喫茶 輪

コーヒーカップの耳

子ども(孫たち)と遊ぶ

2010-04-30 22:42:09 | 日記

   Cimg0066

何か意味ありそうに小さなポケットアルバムを見ている。

朝のカウンター席の山さん。

さも、「見せてみい」と言わせたそうに。

今日のわたしは素直に乗ってあげる。

 「何を見てるん?ちょっと貸してみい」

 「ゴミ箱に捨てるなよ。あんたはやりかねんから」

二人の孫と写した写真だ。肩を組んで、鼻の下を思いっ切りのばして、デレ~として。

 「可愛いやん。爺に似なくて良かったなあ」

 「隔世遺伝や」

 「ちゃうやろ。隔隔世遺伝やろ」

      

滉、咲友くる。

早速お地蔵さんで遊ぶ。

近所の子と一緒。Cimg1123

楽しそうだ。

 これは咲友(さと)。

   Cimg1120

 藤棚の下で。

    Cimg1127

ボールが見えますか?

    Cimg1128

これです。

    Cimg1129

わたしに、ボールを木の上の、なるべく取りにくい所へ上げてくれと言うのです。

わたし身長、181,5cmです。

「よいとこに 来たと背高(せいたか) 使われる」  古川柳

そのボールを落として遊ぶのです。子どもはどんな遊びでも、楽しみます。

この後、この子たちはわたしをまだまだ離してはくれず、ドッジボールやサッカーなど付き合

わされて、ヘトヘトになりました。

      

明日から5日間、「輪」は休ませていただきます。

よろしくお願いいたします。

    

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雪のベルリン タカラヅカ

2010-04-29 18:32:03 | 千村克子さん

  Cimg0066

      

いいお天気でした。

加古川まで用事が有って行ってきました。ゴールデンウィーク初日で、道が混むかと心配しま

したが、午後から出たので思ったより早く、1時間弱で着きました。

      

うちの東を流れる東川の土手の榎です。

以前、樹上のカラスの巣をここにアップしたのを覚えておられるでしょうか。

今、こうなっております。

Cimg1118 もうカラスは棲んではいない様子です。

そして枝の異変がお分かりでしょうか?

白く変色しています。

そうです、枯れかけているのです。

樹齢100年は超す(200年以上かも)榎の大木が枯れかけているのです。

Cimg1115

一部の枝のみに新緑が見え、後は新芽が顔を出しません。

この木は瀕死の状態でしょう。

わたしは淋しいですねえ。子どものころに、すでに大木でした。当然いつもそこに見上げる榎

が有ったのです。

しかし、枯れ倒れるのは時間の問題でしょう 。なぜこうなったのでしょうか。

実はもう十年以上も前に、つまらぬ工事をしているんです。

防災工事だと称して、川底を掘り、コンクリートで固めてしまったのです。

何億円も使って。この川は深くしても意味は無いのに。海が近いのにね。

満潮の時には、海から水が上がってくるのですよ。そして大雨の時は、水門を閉めてポンプ

で海へ流すのですよ。川底を深める意味は全くないのです。

思うに、この辺りはお酒の宮水地帯です。汚水が地下に浸潤して宮水に悪影響をもたらさな

いように、防災の名を借りて、産業のための工事をコッソリとやったのではないでしょうか。

産官癒着ではないかと。

それで、サクラの古木も枯れてしまい、今度は榎です。この写真の木の北方にある、もう一

本も枯れています。わたしは水脈が変わったからだと思っています。この土手は2本の川に

挟まれています。云わばカマボコ型なのです。川の水を吸い上げられなくては、水枯れしてし

まいます。

地震の影響も多少あるかも知れませんが、わたしは、あの工事が悪かったと思っています。

      

      

