RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

サハリンへ行ってきました

2009年05月30日 17時35分30秒 | 添乗報告
こんにちは、丸山です。先日、研修と視察を兼ねて極東ロシアのサハリンへ行ってきました。サハリンと聞くと「樺太」と呼ぶほうがぴったりくる方もいらっしゃると思います。ここはかつて日本が第2次世界大戦前まで統治していた地なのです。当然今はロシア領ですのでビザを取得しなければなりませんが、成田からわずか2時間にあるサハリンは北海道のわずか北に位置しています。正直、インパクトがあるような目玉の観光地はありませんが、まだまだ観光客は少なく、町を出てほどなくすると多くの自然があり、草原、森林、湖、湿原などがあります。花の時期ではありませんでしたが、沢山の花が咲くであろうポイントがいくつも見つけられました。きっと7月は綺麗な花で観光客を楽しませてくれるでしょう。また日本統治時代の建物も多く残されており、どこか郷愁感が漂っています。町もごちゃごちゃしておらず、北海道のように碁盤の目のようにしっかりと区画整備されていて、静かでおだやかながらも、発展の勢いを感じる町でした。
 弊社では夏の時期にサハリンの旅を設定しております。是非、皆様今年の夏はサハリンへ出かけてみてはいかがでしょうか。本日はご報告までですが、後日現地で撮ってきました写真をアップさせていただきます。

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中国四大霊場・五台山

2009年05月29日 20時46分11秒 | 添乗報告
皆様お元気でしょうか。
東京の浅野です。

先日中国の山西省へ行ってきました。
山西省は中国の歴史を体験するのには持って来いの場所であります。
山西省の大同から始まり、五台山、平遥古城、霊石、太原までの道のりを
走ってきました。その距離約2000kmありました。
黄土高原の大地を満喫する8日間でした。

世界遺産の雲崗石窟、平遥古城、鎮国寺、双林寺。
6月に世界遺産に登録される予定の霊場・五台山。
中国最古の木造建築の佛光寺、
中国最古の木造の塔、応県木塔
などなど、振り返ればきりがないほど、
素晴らしい建築物などを拝見してきました。

山西省は歴史の街、麺の街と言われる様に、まだ行かれたことがない方は
是非一度足を運んでみてください。

最近、新型インフルエンザで賑わっていますが、
思っていたより、大騒ぎではなかったので、安心しましたが、
そんな中ご参加いただきました皆様、誠に有難うございました。

早く騒ぎが落ち着き中国の山西省をはじめ、海外旅行を安心して楽しんで頂ける日が来る事を祈っております。
祈っています。

有難うございました。

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シーズン到来!!

2009年05月28日 19時27分57秒 | 添乗報告
すっかり季節も変わり、梅雨の足音が聞こえて来そうなお天気ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は、桜咲く韓国の旅より暫く添乗業務がなく、社内で仕事をしていました 

月が変わり、来月には早速いつものペースに戻り、添乗に行ってまいります 

6/1発 邯鄲の旅、6/22発 バインブルグの旅 にそれぞれ出発予定です。すっかり久しぶりの添乗になってしまい、少し緊張しています(笑) 

そして私の大好きなシルクロードのシーズンも、梅雨の到来と供に本格的に始まりますね 

新型インフルエンザの影響で自粛していた「かわら版」も現在急ピッチで構成を進めていますので、是非楽しみに待っていて下さい 

 特集のシルクロード企画は必見ですよ 

ではでは、行ってまいります 



 竹内


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雲南省の東北部で見た、春の花。

2009年05月25日 20時48分20秒 | 添乗報告
内藤です。中国の雲南から帰って参りました。

今回、意外にたくさんの種類の花を見ることができて、個人的にはそれが良かったと思っています。

キレイでしたので、その一部を紹介しましょう。上の写真は、岩壁に群生していたスミレの仲間です。分かりづらくて恐縮ですが、点々とある青がそのスミレです。大変あざやかでしょう?


