冠水

九州の雨は落ち着いてきたようだが,まだまだ油断できない。
被害も情報が入ってくるようになると,かなり大規模なことが分かってきた。
被災地では,とにかく命を守る行動を。生きていれば何事もどうにかなる。

大雨の報道では,冠水した道路を車が泳ぐように走っている映像がよく映る。
『ホントに大丈夫か?』というくらい水深があるときも。

で,どの位の水位までは行けるかを調べてみると,機械的にはエアクリーナーが濡れなければ動くことは動く。
排気はマフラーが水没しても,エンジンが動いていればある程度は排気圧でどうにかなる。

が,現実問題として,エンジンルームがかなり浸かるようでは,電装系がやられる。室内に水が浸みてくれば,泥水が布に染み込み,臭いが取れなくなる。
ドア下より高い水位となると,車が止まった時に脱出が厳しくなる。

安全な水位はオイルパン下までだろう。普通車でだいたい15cm。これ以上の水位がある場所には侵入しない方が良い。

走っていると,水の深さは分からない。前に車がいれば,どの位浸っているか,よく観察したうえで行くかどうかを決める必要がある。
決して無理はしてはいけない。車をツブすだけでなく,命がなくなる場合もあるのだ
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