新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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三連敗のわけ!!

2016-09-01 18:02:31 | ウオーキング
それでは昨日の三連敗のわけを、お話しします。

まず1敗目。
前日の夜半まで、川越に出かけるつもりでした。ところがその後、お目当ての鳥は27日ごろに抜けてしまったとの情報を見つけました。わざわざ川越まで出かける必要が無くなりました。

そして2敗目。それではと急遽浦和に転進、別の鳥を狙ったのですが姿を見せません。先着のCMに聞きますと早朝ちらりと姿を見せたというのですが、結局昼間出会えませんでした。もっと粘ったらと言うご意見もありますが、それが3敗目に影響を受けるのでした。

3敗目。
昨日も掻きましたが、私、道がわかりにくく面倒くさいときは、いっその事歩いてしまえとする癖があります。
八時過ぎに埼京線中浦和に到着です。お目当ての公園にはバスがありますが、かなり離れたところを通過するようです。で、HPには、中浦和から緑道を30分と書かれていました。
徒歩30分なら距離にして2キロです。それならと歩き出しましたが、最後緑道が途絶えているのです。公園の案内板がなく迷った末結局右折して歩き出しました。左手に大きな施設が、どうもゴミ処理場のようです。人影が全くありません。500mほど歩いたでしょうか、施設の正門から夜勤明けでしょうか、年配の男性が。公園を聞いてみると全く方向が逆で緑道から左折だそうです。地図すきの私がなぜ地図を用意しなかったかと言いますと、巨大なスポーツ施設を含む緑地公園ですから、案内板がたっぷりあるかと思いましたら。それが全くないのです。だって100ヘクタールを超える公園なんですよ。

荒川を渡る国道の土手まで来ましたがこれ以上では川を渡ってしまいます。左岸にあるはずですから、近くにいた誘導員のおじさんに聞いてみると、土手を下りていく道を歩いていけば入口はありますよとのこと。右側全部公園ですからと言うではありませんか。しばらく歩いてやっと入り口らしきものが。
それにしても簡単な案内板だけです。それでも脇道に比べてしっかりした松並木なので、そこを歩きだしました。

見通しが利く一本道なのですが、人影がありません。どうも歩く道ではなくて車で通うための道のようです。
しばらくしてジョギングの方が追い越していきました。声を掛けました。『CMがたくさん集まっている所はありませんか』と。
彼曰く、こちらは一番南の端です、CMのいる場所は反対側の向こうの端です。向こうに見えるあそこがちょうど半分で1キロですから。そこからあと1キロです。という話です。

なんと、緑道で2キロ、ごみ処理場往復で1キロ、公園の並木道を2キロ、合計は片道5キロ歩くことになってしまいました。
それなのに鳥は午後3時ごろ、夕方でないと現れないというではありません。踏んだり蹴ったりです。
地元の御夫婦のCMに聞いてみたのですが、やはり近くにバス停はないそうです。南端まで戻らなければならないようです。
広大な荒川河川敷内の公園で、同様の公園がさらに隣接しており、やはり車で来るのが常識なようです。
中浦和から約5キロ歩いてきたというと、周りのCMからあきれられた笑いが出ておりました。

さてぐったりとした私は、昼まで我慢しましたが、そこで素直に敗戦を認め、別のルートで帰ってやれと公園の中を適当に歩き出しました。
スポーツ施設とか駐車場は点在しているのですが、その間が全く手付かずです。いわゆる河川敷の広い藪が広がっています。「マムシ注意」の看板が沢山立っておりましたが、当然と思われるほど湿地や葦原や背丈もあるほどの草が広がっています。ゴミ処理場で出会った男性が『毎年一人はマムシにかまれて死んでいる』という話もうなずけました。

荒川左岸には荒川に添ってもう一本鴨川があります。そこにはNHKの巨大な施設がありました。
田園地帯にはふさわしく無いようなすごいものでしたが、それはまた後日の報告です。

いま思いついたのですが、案内看板が全然ないのは、歩いてくる人を想定していないからでしょう。ひょっとすると道路には標識がたっぷりあるのかもしれません。これだから郊外の自然を歩いて探すのは大変なのです。結局炎天下の中、10キロを超す行軍でした。
コメント
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