RAKUDA通信 海外&国内 添乗員の最新旅情報! 

こだわりの旅で世界の国々へご案内!㈱キャラバントラベルのスタッフによるブログ。コメント、ご質問歓迎!

自分磨き

2006年09月30日 14時01分20秒 | 添乗報告
こんにちは!松崎です。

添乗員という仕事がら、外国の方と接する機会が多いのですが、先日、キルギスでお世話になった現地のガイドさんが、先の旅行博覧会のために来日をされており、久しぶりに東京で再会しました。

食事をしながら、その時の思い出話などで花を咲かせていたのですが、その会話の中でこんなやりとりがありました。

私 :「またキルギスに行きたいな~」


彼 :「何で?」

私 :「自然がいっぱいあるし、のんびりしてるし、東京よりも静かだだし。」

彼 :「確かにキルギスはいい所だけど、東京の方が生活が便利だし物も豊かで楽しいと思うけどな。僕は東京に住んでみたいよ」

私 :「生活が多少不便でも、自然が多くてのんびりした暮らしができる所の方がいいよ」

彼 :「それは生活が豊かで不便のない暮らしをしているからじゃない?不便でもいいなんておかしいよ。便利な方がいいでしょ」

この会話をしていて、私はハッとしました。自分が「豊かな国」と呼ばれる国で生活をしていて、何気ない事でも当たり前に思っていたんだなと。便利な生活を当たり前と思っているがゆえに「少し不便でもいい」なんて事を平気で言えてしまったんです。 その後も、彼といろいろな話をしました。ソビエト時代の話、キルギスの政治、日本の政治の話。「不便」というものが、ただ単に物や生活の次元ではなく、国が変わった、自分の暮らしの根本が変わったという意味での大きな「不便」。話をしていて考えさせられる事がたくさんありました。

その中で彼が「キルギスを好きだと言ってくれてうれしい。自分の国を好きだといってくれるのはうれしい」と言ってくれました。
彼と話をしていて、感じだのは「自分の国」という意識をすごく持っているという事。それに比べて自分には「自分の国」という意識がすごく低いなって思い反省しました。

添乗員という仕事はお客様を案内する役目を持っていますが、それと同時に、自分の国である日本をもっと理解して、外国の方に「あなたの国はどんな国?」と聞かれた時に、きちんと説明できなくては恥ずかしいと思います。

キャラバントラベルのツアーでは、一般的に日本よりも生活水準が低いと言われている国を訪れる事が多くあります。
そのような国を皆様に紹介する立場である自分が「豊かボケ」をしていてはいけません。自分をもっと磨いて物質的な豊かさだけではなく、人間として心の豊かさを自分の中に育てていかなくてはと身を持って感じました。

ほんの1時間半の再会でしたが、彼との再会を喜ぶと同時にとても貴重な時間を過ごしました。ツアーの時もお世話になったのですが、またまた彼には感謝です。ありがとう!!

キルギスは自然豊かで人情味溢れる国。中央アジア諸国の中で日本人観光客がビザ不要で行ける唯一(2006年9月現在)の国でもあります!ぜひ一度訪れてみて下さい!!

燃油サーチャージって何だろ!!

2006年09月28日 16時04分42秒 | 添乗報告
東京本社の本田です。長引く原油価格高騰の影響を受け、各航空会社が設定している「燃油サーチャージ」。10月から中国系航空3社も、現行の国際線片道25ドルから、40ドルへと大幅に値上がりします。中国へ行く場合、航空券代の他に現地TAXも含めて1万円以上の諸費用が発生することになります。中国はそれでも安い方で、欧米などへ行く場合は更に高額になり、よく新聞で目にする航空券の広告「東京~ラスベガス ¥39,800~」などは、実際に航空券を購入しようとすると、航空券代の他に別途に約2万5千円の諸費用が必要です。そもそも「燃油サーチャージ」とは、燃油に関わる原価水準の異常な変動に対応する為に、航空会社が国土交通省に申請して、一定期間、一定条件の下に認可、設定された「燃油特別付加運賃」のことで、通常の航空運賃とは異なる性質の付加運賃のことです。簡単に言うと「ガソリン代が思ったより値上がったので、自分達の企業努力だけでは難しくなったから、値上がった分のガソリン代を払ってね」というもので、その値上げ分を航空運賃として値上げするのではなく、「燃油サーチャージ」という付加運賃を設定することで広く明確にし、搭乗する全ての人は公平に支払って下さいというものです。
 確かに、ここ数年航空会社は航空券の低価格化に努力しており、そこへ来た原油価格高騰によるコスト上昇は、航空運賃に転嫁されても仕方がないと思いますが、航空券代に対して、諸費用としては割合的にも高額になりすぎている現状、そして航空会社に代わって旅行会社がお客様から徴収するシステムを何とかして欲しいものです。これらの諸費用は航空券購入時に一括して航空会社へ支払う為、旅行会社が徴収することになっていますが、為替レートによって金額が変動したり、今回のように大幅な改定が度々あったりした際は、お客様への連絡は旅行会社がやるしかなく、連絡に関わる労力や経費は旅行会社が全部負担しており、お客様よりこのことで文句を言われるのも旅行会社という全く厄介なものになっています。海外旅行が敬遠されることにもなりかねない、この「燃油サーチャージ」。早く原油価格が落ち着いて撤廃されることを祈ります。バスやタクシー、鉄道にまで導入されてはたまりませんからね。因みに、2001年9月に起きた米同時多発テロの際、急遽設定された「航空保険料」なるものも、未だに撤廃されておりませんが・・・。

