喫茶 輪

コーヒーカップの耳

文化的刺激

2015-07-31 18:30:13 | アート・文化
今朝の神戸新聞に、先日お亡くなりになった伊勢田史郎さんを悼む記事が。


安水稔和氏が書かれている。
お二人の対談風景の写真も。
そう、伊勢田さん、安水先生は元「蜘蛛」の同人。
他に、君本昌久、中村隆さん。その4人で活動されたのだ。
単に同人誌に作品を発表するだけのものではなく、兵庫県の詩の興隆に尽くされたのだった。
わたしは君本さんだけには接していない。
しかしねえ、4人のうちの3人がお亡くなりになって、安水先生もお淋しいだろうな。

今日「輪」にご来店下さったのが、杉山先生のご息女、H美さん。
暑い中を、わたしの失策で来て頂くことになってしまった。
その失策の内容はここには書きません。恥ずかしすぎて。
でも有意義なお話を聞くことが出来ました。

A新聞社のA記者さんから電話が。
A記者さんは先日取材に見えた記者さん。
今日は二点の用事で。
一つは元タカラジェンヌの千村克子さんに関すること。
そしてもう一点は、富田砕花翁に関すること。
どちらもある人をご紹介しました。その人に詳しいことを取材してくださいと。
いい橋わたしができたでしょうか?

今日は文化的刺激を受けた日でした。
これも「輪」を細々とでも開いているからでしょうか?
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「フォートワース」

2015-07-31 07:34:40 | ブルーグラス
昨夜は久しぶりに木曜夜に自由時間が。木曜日は将棋会の例会日なのでね。
ということで、夙川のライブハウス「フォートワース」へ行ってきました。
昨夜はブルーグラスではなくカントリーだったのですが、お世話になっている浜崎くみ子さんが出演なさるというので。
フォートワースでは稲葉和裕さんも月に一回のソロライブがあるのですが、いつも木曜日ということで行けないのです。
で、昨夜はゲストが三人ということで3ステージまであったんですよね。
けどわたしは、2ステージが終ったところで帰ってきました。もうお歳です。
浜崎さんのステージがお目当てだったというのもありますが。
彼女はワンステージ目で良かったです。なかなかかわいい歌唱でした。声が若々しいのです。楽しめました。
ゲストが主役のステージでしたが、福原さんがステージの最初の一曲をやってくれはるんですね。
そして2ステージ目では終わりに時間が余ってるとかで二曲やってくれはりました。
ちょっと年行かはったけど、福原さん、さすがに上手い。




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おいしい定食?

2015-07-28 14:42:17 | 喫茶・輪
今うちの店の営業形態。
営業時間―午前八時ごろよりお昼過ぎごろまで。
定休日―土日月祭。
その他、休みたいとき休み。
営業品目―喫茶のみ。
ということで今日もお昼過ぎに看板は内へ入れて、「本日は閉店」の札を。
上に上がってズボンをはき替えようとパンツ一枚になったところへ「こんにちわ―」と声が。
扉の鍵を閉めてなかったのです。しかも灯りを消してなかったのです。
もしI井さんが来られたら、と思って。
家内が出てみると、お二人の見知らぬお客様が「なにか食べるものを」とのこと。
「もう食事はしてないんです」と言ったのだが、「となりの会社へ来て、食事場所をお聞きしたら、ここがおいしいと言うので」と。
暑い中、今更ほかを探すのが面倒そうで。
そこで家内がカレーを作ってお出ししました。
実はわたしたちがお昼に食べる予定だったのです。
それでご飯もなくなってしまって、わたしたちはインスタントラーメンということになりました。
しかしとなりの会社の誰が、そんな情報を伝えたのだろう?うちが定食をしなくなってからもう久しいのに。
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『うずくまる光』

2015-07-28 11:09:59 | 本・雑誌
先日、未知の人から小説集が送られてきた。

短編小説が7篇納められている。
著者は天野律子とおっしゃる女性。
1941年生まれとある。ということはわたしよりちょっとだけ上の人。ほぼ同年代といっていい。
少しずつ読み始めたのだが、かなりの筆力のある人。
しかしストーリーテラーではない。
どちらかと言えば私小説作家だろうか。
日常の生活を追いながら丹念に心象風景を描写してゆく。
同年代だからだろうか、共感しながら、自分の心の中を覗かれているような気にもなる。
まだあと半分ぐらいあるが、しみじみと楽しめそうだ。
しかし、なぜわたしに送られてきたのだろうか?
編集工房ノアから出ているので、もしかしたら社主の涸沢さんの意向かな?
涸沢さんとは昨日別のことで電話でお話ししたのだが、この本のことうっかり聞き忘れた。
ありがとうございます。お礼申します。
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洸人画伯からの暑中見舞い

