20日過ぎてから撤去工事をするとのことだった。
今日行ってみた。
こうなってました。
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これらは、私が公園緑地課の人に「残して下さい」とお願いしていたものです。
公園を整備する際に、どこかに建てておいてほしいと。
水溜めに「大正十三年三月」とあります。
これ、わたしが20年以上前に調べた時には見えてましたので記録しておりました。
ところがその後、すぐ脇に密着して花立てが建てられて見えなくなっていました。
大正13年といえば約90年の昔です。
少なくともそれ以前に、用海からここに来ておられたという証し。
歴史的文化財として、この地に保存して頂きたいとお願いしたのです。
公園法というのがあって難しいということでしたが、「そこを知恵を出してもらってなんとか…」とお願いしてあります。
さて、どうなるでしょうか?
灯篭などの他の石造物は撤去されて無くなってますので、なにか考えて下さっているのでしょうね。
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隣にあった稲荷社はすっかり跡かたもありませんでした。
http://www.asahi.com/articles/TKY201310280099.html
西宮のご出身でしたよね。
西女(現市西高校)の美術部に所属しておられて、その後輩になる人を取材したことがあります。その方はまだお元気ですが、岩谷さんのご冥福をお祈りいたします。
25日に家内の実家を源とする「いとこ会」が雨の城崎温泉であった。
台風接近の中、円山川は満水状況。9年前にはやはり台風で大きな被害を出したのだった。
わたしは本来部外者だが、その連れ合いも参加可ということで厚かましくも便乗させてもらった。
すでに亡くなった人、あるいは都合で参加できなかった人もあったが、70歳前後の者15人が賛集した。
初めて顔を合わす人も何人かあり、盛り上がりが少し心配されたが、いざ始まってみれば杞憂にすぎず大いに賑やかな会になった。
しまいには、旅館の方から時間延長を咎められるというようなことに。
後、一つの部屋に集まっての二次会も延々と…。
ある人は自分の知らない昔話を聞かされて涙を催す場面など、大いに意義のある会になった。
これを機会に次もやろうということに全員一致。
翌日も雨だったがすでに亡くなられた伯父さん、伯母さんたちの墓、3カ所に詣でる。
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一休みに寄った久美浜の喫茶店のマスターとママさんがおかしかった。
身なりを全く構わないおばあちゃんと、いかにも朴訥な感じのマスター。
手は震えてはおられませんでしたが…。
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二日間の但馬行は、かなり車を走らせて少し疲れましたが、楽しいものでした。
西宮文化協会主催の講演会を聞きに行ってきた。
西宮神社会館。時間ぎりぎりに行ったのだがほぼ満員の盛況だった。
講師は小西巧治さん。
「輪」へも何度かご来店頂いている。
この人は村上春樹の熱狂的なフアン。
で、春樹と西宮芦屋との関連を詳細に研究しておられる。その追求ぶりは誰にも負けないであろう。
でも今日の講演会、わたしは、西宮の風土と文化との関連を話された前半の方が良かった。ある程度知っていることとはいえ、その中に勉強になることが多々あった。
村上フアンにとっては後半の春樹と西宮に関することが面白かっただろうが、わたしもう一つ、村上文学に接していないのと、小西さんのその手の話は彼のブログでこれまでに詳しく見せて頂いているので新鮮ではなかったということ。でもしかし、彼、村上春樹の、小説などに登場する場面の多くに西宮がモデルになっている(西宮神社・旧西宮図書館・甲山・夙川・今津灯台など)ことを例を上げて世界に発信することは価値あることであろう。
ユニークな本が出ました。
『ぼくの創元社覚え書』(高橋輝次・龜鳴屋)
著者の高橋さんは、創元社の元編集者さんです。
わたしが高橋さんと知り合ったのは、『KOBECCO』が縁でした。
高橋さんが神戸のホテルで『KOBECCO』をたまたま見られて、わたしのエッセーに興味を持たれ、神戸っ子に問い合わせてお電話を下さったのでした。もう数年になります。
以後に出された高橋さんの著書、『ぼくの古本探検記』『誤植読本』は読ませて頂いた。
いや、その前に、高橋さんのお名前を知ったのは、宮崎翁からお借りした本『関西古本探検』だった。これは名著だと思う。読んでいて、Y先生の書かれたものに間違いがあるのを気付き、お教えしたら、喜ばれた。Y先生が直後に出版される予定の本に生かされたのだった。
と、余談は別に、この『ぼくの創元社覚え書』だ。
ユニークな装丁です。「ぼくの創元社覚え書」という文字が凸になっている。こんなのを何というのだろう?
