へヴィーオブジェクト(鎌池一馬)



久々にSFでも読もうかと思い,ついつい手を出してしまった。
最近はハヤカワを読む気力も体力もないのだ。
現在10巻刊行

国連が崩壊し,国家の概念があやふやとなってしまった近未来,戦争はなくなっていなかった。
しかし,戦場の主役は,核攻撃をも凌ぐ装甲を纏い,ほぼ無制限の電力を供給する炉を備え,レーザーやらビームやらレールガンやら大小100門以上の砲を持ち,時速500km以上のスピードで移動する,大きさ50m以上の巨大超兵器『オブジェクト』となっていた。

オブジェクトが跋扈する戦場を,クウェンサーとヘイヴィアの馬鹿二人が生身で駆け抜ける! 割とお気楽に

鎌池作品にしては珍しく,オカルト系は全くなし。完全科学サイド
兵器を操るのが美少女というのは,ライトノベルの性。まあ,主役ではないのでミリタリー色は薄まっていない。
オブジェクト解説ページでは,イラストがシルエットなので,メカ好きの方はコミカライズ版も推奨。

ミリタリーSFとしては,読みやすいし楽しめる。
クウェンサーがちと丈夫すぎる気もするが。まあ,未来の軍服なので防御力がかなり高いということで
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 私と悪魔の100... 忘却探偵シリ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。