通勤電車(会話 編)

帰りの電車は終電となる。始発駅から乗るので、出発まで少し時間があった。
本を読み出したのだが、すぐにウトウトしてしまった。
この寝ているか起きているか微妙な瞬間はとても気持が良いわけなのだが、

ポンポン、と、肩をたたかれる。

あんだよ、せっかく人が良い気持になっているのに、知り合いか?
こんな時間に乗ってくるのは宴会帰りのオッサンに決まっている。
めんどくせーなー 無視したろか

と、0.5秒位で考え、顔を上げると、関連会社の知り合い(♀、一回り以上年下、割と美人)がいた。

「お疲れ様でーす。残業ですか? 隣いいですか?」

そりゃあ瞬時に目も覚めるわな。どうぞどうぞ。

宴会? じゃあないよね(酒臭くない)。残業?

「いえいえ。友達と会っていました。今は一番忙しい時期ですよねー 最近は帰り遅いですか?」

と、地元の駅近くまで色々会話した訳だが


内容が仕事の話、税と社会保障の一体改革の話に尽きるってのは、なんなんでしょ??
もう少し気の利いた事が言えんのか、オレは? と、電車を降りるまで思っちゃうのは、やはり歳くった所為なんだろうな~
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