これもちょっと分かりにくいですが、白いキンポウゲの群生です。この草原では、これからまた色々な花が咲くことでしょう。


サトイモ科のテンナンショウ。マムシグサとも言いますね。私は久しぶりに見られまして、個人的に大変うれしく思った植物です。

山に入るとシャクナゲがキレイでした。割とまともに撮れたのは白と黄色。ピンクの花も少しですが見られました。この辺ではおなじみの大木のシャクナゲ。花も大きく見ごたえがあります。



さらに高度が上がると森林限界を越えます。ハイマツのような(ハイマツではありません)低木にまじって、丈の低いツツジが咲いていました。


雲南省は本当に植物が豊富です。お隣の四川省にも負けないほど。

植物が豊富ならそれに集まる生物も多くなるのは当然で、今回印象的だったのは様々なチョウでした。帰ってから調べますと、この雲南東北部はチョウの宝庫でもあるそうです。道理で多い筈です(残念ながら良い写真にはなりませんでしたが)。

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南米のペルー

2009年05月20日 20時15分03秒 | 添乗報告
東京支店の指田です。先日のブログの続きです。皆様に少しでもいいものをご覧いただけるよう写真集めをしていて間が空きました。

第2部
朝、オリヤンタイタンボ駅より観光列車のビスタドーム号に乗りマチュピチュに向かいました。車内は清潔で快適、景色が良く見られるようにパノラマ車両になっています。そしてアグアス・カリエンテス(熱い水の意)駅に到着後、シャトルバスに乗りマチュピチュに向かいました。入場口より黄色い高山植物が咲く細い道を進んでいくと前が開け、眼下にあの夢にまで見た天空の都市・マチュピチュが広がりました。マチュピチュの地に足を付けた!!何とも言えない感動が込み上げてきました。

 
最初は雲がかかっていました。

 
暫くすると天が開くように晴れてきました。本当に素晴らしい。急に焼けつくような日差し。奥はワイナピチュ峰。


有名な段々畑。


午前中に行ったインカ橋。木造の部分があるのは敵が来た時に橋を落とすため。

今度はクスコからボリビアとの国境をまたぐチチカカ湖へ行く途中です。南米の背骨・アンデス山脈の風景は変化があり、特に真っ青な空と白い雲の美しさが印象的でした。


途中トイレ休憩に寄った所で飼育されているアンデス固有種の高山性動物・アルパカ、ビクーニャ、リャマ達が出迎えてくれました。

 
今回のツアー最高地点・ララヤ峠(4338M)。ここからチンゴーヤ峰が美しく見られました。

 
アンデス高原の日常。たくさんのアルパカが放牧されていましたが、その中の一つ・珍しいビクーニャの放牧が見られました。本当に可愛いです。

 
アンデス一番の大きな町・フリアカを過ぎ、チチカカ湖手前にあるシュスタニ遺跡。王族のお墓の跡が見られます。その周りを取り囲む紺碧の湖・ウマヨ湖。

 
ペルー最果ての地・チチカカ湖(3855M)面積は琵琶湖の約12倍もあります。チチカカ湖にはトトラと言う葦で作った浮嶋に暮らすウル族の暮らしを見ました。家や船などほとんどの物がトトラで作られ、若い茎は食することもできます。そして夕暮れのチチカカ胡をプーノの街から望みます。

ペルーは本当に素晴らしい所です。確かに遠い国ですが苦労しても行く価値のある所です。
現在南米の新コースを企画中です。是非、行ってみて下さい。


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ニュージーランド!!

2009年05月18日 20時15分41秒 | 添乗報告
4月20日から29日までニュージーランドへ行ってきました。
ご存知のように南半球にあるニュージーランドは季節が日本と反対になり、
この時期は秋となります。ニュージーランドは北島と南島がありますが、
今回は黄葉の時期ということもあり、大自然の宝庫・南島を巡ってきました。

本当は帰国したての熱々の情報をお届けしたかったのですが、帰国後は連休
に入り、連休明けは溜まった仕事の処理で・・・(言い訳でしかないですね)
とにかくその分盛沢山で報告しますので、是非ご覧下さい!!