先日、岩淵達治氏からご恵贈頂いた『雪のベルリン タカラヅカ』を読む。

Cimg1113

戯曲である。お芝居仕立て。

先に千村克子さんの日記や書簡を読んでいたので、ことさら興味深かった。

これを読んで改めて克子さんが日記に書いていることが実感を持って迫って来た。

日付と出来事がピッタリ重なるのである。当然です。

しかし70年前のことが、こうして証明されるように再現されると、わたしは感動します。

わたしはその当時の克子さんに惚れているから。

ホントにけなげなのです。正直なのです。

またもや思います。岩淵氏が、本を書く前に、千村さんの日記を手にしていたらと。

もっともっと、いい本になっただろうにと。

岩淵氏もわたしへの手紙に、「読めなかったことが実に残念でした」と書いておられる。

しかし、戯曲は登場人物が生き生きと動いて、ドキュメンタリーの『水晶の夜」とはまた違った

趣がありました。劇の中にのめりこんでしまいました。ただちょっと、関西弁の台詞に違和感

が…。岩淵氏が関西の人ではないからだろう。

      

明日30日(金)の「輪」のおすすめ定食は、

「手づくりハンバーグ」です。

よろしくお願いいたします。

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今日また珍客が

2010-04-28 22:10:45 | 日記

   Cimg0066

      

今日また珍客が。

Cimg11142

 左は、開店以来22年間、毎朝ほとんど欠かさず来店のMさん(85歳)である。

元気そのもの。つい最近までグランドに立ち審判をしておられた。

今は、毛筆の腕を生かして、優勝チームの表彰状のあて名書きなどをしておられる。

「このごろのチーム名には困る。カタカナはまだエエけど、英語(アルファベット)のチームが

増えて書きにくい」とこぼしておられる。なるほど、縦書きの表彰状ではねえ。

 真ん中は、先日、20年ぶりぐらいにお会いした、Yさん(76歳)。昔わたしが所属していた

野球チームの監督である。

わたしはそのチームで、敗勝戦処理投手でした。要するに勝っていても負けていても大差の

ついた後から投げるピッチャーです。

Yさんは、一見人の良さそうな人であるが、こと野球に関しては頑固一徹、抗議が通らず放棄

試合にしたことも。また、その後、ある高校の野球部監督に就任し軌道に乗せた人。

自身、高校野球時代、ノンプロ選手(もちろん、その先にはプロ)を目指しておられたのだ。

わたしたちのチームでは監督をしながらライト、2番バッターでよく打った。クラブ野球とはいえ

打率5割以上は凄いでしょ。そのころ、「僕、プロのピッチャーでも打てると思う」と言っておら

れたのを覚えている。

 右は初めてお会いする人、Uさん(76歳)。Yさんと高校時代ライバル校(甲陽学院)でエ

ースピッチャーとして活躍。そのころの甲陽は強かったのだ。

兵庫県の大会で、県芦屋高校と決勝で対戦し、惜しくも1:0で負けて甲子園出場を逃したの

だと。相手(芦屋)のその時のピッチャーは翌年も甲子園に出場し全国優勝した、植村義信

投手。後に毎日オリオンズに入団し最高勝率のタイトルを取るなど活躍。引退後はプロ野球

のコーチ、監督を務める。

Uさんは後に母校甲陽学院の野球部監督を17年間務め、外野までノックが届かなくなって辞

職したと。しかし今もクラブ野球で現役なのだ。

 Yさん、Uさんは、お二人とも、今も野球を楽しんでおられる。走れる間はやると。

わたしは信じられない。鍛えが違うのだ。

こんな人たちが「輪」で、わたしを含めて昔話に大きな花を咲かせ、楽しかった。

おっと、書き忘れるところだった。

 聞けば、このUさん、昔、わたしの父が死んでわたしが米屋を継いだ時(わたし17歳)に、  

卸会社の営業で、うちの担当だった人の弟さんなのだと。父が死んだ時、帳簿の付け方に困

って教えてもらった人がお兄さんなのだ。もう30年も会わない。

      

