国慶節

猫達が火車の下段の席が買えなかったのは、国慶節の連休に近かったため帰省客が多かったからです。しかも今年は６０周年とかで、気合が入ってるし。
国慶節ってどんなことをするんだろう？どんなイベントがあるのかな？と思ってテレビを見ると、盛大な閲兵式。これを見て中国の人たちは何を思うのでしょう？猫はたまに自衛隊の車列に出くわしただけで、何故かドキドキするので、次から次に出てくる軍隊と戦車等に、口があんぐり・・・。そしてしばらくして飽きちゃいました。
ただ６０周年を記念して作られたドラマ「咱バー咱マー的六十年（わが父わが母の６０年）」にはまちゃいまして、毎晩老鼠父と並んで見てました。老鼠父の解説つきで。
老鼠父「昔は糧票と言うのがあって、配給制だったんだよ。」
猫　　「日本も両親が子供の頃は貧しくて、父はサツマイモと魚（島生まれなので）しか食べられなかったので、今はサツマイモと魚が苦手になってます。」
老鼠父「へぇ、日本でもそんな時代があったの？」
どうやら日本は戦後いきなり豊かになったと思っていたようです。そして日本鬼子という言葉が出てくるたびに、固まる２人・・・。あなたの隣に座っているのはその日本鬼子ですよ～。
中国のドラマばかりでは知らない日本がある、知らない日本人がいると言うことを分かってもらえたかしら。猫もまだまだ知らない中国があると思いました。
帰国しないといけないので、残念ながらそのドラマを最後まで見ることが出来ませんでした。たぶん激動の６０年を生きた父母は、昔は苦労したけど子や孫に囲まれて幸せな余生をすごしましたと言うハッピーエンドだと思いますが。
それにしても７０周年を迎える頃の中国は、一体どうなっているんでしょう？

写真：双鴨山の町並み。そういえばケンタッキーはあったけどマクドナルドを見かけなかったな。ケンタッキーでも１度食事したら国慶節の連休だと言うことで割引券もらいました。バザーもしてました。国慶節はお得？？