この日はサザンアルプスを横断する山岳列車・トランツアルパイン鉄道に乗車し、
アーサーズ・パス国立公園へ向かいます。スプリングフィールド駅から出発!!
天候も良く、牧歌的な景色はまさにニュージーランドらしいのどかな風景です。



カンタベリー平野を抜け、車窓からは渓谷など雄大な景色に変わります。



この時期ならではの黄葉の景色も楽しめます。



アーサーズ・パス国立公園ではニュージーランドの希少な鳥・Keaに出会いました。
標高の高い所に生息するオウムの一種で緑色の羽で覆われていますが、羽を広げる
と赤い色が見えて綺麗です。「ケェィアー」という泣き声からケアーと名付けられ
たようですが、車のタイヤをパンクさせたり、物を持ち去ったり、とても頭が良い
(というより、いたづら好き・・・)鳥だそうです。運良く、3羽もお出迎えしてくれ
ました。



帰りはバスにて、途中観光しながらクライストチャーチに戻りました。
途中立ち寄ったピアソン湖・・・とても神秘的でした。



写真は名物ジェットボート!猛スピードで渓谷の川を走行し(時速何キロか分かりませんが・・・)
180度回転や岩壁をギリギリを走行するなど、スリル満点!(写真ではあまり迫力が伝わりませんが・・・)



ニュージーランドと言えば羊!牧羊犬の賢さには感心します。
追う犬!逃げる羊!って感じですね。



羊の毛刈り・・・主に押さえ込まれ身動き取れず僅か数分で別人に!(別羊ですね)



テカポ湖と善き羊飼いの教会。周辺の黄葉の木々とのコントラストがなんて
素晴らしいこと。。。名物のサーモン丼を食べてしばし休憩。(贅沢な時間です)



さて、いよいよマウントクック国立公園へ。早めにホテルに入り休憩。
多くのお客様はマウント・フライトに行かれましたので、私はホテルで待機ですが
このハミテージが素晴らしいこと!部屋からもマウントクック、レストランからも
マウントクック、カフェからもマウントクック。万年雪のマウントクックはいくら
見ても飽きさせません!待機とはいえ、とても優雅な時間を過ごしました。
※ちなみにマウント・フライトも大変好評のようでした。





いよいよ、アオラキ・マウントクックのハイキングへ。
比較的お手軽に雄大な景色が楽しめるフッカーバレーのコースを楽しみました。
何とハイキングガイドさんが2名付いてくれ、様々な植物を観察しながらゆっくり
歩きました。氷河湖や雪山など景色も素晴らしいですが、ガイドさんの解説に
より、一層自然を楽しめます。



天気も良く、雄大な景色で気分も最高!



いろいろな植物がありました。写真はエーデルワイスでしょうか。



天候に恵まれたので、ピクニックランチ。アオラキ・マウントクックを
目の前にしての昼食は何とも贅沢ですねー

ガイドさんがお湯を沸かしてコーヒー、紅茶を入れてくれます。
大変お世話になりました。



さて、旅も折り返し。今度はワナカへ向かいます。
ワナカ湖周辺のポプラの黄葉が綺麗です。
(今年は少し早いらしく、大分散っていましたが・・・それでも綺麗です)





ミルフォードサウンドへ行く途中は、雨によってできた滝が無数にありました。
(晴れると滝はなくなります)



ミルフォードサウンドのクルーズでは船が滝の近くまで接近します。
間近で迫力を体感したい方はデッキへ出ることをお勧めします。
(ただし濡れることを覚悟しておいた方が良いです)





あらら、アザラシさんもお出迎え。歓迎してくれているのでしょう。



その後、雄大な岩肌を間近に走る、タイエリ渓谷鉄道に乗車しゴールドラッシュで
沸いたダニーデンへ。



ダニーデン駅は外観も立派ですが、内部も素晴らしい駅舎です。




何だかまだまだ書き足りず、ほんの一部分だけですが、少しでも雰囲気が伝わって
いただけたらと思います。

ニュージーランド・・・人も国も本当に素晴らしい国です!

是非、一度訪れて見て下さい!

小山

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世界遺産と ”レッド・クリフ”

2009年05月12日 20時44分09秒 | 添乗報告
こんにちは!東京の松崎です。

皆様はゴールデンウィークをいかがお過ごしでしたか?
ニュースでは最長16連休というような話も聞かれましたが、不況、不況と言われるこの時代、長いお休みがあるのも喜んでいいのやら複雑なところです。

当の私は・・・と言いますと、4月26日~5月3日まで『世界遺産 武当山古建築群と三国志の史跡を訪ねる 8日間』に添乗で行って参りました!!

