RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

秘密のテンジンSHOW

2009年07月30日 23時52分42秒 | 添乗報告
大阪支店の真田です。
皆既日食で一躍有名になった例の「悪石島」ですが、最初聞いた時は失礼ながら「縁起の悪い名前だ」と思ってしまいました。
大阪にもかつて「餓鬼島」なるものすごい地名がありましたが、かの菅原道真公が「それじゃ縁起悪すぎだろ」と改名させました。ちなみにその時道真公は大宰府に流される途中でして、縁もゆかりもない土地の心配してる場合じゃないだろとは思いますが、ともあれそこは今日も道真公が名付けた「福島」という地名で残っています。(大阪市福島区)

その道真公を祀っているのが大阪天満宮。そしてそこで毎年夏に行われるのが一千余年の歴史を誇る日本屈指の祭典「天神祭」です。正確には日本中の天満宮、天神社で25日(道真公の命日)に行われるのですが単純に「天神祭」と言えば7月25日の「大阪天神祭」を指すと言っても過言ではないでしょう。京都の祇園祭、東京の神田祭とあわせ「日本三大祭」と呼ばれることも。
メインイベントの陸渡御(りくとぎょ)では神様に氏地の平安を見てもらおうと氏子3,000人が4キロの行進をします。守護神の乗る車を中心に神輿、太鼓、旗、鉾などが行く光景は壮観です。さらにその後船渡御(ふなとぎょ)では御神霊や太鼓などがそれぞれの船に分乗し、大川を遡行します。最後に夜になるとご奉納の花火が打ち上げられ、祭はクライマックスを迎えます。
ちなみにこの天神祭には30年近い歴史を誇る「ギャルみこし」なるものが存在します。担ぎ手はオーディションで選ばれるのですが、選考方法はなんと「かくし芸」。2006年から年齢制限が撤廃されたのでこのブログをお読みの貴女も来年はどうですか。優秀者は海外旅行へご招待です(実話)。
(歴史メモ:天神祭は大阪天満宮が鎮座した翌々年の西暦951年から始まったとされています。当初は神鉾を川に流し、漂着した所で神様をお迎えするという地味なものでしたが、江戸時代以降全国区の祭となりました。陸渡御のコースも時代と共に変更され、70年代までは北新地(大阪支店の真向かい)まで来ていましたが交通量の増えた現在はもっと手前で折り返しています。残念。)

キャラバントラベルならオーディションを受けなくても海外旅行に行けますよ。ご招待はできませんが、真心のこもったサービスでおもてなし致します。


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速報!皆既日食ツアー成功!

2009年07月22日 13時14分27秒 | 添乗報告
昨日、「太陽と月の一大スペクタクル 皆既日食観測の旅 3日間」のツアーが出発しました。

本日、上海周辺のお天気が悪かったにも関わらず、弊社ツアーで観測の為に訪れている浙江省徳清市は薄曇。報告によると幸運に恵まれて無事に観測することができたそうです。しかも完璧に

現在、観測も終わり一行はホテルで休憩されていますが、同行のガイド(王邦文氏)より写真が届きましたので掲載させていただきます。

ホテルに隣接する広場で観測開始です。一番条件が良いと言われていた安吉を外し、敢えて40キロ離れた徳清にしたおかげで観測者は少なく、ほぼ貸切状態だったようです。


薄曇の中、日食が始まります


途中、若干雲に遮られた時もあったようです


皆既までもう少し


そして皆既!すばらしい!


皆既になった瞬間辺りは夜のように暗くなり、いくつか星もご覧いただけたとのことです。

約5分半の皆既中は、幸運にも一度も雲に遮られることなく観測することが出来、お客様も大変満足されたご様子です。

一行は午後から上海へ移動し1泊して明日帰国となりますが、後日添乗で同行の指田社員から当日の様子をより詳しくご紹介させていただくことになると思います。

取り急ぎ、ご報告まで。東京 本田でした


旅行医学会のセミナーに行ってきました

2009年07月22日 10時51分13秒 | 添乗報告
内藤です。先週、日本旅行医学会のセミナーに行ってきました。

セミナーは旅行会社に対象を限定したものではなく、医師や医学生、山小屋の管理人などさまざまな方が参加されていました。

講義は高山病から始まって、海外での感染症、落雷、傷の手当てまであって充実していましたが、医師も参加対象となっているためか多少専門的過ぎる部分や、逆に高山病では相当基礎的なことから話が始まっていました。