「輪」は明日休ませていただきます。

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虎皮下

2010-04-27 18:29:10 | 日記

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又また雨で、「輪」は商売になりません。

本ばかり読んでました。

その中で来店下さったのは、K川さん。久しぶりである。

この人もうちの店では古いお客さんだ。もう20年ぐらい。

初めは、鹿塩豊さんに連れられてだった。

鹿塩さんは、お客様の中で唯一友人になった人である。

お客様と友人には、普通なれないものである。

しかし、この人は例外。見事に心のきれいな人だった。

わたしより一歳下。

残念ながら、10年前に亡くなられた。

この人のことについては、いつか詳しく書きたい。

で、K川さんは、その鹿塩さんのお陰で、いまだにうちの近くの会社に出入り出来る業者さん

である。彼も鹿塩さんへの恩義を忘れてはいない。

「鹿塩さん、亡くなってからどれぐらいになるかなあ?」

わたし、店にある本箱から冊子を取り出して見て、「丁度10年です。2000年の7月17日でし

た」と。

亡くなられて一ヶ月後に、鹿塩さんについてのことを冊子にまとめ、2冊だけ手作りし、一冊を

仏前に供えたのだった。

K川さんとしばらく思い出話。改めて、「いい人やったなあ」と。

昨日、岩淵達治氏から手紙を頂いたと書いた。

そのことをもう少し。

封筒の表書きに「御侍史」と添えられていて恐縮したのだが、

手紙の末尾には、「虎皮下」(こひか)という言葉が。

御侍史はわたしも時に使うが、この言葉は知らなかった。

手元の『新明解国語辞典』には出ていない。

『広辞苑』には、「書簡文で、宛名の脇付け。多く、学者・軍人などへの手紙に用いる。」とあ

る。

これで益々恐れ入った次第であるが、わたしはさらに『日本国語大辞典』に当たってみた。

ー 虎の皮の敷物の下(もと)への意。手紙の脇付けに用いる。軍人や学者への手紙に多く

用いる。

 (用例) 「吾輩は猫である」  真(ん)中に、珍野苦沙彌先生虎皮下と八分体(はっぷんた

い)で肉太にしたためてある ー

勉強になりました。

明日28日(水)の日替わり定食は

「サバの煮つけ」です。

よろしくお願いいたします。

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ハプニング連続

2010-04-26 20:00:29 | 千村克子さん

   Cimg0066

      

今日は書くことがたくさんある。

 まず、神戸新聞「読者文芸」欄に、昔から懇意にして頂いている鈴木慎梧さんの詩「死と

  生」が載っている。

  時満ちるとき

   風に誘われ

   タンポポの綿毛は

   みんな飛びたつ

   木の葉は

   葉柄の根もとに

   新芽の命がうずくとき

   誰から言われずとも

   地に落ちる

   生きる目的は 死

   死ぬ目的は 生

選者の安水氏の「目的という語がいささかひっかかるが」という評はもっともと思う。

しかし、人生経験豊富な宗教者らしい詩だ。

『KOBECCO』に書いた「千村克子」さんのコピーを『水晶の夜』の著者、岩淵達治氏に送って

いたのだが、今日、返事の手紙が届いた。

氏は、ドイツ文学者、劇作家、翻訳家として数々の受賞歴をお持ちの人。

それによると、やはりあの千村さんの日記は貴重なものだったのだ。わたし一人が「貴重だ

貴重だ」と言って騒いでいるものではなかった。ちょっと安堵。

別便で、氏の著書、『雪のベルリン タカラヅカ』という戯曲集をご恵贈頂いた。

Cimg1113

ありがたい。読ませて頂きます。

和田英子さんから『現代詩神戸』231号が届く。

読ませて頂きますが、ちょっとお時間下さい。

地域情報誌『宮っ子』のインタビュー取材を「輪」で。

初めてお会いする人である。ところがインタビュー中に、思いがけない人が共通の知人に有

って驚く。もう30年もお会いしてない人が…。懐かしい。

そのインタビュー中に、来店されたお客様が、そのインタビュー相手の知人!しかも、うちの

店には滅多に見えない人で、久しぶりだったのだ。驚き!

