Windows8.1にアップデートしたらスリープしなくなった

・・・いかにも検索エンジンで引っかかりそうなキーワードだが,そうなった。

しばらく前にWindows8(無印)から8.1にバージョンを上げた。
その時は気付かなかったのだが,夜,寝る前にDLを開始し,終わった後にスリープに移行するよう,コントロールパネル → 電源オプション → コンピュータがスリープ状態になる時間を変更 で,数十分後を設定したにも関わらず,朝,PCは元気に活動中。

何度かテストを繰り返したのだが,やはりスリープには移行しない。
たかだか数十分のDLのために,PCを朝まで起動させておくのはエコロジーではないし,HDDの寿命も縮める。


で,調べてみると,「ホームグループへの参加を削除すると解決」との情報が多数。
なるほど,共有に参加している場合,迂闊にPCがスリープしてしまうと共有ファイルにアクセスできなくなってしまうからか。
では,これを試す。




そもそもホームグループがないではないか!
PCをWindows8にしたときに,ホームグループは設定しなかったことを思い出す。
長女のPCとのやりとりは,単なる「共有ファイル」で足りるのだ。


更に調べると,電源制御状態について,コマンドによりレポート出来るようだ。

コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動し, 「powercfg /energy -output」を入力




デフォルトでは60秒モニタして,その後レポートを出力する。
メッセージでは,電源関連で9個エラーがあるようだ。




「energy-report.html」が,system32フォルダの直下に出力される。これをブラウザで開く。




レポートはちゃんと日本語になっている。
レポート内容を見ると,

「非アクティブの状態が続いた場合,モニタを切り,スリープになるように設定されていない」
・・・現在,そもそもスリープに移行しないので,設定は解除中

「USB デバイスはセレクティブ サスペンドになっていない」
・・・USB関連は電源制御関連の設定はいじっていないが,このエラー警告に対して,「このことによって、システムのスリープが妨げられることはありません」のメッセージが続く。

「プラットフォーム電源管理機能:PCI Express Active-State Power Management (ASPM) が無効です」
・・・現在,PCI Expressスロットには何も挿していない。デバイスマネージャーでPCI Expressのプロパティを見たが,電源関連の設定はない。

うむー 結局エラーレポートからは何も分からない。


powercfgコマンドでは,電源制御に関連しているデバイスもレポート出来るようだ。
「powercfg -requests」を入力。



特に何もなし。さて,手詰まりだ。

設定がどうにも入り組んでいるようなので,「電源オプション」からスリープに移行させることは諦める。
要は,スリープへ移行するためのコマンドをタイマー発行できればいいわけだ。
この辺りはフリーウェアの得意とするところと言う訳で,Vectorで検索。




P-shutdown timerを導入する。メインのインターフェースは至ってシンプル。シャットダウンやスタンバイまでの時間がカウントダウンされる。




「メニュー」→「設定」で,各種設定を行う。直感的で分かりやすい。
Windows7 / 8 の「スリープ」設定はないので,この場合は「スタンバイ」を選択する。
シャットダウンの際,何かソフトが立ち上がっていても,「プロセスを強制的に終了」設定があるので,終了させられる。

ということで,問題は解決。しかし,設定しても機能しないというのはどうなんだろう??
せめて,「こうこうこういう訳でこの設定は機能しません」アラート位は出すべきではないか?
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