指で触って読める。
表紙絵がいいですねえ。
グレゴリ青山さんという人の絵。
裏にそのグレゴリさんの説明がある。
―著者が編集者時代、先生の原稿をもらいに行ったあと、古本屋に寄って、ついドカ買いしたあと、会社の編集部にもどる階段の途中で“先生”だか社員に会って、あ、どうもとか言ってるところをちょっとアールデコ風にしたイラストです。―
決して上手くはない(わざとかな?)が、なんとも面白い文章だ。
奥付けのページも面白い。
復古調ですね。
「022」のシールが貼ってあります。限定540部というのもなにかおかしい。
そして、中にこんなページが。
どうぞお買い上げなさって下さい。
早い者勝ち…かな?1680円(税とも)です。
本屋さんには並びません。
わたしが仲介してもいいです。
午後 久しぶりにお墓参り。
実はお彼岸にお参り出来なかったのです。
一ヶ月遅れでした。
こんなことはこれまで覚えがない。
お寺さんにもご無沙汰してしまって、今日やっと、お供えという形<wbr></wbr>でお届けした次第。
ご先祖様申しわけございませんでした。
お墓の草もよく伸びてました。
やっとホッとしました。
隣の小学校の将棋クラブの指導に行きました。
前回、泣いてしまった子がいました。
先ず、その時のブログを見て下さい。↓
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20130909
その泣いた子、今日、やって来ました。
それで、始まりの時にわたし、5分ほど時間をもらってみんなに話しました。
≪なんでもやけど特に将棋は、弱い者は強いものに負ける。6年生が1年生に負けるのはよくあること。将棋で負けるのは決して恥ずかしいことではありません。わたしも大人になってからの大会で小学生に負けたことがあります。将棋というゲームは自分の分身の王様が蹴られたり叩かれたりと無残にやっつけられて悔しいものです。だけどそれに耐える訓練にもなります。将来、悔しいことはいっぱい起こります。その時のための力にもなります。相手にやさしく自分に厳しくの気持ちで続けて下さい。≫ほか色々話しました。
そして、リーグ戦を。
はじめは納得して楽しそうに指していたその子ども(6年生)ですが、やがて不穏な雰囲気に。
やはり学年が下の子に負けそうになって、というより、詰んでしまっているのに「負けました」と言わないのです。終らせないのです。涙をためて「6年生で全敗してる子はいない!」と自分を責めているのです。またわたしは順々に説得したのですが、どうしても「負けました」と言わず。わたしは、相手の子にそっと「我慢してな」と。
そして時間が来て終ってまたお話ししました。
帰りに、その子の頭を抱いて、「お前コラッ!もっと潔くせなあかん」と言ってやりました。その時にはもう素直な普通の顔をしていました。わかってくれたかなあ?
次はどうかな?
行ってきました。
「妹尾良昭 趣味の作品展」に。
正直驚いた。
こんなに立派なものとは想像していなかった。
40年間の集大成というのもうなづける。
石の底にピタリと合わせる台作りが難しく、それがまた楽しみなのだと。
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まだまだ面白い石がたくさん並んでいました。
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こちらは動画です。↓
http://www.youtube.com/watch?v=M6oAHNdY74o&feature=c4-overview&list=UUy-KubFsgxH4o3zejC9erFA
いや、面白いものを見せて頂きました。
一見の価値あり。会期は明日までです。
行って来ました。
先年亡くなられた、「名筆」創設者の村上翔雲さんの書(遺作)です。
八木重吉の詩を書かれたもの。翔雲さんには珍しいかも。わたしは初めて拝見する。
雅帖が良かった。
祥山さんからくわしくお話をお聞きしたが、この小さな作品は難しいのだと。
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これは廣田瑛子さん。
以前わたしの詩を書いて下さったことがある。実力派です。女性にしては骨太な字。
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これは佐竹淑子さん。自作詩だそうです。
詩の出来栄えは別として、素直な心が表現されています。書もまた素直な書きぶり。好感が持てます。
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これは我が六車明峰さん。自作句だそうで。スケールが大きくて、しかも細やかな情景が。
志水真智子さん。伊丹公子さんの詩「星祭」。志水さんも実力があります。
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このほかにもいっぱい面白い作品があります。
会期は20日まで。