CSCA


コントロールして(へんげさん)

昨日記したとおり,人徳のなさから,未だ仕事場で他のメンバーとの距離感を計りかねている。
今のところは平和なのだが,何事か起こったら,上手く処理できるか,ビミョーだ。

そんなことを考えていて思い出したのが,「CSCA」。
以前,DMATなど災害医療に関わる方々に話を聞く機会があったのだが,CSCAの確立が現場活動では絶対とのことだった。

そのCSCAだが,以下の頭文字をとったもの。

C:Command&Control
災害現場は,とにかく大混乱となっている。そんな中で的確,適切な活動を行うためには,指揮命令・連携体制を確立しなければならない。
これには縦串と横串がある。
縦串は,誰を責任者として,その傘下にだれが入るのか。
横串は,どのチームが,他のどのチームと連携するのか。
これをまずはっきりさせておかないと,現場でウロウロ,オロオロすることになってしまう。

S:Security
活動に当たっては,安全を確保することが大前提。助けるために来たのに,助けられる側になってしまっては大迷惑。

C:Communication
チーム内で情報を共有することだけではなく,とにかく最新の情報を集めることも必要。
非日常空間では,状況は刻々と変化する。また,意思疎通なしでは,正確な指揮命令ができない。

A:Assessment
C・S・Cで現状を把握,評価し,活動方針を決定する。
活動した結果を評価し,C・S・Cを見直す。


言葉で書くのは簡単だが,実際の現場で理想的なCSCAはかなり厳しそう。とにかく状況は大混乱,ニーズは膨大だから。


CSCAは災害現場だけではなく,平常時でも意識すべきと思う。

指揮命令系統を明確にするのは当然。プロジェクトごとに連携する部署も変わるので,プロジェクト開始前に,役割分担も明確にしておく。

人員,予算が不足しないか,常に意識(何事があったら責任取らせる上役を明確にするため,稟議にはキッチリハンコ押してもらうのが一番のセーフティかも)。

メンバーとコミュニケーションを良くして,アンテナは常に高くしておく。「ほうれんそう」もきっちりやる。

計画に無理や漏れはないか,進捗管理を十分に行い,プロジェクトが最適化するように常に見直し。

うーん,アタリマエのことばかり並んでしまったが,やはりCSCAとなっている。

今の部署,このあたり甘いところがあるので,意識させることも仕事だな。
まあ,自分がちゃんとできているというのが前提になるが(<一番アヤシイ奴)
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