RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

秘境!クィーンシャーロット諸島

2008年04月30日 16時42分31秒 | 添乗報告
昨年弊社が初めて募集した北太平洋に浮かぶクィーンシャーロット諸島の旅。カナダという先進国にありながら南部はほぼ無人に近いという秘境です。日本では写真家の故・星野道夫氏の著書によって幾度となく紹介され、ご存知の方もいらっしゃることでしょう。

昨年訪れた日本のグループは弊社だけでした。今年も6/7発で募集しております。

クィーンシャロット諸島には、かつて先住民族ハイダの独特な文化が栄えたものの、欧州人がもたらした天然痘が免疫力の無いハイダに瞬く間に蔓延、次々に亡くなり南島は無人と化したという悲劇の地でもあります。無人となったハイダの村は現在朽ち行くままとなっており、かろうじて立っているトーテムポールもあと10年以内に確実に朽ち果てると言われています。

一面に覆うスプルースやヘムロックといった巨木が鬱蒼とが生い茂る温帯雨林というクィーンシャーロットの独特な自然環境は、現在では厳しく保護され年間に訪れることのできる人数も限られています。手付かずの原生林は神々しいまでに美しく、ボートツアー中にはシャチやアザラシ、トドといった海洋動物だけでなく、ハクトウワシ、ワタリガラス、パフィン(ツノメドリ)などの鳥類、そして珍しいヒトデやウニ、貝類などにも出会うことができるでしょう。中でも圧巻なのは、ザトウクジラです。この時季、ザトウクジラはクィーンシャーロット周辺を回遊しますから、かなり期待できます。

素直に且つ強力に感動できる旅です。


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YOKOSO! JAPAN MINT

2008年04月28日 00時49分53秒 | 添乗報告
大阪支店の真田です。
以前「1000種類の香りをかぎ分けられる研究員」というのをテレビで紹介していました。その時同席していたビートたけしが「1000種類かぎ分けられる事より、1000種類の名前を覚えている方がすごい」と言っていましたが、私もそう思います。

さて1000種類とはいきませんが125種類の桜を見ることのできる場所が大阪市内にはあります。テレビや新聞でご存知の方も多いでしょう。造幣局の「桜の通り抜け」。
南門から北門までの560メートルの道に125種類370本の桜が植えられています。大半が開花の遅い八重桜であるため、桜前線が過ぎた後大阪市民はもう一度花見を楽しむ事ができるのです。もっとも「通り抜け」内は飲食禁止のため、「花よりビール」派の方は隣接する巨大な屋台村へどうぞ。「はし焼き(お好み焼きを割り箸に巻き付け、食べ歩きしやすくしたもの)」とか美味しい物が沢山ありますよ。

独立行政法人造幣局(JAPAN MINT)とは政府の一機関であり、貨幣を発行している所です。(ちなみに紙幣は政府とは無関係の日本銀行が発行しており、正式名称は「日本銀行券」です) なぜそんな所に大量の桜がという当然の疑問に対する答えですが、この辺りには以前藤堂藩の蔵屋敷があり、明治4年に造幣局が設立された時敷地と共に育成していた桜を譲り受けたということのようです。
(歴史メモ:「通り抜け」が始まったのは明治16年。「こんな良い眺めを職員だけで独占するのはもったいない」という幹部の発案でスタートしました。当初から見学順路は一方通行でいつしか「通り抜け」が固有名詞となりました。戦中戦後のわずかな時期を除き今に至るまで毎年開催されていますが、桜は大気汚染に弱く枯れやすいため品種の入れ替えは頻繁に行われているようです)

今年の「通り抜け」は残念ながら先日終了してしまいましたが、今年中にきれいな花が見たい!というお客様、キャラバントラベルの「花の旅」はいかがでしょうか。五台山辺りはオススメですよ。関空からも出ますし。(←いつもより余計に宣伝しております)


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願いを込めて・・・お祈り

2008年04月25日 13時50分35秒 | 添乗報告
丸山です。オリンピックの聖火リレーの問題、今尚解決の糸口も見えないチベット問題などの影響で正直中国のイメージダウンで中国ツアーへのお申し込みが少ない状況です。非常に残念で、会社としては苦しい状況ですが、人生は山もあれば谷もあります。「オリンピックが終わったら行きますよ」という多くのお客様の声を信じて頑張っていきたいと思います。写真は築地本願寺前です。社員・浅野と袁がお参りしました。とにかく、この状況を打破したいそんな気持ちだったと思います。私も同じ気持ちです。新しく送りました案内には中国以外のコースばかりです。自信のコースばかりですので是非ご検討いただければと存じます。