さらに、その連れの人がまた、わたしが会うのが20年ぶりぐらいの人。

昔、草野球をしていた時のチームの監督。スゴイでしょ。これも涙が出るほど懐かしい。

さらにさらに、その人の知人(同級生)に、あの将棋のプロ棋士、わたしが親しくさせて頂いて

いる加古川の井上慶太八段の父上がいらっしゃると。

もう、今日のわたしの頭の中はパニックです。

まさに、この店は「輪」です。

他にもハプニングはあったのですが、ここには書けないことも。

 

明日27日の「輪」のおすすめ定食は

「うどん・おにぎり」セットです。

よろしくお願いいたします。

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神戸新聞さんよ

2010-04-25 12:27:54 | 日記

      

神戸新聞読書欄に『故郷七十年』(柳田國男・神戸新聞総合出版センター)の記事が大きく出

ていた。再再版されたと。

Cimg1078

わたしが持っているのは、1989年版である。

Cimg1079

最初は新聞連載の後、「のじぎく文庫」から昭和34年に出、次は昭和49年に「朝日選書」とし

て出ている。柳田國男の本では、貴重な一冊なのである。柳田國男の研究者は全てこの本

のお世話になる。

柳田の日記に以下の記述があるという。

「昭和32年12月14日、嘉治君神戸新聞の二記者を伴い来る。社の六十年記念の為に昔話

をする。十時半より夕方まで」

こうして、昭和33年1月より『故郷七十年』の200回に及ぶ連載が始まるのであるが、ここに

出てくる神戸新聞の二記者のうちの一人が、現、神戸史学会代表の宮崎修二朗氏である。

今88歳、お元気である。過去に、『柳田國男その源郷』、『柳田國男アルバム源郷』、『柳田

國男トレッキング』など、柳田に関する著書が多数ある。

にもかかわらず、である。今日の記事中、宮崎氏の名前が出てこない。この記事を書いた人

は、明石市文化財審議委員とのこと。宮崎氏の存在をご存じないのだろう。しかし神戸新聞

の記事である。偉大な先輩の尊い仕事の一端にも触れないのはいかがなものか。わたしは

不満である。

      

生前、わたしのことを、「わたしのペンフレンド」と言って下さっていた川柳作家、エッセイスト

の時実新子さんのご長女、安藤まどかさんからパンフレットが届いた。

Cimg1081

「言の葉ミュージアム 徳島県立文学書道館」の展覧会案内である。

Cimg1083

なぜ徳島?と思ったら、新子さん初めての新聞連載エッセーが徳島の新聞だったのだと。思

いがけなかった。「時実新子展」が徳島で、とは。そこで、一ヶ月の展示の間に安藤まどかさ

ん、渡辺美輪さん、玉岡かおるさんが、次々と講演されることになっている。

新子さんの展覧会は、彼女の生まれ故郷岡山でも行われる。こんなこともなぜ、神戸新聞が

後援などをして神戸でやらないのだろう?新子さんと神戸新聞との関わりは並ではないでしょ

う!神戸新聞の記者、有井基さんが、彼女を川柳欄の選者に抜擢したのが彼女のその後を

決定づけたのですから。

明日26日(月)の「輪」の日替わり定食は

「豚肉しょうが焼き」です。

よろしくお願いいたします。

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二人で討ち入り

2010-04-24 12:09:27 | 日記

   Cimg0066_2

洸人さんのホームページです。http://sugaharakoujin.com/

         

今日も寒いのに、朝起きたらすぐに隣のお地蔵さんへ。

滉は昨日、8度5分の熱があったというのに、今日はもう元気だ。

初体験の幼稚園で疲れていたのだろう。

Cimg1062_2

二人仲良く土遊び。大阪都心のマンションでは出来ないもんねえ。

Cimg1064_2

アッ、危ない!「気をつけよ」と言っても、

Cimg1067_2

「大丈夫!」と平気だ。

そして二人で討ち入り?

