わど × たろ

「なんだよ! この文書は!!」と、上司。

いつもの如く、事前に内容を見せろと言うので、上司にデータを渡した。
で、途端にこれだ。

(はいはい、内容、みてくれとも、全くお気に召しませんでしたか)
と思う元気もなく、スイマセンと、心が全くこもっていない謝罪をする。

内容を見直しましてお渡ししますので、申し訳ございませんが、少し時間を下さい、と言うと、


「この文書、ワードで作ってあるだろうが! いつもいつもワードで作って!!」

(は?? 我が社の標準ソフトはMicrosoft Officeスイートと規定されていて、それに従って使っているだけなのですが、何故そこが問題に??)
とは口に出さず、

は??

だけ口に出す。

「私は一太郎が好きだし、ワードより一太郎が遙かに使いやすいの!! 一太郎以外のソフトは使いたくないし、認めない!!」


・・・


そう言えばこの上司、やたらに一太郎ファイルで寄こすな~ とは春先から思っていた。
確かに社内準標準ソフトとして、JustOfficeは指定されているが、あくまで『準』。

取引先などでは、Justの製品を導入していないところも多々ある。
基本Wordだ。
StarSuitesやOpenOfficeもあるが、とりあえずWord2003形式で作っておけば問題ない。

が、そもそもそれが許されないとは。

引き継いだPCに、一太郎がインストールされていたので、ATOK欲しさに勢いで買ったのかな~ と思っていたのだが、そうではなかったらしい。


まあ、昔々は私も一太郎ユーザー 8は今でも超スバラシイと思っている。
派手な表や細かい技を使わなければ、Wordでも一太郎でもかまわない。

ただ、ずーっとWordを使っているので、資産が膨大なのと、一太郎のメニュー構造をすっかり忘れているのがネック。時間がかかるのだ。

今回はほぼベタ打ち文書だったので、Textコピーで一太郎文書を作った。
コンバージョンは変な制御が入りまくるのでやらない。

ちなみに内容についてはほとんど何も言われなかった。

まあ、一太郎で作っても、お客に渡すときにはPDF変換すればいいか、と諦める。

ただ、「編集したいからWordでくれ」と言われたときは、二度手間になることが確定・・・

上司の文書は、だいたいがベタ打ちテキストにアンダーラインか強調入れるくらいなのだが。

Wordでいいじゃん!! とは言えないのがツライ・・・ 
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