こちらのツアーは中国の湖北省を巡る旅で、おおまかに申し上げますと、旅の前半が世界遺産の武当山、後半が三国志のゆかりのある史跡を訪ねる内容になっています。

あまり紹介はされていませんが、武当山は道教の聖地として知られており山中に点在する道教寺院などが『武当山の古建築群』として世界遺産に登録されています。
山中には32の道教寺院があり今なお多くの道士が修行を続けられており、旅の途中でもその姿を幾度か見ることができました。(残念ながらお写真はNGの方がほとんどですが・・)

そそり立つ絶壁に建立された「南岩宮」


寺院はいずれも山中に建てられている為、階段の上り下りも多いのですが、山頂(1,631m)まではロープウェイで行く事ができます。

約25分の空中散歩です!


空中散歩の後はがんばって歩きます!!山頂に建立された「金殿」




こちらからは旅の後半。三国志ゆかりの場所をめぐりました。
赤壁古戦場をはじめ、諸葛孔明の「三顧の礼」の舞台となった古隆中や劉備が馬で激流を飛び越えたと言われる馬躍檀渓処、関羽が築いたと言われる荊州古城など三国志にゆかりのある場所を訪れました。


諸葛孔明が東南の風を呼び起こす儀式を行ったと言われる拝風台。


こちらは長江に面した絶壁に彫られた”レッド・クリフ”「赤壁」。



武当山にしても三国志の史跡にしましても、「地味な観光地」という印象をお持ちの方もいらっしゃると思います。
実際、万里の長城や九寨溝のような華やかさはございません。しかし、その分、俗化されていない素朴な中国の雰囲気を味わっていただけるのではないかと思います。

特に三国志が大好き!っと言う方にはぜひぜひお勧めさせていただきます!!

この先も9月13日、10月11日の出発予定がございますので、ご興味のある方、ツアーの詳細をお知りになりたい方はお気軽にお問合せ下さい!

ツアー日程はこちらをクリック!→http://www.caravan-travel.co.jp/tour/tour_detail_316.html

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黄土高原の今

2009年05月04日 11時57分56秒 | 添乗報告
大阪 沼澤です 
3月から添乗で久しぶりのブログUPです。

今回は黄土高原十大石窟の旅へ行っていました。西安から蘭州までの黄土高原に残る10の石窟を巡る旅で、10年以上前から数回このコースへ添乗してきましたが、久しぶりの再訪を楽しみにしていましたが・・・。

ちなみに
黄土高原とは、土壌のことで、特に黄河周辺のものが有名です。黄土は非常に固いが、水には簡単に浸食され、一旦崩れると粉状になって飛び散りやすい土壌です。長年にわたり現在の中国北西部の砂漠地帯から風に巻き上げられた砂塵がこの地に降り積もり堆積した結果、分厚い黄土の層ができた。黄土高原上の黄土は厚さ50mから80mに達し、特に隴東(甘粛省慶陽市付近)や陝西省北部では厚さ150mにも達する。最も厚い部分では200mになるそうです。
黄河が黄色いのも、日本にも飛んでくる黄砂も黄土が影響しているわけです。

しかし今回訪れ、景色は一変していました。

黄色の大地ばかりと思っていたのですが、緑がとても多くなっており、花もたくさん咲いているではないですか!
今回の時期だから花が多いこともあるのかもしれませんが、
   
菜の花や杏やライラックの一種や桐の花、いたるところに様々な花が咲いていてここはどこだ?とおもってしまいました。「黄土高原花の旅」とも言えるわねとお客様も喜んで、写真をパチパチと。

環境問題が深刻化している中で、黄土を利用して食物を植え、植樹をして黄砂や砂漠化を防ぐ努力をここ数年中国も力をいれていることが良くわかりました。

約1500年前の北魏や北周代から残る素晴らしい石窟、仏像、大仏、壁画などを見に行ったのですが、黄土高原の平らな所もなく、雨も少なく水もないような環境の中でも、植物も人間も一生懸命生きているのだなあと本当に感動しました。

次回は5/12から雲南省の新コース 紅土地(べにとち)へ行ってきます!

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