Cimg1072_2

誰をやっつけに行くのだろうか?どこか楽しげだ。

夕方、6時を過ぎて、ビールを飲みました。阪神勝ったし、気分良くしてたのですが、6時半に

ケータイのアラームが。

忘れていました。自治会の役員総会の時間が迫っていたのです。

昨夜から滉たちが来ていたので(言い訳だ!)ウッカリしてました。

アラーム、設定しておいて良かった。

7時からの会。少々赤い顔で、会計監査報告をしてきました。

気づかれただろうか。

「輪」は今日、明日とお休みをもらっています。

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洸人さん、ホームページ

2010-04-23 22:52:25 | 日記

   Cimg0066

滉、咲友、季代やって来る。

滉は、幼稚園の制服のままで。

Cimg1054  これに黄色い帽子をかぶるのだが、かえって幼く見えてしま

う。

『宮っ子』の編集委員で、カットと写真担当の堀徹さんが、個展の案内状を持って来店。

Cimg1056

西国三十三番札所を巡り、描きあげた作品の展示をするのだと。

「信仰心と趣味とが半々です」とのこと。

菅原洸人先生から、先日の個展訪問の礼状。

Cimg1057  Cimg1060_2

版画のハガキである。おしゃれですねえ。

額縁に入れると素晴らしいですよ。

洸人さんのホームページが開設されました。

http://sugaharakoujin.com/

「輪」は明日、明後日と休ませていただきます。

よろしくお願いいたします。

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〇〇記念日

2010-04-22 15:57:33 | 日記

朝からの雨で、今日も店はヒマ。困ったもんだ。

その雨の中、リュックを背負ってやって来られたのは、ボランティア(西宮楽らく探見隊)で西

宮の名所旧跡を徒歩で案内しておられる、K藤さん。

「えっ!物好きな人やねえ。この雨の中を」とわたし。

「そやねん、どう思う?こんな日に『新しいルートを試してくれ』言われて歩いて来たんやんか。

それも使えそうもないルートやねん。2時間もかかって」

このK藤さんは、『kobecco』に、「千村克子」さんを書くきっかけを下さった人である。

しかしバイタリティーのある人だ。

一頻りの会話をすますと、また雨の中へ風のように出て行かれた。

今日は、38回目の、〇〇記念日である。

Cimg0680 しかし、いつもと何も変わらない一日。今夜もわたしは、用海公民館へ「子ども将棋教

室」の指導に行く。

 

将棋教室から帰って来ました。

夜の冷たい雨で参加は少ないだろうと思っていた。

ところが、来る来る。25,6人がやって来て大賑わい。

初めての子(1年生)もやって来て、実力を試すと、結構強かった。

一人の子(3年生)が、折り畳みのパイプ椅子に指を挟まれてケガをし、親に電話して迎えに

来てもらったり、ちょっとバタバタと大変だった。

明日23日(金)のおすすめ定食は

「手づくりハンバーグ」です。

よろしくお願いいたします。

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街道をゆく

2010-04-21 16:38:16 | 日記

お昼のカウンター席。

今日のおすすめ定食「ヒラメフライの甘酢あんかけ」を注文したのは、山さん。

少し遅い時間で、これで売り切れ。

わたしは奥の厨房へ、

 「山さんですぅ。今日のおすすめ」とオーダーを通した。すると、

 「オーダー通すのに俺の名前は言うな!必要ないやろ。残り物を出しよるやないか!」

 「なんで分かるん?」

         

来月、恒例のバスツアーがある。

毎年わたしが案内役。と言っても、普通のバスガイドではない。

行き先とその周辺の文学と歴史のおしゃべり役だ。今年は近江、安土城跡。

わたしは行ったことがない。知識もない。

それで、これから勉強である。

テキストはこの本。

Cimg1053 司馬遼太郎さんの『街道をゆく』24「近江散歩 奈良散歩」

中に、「安土城跡と琵琶湖」という項がある。

少し読んだが、さすが司馬さん、いい文章ですねえ。歯切れが良くて、しかも情がある。ほれ

ぼれします。

 このごろバスは、シートベルトを締めなければならないので以前のように後ろを向いての

おしゃべりができない。これ、やりにくいですよぅ。目を合わせられないと反応が分からないの

でホントやりにくいです。

前を向いて座ってやるので、カンニングは可能です。、しかし、わたしは乗り物酔いをする。字

を読むとアッという間に酔う。で、大事なところは暗記したいのだが、このごろは頭が衰えて難

しくなってきた。やむを得ず拡大コピーしたのをカンニングをしなければならない。頭だけでは

なく、目も衰えているのです。 ああ、どうなることやら…。

      

自治会の会計監査をうちの店でする。会長、会計、監査2名の計4名で。

わたしはいつも、ナアナアではなく、伝票、帳簿を突き合わせてキッチリとやる。

会計さんもしっかりしておられて、監査しやすいように帳簿を整理しておられる。

無事すんで、次は週末に総会で監査報告。

          

