馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

生産者さんありき【吉田酒造】編 1

2012年02月13日 | Weblog




2月12日 (日)


朝9時40分(京都発)のサンダーバード9号車の中


大阪から登場の親方に自由席を確保していただき、わたくしと遥(まゆめのスタッフ)のおそらく珍道中…。


酒肴人の親方こと「高村」さんは、見るからに二日酔いやし


サンダーバードは、車内販売があるので親方はビールを飲んで二日酔いを取り戻す予定。


が…


幕の内弁当とお茶を買って、遥と半分こ(写真)


そして、食後2人で爆睡。

(-.-)zzZ(-.-)zzZ




今回の蔵元訪問のきっかけは「敦賀 なかや旅館」さんの会社創立でお伺いした時のブログにアップしております。


意気投合した吉田酒造の社長と親方は、わたくし巻き込み本日2月12日に蔵訪問の決定をした訳です。


福井県の吉田酒造さん。

メインブランドは「白龍」でございます!

※ 黒龍と違いますよ。

心配だった雪も収まった後らしく、福井駅前も積み上げられた80㌢ぐらいの雪が整理されてます。


その福井駅から乗り継ぎ目指すは「越前野中」


蔵訪問の前に軽く食事でもと思ってると全くの無人駅の上になにもないし…。(写真)


(;∇;)/~~


吉田酒造さんに電話して道順を聞けば「迎えに行きます」とのご返事。


御言葉に甘えて奥様運転の車で、酒蔵に到着(僅か3分でした)


奥様のご案内に従い土蔵に入ると、なんと!


昼食の用意(かなり豪華絢爛な)が、胡座膳にみっしりと…。(写真)


囲炉裏に炭をくべられ、完全なもてなし状態。


単純に喜ぶ親方と遥

お酒もどんどん出てくるし

※ あか~ん。酔っ払って蔵内にはいれへん…。醪も見たいし、作業の現場も拝見したいのに。


すると親方「え~やん、今こ~やって蔵元さんと奥さんと一緒に飲んで食べてしてる時間が大事なんやし~」

※ 全くハズレじゃありませんが、満腹の酔っ払いが蔵内をうろつくのは駄目です。


段々ええ感じ(酔っ払ってきた)になった親方と天然満開の酔っ払い遥は蔵訪問の意味を忘れて、間違いなく「宴会状態」 …。


親方「あ~!これは、燗つけなあかんなぁ」


奥様「すいません。今お湯を沸かして来ます」


と、親方が言えば



遥「奥さんとうちのアルバイトの女のコ凄く似てるんです」


奥様「え~!アルバイトの学生さんとですか?」

遥「何でもすぐにすいませんと謝るんですよ~」

一同「・・・・・」


やはり、同行メンバーは考えなければ…。


とりあえず「宴会状態」を一旦ストップして酒造現場に


ε=ε=┏( ・_・)┛


醪なんか飲んでどうすんの?


と言う親方を押さえ、現在ある醪を数種類いただき10日後に搾る山田錦60%の醪が最高!


親方「酔っ払ってんのに、こんな高いとこ登ったら危ないや~ん」


※ だから、言ったのに…。


蔵元さんと相談して、滓いりガス有りのスペシャルの要望を致しました。

奥様に福井駅まで送っていただきサンダーバードで一路京都に無事に到着~!


のはずが…

親方と遥を連れて京都珍道中の始まり。


おまけに敦賀のなかや旅館チームが京都にいるはず


(≧ε≦)


果たして、大丈夫なのか~!

続・続・続



吉田酒造の吉田社長(写真)


そして、奥様


本当にお世話になりました。


福井県の「吉田酒造」わたくし責任もって大切に取り扱いさせていただきます!


これからもよろしくお願い致します。