新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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御朱印拝受「香取神宮」「鹿島神宮」②

2016-07-03 17:17:38 | 神社仏閣
昨日に続きまして茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」の御朱印拝受の報告です。

「鹿島神宮」
6年まえ御朱印拝受のきっかけとなった「香取神宮」のお詣りの時、なぜ「鹿島神宮」もお詣りしなかったのかと後悔しきりでした。
先日知人の御夫婦が両神社をお詣りしたと聞いて、思い切って出かけることにしたのです。

駐車料金の無料な第二駐車場に車を止め、きれいに整備された商店街を通り大鳥居をくぐってお詣りが始まりました。



本殿と奥宮の御朱印を頂きました。


オリジナルの御朱印帳が2種類と、全国一宮の立派な御朱印帳がありました。
御朱印帳のデザインが、よく見かける赤い楼門のデザインとこの猛禽類の二つでした。この猛禽類のデザインのある意味普通のと思ったのですが、受付の机に画家とその作品の解説が置かれていたので、それならばとこちらを頂くことにしました。が、残念ながらその解説を控えてくることを忘れてしまいました。

御朱印を頂く間、広い境内をゆっくりお参りすることにしました。通常なら社務所の近くで待つのですが、色々大きな神社をお詣りしてきましたが、古い佇まいとその奥深い森に、奥までおいでと呼ばれているようで案内図を片手に歩き出しました。

取敢えず大鳥居から紹介していきます。

門前町の方から大鳥居を眺めます。歩道や車道には石畳が引かれていました。10時前でしたが人出が少なく全く静かでした。奥に見えるのが楼門です。この神社は大鳥居から、本殿をはじめとする各種関係建物が近くにあります。
この日は7月1日でした。一日参りの団体さんが多く参拝されていました。


楼門をくぐったすぐに右手に、重要文化財の拝殿、本殿があります。この社殿は元和五年(1619年)二代将軍徳川秀忠公が寄進されたそうです。檜葺のいかにも昔の社殿であります。


拝殿に向かって左手を見ると、まっすぐに続くのは奥参道です。21万坪の神宮林の入り口です。こんなに素晴らしい参道を見逃すことはできません。

この鹿島神宮は茨城県でもトップのパワースポットです。この森の中にも「さざれ石」「御手洗池」「要石」などおおくのポイントがあります。下調べをしていかなかったのでほとんど見落としてしまいました。
唯一気が付いたのが「さざれ石」です。

これが「さざれ石」です。君が代に出てくる石です。これがその石ではなく、さざれ石自体は全国に存在するそうです。
さざれ石(石灰質角礫岩)は石灰石が長い年月の間に雨水で溶解とその粘着力の強い乳状液が次第に小石と凝結し段々と大きくなり、ついには巌となり河川の浸食により地表に露出し苔むしたものだそうです。


奥参道のおくにあるのが奥宮です。解説の高札を読んでください。

どうです、徳川家康寄進の社殿がそのまま現存することに感激です。勿論秀忠寄進の本殿にも感激しましたが。
この昔風のお社にびっくりです。昨日紹介した、「香取神宮」の徳川綱吉の造営の本殿との比較が面白いです。


奥宮を左に回り込んで全体を横から見ました。500年前に徳川家康がこのような古いタイプのお社を寄進したということを思うと、この「鹿島神宮」に対する昔からの人々の崇敬の念を感じられます。

50人近い参拝のグループが本殿や仮伝をお詣りする場面に出会いました。10人前後の神官の方がそのお参りを先導するような形で、しばらく見とれてしまいました。ふと足元の玉砂利を見ますと、神事に使われたのでしょうか、細かい白い紙吹雪が散っていました。

神社によく宝物殿があります。いつもは見ないのですが、「鹿島神宮」は武道の神様でもあります。1300年前の国宝の日本最古の直刀が展示されています。珍しく拝観したのでした。

次回は境内案内図に印をつけてパワースポットすべてを廻りたいです。
それともう一つ、トライアングルとして「香取神宮」「鹿島神宮」と紹介される「息栖神社」にお参りしたいと思っています。
コメント
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