室」今年度の前半がこの会場に予定されています。ということで、ついでに会場を見せて頂こうと思って。
しかし今日は担当者がいないのでどの部屋を使うか分からないとのこと。
まだ先のことなので「また改めて…」と帰ってきました。
今日も歩きでした。
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読み語り

2015-02-24 08:51:30 | 原稿
原稿が書けたら、「ちょっと聞いてな」と家内に読んで聞かせる。
自分で読めばいいのだが、やはり人に聞いてもらいながら読むと、おかしな所に気づきやすい。
というわけで、わたしの書くものの最初の読者は家内である。
昨夜のこと。いつものように聞いてもらっていた。
今回はいつもより少々長い原稿。
始めのうちは「ふんふん」と相槌を打ってくれていたのだが、そのうちそれがなくなり、やがて軽やかな寝息が聞こえて来た。
ありゃりゃ。しかしわたしは止めることなく続けて読んだ。
するとまた「ふんふん」と相槌が。
目覚めてくれたのだ。
しかしこれはどういうこと?
わたしの朗読が心地よいのか?
あるいは、話の内容が退屈なのか?
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動画、櫻守公園

2015-02-23 21:37:59 | 取材
「櫻守公園」での動画です。
カメラを早く動かしてしまってちょっと見づらいですが。


櫻守公園


ササベザクラの原木は平成10年に枯死したそうです。
多分、あの震災で大事な根が切れたのでしょう。
ここには、世間に多く見られるソメイヨシノは一本もありません。
日本古来の上品なヤマザクラなどです。
春にもう一度来てみたい所です。
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櫻守公園

2015-02-23 15:56:36 | 取材
曇り空でしたが、阪急岡本まで行ってきました。
甲南大学が近くにあるということで駅からの道は華やかな感じ。狭い道でしたがオシャレな店が並んでいて賑わっていました。
一方、笹部新太郎翁の元お邸は狭い道を入った閑静な住宅街にあります。。岡本南公園ですが通称「櫻守公園」に。
思いがけなくいい取材が出来ました。4月号の原稿に生かせます。やはり現地に行かなくてはなりませんね。





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笹部翁

2015-02-23 09:28:51 | 本・雑誌
先日図書館からお借りして来た本、『櫻男行状』ですが、古い方(昭和33年平凡社発行)のに著者の毛筆署名があります。

これは珍しいですね。他に例はあるでしょうがわたしは初めてです。
しかも笹部翁の直筆は貴重では?
本自体もよく読まれたのでしょうか、傷んでいます。

笹部翁のことをより知るには、この本よりも平成3年に出た双流社版のほうが適していると思われますが、この古い本も貴重ですね。よくぞ貸出して下さいました。貸し出しはわたしで最後にした方がいいと思います。お返しする時に係の人にアドバイスしておきましょう。
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ヤマザクラ

2015-02-21 18:40:24 | 日記
昨日からの独身生活がまだ続いています。
ということで今夜は夕食に街へ出かけました。
今、日本のサクラ博士、笹部新太郎さんのことを勉強してるのですが、行く途中の街路樹にヤマザクラがあってうれしくなりました。まだ花は咲いてないし葉も出ていません。名札がついていたので分かったのです。
さすがに笹部さんゆかりの西宮です。
笹部さんは、サクラはヤマザクラだとおっしゃってます。
わたしもソメイヨシノより山桜の方が昔から好きでした。
今、世間でサクラといえばソメイヨシノのことだと思っている人が多いですが、あれは江戸末期に開発されたサクラで、一気に日本中に広まったのでした。
笹部さんによれば「サクラのクズ」だということですが。
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今年度最終回

2015-02-21 12:17:48 | 将棋
実は昨日からわたしは独身です。
今朝、ちゃんと起きれるか心配でしたが、7時に目が覚めました。
今日は「用海公民館」での「宮水ジュニア・将棋教室」の今年度最終回。
遅れたらシャレになりません。
天気も良し、たくさんやって来ました。
例により最終回は、これまでの勉強の成果を発揮すべく将棋大会です。
「賞品は?」と聞く子に「ありません」というと。
「え、いつもあるのに」と不満そう。
試合は波乱含み。
優勝するだろうなと思っていた強い子が王様を取られるミスをして負けたり。
しかし今日は不思議に反則負けが出ませんでした。
こんなことはこれまで初めて。
いつも二歩を打ってしまったり、行けない所へ行ってしまったりの反則が何人も出るのですが。あ、一人、秒読みに追われて、香車を桂馬のように飛んでしまっての反則負けがありました。
これもこれから後の人生に役に立つ経験です。
終って「賞品を授与します」と言うと、
「いっつもそうや」と。何度も来ている子です。
今回の講座の感想などをアンケート用紙に書き込んで、あと修了証書を一人ひとりに授与して、最後のお話をしました。
将棋の良さを改めて話し、そして、「今の世の中が、なんかイヤな世の中になってる気がします。優しさに欠けるような。ぜひあなたたちは、将棋を通してひとへの優しさを身につけて下さい。自分は強くなって、弱い立場の人に優しくできる人間になって下さい」など、色々。
みな元気に帰って行きました。
迎えにきておられた保護者の中の一人のお母さんが、子どもと共に丁寧に挨拶して下さいました。なんかうれしいですね。
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身辺調査

2015-02-20 17:20:56 | 
午後からちょっと電車で大阪へ。
fumiと二人でお留守番。
楽しく遊んでくれました。
先ず、わたしのバッグを手に取り、中身のチェックです。
みんな出して、隅から隅まで調査です。
一つずつ出して、確認してはわたしに渡してくれます。
自分のものにしようとするわけではありません。
いかにもチェック。
財布の中まで全てチェック。
小銭まで出してくれました。
何か怪しいものはないかと興味津々で。

あと、小銭で遊びました。
コインを立てて、左の人差し指で上部を軽く押さえ、右の中指の爪を親指の腹で押さえ、はずみをつけてコインの右端をタイミングよく弾きます。
文章にすると難しそうですが、誰もがやる遊び。
コインは勢よく回りながらその辺りを走ります。
これにfumiは喜んで、時間が稼げました。

あと、「ん、ん…」と言いながらわたしを風呂場に誘います。
何があるのかと思ったら大きな鏡でした。
下から上までちゃんと全身写ります。
それを見よというのです。
fumiが写ってます。
そのうしろにわたしが。
笑ってやると、fumiもニッコリ笑って満足そうでした。
鏡の好きな男の子です。

今日の写真ではありませんが。
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自信喪失

2015-02-20 07:43:16 | 将棋
昨日やった将棋の再現途中図です。

まあいい勝負ですか。相手の角がイヤな所に利いてますが。
ここでわたしナニやった?という手を指しました。
手筋とばかり、▲6四歩です!
それを相手は少考して△同歩としました。
横で観戦していた人が、その歩、おかしいのでは?と。
あれれ?▲7四歩のつもりが…。
わたし7五の歩を6四に動かしていて、相手も気づかず同歩と。
こんなミス、これまでやったことがありません。
まず起こり得ない、聞いたこともないミスです。
もう、すっかり自信喪失しました。
「負けました」と言いましたが、まあ、親善試合ですので、▲7四歩として指し継ぎました。
局面進んでこうなりました。わたしの手番です。
ここでまたミスです。2四の角が5一に利いているぞと直前まで分かっていたのに、持ち駒の角を▲5一に打ってしまいました。△同角と取られてあっけなく投了。
ここでは▲8二角と打てば15手詰で詰んでました。
つくづく自信喪失でした。
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