明日22日の「輪」のおすすめ定食は、

「ラーメン定食」です。

よろしくお願いいたします。

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ゲキトバ

2010-04-20 18:21:29 | 日記

山さん 「もうこんな商売しとうないわ。もういっぺんあのころに戻りたいなあ」

     「どんなころ?」

山   「子どものころや。四万十川で遊んだ、あのころや。うなぎ獲り、面白かったなあ」

    「あんた、そんなきれいなとこで育ったんかいな。なんでそんなになってしもたん?」

山   「うるさい!俺にも子どものころがあったんじゃ!ああ、あの四万十川の梼原におっ

      たころに戻りたいなあ」

    「ええっ?もういっぺん、そのドロドロの人生を?」

山  「ちゃうわぇ!もういっぺん、真っ白な俺から、人生やり直したい言うとんねん」

    「そら無理や。生まれた時から汚れとったんちゃうん?」

                    

今朝のスポーツ紙。Cimg1050

でかでかと「ゲキ」という字が書いてある。

スポーツ紙記者の好きな言葉だ。しかし私は大嫌い。

以前は「檄を飛ばす」とよく書いていた。さすがにこの頃はカタカナで「ゲキ」だ。

しかしやはりダメだろう。元の意味は全く違うのだから。スポーツ紙の記者の程度を疑われて

も仕方がない。

私が言うより、高島俊男さんの著書から引こう。

Cimg1052 『お言葉ですが…』③

「ゲキトバ」新説より

<(略)たとえば「ゲキを飛ばす」というのがスポーツ記者は好きらしくて、よく出てくる。「なさけ

 ない負けかたに腹を立てた星野監督は選手を集めてゲキを飛ばした」

 これはねえ、もし言うなら「活を入れる」と言うんだよ。「ゲキを飛ばす」というのは、遠くにい

る味方(あるいは味方になる可能性がある勢力)に呼応を呼びかける書信を発すること。たと

えば鎌倉幕府打倒に立ちあがる決意をした武将が、「共に挙兵しよう」という手紙を持たせて

使者を各地に派遣する。その手紙が「ゲキ」、漢字で書けば「檄」だ。目の前にいる奴を叱り

つけるのをゲキなんて言うものか。

 スポーツ記者諸君は多分、ゲキというのは激励の略語で、強烈に激励することを「ゲキを飛

ばす」と言うんだと思っているんだろうね。学生のころに監督や上級生に叱られたら、「ゲキを

飛ばされたよ」なんて言っていたんだろう。>

 この後、「檄」という言葉のウンチクが縷々述べられているが、それは割愛。興味ある人に

は、本、お貸しいたします。

                    

明日21日(水)の「輪」のおすすめ定食は

「ヒラメフライの甘酢あんかけ」です。

よろしくお願いいたします。

 