安倍内閣発足

2006年09月28日 13時23分14秒 | 添乗報告
内藤です。
「華がない」「チーム安倍」など色々言われていますが、安倍晋三内閣が発足しました。人事の良否はよく分かりませんが、私としては仕事に直結するということもあり、東アジア外交(特に日中関係)の改善を願っています。

隣国でお互いが大国であるのにこれだけ長い間首脳会談が開かれないのが異常だということは、私でも分かります。それぞれの主張は平行線で一向に進展せず、その間お互いのお互いに対する国民感情だけが取り残されるように冷えていった、という印象を持ちます。結果的に外交の停滞をまねき何ら改善されなかったという一点においては、小泉前首相は批判されても仕方が無いだろうと思います。

一方で、国家の政府間の関係と、民間の交流は別だと私は実感しています。幾度となく中国に添乗で行っておりますが、日本人だからということで不利益を被ったり、まして罵声を浴びせられたりといったことは、ただの一度もありません。これは他の社員や実際に旅行されたお客様も同様で、私が訊いた限りありませんでした。

当然、我々を迎える現地側旅行社は何とか旅を楽しんでもらおうと懸命です。不快な思いをせずに済んだのも彼らの努力が大きいという意見もあるでしょう。それは彼らにしてみたらそうですよね。誰も来なければ彼らの仕事が無くなる訳ですから。

しかし、旅行をしていると私たちをアテンドする人たちだけと接しているわけではなく、ホテルやレストラン、観光地から散策している時の通行人に至るまで、実にさまざまな現地の人と接しているのに気付きます。

そして彼らは普段どおりに、一生懸命な人は一生懸命、ぶっきらぼうな人はぶっきらぼうに接してくれます。特別警戒したり何かよそよそしかったりということもありません。また、お客様も普段どおり楽しそうに旅行されています。そういう方たちを見るにつけ、まだまだ捨てたものではないと思い、そこに希望を持ちます。

中国は報道規制をしているから現地の人は皆知らないという意見は論外です。勿論、当局による規制は批判されてしかるべきですが、今の時代、タイムリーではないにしろ皆知ってます。

なるほど外交というものは難しいでしょう。しかし最近の報道によればお互い突破口を開こうとする事実もあって、光が見えつつあるようです。この曙光が閉ざされることの無いよう願うばかりです。

旅の祭典!世界旅行博覧会

2006年09月25日 14時38分47秒 | 添乗報告
9月22,23,24日と3日間東京ビックサイトにて世界旅行博覧会が開催されました。キャラバントラベルもブースを出展し、私も参加しましたが普段あまり触れる機会のない国の文化を知り、また大勢のお客様とお話しすることが出来、非常に有意義なものでした。また来年参加して多くの方と交流したいと思います。さて、今回残念なことがありました。帰り際に片づけをしていると多くの紙袋やパンフレットが無造作に捨てられていました。私たちはお話をしてご興味あるお客様に資料を渡していましたので自分たちのパンフレットが捨てられてるのは見かけませんでしたが、他のパンフレットや資料がトイレや通路など辺り構わず捨てられてるのを見た時には心が痛みました。おそらく荷物が重くて持ち帰れなかったのだと思いますが、パンフレットを作るのにはお金がかかっており、紙をはじめ多くの資源が使われてるわけです。私たちにとっては大切なお客様ですが、一人のお客様である前に一人の人間としてもう少し自覚してほしいものです。豊かになり過ぎた国故の心の貧しさを感じました。小山

中国からパキスタンへ

2006年09月25日 00時04分20秒 | 中国
9月8日より中国・カシュガルよりクンジュラブ峠を越えパキスタン・イスラマバードまで約1300kmを走破して参りました。中パ公路=カラコルムハイウェイは中国側の道路工事が8月下旬に終わり、舗装された道は今までの半分以下に移動時間が縮されました。快適な旅の始まりかとおもいましたが、パキスタン側の道路は今までと変わらず、悪路が続いております。予定では今年11月末より工事車両が入り本格的な工事が始まるそうです!まだまだ時間がかかりそうですね。(余談ですが・・・パキスタン側の工事はすべて中国政府が資金を出し、中国の工事関係者が続々とパキスタン側へ入り、道路工事をするそうです。大型車両もスムーズに通れるような道路ができれば、パキスタンにある豊富な資源は中国へ大きく流れていくことでしょう。)