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銀座はハナミズキが真っ盛り

2008年04月24日 12時17分49秒 | 添乗報告
会社のあります銀座界隈の街路樹で多いのがハナミズキ。今、花が盛りを迎えています。

ハナミズキは、北アメリカ原産の落葉広葉樹でアメリカヤマボウシともいいます。日本に入ったのは、アメリカ・ワシントンに桜(ソメイヨシノ)を贈りましてその返礼として贈られたのが最初だそうです。ですから比較的最近日本に入ってきたものと言えますが、園芸品種として日本各地に急速に広がり、今では至るところで見られます。銀座のように街路樹が多いようですね。

今窓の下に見えますが、花の色は白とピンクが主です。他に赤に近いものなどもあるそうです。秋になると葉が紅葉しますから年間を通して楽しめる樹木なのです。


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インカの石積~クスコ~

2008年04月23日 09時18分12秒 | 添乗報告
南アメリカのペルーとボリビアのチチカカ湖周辺を中心としてケチュア族が作ったのがインカ帝国。13世紀に成立したと言われ16世紀(1532年)にスペインの征服者フランシスコ・ピサロに滅ぼされるまで続き、最盛期には80の民族、1000万人の人口をかかえチリ・エクアドルまでを版図としました。

その都がクスコ(Cusco)です。

ペルーの南東アンデス山脈中の標高3400mに位置し、現在はクスコ県となっており人口はおよそ30万人。ペルーで10番目の都市です。クスコとはケチュア語で「へそ」を意味するといいます。

インカ帝国侵略後、スペイン人はインカの街という街を徹底的に破壊しました。それはもう酷いものです。現在のペルー(南米と言ってもいいかもしれません)の街が中心に広場と教会があってという一定にパターン化されているのはそのためと言えるでしょう。ちなみに破壊を免れた唯一の街が昨日紹介したマチュピチュです。

都であったクスコは当然壊され、インカの魂と言える「太陽の神殿(コリカンチャ)」は土台を残して消滅し、その上に聖ドミンゴ教会が新たに建設されました。

実際に訪れてみると、土台として残されたインカ時代の石積みの精巧さには本当に驚かされます。石と石のあいだに「カミソリの刃一枚通さない」と形容されますが、まさにその通り。インカの中心地は地震の多い地域ですが、インカの石積みは地震にはびくともせず(耐震構造も見られます)、上ものの教会は数度倒壊したそうです。これまで教会建築は緻密な石造建築と私は思っていましたが、コリカンチャを見ますとまるで大人と子供。まったくお話にならないほどの差があります。

これほどの技術が、現在に残されていないのは本当に残念なことです。1983年、クスコの街は世界文化遺産に登録されました。
内藤でした。


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時間の有効活用に読書。内村鑑三「代表的日本人」

2008年04月22日 13時35分35秒 | 添乗報告
南米までは大変長いフライトです。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに着いた時は「日本から最も遠い都市にようこそ」と機内アナウンスがありました。
さて、その長時間過ごす飛行機の中で読んだ一冊がこれです。

明治のキリスト教思想家・内村鑑三が1908年に英語で著した「代表的日本人」。内村と札幌農学校で同級だった新渡戸稲造の「武士道」と並んで、日本の文化を西欧に伝えた“代表的”な書物です。

ここで内村は日本を代表する人物として、①西郷隆盛、②上杉鷹山、③二宮尊徳、④中江藤樹、⑤日蓮の5人を挙げています。いずれにも共通するのは、無私無欲であること、ある目的の為に力を傾注して達成し且つそれに奢らないこと、キリスト教にも通じる禁欲的求道者的姿勢などが挙げられるでしょうか。

現在、アメリカ大統領民主党候補として激戦中のヒラリー・クリントン氏の旦那さん、ご存知ビル・クリントン前大統領が来日した際、最も尊敬する日本人は上杉鷹山だと言ったそうですが、おそらく内村の「代表的日本人」を読んだ結果でしょう、と私は思っています。

確かに、現代の日本人が忘れてしまった美徳を思い出し、同じ振る舞いは難しいにしても頭の片隅にでもこれらの偉人達を知っていると知らないとでは随分違うことになるのではないか、と思います。

教育改革として道徳の授業云々がギロンされていますが、下手な道徳教育または、美しいナントカなどという偏狭なナショナリズム高揚教育よりは、伝記に学ぶほうが遥かに良いというのが私の持論です。その意味では格好の教材でしょう。
内藤でした。


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マチュピチュ

2008年04月22日 09時05分04秒 | 添乗報告
内藤です。
昨日に引き続き南米の旅の写真。今日はマチュピチュ。昨年、数ある世界遺産の中で、一番行きたいランキング(こんな感じの名前でした)で堂々1位となったのがマチュピチュ! ちなみに昨日のイグアスもかなり上位にランキングしていました。

一応、おなじみの場所で写真を撮ってみました。最もよく紹介されるアングルですね。

この日は大変良いお天気で、真っ青な空にみずみずしい緑が大変キレイでした。遺跡(現地のガイドはマチュピチュは遺跡ではなく街だと強調してましたが)の段々畑のコントラストもハッキリとしていました。



