立て続けにレア車の後ろにつく。
レア車と言っても、ランチアストラトスとか、ランチアラリー037とか、ランチアデルタS4とか、ランチアデルタHFンテグラーレエボルツィオーネⅡとか、ランチアデルタインテグラーレコレッツィオーネとかではない(<ランチア好き)。
ダイハツ ルミナス。
販売時期は、2008年12月から2012年3月まで。正式名称はブーンルミナス。
ブーンはトヨタがダイハツにオーダーして作ったパッソの兄弟車だが、ルミナス発売時期は、パッソとブーンはOEM関係になかった。
ダイハツが完全に独自で作った5ナンバーサイズ3列シート7人乗りミニバン。
しかし、ルミナスはトヨタにパッソセッテとしてOEMしている。チョット複雑。
7人乗れるのに全長は4.2メートルを切っている。車幅は5ナンバーサイズの1695mm
しかし、想像どおり3列目は実質的にマトモには座れないので、乗用型5ナンバーサイズ3列シートを欲しい人は、ウィッシュを買ってしまう。
話題にもならず人気も出ず、3年ちょっとで販売終了。累計販売台数は3250台。
お、思ったより売れていた。年間1000台に迫る。現在販売中のセダン勢より売れていたかも。
スバル トレジア。
販売時期は2010年11月から2016年7月。
中身はトヨタ ラクティス、というより、ダイハツ クー。これもダイハツが開発、製造したもの。
コンパクトな5ドアハッチバックだが、そこはスバル、1.5LにはAWDをラインナップした。
更に、STiからフロント、リアのスポイラー、アルミホイールまでだしていた。
累計販売台数は1万6千台以上(調べたが、はっきりした数字が見つからず)。
最近はメーカー間でのOEMが結構複雑なので、バッチだけ違って中身は全く同じが色々ある。
20世紀中は、OEMだとしても販売メーカーが独自色を出していたし、メーカー内の兄弟車も、販売チャンネルごとに独自色を出していた。
日本車独特の文化だったのだが、そういう時代はもう来ないだろうなー