さて、旅の話に戻りますが、桃源郷・フンザは天候にも恵まれ最高の景色を見ることができました。秋の紅葉には早かったですが、天候が安定している時期でもありますし、夏の時期よりも雪解け水による被害も少なく、観光も非常にスムーズでした。また、パキスタンの人々が行く先々で手を振る様には、とても気持ちが温かくなり、旅をするにあたり安心して過ごすことが出来たと思います。次回はぜひ紅葉か春の杏の花が咲く時期に行きたいものです。

                                  Kロク

なにわ通信⑤

2006年09月14日 22時04分12秒 | 添乗報告
大阪に来て早2ヶ月が過ぎました。

最近本当に来てよかったなと思えることがあります。

それは大好きな阪神タイガースの試合がほぼ毎日見られることです。

サンテレビ万歳!!

特に今は逆転優勝に向けて盛り上がっている時なので

毎日家に帰ってテレビを見るのが楽しみになっています。

なんとか連覇を果たしてほしいものです。

さあ、今日も早く帰らなきゃ・・・

それではまた。ほなさいなら~

                        齊藤


誕生の喜びとともに

2006年09月14日 21時50分59秒 | 添乗報告
先日、 秋篠宮ご夫妻に3番目のお子さまが誕生しましたね。とてもめでたいことです。望まれた男の子ということですので、すくすくと元気に立派に育って欲しいと願っています。

さて、誕生といえば、キャラバントラベルの大阪支店も今年の夏に誕生したばかりです。なんでもそうですが誕生したばかりの時は、頼りなく心細いものです。
ですが時が経つにつれて、成長し立派になっていくものなのです。
我々も今は小さな赤ん坊に過ぎませんが皆様に愛され、励まされ成長できればいいなと思っています。

これからもどうかあたたかく見守ってください。よろしくお願いします。                     

                        齊藤

旅っていいな!

2006年09月11日 19時00分14秒 | 添乗報告

先日、ニュージーランドにいたときに知り合った人達と久しぶりに会いました。
ニュージーランドからその日の為に帰ってきた人達もいてびっくりしました。
ほんとに色々な話で盛り上がりました
中にはほんの数日旅で一緒だった人達、一度も会わなかったけど友達つながりで来てくれた人達、
ほんとに旅に出て良かったと思った瞬間でした。

弊社をご利用のお客様も旅に行って良かったと思ってくださっていれば幸いです。
大阪支店の一本目9月25日発の裏桂林陽朔滞在の旅も、もうすぐ出発です。
ご参加のみなさまにも旅っていいなと思っていただけるように陰ながら(私は社内に残りバックアップします)お手伝いさせていただきます

まだまだ暑い日が続きますのでお身体ご自愛下さい。

大阪支店 山口

巨大穴!カルスト山を見渡すとっておきの場所

2006年09月11日 18時11分43秒 | 添乗報告
東京本社の本田です。いよいよ「巨大穴・天坑と巴馬・長寿郷を訪ねて」のシリーズツアーが始まります。天坑(てんこう)、巴馬(ばま)と聞き慣れない名前や地名は、なかなか宣伝が難しく、まだまだ知名度は上がりませんが、ツアーが始まり、お客様に満足していただければ、少しずつ浸透していくと確信しております。今回、9/12発の一本目出発を前に、9/2から最終確認の為に現地へ行って参りました。詳しくは「きゃらばんかわら版」でご紹介するとして、私の率直な感想としては、「写真で見るより遥かに規模が大きく、素晴らしい・・・」ということです。今回、いい写真を撮ろうと張り切って出かけたのですが、私の持参したデジカメではファインダーに全然おさまらず、サクッと諦めて目に焼き付けることにしました。その中で、今回私が気に入った場所をご紹介します。それはツアーで訪れる大石囲天坑にあります。通常一般の人が訪れる展望台から、石の階段を約10~15分程登っていくと、山の天辺に展望台があります。そこまで登ると、天坑の穴は余り見えませんが、周囲のカルストの山々が見渡せます。観光客は誰もいなく、いい風が吹いており、私はそこへ1人で登ったのですが、大変感動いたしました。大石囲天坑へ行ったなら、少し頑張って山の上へ登ってみることをお薦めいたします。

内藤ひとこと

2006年09月08日 15時28分32秒 | 添乗報告
9月に入り少し涼しくなってきました。

今年の夏もいろいろ行きましたが、どこに行っても都市部の暑さは尋常じゃないですね。「ヒートアイランド現象」というんでしょうか。東京はもはや熱帯ではなかろうかと近年思います。

ところで、私の息子はこの夏から絵日記をつけていまして、もう1ヶ月以上になりますが、段々と文字(文章とはまだ言えません)を書くことに慣れていっているのがよく分かります。見返してみると中々おもしろいものです。

既に1冊書き終わり、2冊目に入っています。折角だから夏だけで終わらずに続けようということになったのです。かく言う私は、およそ日記というものはつけた事はありませんが、息子の絵日記がいつまで続くか、楽しみが増えました。