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イグアスの滝

2008年04月21日 17時54分58秒 | 添乗報告
内藤です。
昨日キャラバン初の南米の旅から帰って参りました。旅の途中、携帯のカメラですが何枚か写真を撮りましたので紹介いたします。

アルゼンチン(ブラジル)とペルーをまわる14日間の旅で、前半のハイライトは世界遺産にアルゼンチンとブラジルの両国でダブルに登録されているイグアスです。イグアスはアルゼンチンとブラジルの二国にまたがり、世界三大瀑布の一つに数えられていますが、全幅4キロというその圧倒的な迫力で世界最大の滝と言われています。

滝そのものは、有名な「悪魔ののど笛」をはじめ大部分はアルゼンチン領にあります。そのため、滝の全貌を見るにはブラジル側からでなければなりません。写真はブラジル側の遊歩道から撮ったものです。

イグアスとは先住民の言葉で「大いなる水」という意味だそうで、実際に滝を見るとまさにそのまんまです。



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新 世界遺産 武隆カルストへ行ってきました!

2008年04月15日 17時39分41秒 | 添乗報告
 皆さん、こんにちは。ひさびさ登場の東京・本田です。

先日、来月から始まる貴州省・茘波(れいは)と重慶・武隆(ぶりゅう)新世界遺産を巡る旅 9日間 シリーズツアーの最終打ち合わせに重慶と武隆へ行ってきました。

 このツアーは弊社社長の王が、昨年現地視察に赴き企画したツアーですが、当時は世界遺産に登録されて間もないこともあり、道路整備や新しいホテルの建設など、整備が完全に終っていない部分もあり、その確認と実際にお客様をお連れした場合の案内ルートなどを、もう一度現地手配会社の担当と一緒に歩いてまいりました。

 私は武隆へは初訪問でしたが、そのスケールの大きさには驚かされました。何度も訪れている重慶の近くに、こんな素晴らしい場所が存在していたことは感動です。『大きい、とにかく大きい!!』

写真の中の建物はチャン・イーモウ監督の新しい映画の撮影の為に建てられたセットです。

 『天坑(てんこう)』という名は日本では普通馴染みがないと思いますが、弊社のお客様の間では、広西チワン族自治区の巴馬(バマ)でもお馴染みです。私も巴馬で天坑を見ましたが、規模の大きさではそれらを軽く凌ぐ大きさです。ガラス張りのエレベーターと階段で天坑の底に下りると、そこは周りと遮断された異空間です。私は植物には余り詳しくありませんが、恐らく詳しい方が見れば、貴重な植物もご覧いただけるのではないでしょうか。。。

 しかし、階段は疲れます。本当に疲れます。いくらエレベーターがあると言っても、それだけでは素晴らしい景色には出会えません。階段を下りたり、上ることが観光には必要になります。ですから、黄山や張家界へ行ってもヘッチャラな方は大丈夫ですが、誰でも楽しめる観光地ではないことは、ハッキリ申し上げておきます。実際、下の写真をご覧いただきたいのですが、視察を終えた私とガイドがベンチで休憩すると、そこにはクッキリと汗の跡が付くくらいです(どっちが誰かは秘密です)。

 しかし、苦労はありますが、それだけに感動も多く、健脚の方は是非訪れていただきたい訪問地です。続々催行が決定してりますので、興味がある方は営業までご一報下さい。

 最後に、視察の後に食べた麺がとても美味でした。見た目に抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、本当においしかったので写真をアップしておきます。←ツアーでは残念ながら出ません

 

武陵源

2008年04月15日 10時02分22秒 | 中国
お久振りです。東京の浅野です。
先日、キョンシーの故郷、湖南省の武陵源へ行ってまいりました。
武陵源は湖南省の張家界市にある自然遺産で、
中国国内に6箇所の自然遺産があるうちの1つです。

尖った針山のような岩が天に向かい立っている風景を楽しめる場所です。
観光設備が整っており観光は非常にし易い場所なんです。
歩きながらの観光になりますが、仙人が住んでいそうな風景を見ていると
疲れも吹っ飛びます。

上から眺めたり、下から見上げたりと十分に楽しめる場所でした。
更に今回は張家界市で一番高い山、天門山や、天門洞などにも足を伸ばし、
湖南省のお勧めスポットを満喫してまいりました。

3月の下旬からは現地では、春爛漫。
山桜や、桃、椿、などの花も見れる時期でした。
新緑も綺麗でした。

と素敵なところを言い始めたらキリがない武陵源の旅。
まだまだ日本では知らない方も多い、湖南省の武陵源。

是非ご興味のある方、情報を集めている方
気軽にご連絡下さい。

春の武陵源は終わってしまいましたが、次は秋にお待ちしております。

浅野でした


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