2015-07-28 10:08:57 | 菅原洸人画伯
昨日、宅急便で新鮮なお魚を贈ってきて下さった人があったが、こんなハガキも届いていました。
菅原洸人画伯の奥様からの暑中見舞い状。
画伯が魚釣りしておられる自画像でしょうか?
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タコとチヌ

2015-07-27 14:01:22 | 杉山平一先生
いきなりタコとチヌが宅急便で送られてきた。
送り主の名前に微かな記憶が。
多分あの人。
日記を調べてみた。
あった。
昨年暮れに三木の山崎先生とお越しになった尼崎のN村さんだ。
杉山先生の話を聞かせてほしいということで。
それでお礼の電話をした。
杉山先生のことを書いた論文があるところで佳作に入ったと。
しかし、わたしの話を聞かれた時にはすでに原稿は仕上がっていて、参考にはされなかった様子。もしもっと早くにお聞きしていたら違う方向の論文になったものを、とおっしゃっておられた。
近いうちに、そのコピーを持って来て下さるとのこと。それはそれで楽しみである。
あ、そのN村さん、唯一の趣味が釣りだそうで、送ってこられたのはご自分で釣られたもの。
新鮮そのものというわけ。
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『星といちじく』

2015-07-27 09:05:13 | 原稿
先日ご来店下さったH見さんが「読んで頂ければ」と携えてこられたものがある。
原稿だ。本文、172枚。


『星といちじく』と題されている。
残念ながらコピーの文字が薄くて読みとれない所も多々あるが、H見さんの渾身の作品。
ご自身の体験ではあるが、実は日本の終戦後の貴重な記録でもある。
これは是非とも一冊にすべきものという気がする。残しておかなくては、と思う。
取りあえずは「歴史と神戸」にでも、連載という形で発表されては、という気がする。
ただ、文章上、少し整備しなければならない点もあるような。
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「おたまじゃくし」

2015-07-27 08:18:24 | 
今朝の神戸新聞「読者文芸」詩の欄の特選。

円丁力さんの「おたまじゃくし」です。
円丁さんという人をわたしは知らない。
で、この詩を読み始めて、これは子どもの作品か?と思いました。
子どもが書く平凡な詩を安水氏はなぜ特選に?といぶかしんで読み進めました。
ところが終わりの「嫁いでいった」で「アッ!」と思いました。
そしてそれが三度続いて感動がやってきました。
思わず唸りました。
わたしも元気で長生きできれば、やがてこんなことになるのでしょうが。
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M崎邸

2015-07-26 15:47:15 | 宮崎修二朗翁
今朝、M翁をお訪ねしました。
お宅の前は工事中です。狭い道を挟んでマンションが建つのです。
タワークレーンが立ってます。

飛んでいる鳥はトンビでしょうか?偶然写っていました。

工事現場です。

翁に車に乗って頂いて、ご一緒に奥様との最後のお別れに行ってきました。
きれいな花にうずまって、安らかなお顔でした。

翁から「出しておいて下さい」と封書をお預かりしました。
宛名の字を見て下さい。素晴らしいです。

とても93歳の人が書いた字には見えません。しかも一昨年には脳梗塞で半年も入院されたのですよ。今も週4回のリハビリに通っておられる。なんとも意志の強い人です。
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『傾いた家』

2015-07-26 14:51:35 | 
もう大分前にお贈り頂いていた詩集がある。
神田さよさんの『傾いた家』。

奥付けには6月10日発行とある。
これまで何度もページを開き読み始めたのだが、どうしても途中で停まってしまう。
読み進めないのだ。
わたしが色々と忙しいということもあるが、読むのにエネルギーが要るのである。
阪神大震災を経験し、その詩集を編んだこともある彼女が今度は東日本大震災に心を寄せ、何度も現地に足を運び、その中で生まれてきた詩だ。
しかし以前の阪神の時の詩とは全く異質。もっとも東日本大震災は阪神とは大きく性格が異なる震災である。津波があり、そしてなにより原発事故があった。それはまだ続き、いつ完了するか果てのないことでもある。

