インドの世界遺産 オーランガバード編

昨日に引き続きぬまざわがお送りします　

今日は西インドで有名な街・オーランガバードの街にある世界遺産をご紹介します。

オーランガバードは、ムンバイから飛行機で５０分。アジャンタ・エローラ石窟がある街として有名です。アジャンタ石窟はオーランガバードの北東１０４キロのところにあり、バスで約２時間。入り口でバスを乗り換え石窟まで。


アジャンタは紀元前１世紀の前期窟と紀元５世紀の後期窟に分けられ３０の窟（未完成窟を含む）があります。１０００年以上もの間忘れ去られ１８１９年虎狩りのため訪れたイギリスのジョンスミスによって発見されました。



世界遺産アジャンタ石窟


形はこんな感じです


有名な１窟の蓮華手菩薩の壁画　だいぶ色がうすくなってきています
それでも素晴らしい壁画です！


第２窟の仏陀像を祀る本堂　


第２４窟の未完成窟　どのように掘り進んだかわかる貴重な窟です


第２６窟　アジャンタの中で一番きれいなチャイティヤ窟　ストゥーパを中心に素晴らしい彫刻の数々が刻まれた柱が並んでいます。


第２６窟にある涅槃仏

ちなみに写真はフラッシュなしなら可能です。
また、全部の窟ではないですが石窟に入る時、靴を脱ぐところもあります。

ゆっくり見ても２時間は最低かかります。時間があれば階段はありますが、反対側の展望台から石窟の全景もご覧いただけます。


続いては

世界遺産　エローラ石窟　（写真はカイラーサナータ寺院）

エローラ石窟はオーランガバードから約４０キロ　バスで一時間ちょっと北西にあります。ここには仏教石窟（１～１２窟　７，８世紀）、ヒンドゥー教石窟（１３～２９窟　６－９世紀）、そしてジャイナ教石窟（３０～３４窟　９世紀）と３つに分類されています。そして最大の見所が１６窟のカイラーサナータ寺院です。

７５６年工事に着手し、完成まで１００年以上　かなづちとノミで作り上げた。それも上上から彫っていったというのだから驚きです。


第１６窟　カイラーサナータ寺院（奥からの写真）


第１６窟　カイラーサナータ寺院（２階からの写真）


第１６窟　入り口からはこうなっていますが中に入ると驚きです


ジャイナ教窟の中の彫刻

エローラ石窟もゆっくりみれば２時間以上かかります。駆け足なら窟を少なく１６窟中心で見る人が多いと思います。


もっとご紹介したいところがたくさんありますが今日はこのへんで。
ぜひ皆様まだ訪れていない方、ご質問などあればご連絡下さい。
お待ちしております！

ぬまざわでした　　


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