高山病と海外感染症の講義はネパールの専門医によるものでしたが、すべて英語で行われ面くらいました。高山病は何とか理解できましたが感染症は専門用語ばかりでサッパリで、自分の英語力不足を改めて痛感した次第です。

今回は現場の第一線で活躍されている専門医の話を聞くことで、現在弊社が取っている対応が正しいものかどうかを確かめることが一番の目的でした。

それに関しては大丈夫だろうと思えましたが、高山病に対する対応は随分と進歩していることを再認識できたことは収穫でした。

あと、個人的には落雷の話が大変興味を持って聞けました。落雷とは本当に怖いものですし、落雷地点から伝播した電流で被雷する「側雷」にも十分注意しなければいけないのですね。


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花のサハリン

2009年07月17日 13時26分23秒 | 添乗報告
丸山です。梅雨も明け、暑い日が続いていますね。私はちょうど関東地方梅雨明けの日、サハリンより帰国しました。成田からわずか2時間のフライトですが、暑くなくさわやかな気候の中、旅をしてきました。今回はカメラを持って行きませんでしたので残念ながら、写真を掲載することが出来ないのですが、予想以上の花々の綺麗さにただただ驚くばかりでした。北海道にも近いのですが、サハリンの固有種もあり、一面に咲く可憐な花々を本当に心を和ませてくれました。また日本統治時代の建物などの見学は、ご参加いただいたお客様の中に当時サハリンにいらした方もいて、今尚残る建物を見て感動されていました。ロシア極東地区はまだまだ未開発の部分もあり、今後も新たな旅先として注目されることでしょう。早速来年の夏も新しい極東の旅を計画中です。詳細は秘密ですが是非楽しみにしていて下さい。

真っ赤な大地

2009年07月15日 22時42分05秒 | 添乗報告
皆さんこんばんは!久々の投稿です。

先日、中国へ視察に出掛けてきました。場所は東北地方です。

今日は珍しい景色がご覧いただける場所をご紹介します!

大連または瀋陽から車で約3時間。遼寧省盤錦市郊外にある大洼県(石油が採れることでも有名)の海岸に、世界で一番葦が生息する湿地帯があり、そこでは珍しい景色がご覧いただけます。

その名は紅海灘!

とにかく写真の通り今の時期は真っ赤です。



これはマツナという植物が海水によって変色して赤くなるそうで、9月に入ると赤から紫、栗毛色になるそうです。

以前からこのような場所があることは知っていたのですが、今回ある場所を見に行くついでに寄ってみました。

このマツナという植物。変色していないものは食べられるそうで、実際に食べてきました。



味噌をつけていただくのですが、これがまた美味!食感もとてもよろしく美味しいです。←たまに茎が歯に挟まりますのでご注意を

また、紅海灘は渡り鳥が飛来することでも有名で、シーズンになると鶴や珍しい鴎もやってきます。

ご興味のある方は是非調べてみてください。

余談ですが、雲南省にも紅土地という写真家の間で知られている珍しい風景がご覧いただける場所があります。こちらは自然と人間のコラボですが、次回は11月がベストシーズンになります!只今好評募集中ですので、お問い合わせお待ちしております。

東京 本田でした





ブルーポピー

2009年07月02日 20時21分27秒 | 添乗報告
内藤です。四川省最高峰ミニヤコンカ(7556m)花紀行から戻りました。

この時期は高山植物のツアーが多いので、私は今回見られた花(本当にたくさん見られました)の中で、ブルーポピーに絞ってご紹介します。

少し早いかなとも思ったのですが、たくさん見られ良かったです。

まずは開花期が比較的遅めのメコノプシス属の中で早咲きの部類に入るメコノプシス・ヘンリキ。






そして、四川省西部でもっともポピュラーと言えるメコノプシス・ラセモサ。冒頭の写真もこれです。


下の写真、左右で色が全然違いますが、ともにラセモサです。




ラセモサと並んで代表的なブルーポピーであるメコノプシス・ホリデュラも一輪だけ見つけましたが、上手く撮れませんでした。次回は別の花を紹介いたします。何にしましょうか。


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