巻頭詩「笑う箱」。




そして「あとがき」


中に「これまでの事実を書き込むような自分の作品に、疑問を抱いていた」という言葉がある。
そうなんです。今度のこの詩集は通常の言葉では書かれていない。彼女の心の中のことが、暗喩を駆使しながら書かれている。言いすぎかもしれないが彼女にしかわからない言葉で書かれている。いや、分かろうと思って読めば理解できないことはない。全くの抽象的な言葉ではないから。しかし「しんどい」のである。読みかけてはやめ、読みかけてはやめたのも、そんなところに原因があるのだろう。重い重い詩集だ。今回の震災は先に書いたように原発事故がからんでいる。これは被災地だけの問題ではなく、日本全体、もっと言えば全人類的な問題でもある。そのことが書かれている。しかしやはり難しい。現代詩に馴染みのない人には到底読みこなせないだろう。するとこの詩集の意味は?書いた彼女ひとりのためのもの?もしかしたらそれで充分なのかも。そして次のステップに進むためのものだということで。あるいは、これから先の人のため。未来の人がこの詩集を読んだ時に俄然意味が出てきて評価されることになるのかも。詩集を出す意味には多分にそんなところがあるのかもしれない。到底わたしには無理な話だが。
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「岡田淳の世界」展

2015-07-26 08:26:03 | アート・文化
神戸文学館で「岡田淳の世界」という催しが行われている。
岡田さんは今大変人気のある児童文学者。

神戸文学館の館長さん、中野さんは、元神戸新聞記者さんで宮崎翁の部下だった人。
宮崎翁がかわいがっておられたとお聞きする。有能な記者さんだったのだ。

岡田淳さんだが、昔西宮で教師をされていたこともある人。
わたしの孫のkohが今、この人の児童文学にはまっていて大ファン。
わたしも読んだが面白い。

最近わたしが原稿を書かせて頂いた「半どん」に、この岡田さんもエッセーを載せておられた。






これによると、「月刊神戸っ子」に39年間も漫画を連載されていたとのこと。
驚きました。その連載は知っていましたが、39年間もだったとは!
もしかしたら、14年目に入っているわたしが最長なのではないかと思っていたのでした。しかし39年間とは!
その「神戸っ子」の最終回の漫画です。



2006年12月号。

「岡田淳の世界」展、行ってみなくちゃ。
他に神戸文学館の館長さんにもちょっと用事があるし。
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お別れに

2015-07-25 17:10:21 | 宮崎修二朗翁
M先生の奥様が今朝ほどお亡くなりになったとのお知らせを受け、家内とS女史と三人でお別れに行ってきました。
以前から、もしかの時はご夫婦とも告別式はしないとお聞きしていたもので。
93歳でしたがきれいなお顔をなさっていました。
M先生はこれからお一人での生活。
度々訪れたいのだが…。
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鶴見俊輔さんからのハガキ

2015-07-25 08:10:23 | 
昨日も今日も新聞紙上には鶴見俊輔さんの記事があふれている。
本当に今の時代にこそ、その発言が求められる人だ。
ちょっとだけ自慢させて下さい。
お会いしたのはいつだったかの「夕暮れ忌」の時。
講演をされたのだが、その講演の後、エレベーターの中で偶然二人だけになり、ちょっとだけ会話させて頂いた。
そして、その鶴見さんから一度だけお葉書を頂戴しています。
もう14年も前になる。拙詩集『コーヒーカップの耳』をお送りした時にお返事を頂いたのだ。

≪「コーヒーカップの耳」ありがとう。すばらしい詩集です。この詩がすばらしいとマークできるような形でなく、合体の形がすばらしいです。二〇〇一年二月十五日 鶴見俊輔≫
うれしいことを書いて下さっている。
次々と足立先生につながる人が亡くなられて淋しいことだ。
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喫煙

2015-07-24 12:27:32 | 喫茶・輪
「糖尿の数値が八百なんぼあってな」
と言うのは、昔の常連さんのFさん。
彼は他にも色々と問題をかかえていて、朝の薬が13種類だと。
医者に、これまでの生活習慣を尋ねられて「タバコ、昔から一日100本」とか答えたら「今さらもういいです。好きなように吸いなさい」と止められなかったと。
ということで今日もプカプカ吸っておられる。
そして「医者が言いよんねん。あんたは70歳までは無理やね、と。そやからあと7年、遊びまくろうと思てる」
Fさん、あっぱれと言うべきか。
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嫌味か本音か?

2015-07-24 08:08:17 | 喫茶・輪
店のゴミ袋管理はわたしの担当である。と言っても取り決めたわけではなく自然とそうなっている。
今朝、ゴミ収集日なので取り替えようとしたら新しい袋がない。
そうだ、この前無くなったのだった。
家内に言うと、「言ってもらわな」と不満を言われた。
そこでわたし、
「いや、あなたは世の中のこと全てお見通しの人だから」と言った。
すると彼女、
「それは嫌味ですか?」と。
わたし、
「いやいや、本音ですよ」
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