前回のブログの続編だ。
これだけの時間と手間をかけて作った塩だが、生産者にはほとんど報われない対価となる(具体的には、伏せるけど)
現地通貨で言えば
およそ毎日の生活ギリギリの収入だろう。
塩作りは、乾期にしか出来ない。完全天日干しでもあるけど、単純に言えば「雨」「風」をしのぐカバーや囲いもない。
収穫(塩の)前に、突然の雨で全て振り出しに戻る事もままある訳だ。
「じゃあ、買えばいい」となるけど
それすら買うお金もないので、完全に天候任せ。
ほんまに過酷な中、塩作りをされてる生産者の方々。子供達もそんな苦労している親を見ると、都会(デンパサールやジャカルタ)に働きに出る選択となる…。
(日本の過疎地と同じだ)
生産者→加工業者→仲卸→配送→店舗販売
倍々ゲームやな。
仕組みは理解できるけど、何か理不尽な気もする。
もう少し、しっかりと考えて生産者の方が潤うシステム作りをしたいと思います❗️
その時は、皆さまにもご協力をお願いすると思うのでよろしくお願いします。
今は、ファンドの創設が具体的かなぁ。
さてさて、少し話は変わって
今回バリ島に行ったのは、もう1つの理由がある。
バリ島から高速船で40分
この島にも、いろんな縁があり
バリの知人含めて私も楽しい思い出を作って頂いた。しかし、今年ギリ島のすぐ隣ロンボク島で巨大地震があり友人のヴィラも崩壊。
震度6の余震が続く状態。
ギリ島の友人
すっかり疲れた表情だが、名前はスー。今は、家族を抱えて避難テント生活。
そんなスーを見兼ねて、サヌールの和食大和のオーナー修造がFBで仲間に支援金をアップしたところ多くの協賛者が集まった。
(もちろん、私も少なからず)
それを日本から送金することが、まぁまぁややこしい。あちこち聞いてみるものの、手数料が高いとか手続きが面倒だ。
「もぉ〜〜!俺が直接持って行くわ」
また、貧乏くじ引いたけど…。
それでも、直接スーに手渡せたのは
ほんま嬉しかったなぁ。
真ん中がスー。右手が大和のオーナー修造。
心なしか、スーにいつもの笑顔が戻って良かった。
ちょっと、長々と身内話になりすんません。
ともあれバリ島は、平和🕊
最後に今回のバリの楽しい写真もアップしておこう!
テジャクラの明け方(日の昇る前、漁場に向かう漁師)
そして日の出
3分ぐらいで、こんな風になる。
少しわかりづらいけど
うちのvilla inaseyaにも洗濯機を購入した。
仲良しバリの焼肉天壇!
バリ島にもアウトレットが、どんどん進出中。
宿泊したテジャクラのコテージ⁉️(villaかな?)
チャングーの夕焼け
バリの魅力って何❓と、よく聞かれるけど
一言で言えば「人」です。物に満たされる代わりに、お金を求める社会にはない充足感がある。
現地の人は、自由を第一に大切にして
その次に家族や友人。むしろお金は、かなり優先順位の後ろですね。
それだけに、悲しそうな彼らを見るのは辛い。
お金がなくてもいつも笑っているバリの人が、大好きなんです。
それでは、今回のブログはここまで!
次回ブログは、もちろん日本酒に関わる話で❣️