くじらGOODS 81

ペーパークラフト(ちえのわ)


マクドナルドでもらった。
クジラと潜水艦を左の噴水でつなぐ。
上手くすれば、力をかけずに外せる。

が、未開封。
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次女出産記10

気が付けば、季節は梅雨も盛りとなっていた。
次女は「チョット小さい赤ちゃん」状態に。体重も2500gを超えている。

4ヶ月で体重3倍以上、このままいったら1歳になったら10kg超える、
・・・ワケはないな。


7月頭、ミルクもほ乳瓶で飲むようになり、奥さんのオッパイを吸う練習も始めていて、呼吸補助用のチューブも外れている。ボチボチ退院かな、と言う雰囲気が漂う中、先生から説明がある。

「体重も十分増えましたね。眼底の血管の発達具合、手首の骨は、まあ、大丈夫かな、と言う具合です。血液中の鉄分はやや低いので、しばらく鉄剤は続けることにしましょう。」

はいはい、もう大丈夫と言うことですよね。

「で、退院しても大丈夫だろうと言うことになりまして、昨日、総合的な検査をしたのですが・・・」

・・・?? なにかあったのかな?

「腹部のエコーをしまして、これは腸や腎臓とかを見る為だったのですが、たまたま肝臓も一緒に写ってまして・・・」

・・・??

「肝臓に腫瘍らしきものが見つかりました」

!!!!!

「まだはっきりとは言えないのですが、肝芽腫の可能性があります」

肝芽腫、子どもの肝臓に発生する悪性腫瘍(要するにガンである)のうち、最も頻度の高いもの。
小児の腫瘍タイプのガンとしては,神経芽腫、ウイルムス腫瘍(腎芽腫)に次いで多いそうだ。
日本における肝芽腫の年間発生数は、およそ30~40人程度。乳児数万人から数10万人に1人の割合だが、超低出生体重児では約40倍、発生しやすく、進行している例が多い。
因果関係は不明だが、新生児期や乳児期に酸素投与すると肝芽腫が発生しやすくなるらしい。
低出生体重児に肝芽腫が発生しやすい理由は、今のところ不明だそうだ。

私も奥さんも言葉を失った。


長い沈黙の後、先生が続けた。
「一応、経過を見たいので、退院はもう少し先にしたいと思います。」

我々はうなずくしかなかった。

「今はそれほど大きくありません。1cm程度です。今後は血液中のα-フェトプロテインという成分の値と、エコーを定期的に行います。」


肝芽腫と確定すれば、化学療法や外科治療を行うことになるだろう。

次女は笑うようになっていた。
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