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タラの芽

2010-04-19 19:13:29 | 日記

毎朝来店のS水さんが「食べますか?」と持って来て下さった。

タラの芽です。Cimg1049

山の向こうに少し土地を持っておられて、そこにポップコーンを植えに行って、ついでにこれを

採って来たのだと。

今夜、カーチャンに天ぷらにしてもらいます。ありがとうございます。

因みに、昨年はポップコーンを頂いた。ところが、この地でもアライグマが出没して、被害を受

けるのだと困っておられる。

今朝の「神戸新聞」の「読者文芸・詩」の欄に石井久美子さんの詩「一杯のお茶」が特選に。

いい生活詩です。短いので全文紹介します。

  口答えが増えてきた君

  だけどふいに夕食のときに

  お茶を入れてくれたりする

  出がらしのお茶一杯が

  私の心のすきまを

  上手に埋めてくれるのです

彼女、石井久美子さんは、わたしが言うのも失礼だが(彼女は何年か前の年間賞受賞者。ほ

かでも賞を受けている)、決して詩を書きなれているとは思えない。しかしその感性の良さで

いいところを切り取る。特別新しいことを書くわけではないが、「ああ、そうそう」と共感を呼

ぶ。上質のアンテナと発信器を持っているのだ。

彼女は一人息子の、れお君のことを幼いころからずっと詩に書き続けている。

以前は詩の中でも「れお君」と書いていた。しかし彼ももう6年生。最近、「れお君」はおかしい

だろうと思っていた。

この作品では、「君」となっている。良かった。

その後、れお君はこの春から中学1年生になっていることが分かりました。訂正させて頂きます。

明日20日(火)の「輪」のおすすめ定食は

「つけ麺うどん・おにぎり」セットです。

よろしくお願いいたします。

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泥ケーキ

2010-04-18 10:36:52 | 日記

Cimg1046

泥ダンゴと泥ケーキです。

昨日は、次々とお地蔵さんに子どもたちが集まって来て、賑やかでした。

大人を入れると10人以上。

お昼ご飯を床几の上で。うちの母ちゃんが焼きそばを作りました。

そして今朝は、誰もいなくて淋しそうな泥ダンゴです。

           Cimg0066_2

今日は孫がいないので、ゆっくりと原稿書き。

『kobecco』6月号の草稿作りである。

先日聞いた、ちょっと悲しいけど感銘を受けた話(庶民の中にも立派な人はいるものです。有

名人ばかりが偉いわけではないという話)を書いているのだが、仕上げるまでにはまだまだ。

                                                                                                                2010・4・18  akaru

明日19日(月)の「輪」のおすすめ定食は

「手づくりコロッケ」です。

よろしくお願いいたします。

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滉・咲友

2010-04-17 11:17:53 | 日記

幼稚園で身体検査があるのをママは忘れていて、滉の足をこのままで。

Cimg1024

「先生に何か言われなかった?」と聞くと、

「『滉君、すごい爪やねっ』て、言わはった。」

そらびっくりするわな。

         

昨日の雨が上がって、早速二人はお地蔵さんの境内へ。

いつもマンションに閉じ込められているから、外が恋しい。

Cimg1041

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泥遊びに夢中。

咲友に棒を振り回されて滉は、

Cimg1033

おい!やめろ

それを2体のお地蔵さまが優しく見守っておられる。

Cimg1042 Cimg1043

                

昨日載せた「山田の里だより」に、興味深い記事がありましたので紹介します。

 雑木林はどんな森

切っても自然に再生する森

  スギやヒノキなどの人工林と雑木林を比べると、こんな違いがあります。

 スギやヒノキは根元が一本の樹木(針葉樹)ですが、雑木林には根元(根株)から何本かの 

 幹が伸びている木が生えています。そして、このように根株からいくつもの幹が伸びてゆく  

 性質をもつ木は、伐採してもまた切り株から自然と芽生え(ひこばえ)、成長を続けて再びも

 との姿へ再生します。スギやヒノキの人工林では、伐採したあと苗木を植えて再生させます

 が、雑木林ではその必要はありません。切っても自然に再生する森、それが雑木林です。 

 (後略) [社団法人 全国林業改良普及協会:里山の雑木林より抜粋・転載]

なるほど、勉強になりました。

コメント (4)
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山田の里

2010-04-16 22:10:25 | 日記

      

朝からの雨で、店は今日もヒマ。困ったことだ。

      

神戸北区で森林環境学習ボランティアを目指して活動しておられる、西本紘二さんから、

三冊の冊子を贈られる。

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教材として作成された「山田の里」の図鑑である。

これはいいものを作られたと思う。

西本さんが頑張っておられるのを知ってうれしかった。

彼は、わたしが独身時代に、仕事上のお付き合いのあった人。

初めて詩集というものを手にしたのは彼からだった。

井上靖の散文詩集『北国』をプレゼントされたのだった。中の「人生」という詩に大きな感銘を

受けたのを覚えている。

彼は私より三歳ばかり年上。そしてお互い独身だった。あれからもう40年。今でも年賀状の

やり取りはしているが、会うことはない。

その彼からの贈り物はことのほかうれしかった。

これは彼が編集発行しているらしい「山田の里だより」  

   Cimg1022

ホームページを見て上げて下さい。

http://yamadanosato2005.web.infoseek.co.jp/index.htm

西本さん、お元気で頑張ってください。

滉、咲友、季代来。

「輪」は明日、明後日と休ませていただきます。

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