打越通信

日記ふういろいろ

住民会の抱える問題

2009-03-13 06:58:14 | 日記ふう
わが住民会にはここ十数年来抱えている問題がある。
浄化層跡地利用の問題なのだ。
入居当時、調整池の横に浄化槽とポンプ小屋があった。
団地の汚水はここで処理されて放水されていたのだ。
入居してまもなく土地を開発した業者より住民会に調整池と浄化槽と土地が移管された。
調整池はすぐに市の河川課に移管されたが、浄化槽と土地は住民会に移管された。
団地は4つの組で構成され、そのなかから2名ずつの理事を出して運営されている。
住民会は法人格をもつ組織では無いため名義を移す事は出来ない。
そこで各組から一人ずつ理事の中から代表を決め、その4人の名義に書き換え移管したのだ。
そして数年前、汚水は市の汚水処理と直結してしまい、浄化槽とポンプ小屋は必要が無くなってしまったのだ。
ポンプ小屋は壊され浄化槽は土で埋められ更地になってしまったのだ。



その時に各組にあったゴミ捨て場もこの浄化槽跡地の一部に作られた。
その当時の住民会の役員達は、この問題を解決するにはこの団地だけで自治会を作り、跡地に公民館を建てようとしたのだ。
テラのオヤジもその時の役員で市の各部署を周り、市への譲渡を交渉したのだがダメだった。
もうこの問題を解決するには分町しか無いと思ったそうだ。
この分町問題は住民会を二分する問題へとなった。
賛成派と反対派である。
そして総会が開かれ、わずかな差で反対派が勝ち、分町は認められなくなってしまった。
そして、一昨年より市から浄化槽跡地に固定資産税がかかるようになった。

4名の名義を消す事と、税金対策をどうするのか?

そこで今年の理事達(私も含めて)は考えたのだ。
町に地縁団体になってもらい法人格を持ち、町に譲渡しようとしたしたのだ。
そして町の防火防災の倉庫を建てたら良いのではないかとのもくろみだった。
が、前回の自治会との話合いでこれまたダメになってしまった。
この土地を売るにしても、ゴミステーションがあるため、そこだけ残す事は出来ないのだ。



ゴミステーションを元に戻す事に住民会員はなんと言うだろう。
この問題を早く解決しなければ、次の世代には絶対に引き継げない問題なのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