特別警報発令

50年に一度のレベルの豪雨に見舞われた栃木・イバラキ,特別警報が発令された。
気象庁の降雨量データや関連する河川のテレメータの値を見ると,日付が変わったあたりで発令されてもおかしくなかった。
豪雨の雨雲のラインは見事に鬼怒川と一致していた。
台風が2つ来なければ,ここまでの災害にはならなかっただろう。不幸としか言いようがない。

被災された皆様には,心よりお見舞い申し上げます。




電車は完全に運休となってしまったので,車で出勤する。念のため,ウチの周りを確認してから行くことに。
近くの農業用排水はあふれる寸前。この時期,用水は取水しないようになっているが,田植え時期を上回る水量。
やはりかなりの雨が降ったようだ。




地元を流れる河川(鬼怒川ではない) 。橋桁まではまだ余裕があるが,普段,撮影位置からは水面がやっと見える程度。
このまま降り続けると危険だ。
夕方,テレメータの値を見たが,少し上流では一時的に越水したようだ。




普段の雨では路肩に水がたまることのない幹線道路も,あちこちで水が溢れていた。
雨は強く見通しも悪い。ほとんどの車はヘッドライトを点灯していた。
悪天候の時は必ず点灯。自分が見るために前を照らすのではなく,周りの車に認識してもらうためだ。




冠水個所も多数。時々元気よく突っ込んでいく車がいるが,盛大に水しぶきが上がると周りの車に迷惑だし,思った以上に水深がある場合があるので,やってはいけない。朝,急ぎたい気持ちは分かるが,無理な運転の結果,身動きが取れなくなり半日つぶれることもある。

仕事場までは,普段の1.5倍の時間がかかった。
お昼過ぎからは雨も弱まり,夕方にはほぼ上がった。

しかし,予報では明日まで雨。場合によっては激しく降るとのこと。
油断しないようにしよう
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