打越通信

日記ふういろいろ

脇田温泉

2017-12-21 21:10:31 | 温泉
寒い日が続いている。
日頃のパソコン画面からの目の疲れが肩から腰あたりに来ているし、ゴルフスイングの疲れもあり、こんな日は温泉だと福岡県内の温泉を探す。
これがなかなか無いもんだ。
熊本県内にはあちらこちらと有名どころの温泉が点在しているし、我が家から歩いて行ける温泉もあるのだが。
知らないだけだろうか、とりあえず近場で探し見つけたのがここだった。
クルマで一時間くらいというが久山から山道に入りかなり山深い所だった。
宮若市など初めて聞く名前だしどんな所だろうと興味もあった。
久山や古賀、飯塚といったところは知ってはいるが何せ初めて来る場所だった。
峠を越えて盆地のようなところに入ると「脇田温泉」の看板が見えてくる。



右に折れてしばらく道沿いを走ると少し大きな温泉旅館が見えて来た。
駐車場の看板を見つけ小高い丘の上に駐車場はあった。
温泉街というより一軒の大きな旅館で持っているようなところで、道沿いにもあまり人影はなかった。
前回行った下関の川棚温泉にしてもそうだけど温泉街というのはどこもあまり活気がないようだ。
しかしこれがまた温泉好きにとっては良いのかもしれない。
クルマを降りてしばらく旅館内だろうかブラブラと散策してみた。



小高い丘から細い廊下のようなところを降りていくと川が流れていた。
赤い橋が架かっていて情緒ある風景だった。



橋の上から川面を眺める。
その川沿いには遊歩道が整備されているようだが人影はなかった。
旅館の玄関先まで来てみた。
クラブ活動の合宿なのだろうか高校生らしき女学生たちが旅館を後にするところだった。
家族連れの人が旅館の前で写真を撮っていた。
どうもお隣の国の人たちのようだ。
こんな片田舎の温泉街まで入り込んで来ているのかと逆にびっくりした。
一通り散策を終え温泉に向かった。



入口の周りには露店(土産ものを売っていた)や料理店が並んでそれらしき雰囲気を作っていた。
だが客はほとんど見かけなかった。



料金は850円と少し高いかなと思ったが温泉はここしかないのでしょうがない。
しかし中に入ってみると露店風呂が何種類か並んでいて風呂しては立派なものだった。
一番奥にある大きな湯船に浸かった。
今にもみぞれが降りそうな中、湯船に浸かると最高に癒される。
温まっては冷やし、また温まる、至福の時間だった。
山間の温泉で湯船に浸かり、今年一年を振り返る、いやいやそんな無粋な事はしないのだ。

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