2019年4月、環境研究班が新たに2年生を募集しました。
「解散詐欺」といわれても反論できない大人の事情です。
さてこの年から大きく変わったことがあります。
それが類型枠の撤廃。環境システム科には2つの類型があり
2年生に進級する際、どちらかを選ぶのですが、
課題研究はそれぞれの類型の学習をより深めるものという考えのもと
研究班は各類型下に設けられていたのです。なぜなら果樹類型を選択していながら、
野菜を研究するというのは、選択した分野の課題を解決する意味合いから見ても
理屈に合わないからです。この考え方は他の学校でもほぼ同じです。
FLORAはビジネス類型所属。したがってビジネス類型を選択しなければ
入れませんでした。しかし環境研究は、工業にも農業にも関係するものなので
検討の結果、類型枠を撤廃してどの研究班も
自由に入れるように改革されました。さてこの年に入ってきた2年生は5名。
チームの愛称はTreasure Huntersです。彼らは3名が工業類型でした。
これは三和土で土壌流出を抑制する実験に取り組むHunters。
主任研究員は工業類型でした。短所は農業をあまり学んでいないので
栽培経験が少ないこと。しかしものづくりの発想で取り組める長所もあります。
このように2020年は、新しいシステムで活動が始まった年でした。
写真の左上の制服を着た先輩はBubble Boys。
親代わりとなって新たな環境班を育てていました。Bubble Boysは偉大です。